学校だより
20年度 7月号
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「笑顔輝き、やさしさあふれる学校」それが、桃園第二小学校です。 副校長 富 田 麻 佐 子 6月は、ふれあい月間でした。これは、子どもたち一人一人の実態を把握し、学校・家庭・地域社会が連携して支援することにより、子どもたちを健やかに育てるための取り組みです。6月には、雨で延期になった運動会が1日(日)にあり、1200名もの参観者がありました。8日(日)は五町会のファミリー運動会があり、482名の参加者がありました。20日(金)は87回目の開校記念日でした。28日の学校公開には、704名の参観者がありました。子どもたち一人一人が、家庭の中で温かい愛情にはぐくまれ、また、地域社会では優しい思いやりの溢れた町の中で生活していることがよくわかります。学校においても、自分を大切にする・相手を大切にする・自分たちの生活を大切にする子どもに育てたいと、日々の教育活動を実践しております。 子どもたちの様子を、いろいろな場面でご覧いただき、子どもたちへの言葉かけを、是非お願いしたいとい思っております。頑張っているときには褒めていただきたいと思います。「すごいね。」「頑張ったね。」「えらいね。」子どもたちはきっと自己肯定感・自己有用感を実感できることでしょう。自分も本気でやればできるのだと言う気持ちは、次へのステップに繋がります。また、子どもたちがいけないことや危ないことをしていたときは、是非注意して下さるようお願いいたします。善悪の判断を付けること、責任感をもつこと、正義感をもつことは、規範意識を身に付けさせることになります。 子どもたちは、いろいろな友達や教師や親、地域の大人の人とかかわりをもちながら、成長していきます。人は一人では生きてはいけないものです。 東京都子どもの人権専門委員会が発行しているパンフレット「せっせっせ」に、子どもたちのメッセージが載っていました。ご紹介します。 友達の本当の気持ち 『ぼくは、むかしいじめられっ子でした。毎日ちょっかいを出されていたので、非常に腹が立って、手を出してしまいました。それに気がついた先生は、事情を聞いてくれました。先生は、ぼくのことも、その子のことも考えて、仲直りができるようにしてくれました。今では、すごく仲が良くなり、いっしょに遊んでいます。前は、どうしていじめが始まったのか、ふしぎなくらいです。いじめをする人は、いやな人と思っていましたが、やさしいところや、いいところがあることが分かりました。ぼくは、やっぱり友達は大事なんだと実感しました。友達を大事にして、はげましたり、やさしくしてあげていこうと思いました。』 友達とのかかわりを通して、子どもたちが成長していくことがよく分かります。 これからも、優しさ溢れ笑顔いっぱいの桃園第二小学校でいられるよう、学校・家庭・地域で連携して子どもたちを見守っていきたいと思います。 |
20年度 6月号
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校長 海野 史郎 6月になりました。1日(日)に行われた運動会には多くの保護者・地域の皆様に参観していただき、ありがとうございました。子どもたちも大変、励まされ、すばらしい演技を見せてくれました。集団の力、一人一人の頑張り、行事の中での成長など、今後の学習や生活に生かしていきたいと思います。 さて、私の家にテレビや電話が入ったのは小学校4年生(昭和36年)の時でした。ですから、テレビは近くの家で見せてもらいましたし、緊急連絡網は隣の家の電話番号が記入され、連絡が入ると呼びに来てくれていました。近所同士のつきあいや触れ合いがたくさんありました。それから46年、テレビのない家はなくなり、電話は携帯電話で一人が一台持つ時代となりました。 現代の子どもたちは生活様式の変化と文明の利器のおかげで、昔と比べると物は大変豊かになりました。その一例が携帯電話です。しかし、携帯電話をめぐっては大きな問題点が指摘され、事件にも携帯電話が関わっていることが大変多くあります。「ケータイ世界の子どもたち」(藤川大祐著・講談社現代新書)にはそれが詳しく書かれています。携帯電話をケータイと呼ぶこと自体が現代を象徴しています。ケータイを持っている人数は昨年の総理府の調査では、高校生9割・中学生6割・小学生3割となっています。持たせている保護者は「緊急時にすぐ連絡が取れること、子どもの居場所がわかること」等、安全確保のためと考えています。しかし、実際には使われ方で多いのは、メール・カメラ・インターネットの利用です。その他にもゲーム・音楽を聴く・電卓・時計など万能の情報端末機です。内閣府の調査では子どもたちがアクセスしているインターネットのサイトのベスト3はゲーム・自分のホームページが作れる・自己紹介ができる、ということです。プロフ(プロフィール)と言われるサイトでメールの友達になりすまし、事件を起こすこともあります。メールを使ったいじめやチェーンメール(携帯版の不幸の手紙)も大きな問題となっています。子どもたちの間ではメールを送って1分以内に返事をよこさないと「自分を無視した」ということになるそうです。電話の機能利用は少ないのです。 こうした実態に見られる子どもたちの状況は、たわいないことでメールを交換し友達と感じる、みんなと同調することで表面上の友達関係を作る、グループ化することで安心感を持つ、直接会ってコミュニケーションを取ることが苦手、という姿が見えてきます。 「KY」というのは周りの空気が読めない、自分勝手である、という悪い意味で使われます。しかし、それを強調することで、無理矢理自分を抑え自分の考えを主張できない、周りに全てを合わせる、いじめにも同調してしまう、という方向にいくのは危険と思います。 「スルー力(スルーりょく)」(無視する・関わりを持たない)という力も必要です。「みんなちがって みんないい」という違いを肯定することも大切です。本校では「書くこと」の研究を深め、コミュニケーション能力を高めようとしています。また、授業でディベートに取り組んだり、情報モラルを高めたりしています。携帯の利用の仕方、子どもの人間関係について家庭でも話し合っていただきたいと思います。 6月は「あじさい読書月間」で多くの本を読んで心の豊かさを育む時です。28日(土)は学校公開日で2・3校時にはセーフティ教室も開かれます。多くの保護者・地域の方の参観をお待ちしています。 |
20年度 5月号
