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2007年07月号巻頭言 副校長 門岡 喜威 7月に入ったのに梅雨の話?と思われる方がおいでかと思いますが,私はなぜか6月の後半から7月初旬までが梅雨という感覚で居ります。一つには長い現役時代,プールを楽しみにしていましたが,7月になると雨で入れなくなる,という状態が多かったものです。体育主任をしているときに校長先生にお願いしてプール開きを6月の1週にしたことがあります。その頃はプール掃除も子どもと教員で行ったので,役所も大目に見ていてくれていたのではないでしょうか。おかげで水温が20度ぐらいなのに,ふるえながら泳いでいたことを思い出します。表と裏が見分けられないほど日焼けをしていたのもこの頃でした。 もう一つ,私はあぢさゐの花が好きなので梅雨が好き,ということもあります。鎌倉の名月院,白山神社,高幡不動,箱根登山鉄道と東京近辺にも名所が数多くあります。様々な種類のあぢさゐが様々な色で咲き誇っている様を,雨に濡れながら一人で見るのが似合う花,そんなところもあぢさゐが好きな理由の一つです。 さて,このあぢさゐですがなんと日本が原産国であるのを図鑑で見つけた時はうれしかったですね。土のPH濃度やアルミニウムイオンの量によって花の色が変わる。しかも,つぼみの時は薄緑色。ふくらんでくると白くなり,咲くときは水色から薄紅色,咲き終わりに近づくにつれて色が濃さを増す。なんと人の一生のようではありませんか。 別名嬰児(みどりご)と呼ばれる赤ちゃん時代,真っ白な,色に染まっていない子ども時代,環境により色とりどり華やかに彩る青年時代,自分のカラーをしっかり確立する熟年時代,と思い合わせるのは考えすぎでしょうか? もっと言わせていただくならば,一つの色に染まらず,様々な色で咲き乱れる様は,教室の子どもたちを彷彿とさせてしまいませんか? 花と思われているところが,がくであること,本当の花が地味なことは有名ですが,あじさいの花に,微量ですが毒が含まれていることはあまり知られていませんね。そういうところもなんだか人間くさくありませんか? |
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2007年06月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 5月26日,前日の雨がうそのような5月晴れの下,私の教職員生活で最高の運動会を挙行することができました。早朝の出勤時には校庭に水溜りが残り,定刻開始が危ぶまれました。しかし,「おやじの会」の皆様のご協力で,定刻通りに実施できました。 敬老席の申し込み者が113名あり,多数のご来賓の方々とともに子どもたちを盛り立ててくださいました。皆様方のご声援が子どもたちに伝わり,競技・演技・応援・係活動に全力を発揮し,見ているものに感動を与える運動会となりました。ありがとうございました。これは,まさに学校・家庭・地域が一体となって実施した運動会でした。それは,単なる学校行事ではなく,地域の行事の1つになったように思われました。 “子どもは地域で育つ 子どもを地域で育てる 子どもが地域を活性化する” これは,本校の学校経営の基盤となる考えです。 本校では,「特色ある学校づくり」研究発表会【11月2日(金)】に向け,着々と計画を進めています。私どもは,この研究会を前記の考えに基づき,教員だけを対象としたものとせず,保護者・地域の皆様にも公開し,共に子どもたちの成長に関わる機会にしたいと考えております。 そこで,講演会の講師を表題「人間になれない子どもたち」の著者清川輝基様にお願いいたしました。氏は,NHKに入局,子どもをテーマに取り上げた特集番組を多く手がけられました。現在,日本の子どもの状況を多様な視点で示し,各分野の研究実施の成果を紹介しながら,子どもの危機の実相に迫り,それを克服するてがかりを提供してくださいます。 学校公開(6月16日)中休みに,氏が編集したビデオの1つ「子どもが危ない〜“メディア漬け”が子どもたちを蝕む〜」を上映いたします。この機会を11月2日の講演会の予備知識とし,当日,清川様より,学校・家庭・地域が連携した教育活動を示唆していただきたいと考えております。 “学校・家庭・地域の連携”を言葉の認識の段階ではなく実施し,よりよい子どもを育てていきたい!人間らしい子どもたちに育てたい!趣旨をご理解のうえ,ご協力をお願いいたします。 |
