中野区立多田小学校  校長  小林 郁枝

 本校は本年度で開校
68年となります。学校は、中野区の南端の高台(南台)にあり、校区は、杉並区・渋谷区と隣接しています。地域には、人々の往来が耐えることのない南台商店街、広い面積の東京メトロ中野工場などがあります。近年は集合住宅の新設が増えており、中野通りと方南通りに面した、発展を続ける賑やかさを醸し出しています。
  校庭の南側には宝福寺・多田神社が並び、学校を地域コミュニティの中心にと願った地域住民の方々の想いが感じ取れます。親子2・3代にわたる在籍児童も少なくなく、学校に対して温かく協力的な地域です。
  広く整備された校庭、緑に囲まれた校地で、子どもたちは元気な学校生活を過ごしています。
  本校の西側には都立中野特別支援学校があり、20年来交流活動を続けています。児童は相互に学校訪問し一緒に学習活動を進めたり行事に招待したり手紙交換をしたりと、様々な活動を体験しています。
 また、本校舎の余剰教室を活用して開設された多田高齢者在宅サービスセンターとの交流も行っています。
高齢者の方々を学校行事に招待したりセンター内を訪問して面会したり介護体験を試みたりと、貴重な体験をしています。これらの体験は、本校の人権教育実践の基盤であり、子どもたちに、豊かな人間性や温かな心を育んでいます。
  本校は「自ら進める いきいき 健康づくり」をテーマに、体力づくりを進めています。本校の西側を流れる川沿いを2.5km走りきる「神田川マラソン」は、隣の新山小学校と一緒に行い、地域・保護者の絶大な協力の下、大きな地域行事の一つとなっています。また、全校一斉運動「元気アップタイム」にも取り組んでいます。年間を通して、週3回は朝の10分間、全校児童が一斉にマラソンとなわとびの運動を続けています。
  温かな地域の皆様や保護者の方々に見守られながら、子どもたちは「ともに育つ子・いきいきと・あたたかく・じっくりと」の学校教育目標の実現を目指して、毎日の学習に取り組んでいます。