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五月晴れの下で 爽やかな気候になりました。校庭では藤棚の藤が心地よさそうに揺れています。新年度がスタートして、1ヶ月余り、子どもたちもそれぞれの学年・学級に慣れ、生き生きと学校生活を送っています。4月末には、お忙しい中、個人面談においでいただき有り難うございました。子どもたちのよりよい成長のためには、ご家庭・地域と学校が手を取り合って情報を共有し、連携を深めていくことが何よりも大切なことと思います。 桃二小の子どもたちは良い所が沢山あるということが改めてよくわかりました。4月16日(水)の「1年生を迎える会」の時のことです。可愛らしい1年生が6年生と手を繋いで、体育館に入場してきました。各学年が、1年生を迎えるための出し物をプレゼントしました。2年生はすてきなペンダントを作ってくれました。3年生は桃二音頭を楽しそうに踊って見せてくれました。全校児童が手拍子で応援しました。4年生はパフのリコーダーによる合奏と歌でした。リズム感よく踊りながら歌っている子もいました。5年生は縄跳びと一輪車でした。縄跳びは連続して大縄を跳んでいるとどうしても引っかかってしまうことがあります。その時、「ドンマイ」という声がかかりました。一輪車の技の披露の時、タイミングが合わなかった時に、さっとお手伝いの子が出て行って、手を貸していました。優しさと思いやりにあふれた子どもたちの言動でした。6年生は桃二小の学校生活の中の楽しい行事を1年生に分かりやすく教えてくれました。運動会・プール・学芸会・運動会等・・・。6年生の言葉の中に「今日から皆さんは桃二小の仲間です。困ったことがあったら、力を貸します。いつでも言ってください。仲良くしていきましょう。」というものがありました。桃二小の仲間、なんとすてきな響きでしょう。困った時に、力を貸してくれる仲間が沢山いるのです。優しい子どもたちが溢れている、それが桃二小です。そして、1年生は『ドキドキドン1年生』を歌ってくれました。校歌を歌うときには、音楽朝会の隊列に変えて、素晴らしい歌声で歌い上げました。その日から、20分休みに校庭で、黄色い帽子を被った1年生が元気いっぱい走り回っています。 5月31日(土)は、運動会です。子どもたちの、力いっぱいの情熱に溢れた競技と演技をお見せできるよう、415名の仲間たちが力を合わせて頑張ります。ご家族お揃いで、是非皆様学校にお出でください。 お知らせ 1年2組担任森田翼教諭は初任者研修として研修が入ります。その間、中村夕起子講師、奥裕重講師が授業を担当する時間もあります。また、3年1組羽賀祐一主幹、6年2組綿井登貴子教諭の授業にも、奥裕重講師が担当する時間もあります。学力向上アシスタント大津梓先生が5月8日から、体力向上アシスタント高野由美先生が6月からTTとして授業に入ります。5月19日からは、3年1組羽賀学級に教育実習生、明星大学の岡崎宏子さんがきます。どうぞ宜しくお願いいたします。 |
20年度 4月号
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平成20年度が始まりました 校長 海 野 史 郎 平成20年度が始まりました。新1年生76名を迎え、12学級、415名の児童数、でスタートです。今年度も全教職員の協働で子どもたちの力を大きく伸ばしていきたいと思います。保護者・地域・関係機関の皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
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19年度 3月号
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「生きる力」を学校でも家庭・地域でも育てていきましょう 校長 海 野 史 郎 校庭の梅の花も咲き始め、春がすぐそこに近づいている時季となりました。3月は英語ではMarchですが、この言葉のもとになったのはMarsで軍神マルスを表し、これからいろいろ計画をたてて始めるのに良い月ということです。 2月27日に行われました本年度最後の学校公開には児童数と同じ数の保護者・地域の方の参観がありました。各学級とも子どもたちは集中して授業に取り組み、4年生は「2分の1成人式」を実施しました。4月から1年間の子どもたちの成長が見られたのではないでしょうか. さて、学校では来年度の教育活動の内容を決めているところですが、学校教育の内容を定めている「学習指導要領」が改訂されることになります。本格実施は平成23年度ですが、移行措置は平成21年度から始まります。中心は現行学習指導要領の理念でもある「生きる力」をはぐくむ、ということを継承するということです。 「生きる力」の内容は ・ 基礎・基本を確実に身につけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力 ・自らを律しつつ他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性 ・ たくましく生きるための健康や体力 です。この力は知識基盤社会になってきていること、教育基本法・学校教育法の改正で学力の3つの重要な要素(@知識・技能 A思考力・判断力・表現力 B学習意欲)が明確化されたこと、国内外の学力調査で課題が見られたことなどが背景にあります。 「生きる力」を育成するため、具体的には次のような手立てをとっていきます。 ・基礎的・基本的な知識・技能の習得 ・思考力・判断力・表現力等の育成 ・確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保 ・学習意欲の向上や学習習慣の確立 ・豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実 平成20年度、中野区教育委員会では基礎・基本の定着とともに、コミュニケーション能力の育成、体力向上に力を入れていきます。本校も18年度まで「たくましく生きる子の育成」をテーマに『判断する力・動き出す力・表現する力』を児童に身につけさせ、主体的・自主的に行動できる児童を育成してきました。来年度は今年度に引き続き「思いを伝え、ふれ合う子の育成・・・国語科の『書くこと』を通して・・・」をテーマに校内研究に取り組み、平成21年1月30日には区内外に研究発表を実施する予定です。基礎的・基本的な知識・技能をもとに、「書く」ことを通して思考力・判断力・表現力・コミュニケーション能力を高めていきたと思います。さらに、二学期制の利点を十分生かし、子どもたちに「生きる力」を育成していきたいと思います。 本校独自で行っている「保護者による家庭内評価」でも「家庭学習は目標を立て時間を決めて取り組ませている」「一方的に指示したり教え込んだりするのではなく、子どもに考えさせ自分で決められるようにしている」の項目は『十分・まあ十分』を合わせても46%と57%でした。こうした状況をふまえ、保護者・地域の皆様も学習指導要領の理念である「生きる力」の意味や必要性について考えていただき、子どもたちの意欲を伸ばす声かけ、生活習慣の確立、家庭学習の定着、思いやりの心の育成など、家庭や地域でも取り組んでいただきたいと思います。 |
19年度 2月号