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2007年05月号巻頭言 副校長 門岡 喜威 5月の連休,今までの「みどりの日」が「昭和の日」に変わり,今までの「国民の休日」が「みどりの日」になったことはご存じでしたか? 私は間近になるまで全く頓着をしていませんでした。 ゴールデンウィークが映画産業が使い始めた愛称であることはご存じと思いますが,この連休中に映画を見に行かれる方はきっと多いことと思います。 私は昔の人間なので,この時期になると子どもの頃に行った潮干狩りのことを思い出さずにはおれません。今のようにドライブであるとか,テーマパークであるとかが一般的ではなかった時代のことです。数少ない春の行楽の一つでした。あのときの蛤は格別に美味しかったなと,養殖物が増えて季節感が無くなった今にして思えば,よだれが垂れそうな懐かしい味でもあります。 現在は潮干狩りができる場所も少なくなり,我が家の子どもが小さいときに行ったきりですが,有名な場所に「三番瀬」という東京湾の干潟があります。昔はヘドロなどで東京湾が死んだと言われていましたが,今では江戸時代とまではいきませんが,それなりに江戸前の魚介類がとれるようですし,透明度も上がってきたといわれています。大きく言えば環境が浄化されてきたということなのですが,三番瀬が果たした浄化力はかなりのものだったそうです。 干潟といえば,潮の満ち引きで浅瀬が干上がったり水没したりする場所です。そのために酸素が豊富になり,微生物が豊富でそれを餌とする小動物から,鳥,魚,様々な生き物や植物が生息し,その力が環境浄化につながっているそうです。 子どもの時代はただ楽しかった思い出の潮干狩りが,大人になったことでちょっとちがう視点から眺めることができる。それが物事をより広い視点から考えることができることなのだということなのでしょう。 そのためには,子どものうちに様々な経験をすることが大事だと思います。時はゴールデンウィーク。外に出かけるチャンスです。どうぞ将来への投資という意味でも皆さんでいろいろなところへお出かけしませんか? |
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2007年04月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 3月卒業式,明るく元気で思いやりにあふれ,たくましく成長した47名の卒業生を送り,4月入学式,明るく希望に満ちあふれる,かわいらしい66名の新入生を迎えました。 本年度は,喜ばしいことに新6年生が1学級増で,全学年2学級,全児童数349名でスタートいたしました。それぞれ1学年ずつ進級した子どもたちは,ちょっぴり誇らしげな顔つきをしています。一人ひとりが,1つの節目を越えて,新たな希望と願いをもって,新年度の学校生活を始めました。 過日の卒業式には,地域の方々・同窓生・PTA役員等,47名のご来賓を迎え,私の教員生活で最高の,感動と涙の卒業式を挙行することができました。ありがとうございました。改めて,皆様から大きな風を送っていただいていることを実感いたしました。 さて,本校では,子どもたちの実態を話し合っているうちに,次のことが明らかになりました。「思いやりの気持ちがある」「素直で穏やかである」「友達同士のトラブルが少ない」「友達と協力できる」などの良さとともに,「人の考えに流されやすい」「自己主張が少ない」「自分から一歩を踏み出せない」などの課題です。 そこで,学校教育目標「考える子ども」「思いやりのある子ども」「たくましい子ども」を踏まえ,めざす児童像を「自分の考えをしっかりもち,友達とかかわりながらよりよい行動をすることができる子」として,研究に取り組みます。そのためにライフスキル教育を活用いたします。ライフスキルとは,「結果を考えて行動する」「相手の気持ちを汲んで考える」などができるようにする技能です。 そして,その成果を11月2日(金)に,「中野区特色ある学校づくり」重点校研究発表会で発表いたします。教職員一同,皆様方の期待に応えられるよう心を一つにして教育活動に取り組んでまいります。また,ご家庭・地域との連携を深め,子どもたちの変容を図ります。ご協力・ご支援をお願いいたします。 |
