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<ディープ・コアII>は重量5000トン、スラスタ及び潜航艇による曳航によって1.5ノットで移動可能。5人の作業員で運転可能な泥水循環方式の半自動式掘削装置を備える。その他ROVオペレータ、潜航艇パイロット、混合ガス制御要員など計10人で運用されている。
作業用有人潜航艇<キャブ・ワン>、<キャブ・スリー>、大型の<フラットベッド>の3隻を備え、船内のムーンプールから出入りする。また有線式ROV<ビッグ・ギーグ>と<リトル・ギーク>を備える。約6度Cの海中での作業には温熱式潜水服(ドライスーツ)が用いられる。
洋上の母船<ベンシック・エクスプローラー>と支援ケーブルで結ばれているが、荒天時は支援ケーブルを切り離す。切り離し後の通信には超音波トランシーバーUQCが用いられる。
船内は従来の”トライミックス”と呼ばれる混合ガス(ヘリウム・窒素・酸素)にアルゴンを加えた”テトラミックス”(水素・ヘリウム・窒素・酸素の誤りかも)で53気圧に加圧されている。酸素は混合ガスの2%に引き下げられている。
”テトラミックス”のおかげで加圧時間が従来の24時間から8時間に短縮され、減圧には3週間かかるとなっている。海中作業4週間、減圧3週間、陸上での休暇1週間という厳しいローテーションとなっている。その他高圧神経症候群HPNSと窒素添加による鎮静効果など飽和潜水技術の記述が詳しい。さらにその先を行く高圧酸素飽和塩溶液(液体過フッ化炭化水素)を用いた液体呼吸システム<ディープ・スーツ>が登場する。
ここで登場するエイリアン(NTI:非地球的知的生命)はSF映画史上で最も美しいと評された。ところが、最近、JAMSTECの<ハイパードルフィン>に搭載された新スーパーハーブ・ハイビジョンTVカメラで撮影された浮遊発光生物(カブトクラゲの仲間)が、本映画で主人公らに接触してきた生体機械に酷似しているのにはビックリ。
小説版ではエイリアン:ビルダーズ・オブ・メモリー(記憶の建設者)のほか、ポーター(作業体生物)、ホーラー(運搬体)、メッセンジャー(伝達体)、グライダー(滑走体、水中130ノット以上)、チューブという生体機械が登場する。
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循環式呼吸具のアンビリカル・ケーブルを水中エレベータのハッチで切断するシーンがあるが、これは現実には難しいそうだ。
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