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「感性の実は、心に静かに実ってた」 (第三中学校区 地区教育懇談会標語) 副校長 清 水 悦 子 先日新年を迎えたと思っていたのにもう2月を迎えてしまいました。大寒もあとわずかになり、春の足音が聞こえてくる季節になりました。先日の雪は、授業中は降り続いていたので子どもたちは、放課後を楽しみにしていました。しかし夕方には雨になってとけてしまいましたね。 「降るものは雪 にくけれど みぞれの降るに あられ雪の真白にて まじりたる をかし」(枕草子 226段・清少納言)「降るものは雪がすばらしい みぞれは好ましくないけれど その中にあられや雪が真白に混ざっているのはおもむきがある」と言う要旨です。都人(みやこびと)の清少納言の時代にも、雪は降り、現代人と同じだったり、違ったりした感性を表現していることに興味深いものがあります。降り積もる雪を暖房の効いた桃二小の教室から眺めたのもおもむきがありました。 12月末に実施した外部評価(学校関係者による学校評価)保護者・学校評議員による学校評価にはご協力いただきましてありがとうございました。集計結果は、後日お知らせいたします。「家庭における自己評価」も大切な資料にさせていただきます。 「評価」の際は数値化できないものを感じることがあります。何を見て、どのように評価して伝えるか、これこそ感性であると思います。 学校生活を振り返ってみると、授業に集中している姿、掃除中ごみを掃き寄せていると、ちりとりをさっと持ってきてごみ取りがすぐできる子、重い荷物を運んでいると「運びます。」と手をさしのべられる子、呼ばれると「はい」と返事をして駆け足で集合できる子等がいます。 学校公開日にはお母さんのぬいた靴をそっと靴置き場に運ぶ小さい妹さんの姿を見ました。給食の白衣のボタンをつけ替えてくださったお母さんがいます。どの場面も普通のようでなかなかできないことで、尊敬の念さえ覚えます。 本年度の子どもたちの感性の成長をふりかえり、私たち大人の感性の伸びはどうであったか子どもに負けないようにしたいと心から思います。今月は親子で本年度を振り返る機会ととらえ、まとめの時期に備えましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
19年度 1月号
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明けましておめでとうございます 新しい気持ちで、「偽り」なく本物の教育の創造を 校長 海 野 史 郎 新しい年、平成20年(2008年)を迎えました。新年・正月・元日・初春・初日・初詣とどれをとっても良い言葉が並びます。皆さんの新年はどうでしたでしょうか。 昨日は(7日)「七草」でした。7種類の草(せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)を細かく砕き、それを粥の中に入れた七草粥を食べられましたか。私の小さい頃、母親が「七種(ななくさ)なずな、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬさきに、七種なずな」と歌いながら草を俎板の上でたたいていたのを思い出します。「唐土の鳥が渡らぬさきに」というのは大陸から渡ってくる鳥が病気を運ぶので、それが来る前に災いを打ち払う、ということのようです。 私の教員の初任は江東区でしたが、昔は松尾芭蕉や小林一茶が住んでいた所です。 春立つや新年ふるき米五升 松尾芭蕉 松尾芭蕉の草庵には茶碗十、菜刀一、米を入れる瓢(ひさご)一、米五升の四つしかなかったそうです。松尾芭蕉の生活は寂しいもののようでした。小林一茶は結婚して長女さとが生まれた翌年にはその嬉しさを俳句にしました。 目出度さもちう位也おらが春 小林一茶 貧しくても、またどんな小さな幸せでも、新しい年を迎えられたということはそれだけでうれしいものです。昨年が自分にとってたとえうまくいかない年であっても、新しい年というだけで気持ちを切り替え、新たな目標を立て、新しい生活を送ることができます。 さて、昨年の世相を現す漢字は「偽」でした。食品業界だけでなく、政治の世界でもごまかしが見られた年でした。毎日新聞の元日の社説は「『責任』の欠如・・『公』の感覚の喪失」と書きました。責任感を持ち、公共心・公共への責任を世の中の誰もが果たさなければなりません。 学校も同様です。学校は子どもたちが生き生きと通う場であり、学習したことが身につく場であり、友情や公共心を学ぶ場であり、体力を高める場でなくてはなりません。学校や教師はその責任を感じて、日々努力していかなくてはなりません。新しい年を迎え、気持ちを新たに、学校の責任を果たしていかなくてはならないと感じます。 学校は後期の後半が始まりました。1年間の学習や生活のまとめをしていく時期です。同時に今年度の成果と課題を明確にし、来年度の教育課程を編成していく時期でもあります。保護者・学校評議員の皆さんから寄せられた「学校評価」も大いに参考にして検討していきたいと思います。 今年も保護者・地域の皆様と一緒に子どもたちの健全育成にあたっていきたいと思います。引き続き、ご理解・ご協力をお願いいたします。 |
19年度 12月号
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書くこと 副校長 清 水 悦 子 12月を迎えました。歳末福引き大売り出しやクリスマスの飾りが出始めると年の瀬を感じます。本年も残り少なくなりました。 先月行われた展覧会には、大勢の皆様がおこしくださり、アンケートもたくさんいただきました。ご多用の中ありがとうございました。お子さんが家に持ち帰った作品は、どこかに必ず飾ってください。見れば見るほどすてきな空間を作り出し、新しい表情を生み出し、生活に潤いを与えてくれます。作品は、どれも言葉はなくても人と人とのコミュニケーションのきっかけを作り出す力を持っています。一人ひとりがみんな違った個性を発揮し、表現した展覧会となりました。 今月は、新しい年を迎える準備をする月です。皆様はどんな手帳やカレンダーをお使いですか。多くの種類のものが売られ、使われています。学校では「日誌」として学校日誌をはじめ、いくつもの日誌が毎日書かれています。全教職員も毎日の教育計画や実施状況を記録しています。子どもは全員が連絡帳を持ち毎日記載していることはご承知のとおりです。また、図書館では、2年生以上が「本の記録」をつけています。「書く」ことは一日の中に「ちょっと止まって」「ふりかえって」「向かいあう」時間をつくります。この時間をもつことで私はたいへん助けられています。「書く」ことで過ぎた日々の記録を確認し、これからのことを考えるヒントが得られます。電話やファックスやメールで通信のほとんどがすんでしまう時代になりつつあるからこそ、いっそう「文字を書く」ということが大切になっています。 一見簡単に書かれているような子どもの連絡帳には、その日の記録や明日の準備や忘れてはいけないこと等が書かれています。「書く」ことでちょっと散らかった気持ちを整理しているのです。学年に応じて日記を書いているお子さんも多いと思います。本の記録により、読書を振り返ることができます。「書く」機会を生かして自分の新しい記録や、かけがえのない体験を残すことができると思います。文字のない展覧会の作品も文字で毎日書く連絡帳や本の記録もその子らしい心の表現作品なのです。時々はお子さんのノートや連絡帳等を見て、大人としての感想や意見を伝えていただけると、また意欲が高まると思います。新しい手帳を選んで、皆様おそろいでよいお年をお迎えください。 |
19年度 11月号