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2007年03月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 各地から梅の花だよりが届き,校庭の木々の芽もふくらみ始め,春の息吹を感じさせる候となりました。 「春」という言葉には,本当にすばらしい響きが込められています。歳時記で「春」を調べてみますと,土地に陽気があふれて草木が芽生えるという意味とあります。 谷戸小学校は,地域の皆様の願いや思い,PTA,保護者の皆様の深いご理解のもと,無事1年の締めくくりの時を迎えさせていただこうとしております。子どもたちのこの1年の成長は大きなものがありました。そして,「卒業」「進級」の,この春を迎え,子どもたちの心の中に自然のもつ生命力のすばらしさや,草木の若葉の美しさを感じ取る,豊かな心が育ってきているように思います。 さて,本年度は,「自ら考え,よりよい行動ができる児童の育成」を目指し,ライフスキルを取り入れた教育活動に取り組んできました。 本校では,ライフスキルを「児童一人ひとりがよりよく生きていくうえで必要な技能」ととらえ,「自己決定のスキル」「自己認識のスキル」「コミュニケーションのスキル」の3つに力点を置いて取り組んできました。その成果として,皆様からいただいた学校評価でも明らかなように,学校が楽しいと感じる子どもが増えてきました。また,トラブルが減少し,落ち着いた学校生活を送る児童が増えてきました。 しかし,本校での取り組みは研究半ばです。研究を進めていくうちに,次の2点が明らかになりました。 (1) 自分自身を肯定的にイメージする力がよりよく生きる力の基盤となる。 (2) 家庭,地域と連携して研究に取り組むことが成果を増大させる。 以上の課題解決のために,「大人になるためのパスポート」づくりに取り組んでいます。また,今後,皆様方には,子どもを認め,励ましていただくための具体的な取り組みを提示してまいります。 学校と家庭・地域,立場は違っても「よい子を育てる」ための土俵は同じです。ご協力・ご支援をお願いいたします。 |
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2007年02月号巻頭言 副校長 荻 原 隆 2月3日の節分には,日本の伝統的な行事の鬼追い(豆まき)が広く行われます。 古来より鬼は邪鬼として,人々から忌み嫌われてきました。しかし,一方では近代の童話や物語には,姿は異形なれども人間らしい心をもった鬼が描かれ,親しまれています。その一つが浜田廣介作の「泣いた赤おに」です。この童話は,心の奥底から友達の身になって考え,助け合った赤おにと青おにの心温まるお話です。 赤おには心がやさしく,人間と仲よく暮らしたいと願っていましたが,人間からは嫌われていました。友達の青おには赤おにのためにわざと人里で暴れて,赤おにに自分をやっつけさせました。そのおかげで赤おには人々から慕われ仲良くなれました。しかし青おには,「君のためにはもう戻りません。友達の青おにより」という手紙を残してどこかに行ってしまいました。赤おには繰り返しその手紙を読み,涙を流しました。 いじめ問題が大きく取り上げられ,子どもの人間関係をどう育てていくかが課題となっています。友達をいじめてはいけないということは,誰でも分かっているはずです。でも,それが行為として正反対に現れてしまうのは,なぜでしょうか。思いやりや友情が一人一人の心の奥にまで響くような深い理解となっていないのではないでしょうか。 幼児期や小・中学生の時期に読み聞かせや物語などをとおして,人のやさしさや思いやり,友情の大切さ,すばらしさにふれさせ,感じ取らせることは,子どもの豊かな成長,人間形成にはなくてはなりません。いじめを無くすため,いじめを引き起こさせないためには,日々の言葉や行動の仕方を即効的に指導するとともに,一見遠回りのようにも見えますが,子どもの心を豊かに育てる地道な取り組みも重要なのです。 本校では心の教育,道徳教育の取り組みの一端を2月19日(月)に道徳授業地区公開講座にて公開いたします。是非,多くの方にご参加いただき,子どもたちの心をどう育てていくかについて,共に考えていきましょう。 |
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2007年01月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 明けまして おめでとうございます。 2007年の新春を迎え,皆様には,ますますお健やかなことと存じます。 年の初めは,年賀状,初詣,書き初め等,日本古来の習慣が今なお受け継がれているものが多く,新年によせる希望や決意を新たにするための先人の英知がしのばれます。 法隆寺の宮大工,西岡常一さんは,「千年にわたる世界最古の木造建築法隆寺が,今なお昔の姿で現存しているのは,その木組みの巧みさにある」と,当時の匠の腕前に感嘆しておりました。 西岡さんの家に代々伝わる家伝の中に,「塔組みは木組み,木組みは木のくせ組み,木のくせ組みは人組み,人組みは人の心組み,人の心組みは頭領の大工さんへの思いやり,大工さんへの思いやりは人の非を責めず己の不徳と思え」という言葉がありました。 さて,次代を担う子どもたちの健やかな成長は,学校・家庭・地域の三者組みにあると思います。そして,私達大人が,互いにその持ち味を出し合って,子どもたちのために連携を密にして,それぞれの立場で教育に当たることだと思います。この連携こそ,お互いどうしの心の糸の結び合いではないでしょうか。 今年も,他の非を責め合うのではなく,己を磨き,先人の業績に学んでいきたいと思います。 凧が北風をいっぱい受けて空高く舞い上がっていました。「谷戸小学校の子どもたちも凧に負けないように元気であってほしい」と思いながら凧を見ていると,その向こうに電柱が見えました。 どの電柱も,柱と柱の間にピンと張っている電線の真ん中がたるんでいます。ピンと張っている凧糸も,いつかは自然にたるんでしまいます。 子どもたちが,新年に当たって,それぞれ目標を決めて張り切った気持ちも,一ヵ月も過ぎるとたるみがちになります。「三日坊主」と言われないように,私達大人の心の糸も中だるみにならないように気をつけたいものです。 "継続は力なり"と言われます。子どもたちが中だるみや中断しないで,目当てに向かって進む。そのためには,「一つ叱って,三つ褒め,五つ教えて,よい子に育てよ」を実行し続けることが肝要ではないかと思います。子どもたちの新年の張り切った気持ちを忘れさせないよう,励まし合ってまいりましょう。 |
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2006年12月号巻頭言 〜本気でやっている姿は美しい〜 校長 井澤 秀雄 「学校生活の中でケンカしたり,争ったりしている子どもたちが,全員で一つのことに協力し合い,努力して完成させた劇を演じる姿に深く感動しました。涙の出る思いで観せていただきました。親である私の心が洗われるようでした。」 これは,保護者の感想の一部です。 学芸会の幕が閉じ,舞台を下りてくる子どもたちの笑顔は素晴らしい。子どもたちの後ろには,一人ひとりのドラマがありました。そして,そのドラマを精一杯演じた子どもたちは,一回りも二回りも大きく育ちました。どの子も瞳もキラキラ輝いていました。みんなで協力して一つの作品を創りあげた素晴らしさ,今,子どもたちが失いかけている自主性や協調性,積極性,表現力等がこの学芸会で芽生え,ぐんぐん成長するきっかけとなることと思います。 本年度は,本校の研究主題「自ら考え,よりよい行動ができる児童の育成」と関連づけ,学芸会に取り組んできました。 一つは,“力いっぱい全力を出してがんばる”ということ。