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昭和地域で「子育てのネットワーク」を 校長 海 野 史 郎 11月を迎えました。11月は上旬・中旬・下旬で気候が変わり、一年で最も変化のある月です。暦の上では「立冬」「小雪」などの言葉も聞かれます。 10月は中野区や昭和地区で様々な地域の行事が行われました。私が参加したものだけを列挙してみても、中野まつり(10/6・7)、PTA「おやじの会」主催の『桃二に泊まろう・・・防災・避難所体験』(10/13〜14)、5町会防災訓練(10/14)、昭和地区まつり(10/21)、昭和地区ドッジボール大会 (10/28)などがありました。 これらの行事に桃二小の子どもたちや保護者が多数参加していました。地域での子どもたちの表情は学校とはまた違う面があり、また、頑張りが見られました。桃園第二小学校に通学する子どもたちの地域で、このように様々な行事が開催されることによって、子どもたちの健全育成が推進され、子どもたち同士・保護者同士・子どもたちと保護者と地域の方が顔なじみになり、交流が図られることは本当にありがたいことだと感じています。 「日本教育」という雑誌にお茶の水女子大学名誉教授の牧野カツコ先生の『家庭の教育力の復権』という文がありました。概要は次の通りです 1. 家庭の変化と子どもたちの変化 ・少子化で多様な人間関係や社会的ルールを学ぶ機会が家庭では少なくなっている ・子どもを出産後、母親が仕事を辞める場合が多く、母親が子育ての責任を負う
・産業の変化で仕事場は家庭の外になり、働く姿が見えない父親の権威が低下し成績だけで子を評価 2.家庭は教育の場となっているか ・核家族化と少子化で子どもたちの人と関わる力が低下している ・子と母親の狭い世界が家庭に作られ、子どもも母親もストレスを感じている 3.家庭教育の回復はどうすれば可能か ・母親一人で子育てをするのでなく、父親の子育て参加を社会全体で進める ・母親が子に接する時間は平均10時間、父親は4時間で差が他国より大きい
・家族を地域に開き、子どもを地域の中で育てるシステムが必要である
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19年度 10月号
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待 つ 副校長 清 水 悦 子 10月を迎えました。厳しい残暑が続く中で練習に励んだ運動会が終わりました。たくさんの皆様におこしいただき、大きな声援や応援をありがとうございました。感動や興奮の余韻が誰の心の中にもまだ残っています。準備から片付けまでたいへん多くの方々にお世話になりました。この体験を通して、子どもたちは、心身ともにたくましく、頼もしくなりました。今後の学校生活も期待して支援をお願いいたします。 秋が近づいてきました。校舎のかげに真っ赤な彼岸花が咲き、そばに水引草が寄り添うように伸びている様子は、確かな季節の変化を感じます。プールのそばにある畑では、サツマイモの葉が広く茂り、地面の下で太りつつある実の成長を想像させてくれます。またバケツに植えた稲は、穂を重くたれて、手作りのかかしと一緒に刈り入れの時を待っています。この光景を見ながら、私は台風のあと栗拾いにいったり、黄金色の田んぼでイナゴを捕ったりした遠い子どもの頃を思い出しています。ヤマブドウやアケビやカラスウリのある場所を探すのはスリルがあり、わくわくする冒険の旅のようでした。 実りの秋は、夏の暑さに耐え、乗り越えたところにやってきます。桃二小では夏休みに毎日心を込めて世話をした甲斐あってサツマイモもバケツの稲も今を迎えています。子どもたちは、収穫するのを楽しみに観察を続けています。 作物の収穫は、1年に1回しかできません。スーパーへ行けばいつでも欲しい物が買える現代は、育てる「間」を感じるのは難しくなってきています。実りや収穫を「待つこと」を知らない人も増えてきているように思えてなりません。パソコン等の機器も「速いこと」を求める風潮があります。「待てないこと」は「我慢ができないこと」で、これが人間関係に持ち込まれると、悲しい出来事になるのではないかと思います。子育ての楽しさや喜びも「待つこと」の中にあります。ていねいに、ていねいに、心を込めてかかわり、ゆっくりと根気強く育てた方々が味わえます。 学校での飼育や栽培活動は、子どもたちの心に「待つこと」の大切さや楽しみを体験を通して味わわせる営みでもあるのです。大人は「速くしなさい。」という言葉をぐっとのみこんで、子どもにわかるように「待つこと」の場や時間を大切にしていくことが重要な役割ではないかと思います。 |
19年度 9月号
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充実した夏休み、今日から前期の再開 「江戸しぐさ」と「ならぬことは ならぬもの」から学ぶ 校長 海 野 史 郎 40日間の夏休みが終わりました。今年は例年とは違う夏休みでした。一つは2学期制となり、前期の途中の長期休業であったこと、もう一つは歴史的な猛暑であったことです。桃二小の子どもたちは大きな事故やけがもなく、健康で充実した夏休みが過ごせたようです。学校中に子どもたちの生き生きとした歓声が戻ってきました。 この夏休み、教職員は児童の充実した夏休みのための取り組み、夏休み前までのまとめ、夏休み後の取り組みの準備をいたしました。教職員の勤務は次の通りとなりました。 ・夏休み 40日−(土・日 12日,夏季休暇 5日, 年休 平均 4日程度 )= 平均出勤日数 19日(全員出勤 3日、水泳指導、チャレンジ教室、日直、研修 等) ・全保護者との個人面談、地域巡りで全家庭の場所の確認、補習、生活科・社会科見学や運動会の演目準備、夏休み後の授業準備、地域の行事に参加、等に取り組みました。 今年は6年生の臨海学園も昨年までの『連合』から『単独』実施に踏み切りました、参加者は児童数49名中の36名となり、昨年度までの参加率40%代から73%の参加となり、大幅に伸びました。今後も安全で充実した臨海学園になるよう努力していきます。 さて、夏休み中に『子どもが育つ 江戸しぐさ』(越川禮子著 KKロングセラーズ)を読みました。以前、全校朝会でも子どもたちに「江戸しぐさ」の話をしましたが、家庭での躾や共生社会での人との交わり方について「江戸しぐさ」から学ぶことが多いと思ったからです。江戸時代は「三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる」という全人教育を実践していました。これに習えば、小学校時代に家庭では躾と言葉の使い方と文章の書き方を教えて自立の準備をしていくことが必要ということになります。「傘かしげ」「肩引き」「うかつあやまり」「念入りしぐさ」などぜひ実践してきたいものです。 また、会津藩には「什(じゅう)の誓い」という教えがありました。「一、年長者の言うことは聞かねばなりませぬ・二、年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ・三、虚言を言ってはなりませぬ・四、卑怯なふるまいをしてはなりませぬ・五、弱い者いじめはなりませぬ・六、戸外でものを食べてはなりませぬ・七、戸外で女と言葉をかわしてはなりませぬ・ならぬことはならぬものです」七以外は今の世の中でも通用する教えだと思いますし、「ならぬことはならぬもの」という躾も大人の役割だと思います。会津では最近「あいづっこ宣言」ができ、別の教えを唱和していますが、最後には「やってはならぬ。やらねばならぬ。ならぬことはならぬものです。」と言う言葉が入っているそうです。 学校では学習と集団生活のルールについて指導を継続していきます。各家庭でも躾や人間関係についての指導を強めていただき、学校・家庭・地域が一体となって、子どもたちの健全育成にあたっていきたいと思います。 |
19年度 7月号