舞台の上で演技している時でも,準備をしている時でも,自分の力を精一杯出してほしいと願ったからです。 二つ目は,“劇は台詞が命”です。子どもたちの演じる劇は,日頃の音読・朗読の延長です。低学年では,自分の台詞を大きな声でみんなに分かるように努力しました。中学年は,感情移入ができるように,人物の気もちや情景を考えて演じました。そして,高学年は,台詞の行間を読み取り,間や抑揚・目線も工夫して演じることができました。 練習を開始した当初は,台詞を覚えられなかったり,情景が読み取れず棒読みになったり,自分の演技ができず,悔し涙を浮かべている子どももいました。しかし,当日は,どの子の瞳も生き生きと輝き,のびのびした表現,素晴らしい演技が見られ,会場を訪れた皆様から大きな拍手をいただきました。 学芸会前日には,仲町小学校の全児童が,リハーサルを鑑賞しました。これが,子どもたちにとって大きな励みとなりました。この仲町小との交流は,20年度からの学校再編を睨んだ交流と位置づけ,実施したものです。 また,学芸会初日に,中野区と北京市西城区交流20周年を記念して来日していた民芸団の幹部が,4年生の「龍の子太郎」を鑑賞されました。レセプションの席上で,4年生の劇に感動し,大きな話題になったと伺いました。 学芸会で,私は皆様に「自分のお子さんを褒めるだけでなく,是非,近所の子も具体的に何が良かったのかを褒めてほしい。」とお話いたしました。その反響が手に取るように伝わってきます。子どもたちの大きな励みとなっています。感謝申し上げます。 |
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2006年11月号巻頭言 副校長 荻原 隆 学力調査の結果を生かすことには,二つの方向があります。 一つは個々の学力向上を図ることです。児童一人ひとりの学習状況を客観的につかみ,十分な点はさらに伸ばし,不十分な点はそれを補い,高めていくことに調査結果を生かすことです。このために,保護者の方へは児童の個人調査結果と復習問題のプリントをお渡しいたしました。また,学校でも個人データに基づいて具体的な指導を行うとともに,一人ひとりの伸び具合を確認しながら,学力向上に取り組んでいます。 二つ目には,区や学校全体の傾向をつかみながら,学校全体としての学力向上の取り組み,授業改善を充実させることです。 今年度の中野区学力調査の結果は,すでに9月号の区報にて区全体の傾向等について掲載されておりますが,本校の結果について報告をいたします。 右の表のとおり,本校の結果は中野区全体と比較して,ほとんどの学習領域で同等程度以上の数値となっています。このことからは,本校児童の学力の定着状況は全体として良好であると判断できます。 さらに詳細な結果と分析,今後の学力向上につなげていく「学力向上プラン」を合わせて,近々,本校のホームページに掲載するともに,配布をする予定となっています。
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2006年10月号巻頭言 〜つないでいこう家庭・学校・地域の輪・和〜 校長 井澤 秀雄 「おはようございます」金木犀の香り漂う中を,元気な声で校門を入って来る子どもたちの姿にすがすがしさを感じます。そして,元気のよいあいさつは,今日の活動の出発を明るいものとし,一日の幸せを予感させられます。 ある辞書によりますと,「挨」は「相手の心を押す」そして,「拶」は「相手の心を開く」という意味があるそうです。相手から「おはよう」「おはようございます」が返ってきたら,心は開いたのかもしれません。いずれにしても,あいさつは,人と人とが心を交わす出発点であり,人と人をつなぐ最も基本的なルールです。 「心の東京革命・7つの呼びかけ」の中に,“あいさつは魔法の力”という標語があります。「ちょっと勇気がいるけれど,思い切って声を出してみよう。あいさつは魔法の力,きっと変わる,何かが変わる,あいさつで東京を変えていこう。」と呼びかけています。 学校では年間を通して,あいさつの指導に力を注いでいます。朝,登校の際,先生方が「今日も1日気持ちよく」という願いをもって,笑顔で子どもたちを迎えています。しかし,時折,先生方から「あいさつに元気のない子が少しいますね」という声が聞かれます。 子どもは元気にあいさつすることによって,自分の気持ちがよくなり,相手の気持ちもよくなります。そして,まわりの人もいい気分になります。あいさつを交わすことによって心が豊かになり,自ら気づき,自分はどうしたらいいかを考え,考えたことを実行できるようになります。 4年前の着任当初,私は城山本通りを「あいさつ通り」名づけ,保護者・地域の方々にあいさつ運動のご協力をお願いいたしました。 「子どもは地域(保護者)で育つ」「子どもを地域で育てる」「子どもが地域を活性化する」再度,「あいさつ運動」のご協力をお願いいたします。 |
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2006年09月号巻頭言 副校長 荻原 隆 この夏に行われた学校や地域での行事をいくつかオムニバス風に報告させていただきます。 7月14,15日の2日間,谷戸運動公園で毎年,恒例の盆踊りが行われました。今回は何とか盆踊りを盛り上げて,皆さんに楽しんでもらいたいという実行委員会の皆さんの考えから,「谷戸っ子ソーラン」を踊ることになりました。当日実際に音楽をかけるまで,みんながいっしょに踊ってくれるかどうか心配だったそうですが,大勢の卒業生や在校生が力強い踊りを披露してくれました。地域の皆様からは「何だか力が湧いてくるね。元気になるよ」という声が聞かれました。「谷戸っ子ソーラン」の踊りをとおして,子どもたちを中心に地域と学校の一体感が今まで以上に強まったと思います。 7月31日〜8月2日に千葉県富山町の岩井海岸での6年生夏季臨海学園が行われました。2日目,好天候とは言えない状況の中で実施されて谷戸小学校伝統の遠泳では,A遠泳(40分間)34名とB遠泳(20分間)8名の全員が見事に完泳しました。プールでの練習や当日のご指導いただきました外部指導員の皆様とご家庭で力強く励ましていただいた保護者の皆様に感謝を申し上げます。すいか割りやキャンプファイヤーなどとともに,子どもたちにとって忘れられない思い出になったことと思います。 8月22,23,28,29日の4日間には,コンピュータを活用したサマースクール(4年生以上の希望者対象)が開かれました。このサマースクールでは,「スクイーク」というプログラミングソフトを使って,自分が画面上に描いた絵を回転させたり,動き回らせたりしました。自分の絵を自分の思うように自由に動かせる操作は一般の学習パソコンソフトではなかなかできないことです。コンピュータの新たな楽しみ方を体験できた講習だったと思います。今回,全面的なご協力をいただきました潟qューレット・パッカード社の皆様に厚く感謝を申し上げます。 地域や多くの様々な方々に支えられて子どもたちが成長していくことを実感した夏でした。 |
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2006年夏休み号巻頭言 校長 井澤 秀雄 42日間の夏休みが始まります。夏休みは,お子さんをそれぞれの家庭にお返しすることになりますが,すべての子どもにとって,充実感のもてる夏休みになるよう,心から願っています。 “充実感”それは,子ども自身が「自分の夏休みを,自分でいい夏休みにしよう」と努力してくれなければなりません。子ども自身がこのような自主的な態度で,充実した夏休みを過ごすためには,どうしても親や教師の支援や指導が必要です。 「学校で遊ぼう」「夏だJ」「ラジオ体操」等の地域行事や「サマースクール」・プールに積極的に参加するよう声かけをお願いいたします。 さて,団塊の時代の私にとって,高校・大学受験は大変でした。その当時,受験戦争という言葉が出現しました。そして,「夏を制するものは受験を制する」という言葉もできました。 時代は変わり,現在はどうでしょうか。日本の子どもたちは,外国の子どもと比べて,家庭で学習する時間が少なくなっています。 そこで,夏休み中も下記の2点について,ご家庭でご指導いただき,基本的な生活習慣の確立と,学力向上のためのご協力をお願いします。 (1) 早寝・早起き・朝ご飯+テレビ(テレビゲーム)を消して外遊び (2) 家庭学習〔読書を含む〕(低学年20分・中学年40分・高学年60分)の習慣の確立