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2学期制の夏休み 副校長 清 水 悦 子 7月を迎えました。東中野駅から学校へ続く線路にそった道は桜の木々が濃い緑陰を作っています。学校の東側のお宅には、クチナシの花がいっぱい咲いています。風はその気持ちのよい香りをはこんできてくれます。この薫風こそ真夏の前ぶれとばかりに私は深呼吸をしながら幼かった頃の夏を思い出しています。 その頃は、夏草の繁る野山、にぎやかなせみや夏の虫の声、田んぼでは蛙の合唱や蛍の舞等が生活の一部でした。パソコンも携帯電話もありませんでしたが、毎日が楽しく自然とともに過ぎていました。 学校では、5,6年生の軽井沢移動教室が無事に終わり、水泳指導が始まりました。天気のよい日はプールから元気な歓声が聞こえています。ご家庭では、子どもたちから学校のことについてどんな話題が出ているでしょうか。 今月末から始まる夏休みは桃二小の児童や大人にとって初めての事があります。それは、本年度から始まった2学期制の夏休みを迎えることです。例年は7月20日に一学期の終業式があったのですが、本年からはありません。セーフティ教室があり、給食もあり、普通の授業日です。セーフティ教室は公開です。詳しくは、後日連絡いたします。そして夏休みの最終日は8月29日(水)です。8月30日(木)から学校が始まり、引き取り訓練も予定しています。 2学期制は「学びのゆとり」と「心のゆとり」をめざしています。夏休みは前期の中にある長期の休業日になります。夏休みを学習面や生活面で効果的に活用することによって生まれる「学びの連続性」は、2学期制のメリットの一つです。夏休み前から始まる個人面談では、一人ひとりの子どもがしっかりと目標を持って夏休みを過ごせるように相談したいと考えています。学習や行動について途中経過をお知らせし、夏休みの過ごし方の見通しをもっていただきくために行います。保護者の皆様と各担任が話し合い、子どもたち一人ひとりの心に残る夏休みの生活ができるように生かしていきましょう。 学校でも例年のように夏期水泳教室、チャレンジ教室を開く予定です。昔の子どもたちとはまた違った楽しみを見つけたり、味わったりしながら児童の興味関心を増やせる夏休みにしたいと思います。全職員が準備に取り組んでいるところです。内容については後日お知らせします。また、各家庭に合った楽しい夏休みをお過ごしください。ご理解とご協力をお願い申しあげます。 |
19年度 6月号
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子は親の鏡 育てたように子は育つ 校長 海 野 史 郎 6月を迎えました。4月に入学した1年生も学校生活に慣れ、「桃二っ子」になりきっています。毎朝、正門の所で大きな声で「おはようございます」と挨拶している様子に子どもたちの成長を感じています。 5月26日(土)の本年度最初の学校公開にはのべで606人の保護者の方が参観されました。これは児童数の1.5倍の数となり、保護者の皆様の子どもたちと学校教育への高い関心を感じることができました。また学校公開の安全確保のためにPTAが呼びかけた『安全支援ボランティア』には94名(家庭数の29%)もの方が参加され、全校朝会で紹介した町会の安全パトロール隊とともに、大変心強く思います。さらに5月12日(土)にはPTAで呼びかけた『校庭フェンス塗装』や16日(水)の地区班編制、雨天で途中中止になってしまいましたが19日(土)の青少年昭和地区委員会主催の『ティーボール教室』、学校公開後の『親父の会』主催の『親子ドッジボール』等、子どもたちのために取り組んでいただいた保護者・地域の皆様に感謝いたします。 さて5月13日(日)は『母の日』、6月17日(日)は『父の日』になっています。私事になりますが、私の父は3歳の時に交通事故で亡くなってしまいましたので、父親と子どもの関係を体験したことがありません。教室で先生が「父の日が近いので『私のお父さん』という題で作文を書きましょう。」と言われ、寂しい思いをしたことがあります。ですから母親だけが頼りでした。母親は女手一つで7人の子どもを育てました。私によく言っていた言葉は「世の中や人の役に立ちなさい」ということでした。その母親も昨年、92歳で亡くなりました。 最近、『眉山』という映画を見ました。歌手のさだまさしさんの原作を元に、阿波踊りで有名な徳島を舞台にした映画です。年取った母親が病気になり、東京で仕事をしている一人娘が帰郷して看病をするところから始まります。わがままな母親に嫌悪感を持つ娘が、母親の生きてきた道をたどることで母親の自分への思いを悟っていきます。映画の解説には「母だから言えなかった。娘だから聞けなかった。そして、今、私は母親にたどり着く。」とあります。母親の死後、「私の命は娘の咲子でした」という言葉を娘は見つけます。映画を見ながら「親の思いは必ず子どもに通じる」という思いでした。 母親と父親は子どもの成長において役割が違うと思います。でも、男の私から見ると自分を産んでくれた母親の存在は父親以上に感じてしまいます。『子どもが育つ魔法の言葉』(ドロシー・ロー・ノルト作 石井千春訳 PHP文庫)には「子は親の鏡」という言葉の後に、「励ましてあげれば子どもは自信を持つようになる」「とげとげとした家庭で育つと子どもは乱暴になる」「愛してあげれば子どもは人を愛することを学ぶ」等の言葉が記されています。子どもへの愛情を持ってその時々の必要な躾をしていくこと、親として大切だと思うことはきちんと伝えていくことが大切だと思います。まさに、昔から言われているように「育てたように子は育つ」ということです。 6月は「あじさい読書月間」です。テレビを20分消して、家族で読書をして、学校から配布されたあじさいカードが色鮮やかに塗られるよう、取り組んでみてください。 |
19年度 5月号
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笑顔とやさしさのために 副校長 清 水 悦 子 5月を迎え、緑が様々な表情を見せながら萌え上がる季節になりました。今年は暖冬のために桜の開花が早く、入学式には終わってしまうのかと心配しましたが、その後、花冷えの日々が続いたおかげで、桜吹雪の入学式を迎えることができました。 卒業した6年生が進学した中学でも、それぞれの学校の制服や標準服に身を包み、りっぱな生徒になったことと思います。校長や副校長が参加した中学の入学式では、一度も練習せずぶっつけ本番の入学式を立派にやりとげた態度に小学校教育の成果を確信しました。笑顔があふれた4月でした。 うれしいとき、かなしいとき、困った時に私が思い出すのは、遠く離れて住む父や母のことです。年老いてなお娘(私)のことを案じています。足腰は弱り、記憶が薄れてきても、私が幼かった頃のことをよくおぼえていて、くりかえし話します。私も何度も聞いています。身体のある部分に強い劣等感を持っていた幼い私に母がずっと言い聞かせていた「心の美人になりなさい。」という言葉は今でも私の支えです。人のことを悪く言ったり、受けとめたりすることを許しませんでした。自分が言われたりされたりしたらいやなことは他人にしてはいけないと強く言い続けました。それは、私を励まし、劣等感を小さくする力になりました。美人の意味が長じてわかりました。 言葉による働きかけは大人の重要な役割です。子どもが自分から話し出したことには耳を傾けてください。幼い子どもの話ではありますが、正直に話した時には「よく話してくれたわね。」とゆとりをもって聞いてみてください。大人はどっしりとかまえていてください。やったり、言ったりして「よいこと・悪いこと」の判断はその後でも遅くありません。きっと笑顔や優しさがあふれてきますよ。 5月の連休には、ゆっくりと心身の疲れをとる工夫をしてください。どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
19年度 4月号
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二学期制試行実施の年 先生と子どもたち、保護者と子どもたちの心のキャッチボールを ・・・先生も保護者も「名キャッチャーで」・・・ 校長 海 野 史 郎 平成19年度が始まりました。新1年生79名を迎え、12学級、394名の児童数でスタートです。今年度も全教職員の協働で子どもたちの力を大きく伸ばしていきたいと思います。保護者・地域・関係機関の皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。 さて、私の出身は静岡県静岡市で大学卒業まで過ごしました。静岡は陸上とサッカーと野球が強かった土地でした。陸上ではハンマー投げで有名な室伏広治さんは静岡生まれで、お父さんでアジアの鉄人と言われた室伏重信さんは静岡の実業団に在籍していました。さらにサッカーでは三浦知良・小野伸二・川口能活等Jリーガーを一番多く輩出しているのも静岡県です。また野球では県内の高校が全国大会で好成績を挙げていました。1968年に行われた第50回記念の夏の高校野球大会の決勝戦は静岡商業と大阪代表の興国高校で戦われ、1−0で興国高校が優勝しました。この試合で出場していた静岡商業の藤波行雄選手はその後、中央大学に進学し東都大学野球の安打新記録を作り、中日ドラゴンズに入団し新人王に輝きました。私は藤波選手と中学校3年生で同じ学級でした。近年、この3つとも芳しい成績を挙げられずにいましたが、4月3日に行われた春の甲子園大会で静岡県代表の常葉菊川が優勝し地元も盛り上がっているようです。 野球といえばキャッチボールが基本といいますが、今年度、先生と子どもたち、保護者と子どもたち、地域の方と子どもたちの心のキャッチボールを大切にしていきたいと思います。桃二の子どもたちは素直で頑張る子どもたちです。しかし、子どもたちは様々な重荷や悩みを抱えながら毎日学校に通学してきています。そうした中でも親や先生の期待に応えようと必死でひたむきに頑張ることで、「期待されるよい子」を演じ疲れてしまうこともあります。そうした時に「ありのままの自分でいいんだ」ということを感じられる時も必要です。私たち大人がその気持ちを受け止めてあげなければ、子どもたちは心の底で苦しむことになります。キャッチボールは2人でやるものですが、お互いに相手を思いやり、受け止め、相手に取りやすいボールを投げてあげることです。そうした意味で、大人が名キャッチャーになり、子どもたちの思いを受け止めてあげることが重要だと思います。大人がキャッチャーであろうとする努力を子どもたちが認めれば、子どもたちは心を開いて語り出し、そのことで他の子どもたちとの交流も図り共感できていくことでしょう。そして、子どもたちは気持ちを楽にさせて新たな意欲、頑張る気持ちが生まれてくるものと確信します。 教職員一同、子どもたち一人ひとりを大切にすることを最優先して今年度も頑張っていきたいと思います。
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3月号
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1年のまとめと新たな「5大プロジェクト」 校長 海 野 史 郎 平成18年度の最後の月、3月を迎えました。3日は雛祭り、12日は東大寺のお水取りと、暖冬とはいえ本格的な春が駆け足でやってきます。6年生も卒業まであと15日です。 今、学校では今年度の教育活動を振り返り、成果や反省、課題を検討し来年度の教育計画を作成しています。そして来年度、新たな『5大プロジェクト』、 A臨海学園を「連合」から「単独」開催へ(基本的に6年生全員参加、8/2〜4) B特色ある教育活動の研究を「国際理解教育」から「国語科の書く活動」に C標準授業時数を完全確保するため、新たに「3年生以上は 水曜日 清掃無しの5時
間授業」 に取り組むことを決定しました。この背景には、確かな学力の定着・発展や豊かな心、健やかな体を身につけることにより、「生きる力」を育成し、「人間力」の向上を図るという、新たな指導要領を検討している中央教育審議会の審議方向があります。また、保護者・地域の方の学校教育への願いも反映されています。この審議経過報告の中には「『言葉』は『確かな学力』を形成するための基盤であり、『体験』は、体を育て心を育てる源である。」と指摘されています。 ア.テキストに書かれた情報を理解するだけでなく、「解釈」し、「熟考」する イ.テキストを読むだけでなく、テキストを利用し、テキストに基づいて自分の意見を述べる ウ.テキストには文学的・説明的な文章だけでなく、図・グラフ・表などのテキストも入る であり、文部科学省も「読解力向上プログラム全体像」を作成しています。同時に、「豊かな心」の育成や「学びに意欲や自信が持てる学習体験」も重要です。 来年度からの新たな5大プロジェクトが、これからの子どもたちに求められる資質を育成するための契機となり、十分な成果を上げられるよう取り組んでいきたいと思います。 保護者・地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 |
2月号
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ゴールの前 副校長 清 水 悦 子 2月になりました。今年は、真冬が来る前に春の便りが届いてしまう温暖な気候です。地球のあちこちで気象の異変が起きているというニュースも聞きます。どんな2月になるのでしょうか。1年で最も厳しい寒さの季節のはずなのですが・・・。校長室前の梅のつぼみがふくらみ、花壇の水仙の花が咲き始めています。 この季節は、風邪や感染性の病気、インフルエンザ等がはやりやすい時でもあります。その予防が大切です。各ご家庭におかれましても@手洗いうがいの励行A十分な睡眠B栄養のある食事等、大人も子どもも今まで以上に注意して過ごし、この季節を乗り切ってまいりましょ う。 子どもたちは、今「なわとび月間」で、寒風を吹き飛ばすかのように熱心になわとびに取り組んでいます。「3回とべたら合格」の初級コースから「四重とび」を目指すレジェンドコースまで、自分の目標に向かって練習しています。全校の子どもたちや教職員がなわとびを見せ合ったり、教え合ったりしている姿が校庭のあちらこちらでみられます。長縄をまわして大縄跳びをしているグループもあります。6年間のなわとび練習の仕上げともいうべき6年生の迫力はみごとなものです。このほかにも持久走にみんなで取り組む「マラソン月間」が始まります。寒さの中で心身を鍛え、体力の向上をめざしています。がんばっている子どもたちに、ご家庭でも応援や励ましをお願いします。 また各学年とも学習のまとめの時期を迎え、活動にも熱気を帯びてきました。2月9日 (金)は「桃二まつり」があります。3年生以上の各学級が知恵と力を出し合い工夫を凝らして楽しいお店を出し、遊んだり、店番をしたりしてまつりを盛り上げます。準備の相談、代表委員会による店長会議、細かい物の制作やルールの設定、当番決めやスタンプカードの作成等当日に向けて作業が進められています。「ゴミを持ち帰ろう。」を合い言葉に後始末の約束もしています。持ち帰った物の片づけもお願いします。1.2年生は上級生の出したお店をまわって楽しみます。ご家族の方も参加できます。どうぞお出かけください。1年生は、生活科の学習で「おもちゃランド」の計画を立て、手作りおもちゃで遊びながら幼稚園の幼児と交流することになっています。その他の学年もそれぞれの学習で外部からゲストティチャーを招いたり、実際に現場を訪ねたりしてまとめの活動を進め、深めています。見学の付き添いや発表会への参加等、保護者の方のご協力をたくさんいただきました。ありがとうございました。 ※ おめでとうございます!3年1組担任の佐々木麻美教諭は10月下旬から産休に入っています。12月下旬に女児を出産しました。産・育休代替は森田翼教諭が担当します。 |