“あなたは 我が家で お子さんを災害から守れますか” 私は,これまでの経験を通して,「これまでの防災訓練では,実際に災害が起こった折りの訓練にはならないのでは」という疑問をもっております。参加者が子どもと高齢者がほとんどで,実際に活動できる若いお父さん,お母さんの姿が見られないのです。 そこで,本校でのテーマを上記のように考えました。是非,親子でご参加ください。 |
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2006年07月号巻頭言 副校長 荻原 隆 谷戸小学校では,各界や様々な分野で活躍していたり,優れた指導力や技能を持っていたりする方々に外部講師としておいでいただいています。 《平成17年度》 ・落語家 ・津軽三味線奏者 ・国際理解教育講師 ・シンガーソングライター ・福祉教育講師 ・英語活動講師 ・東京農工大学教授 ・日本ユニセフ協会 ・助産師 ・保健師 ・医師 ・ガリレオ工房理事長 ・国際理解教育講師 ・コンピュータ教育講師 ・薬物乱用教室講師 《平成18年度》※既にお出でいただいた方 ・エネルギー教育講師 ・水道教室(水道キャラバン)講師 ・英語活動講師 ・リコーダー奏者 ・環境教育講師 今後もいろいろな方にご指導いただく予定になっています。また,この他にも保護者,地域の皆様,学習ボランティアの方々など,本当に多くの皆様からご支援をいただいております。 さらに外部講師の皆様のお力で本校の教育活動を一層充実させていきたいと考えています。 |
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2006年06月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 人間は本来「やる気」をもっているものなのでしょうか。それとも,もともと怠け者なのでしょうか。このことについて心理学では2つの説があるようです。 初めて自分の力で立ち上がった時の赤ちゃんのなんともいえない素晴らしい表情。1歩歩けるようになった赤ちゃんが,2歩3歩歩こうと懸命になっている姿。このような様子を見ていますと,人間はもともと怠け者などとはとても思えません。 ところが,大人を見ていると,怠け者説もまんざら間違いでもないなと思われることも多々あります。罰や報酬がないと,なかなか動かないという面がないとは言えません。赤ちゃんや幼い子どもは,そのようなものがなくとも積極的にやろうとします。成長するにつれて,罰や報酬がないとしなくなるのはどうしてでしょうか。もしかしたら,大人が子どもをしつけていく過程で,子どもが本来もっている「やる気」を奪っているのかもしれません。 本校では,子どもたちに「分かった。できた。もっとやろう。」という意欲を引き出すために,下記の事項に配慮し,指導しています。 (1) 基礎・基本の徹底 基礎・基本の時間を設定し,基礎学力の向上を図るとともに,学習ボランティア(学生・地域の 人々)を導入し,学力の向上を図る。 (2) 分かる授業の創造 教材・教具を工夫したり,教育機器を活用しての授業の充実・研究授業を通しての指導力の向上 (3) 体験学習の充実 生活科・理科・社会科・総合的な学習の時間等での校外学習や植物栽培等の学習 (4) 学校行事・委員会活動の充実 遠足・運動会・委員会活動等を通して,感動や成就感の体験 (5) やる気を引き出す言葉かけ 「一つ叱って 三つ褒め 五つ教えて よい子に育てよ」の徹底 運動会での子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。生き生きとした姿を随所にご覧いただけたと思います。詳しくはホームページを大幅に更新しましたのでご覧ください。 また,17日(土)に学校公開を行います。どうぞ子どもたちの様子をご覧ください。 |
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2006年05月号巻頭言 副校長 荻原 隆 教育は知徳体の三つの柱で進められています。そのことに加えて,新しく食育が重要だと言われています。 食育がかかわる範囲はかなり広いものです。健全な食習慣,栄養のバランス,食材の安全,地産地消,食文化の継承など多様な取り組みをすることが食育基本法や食育推進基本計画に示されています。食育が子どもたちの豊かな人間性を育み,生きる力を身に付けていくための基本であると位置付けられています。 子どもたちの「食」の現状には様々な問題や心配があります。中でも気になる三つの「こ食」傾向があります。子どもだけで食べる「子食」,一人だけで食べる「孤食」,ハンバーガーやカップ麺のように一個二個と数える簡易な食品中心の「個食」です。それぞれの家庭によって事情は違っているでしょうが,もしこのような食事が毎日続いていくならば,食事の場が無味乾燥で味気ないものになり,子どものコミュニケーションの質を高める上でも影響が少なからずあると考えられます。 食事は単なる「ものを食べる」だけの時間,場ではありません。食べ物を囲み,みんなで食べたり話したりしながら,コミュニケーションを深める大切な機会なのです。私たちは食べ物や食べることをとおして,お互いがふれあい,豊かな人間関係を作ることができるのです。 このことを強く感じた出来事が,かつて私の勤務した学校でありました。遠足のお弁当の時間,ある子どもがお弁当の包みから紙を出して読み始めたのです。「何が書いてあるの」と尋ねると,その子は紙を見せてくれました。そこにはお家の人から,「お弁当を一生懸命作ったから,たくさん食べてね」という趣旨のことが丁寧に書かれてありました。お弁当を作ってくれた人の優しさと思いやりが伝わるいいお話だと思い,学級の保護者の方に紹介してみました。すると,次の行事のときには多くの子どもたちのお弁当の中にお手紙が入っていました。お弁当の包みを広げたときの思わぬ手紙に驚く表情,手紙を読むときの何とも言えない満足気な顔を思い出すたびに,「食」は豊かなコミュニケーションなのだという思いをさらに強くしています。 |
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2006年04月号巻頭言 校長 井澤 秀雄 桜花爛漫,校庭の木々の一つ一つに,旺盛な生命力と生き生きと伸びようとする盛んな力を感じます。 本日,15年ぶりに70名を越える新入生(71名)を迎え,全児童335名,新たな希望と願いを胸に秘め,新年度をスタートしました。私達教職員一同,皆様方の期待に応えられるよう心を一つにして教育活動に取り組んで参ります。 過日の卒業式は,地域の方々34名,PTA役員等,多数のご来賓を迎え,本校同窓生イルカさんから,生花とメッセージをいただき,盛大な卒業式を挙行することができました。改めて,地域・同窓会の皆様から大きな風を送っていただいていることを実感いたしました。ありがとうございました。皆様には,今後とも「子どもの見守り・声かけ運動」のご協力をお願いいたします。 さて,昨年度実施いたしました学校外部評価は,別紙の通り,A:十分/B:まあ十分を合わせた評価が下記のようになりました。 90%以上 10項目 90〜85% 8項目 85〜80% 4項目 80%以下 2項目 他校に比べ大変高い評価をいただきました。80%以下の2項目は,「環境教育:76.2%」「子どもの良さを伸ばす:79.4%」です。 そこで,学校では,これまでリサイクル活動を中心に環境教育を行ってきましたが,新たに,「食のガーデン事務局」の支援を受け,植物栽培を通し,環境教育の充実を図ります。 また,「子どもの良さを伸ばす指導」の充実では,一昨年から取り組んできましたライフスキル教育の推進を図ります。ライフスキルとは,人間としての具体的な生き方を学ぶ手法です。この手法を教師と子どもたちが身に付けることによって,一人ひとりの子どもたちの良さを伸ばしていきたいと思います。 |
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最終更新日:2008年05月01日(木)
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