1月号
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あけましておめでとうございます。本年も教職員一同、全力で頑張ります。 一人一人を大切にし、 校長 海野史郎 新しい年、平成19年(2007年)がスタートしました。たった1日の違いですが、何か胸をワクワクさせて元日を迎えました。新年・正月・元旦・初春・初詣とどれも良い言葉が並びます。 去年今年 貫く 棒の如きもの 高浜 虚子 1月は英語ではJanuaryですが、この言葉のもとになったのはラテン語のJanusで入り口を司る神のことを言うそうです。何事もスタート地点に立てるということは、新たな意欲と希望を抱かせてくれます。今年も、子どもたちのために教職員一同、全力を尽くしていきたいと思います。 さて、昨年末に日本漢字能力検定協会が募集し、清水寺の貫主が揮毫した世相を表す漢字は「命」でした。特に学校や家庭・地域でいじめ・自殺・虐待・連れ去り等の事件が相次いだことの反映でした。今年こそ、命が大切にされ、人間本来の愛が豊かにあふれる世の中になって欲しいと願わざるを得ません。 昨年の12月9日(土)に放映された6年1組の児童が出演した、NHK『課外授業 ようこそ先輩』の授業でも、同窓生の神田陽子さんは「生きることは愛すること」というメッセージを残されていきました。 「愛」は温かいものですが、生きていく上で必要なことはきちんと躾けていくことも、本当に子どものことを考えた「愛」だと思います。学校でも一人一人が大切にされ、友達からも「愛される」、自分も友達のことを考え「愛していく」ことの大切さを繰り返し指導していきたいと思います。その基に、教職員が全ての子どもたちを「愛していく」ことを貫いていきたいと思います。 引き続き、学校の教育活動にご理解・ご支援をお願いいたします。 |
12月号
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人のつながり 副校長 清 水 悦 子 12月を迎え今年を振り返りながら、新しい手帳やカレンダーを準備する頃となりました。 社会に目を向けると、「いじめ」を苦にした自殺事件が相次ぎ、文部科学大臣に自殺を予告する匿名の手紙が何通も送られるという痛ましく悲しい事件がおきています。本校では「いじめは、どの学校でも、どの学級でも、どの児童にも起こりうる。」という基本認識を常に持ち今までの事例に学びながら、すべての子どもたちが安心して学校生活が送れるように「いじめ根絶にむけた」取り組みに努力しています。子どものちょっとした変化に気付き、声をかけ、温かく接することができる大人の存在が重要であると改めて考えます。学校からの印刷物もお読みいただいたことと思います。学校では「『うざい』『きもい』『しね』という言葉を絶対に人に言ってはいけない。」「命を大切にしよう。困ったときはすぐ家の人、先生に言おう」と指導しています。家庭、学校、地域がお互いに連携し、情報や行動を共有してまいりましょう。どんなことでも、お気づきのことがありましたら、すぐご相談ください。子どもとたわいのない会話が日常的にできる関係があれば、深刻な問題に直面したとき、先生や親に相談することもできると思います。今後もいっそう密に連絡を取り合って、子どもたちをよりよく育ててまいりましょう。人のつながりは、みんなの安心をもたらします。 11月に行われた学芸会には、多くの方々がご来校くださり、励ましのお言葉をたくさんいただきました。事前準備の快い数々のご協力や温かい応援をありがとうございました。それぞれのご家庭ではどんなことが話し合われましたか。アンケートも全職員が読ませていただきました。
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11月号
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自己肯定感と表現する力を大きく育てて 校長 海 野 史 郎 いよいよ11月を迎え、今年のカレンダーもあと2枚となりました。朝夕はだいぶ寒さも感じる時季です。子どもたちの体調管理について家庭でも十分ご留意ください。 人前で言葉や演技で表現するためには、自己肯定感が育っていないとできません。日本の子どもたちは国際比較の中でも、自分に自信のない人が大変多いという結果がでています。自己肯定感を育てるためには、ひとり一人の良さを認め、誉めてあげること、お互いに良さを認め合う学級集団や家庭を作っていくこと、様々な体験を通して自信を持たせていくこと等が必要です。学校でも学芸会の練習の場だけでなく、学校の全教育活動を通して、一人一人を大切にし、温かく指導し、自己肯定感を育てていきたいと思います。 11月は『もみじ読書月間』です。学校でも家庭でも読書の環境を作っていきましょう。秋の夜長、テレビを消して家族そろって本を読む、こんな素敵な場面がたくさん作れるようにしてみてください。なお、学校より募集しました『図書ボランティア』には、さっそく20名の方に応募していただきました。読書月間に2回の読み聞かせと図書室の本の修理、掲示物の作成などに取り組んでいただきます。 保護者の皆さんの力をお借りした教育活動をもっと広げていきたいと考えています。ご協力をお願いいたします。 |
10月号
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感 動 の 力 副校長 清 水 悦 子 10月を迎えました。学校生活は10月7日(土)の運動会に向けて1年でいちばん活気ある時期になりました。ご家庭では、学校のことについてどんなことが話題に出ていますか。ご家族の皆様にも運動会の練習や準備について快いご協力をたくさんいただき感動しております。この感動で子どもも教職員も「元気」「やる気」が一気に高まりました。感動を与える本人は意識しなくても「真剣」「誠実」「親切」な態度が人の心を動かします。また受ける方も相手の気持ちを見逃さない心の受け皿をいつも持っていれば感動をたくさん味わうことができます。
の実現をめざし、全員が一丸となって運動会の練習に取り組んでいます。 今年の運動会のスローガンは、「桃二の子 かがやけ心の金メダル」です。この言葉に込められた(自分の持つ力を精一杯出し切った人はみんな金メダルをもらえるのだという)子どもたちの気持ちのありようを考えたとき、子どもたちの思いに感動した大人は、私だけではないと思います。幼い子どもながら立派なことを考え、的確な表現だなあ・・・と。 運動会といえば、遠い昔、子どもだった私の時代も、胸おどる行事でした。大人になって久しい今も熱いものを感じる行事です。 お忙しい中を子どもたちの応援にいらしてくださる皆様には、次のようなお気持ちでごらんいただけると運動会がまた大きな感動をもたらすと思います。 (撮影に熱心になりすぎて感動の拍手をお忘れにならぬようお願い申し上げます。)
学校では、この感動を今後の学校生活のパワーの源としてあらゆる場面で生かしていきたいと考えています。保護者・地域・関係の皆様にお世話になることが続きます。読書の秋、芸術の秋、食欲の秋等、子どもも大人も豊かな感動をたくさん見つけ感じられる心のゆとりをもって元気に過ごしてまいりましょう。 |
9月号
| 一人一人を大切にし、大きな成果があがる2学期に 校長 海 野 史 郎 子どもたちが真っ黒な顔で元気に登校し、学校に歓声が戻ってきました。2学期も子どもたち一人一人を大切にし、意欲を伸ばし、大きな成長が図れるように全教職員の協働を進めていきたいと思います。保護者・地域の皆様のご理解・ご協力・ご支援をお願い致します。 42日間の長い夏休み、子どもたちは様々な学習や体験をしたことと思います。6年生の22名は8月2日〜4日に千葉県岩井海岸で本郷小・塔山小とともに『連合臨海学園』にでかけてきました。学校でも夏季休業中の水泳指導(実質14日間・のべ1356人参加)、チャレンジ教室(9講座のべ12日間・のべ227人参加)、音楽隊の練習(10日間)、図書室開放(2日間・97人利用)、各クラスでの補充学習を実施しました。また、教員は地域巡りで学級の全員の家を確認、1学期の学習・生活指導の反省、都・区の学力調査に基づく『授業改善プログラム』の作成、2学期の学習・生活指導の計画作成、運動会・学芸会の取り組み計画案の作成、生活科・社会科見学の実地踏査、各種研修会への参加などに取り組みました。校務主事はカーテンの洗濯、空調機のフィルター洗浄、廊下・特別教室のワックスがけ、校舎内外の環境整備などに取り組みました。 (職員の勤務状況・・夏季休業中も通常の勤務 42日−12日の土・日曜日=30日 また、保護者・地域の皆様のご協力にも感謝致します。チャレンジ教室での「ちぢみ料理」開催やお手伝い(のべ15名)、校庭フェンスの塗装協力(2日間でのべ18名)、各町会でのラジオ体操や盆踊りの開催、昭和地区野球大会・水泳大会の練習と大会の運営など、子どもたちの健全育成と環境整備に大きな力を寄せて頂きました。昭和地区野球大会で文園町会が優勝、昭二町会が準優勝、昭和地区水泳大会で文園町会が準優勝できたのも、こうした力の成果だと思います。 2学期は運動会や学芸会など大きな行事が予定されています。確かで豊かな学力の定着、子どもたちの人権尊重、豊かな心の育成、体力向上など全ての教育活動を通して充実を図っていきたいと思います。そして、「児童一人一人を大切にし、温かく指導する」「自分で判断し行動し表現するたくましい子どもの育成」をいつも根底において取り組んでいきたいと思います。 子どもたちを学校・家庭・地域で大きく育てていきましょう。 |
7月号
| 『得』と『徳』 副校長 清 水 悦 子 1学期も残りわずかとなりました。平成18年も半年が過ぎました。学校生活も学期末のまとめの時期を迎え、活発な教育活動を展開しています。ご家庭では、学校のことについてどんなことが話題に出ていますか。学習のことや友人関係などさぞ多くのことが出ていることと思います。 6月には、「あじさい読書旬間」「交通安全教室」「プール開き」「道徳授業地区公開講座」「常葉移動教室(5.6年)」「日生劇場観劇(6年)」また「学校保健委員会」、各学年の学習補助、給食試食会やPTA運営委員会等保護者・地域・関係の皆様に大変お世話になることが続きました。お陰様で、子どもにとっても大人にとっても豊かな体験学習や研修ができました。ご出席やご協力ありがとうございました。 6月15日(木)の道徳授業地区公開講座の授業と講演会は、意義ある講座となりました。各学級は、子どもの発達段階に応じた「道徳授業」を通して自分を見つめ、心のありようについて考える時間でした。多くの方にご参観いただきましてありがとうございました。講演会では、講師の大藪正哉先生がスケールの大きな科学的な視点と道徳の関連についてお話くださいました。 その中で「得」と「徳」の違いについてジェスチャーをまじえてしてくださったお話はとても印象的でした。自分が座席に座っているとき「得」とは自分が座席を立って譲る、「徳」とは座席をつめて自分も他人もともに座る状態をつくることだというのです。自分だけ利することが「得」、自分も他人も利することが「徳」だということです。道徳教育ははまさに自他の利を考え、実践力を高めることだというのです。 いろいろな場面で、ともすれば自分が利すればよいという言動が多くなっていると感じるのは、私だけではないと思います。学校が全教育活動を通して身に付ける道徳的実践力とはまさに「徳」の理念であることを改めて確信しました。 桃二小の中に次のような掲示物があるのをご存じの方も多いと思います。 ももにの子 すすんでするよ 三つの「あ」 あ いさつ あ んぜん あ としまつ この言葉に込められた心こそ「徳」の目指す行動指針なのです。 先日、重たい物を運ぶ仕事を6年生に頼みました。そばにいた子どもたちが「はい。」と言ってさっと集まってきました。相互に持ち場を分担し、瞬く間に移動が完了しました。さすが6年生です。返事のよさ、友人との協力による安全確認の的確さ、そして責任を果たした後始末の手際のよさに心から感謝し、労をねぎらいました。「徳」の念が自然に行動に表われたように感じました。 今月末には、夏休みを迎えます。子どもたちは、生活範囲を広げたり、家庭で成長のあとを見せたりすることと思います。子どもも大人も「徳」の心の実践の場としての家庭や地域を豊かに広げてまいりましょう。そして、楽しく事故なく充実した夏休みをお過ごしください。 |
6月号
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多くの体験で学習が深まり、「たくましく生きる子」も育つ 校長 海 野 史 郎 梅雨の時期を迎え、うっとうしい日々が続きます。しかし、この時期がなければ水田の稲も秋の実りを迎えることができません。梅雨空の下の紫陽花も美しいものです。日本の四季の変化を感じる心の余裕を持ちたいものです。 さて、6月21日(水)〜23日(金)に5・6年生が参加する『常葉移動教室』が行われます。移動教室は毎年、『軽井沢(長野県)』と『常葉(福島県)』を交互に目的地にして行われます。学校行事の中で最大の「体験学習」です。出かけるに当たり、子どもたちは課題をもって事前学習を重ねます。現地では、1日目と3日目は全体で行動しますが、2日目は林業体験・石材工作体験・登山体験・民芸制作体験の4コースに分かれます。1日目の飯ごう炊さん・キャンプファイアー、3日目のあぶくま洞見学と合わせ、様々な体験が予定されています。友達と寝食をともにすることも忘れられない思い出となるものです。さらに事後の学習でまとめていくことで、貴重な体験学習となります。本校の目指す児童像である「たくましく生きる子」の姿が現れ、鍛えられる場となります。 人間にとって体験するということは、成長にとって大切なことです。体験することにより、自分の目で見て、耳で聞いて、行動することにより、理解が深まります。ただ、 |