Glock


◇History and Comments◇
  Glock is an Austrian gun maker whose unique mechanism and looking have already been well recognized worldwidely.
  Tanaka is the only toy gun maker who has made Glock modelguns while many other makers keep making its air guns. Tanaka has been making G17(slide:HW/frame:ABS, slide:ABS/frame:HW, 2nd frame all HW, 3rd frame all HW) and G18(slide:ABS/frame:HW). Tanaka is a unique maker who stated making modelguns in the 1980s, when modelguns already became unpopular because of the popularity of air guns. CAW once made a G18C(slide:HW/frame:ABS) out of the Tanaka G17 before Tanaka released its original G18.
  There are only four modelguns ever made for Glock pistols, so the Glock modelgun series are now complete!

G17 2nd Frame Model (Tanaka, 1st production, HW/ABS, PC blowback, 450g)  エアーガン、ガスガンにグロックは星の数ほどあれど、モデルガンのグロックはタナカ製しかない貴重なモデルである。初期モデルはスライドがHW、フレームがABSという組み合わせであったが、HWスライドが発火の衝撃で破損することが多かったことから、後にスライドとフレームの素材が逆転したモデルに変更された。
 内部メカは実物と見まごうくらいよくできており、写真で見ただけではどちらが実物だかわからないくらいリアルにできている。また、発火性能も大変よく、ほとんど不発無しに快調なブローバックが楽しめる。また、カートリッジは初期モデルではP226と共通のプラスチックと真鍮製の半使い捨て目的で設計された「パラ・カート」(5ピース構成)がついているが、第2モデルでは金属製パラ・カートとなった。
 本モデルは初期のスライドHW版である。ノーマルであればスライドが灰色なので、後期版(黒)とは簡単に見分けることができる。なお、初期モデルにはデトネーターをはずすための細い金属棒が付いていた他、下箱にはG18のロング・バレル用スペースは空けられていない(写真右下参照)。
G17 2nd Frame Model (Tanaka, 2nd & 3rd productions, ABS/HW, PC blowback, 510g)  タナカのG17は、発売以来専門誌やユーザーから絶賛され、コレクション派・発火派を問わずに絶大なる評価を得たが、発火派からはHW製のスライドが割れやすいという苦情が相次いでいた。タナカではG18の発売を期に材質構成をスライドABS・フレームHWと逆転させることでそれに対処し、続いてG17もマイナー・チェンジという形で同様の構成になった。これによって、初期版に比べるとフロント・ライトな持ち味となったが、全体の重量は60gアップした。なお、初期版では薄いグレー色であったスライドは、マット・ブラックになって精悍さがアップした。また、初期版にはなかったスライド右面のメーカー・ロゴも入れられた。さらに、操作性と耐久性に不満の多かったプラスチック製カートも本モデルの発売に合わせてメタル・カートになり、ブローバックのキック力が一層アップした。
 G17は金型のガスガン転用に伴って絶版モデルとなってしまったと考えられていたが、2005年夏に奇跡的に再販された。なお、第2モデルの初期生産品と再販品ではスライド右側の刻印が異なっており、初期生産品ではバレルと同じシリアル・ナンバー(固定。実銃のもの?)が入れられていたが(写真右上)、再販品ではモデルガンの生産シリアル・ナンバーとなっていた(写真右中)。
G17 2nd Frame Model (Tanaka, 4th production, HW, PC blowback, 585g)

 タナカのG17は、金型がガス・ガンに転用されたために、モデルガンの再販は不可能になったと思われていたが、2005年夏にフレームHW/スライドABSが再販されたことはマニアを驚かせた。そして、2008年春には、これまでマニアから熱望されながら実現していなかったオールHW仕様が新規発売された。
 基本的な作りは過去に発売されたモデルと同じであるが、オールHWになったことで重量が585gまで上がり、実銃にかなり近くなった。ただし、スライドがHWになったことで、初期モデルで指摘された発火時にフレームが割れるという問題が起こる可能性があるので、あくまで鑑賞派用モデルとして位置づけられるモデルと言えるだろう。また、フレームに刻印された6桁の数字は、直上のモデルではモデルガンのシリアル・ナンバーと思われるものであったが、再びバレルのものと同じ固定番号に戻された。
 なお、今回のモデルは「2ndフレーム」とされているが、グリップにあるグロックのメーカーロゴやフレーム左側のタナカのメーカー表示が若干異なっているだけで、一見しただけでは過去のモデル(直上の2つ)との外観上のちがいはわからない。おそらく、直後に追加発売された「3rdフレーム・モデル」との差を明確にするために、あらかじめ過去のモデルが2ndフレーム・モデルであったことを明示したのであろう。

G17 3rd Frame Model (Tanaka, HW, PC blowback, 585g)

 私用、公用も含めて世界中で大ヒットしている実銃のグロック・シリーズは、より使いやすいモデルを目指して改良が加えられ、フレームは第3世代になっている。トーイ・ガン界もそれに合わせて3rdフレームのモデルを各社が発売されているが、モデルガンとしては唯一の存在であったタナカのガスガンにも3rdフレーム・モデルがあったので、2008年初頭に2ndフレームのHWモデルが発売された時点から、3rdフレーム・モデルの発売が期待されていた。そして、その期待に応えるように2008年春に3rdフレーム・モデルがオールHWで発売された。
 それまでのG17との最大のちがいは、もちろんフレームの形状である。具体的には、前部にライト等のアクセサリーを搭載するためのレールが設けられたこと、握りやすさを向上させるためにフィンガー・チャンネルとサム・レストがグリップに設けられたことである。ただし、その他についてはバレルやスライドのシリアル・ナンバーまで含めて旧モデルとまったく同じである。
 オールHW製であるために発火には向かないが、眺めて良し、手に持って良し、の久々に興奮するモデルである。なお、ガス・ガンであれほどのバリエーション展開が可能であるなら、モデルガンにおいても最小レベルの金型変更で可能なバリエーション・モデルを期待したい。

G18 Early Model (Tanaka, early prodction, ABS/HW, PC blowback, 520g)  すでに発売されていたG17をベースにモデル化されたものである。CAWが後期型を採用したのに対して、タナカがモデル化したのは、スライドより1インチほど突き出た長いバレルをもった初期型であった。コンペンセイターを兼ねた長いバレルは、数あるグロックのモデルの中で一目でそれがG18であると特徴づけるものとなっている。ただ、HW製スライドが連続ブローバックに耐えられないと判断されたのか、スライドABS/フレームHWというようにG17とは素材が逆転された。
 発売当時の雑誌によると、フル・オートのブローバック速度はなんと1,800rpm(1秒間に30発!)に達し、ビデオの1コマに1発の割合で飛び出したカートが映ったことが紹介されている。ただ、実際のユーザーからはスライドが軽くなったことによる装弾不良が数多く報告されており、スライドに重りをつけたりバレル回りにスプリングを巻いたりしてスライドの動きを制御しなければ良好なフル・オートはできないそうである。 
G18 Late Model (CAW, limited production based on Tanaka G17, HW/ABS, PC blowback, 470g)  パーツ・メーカー兼ショップであったクラフト・アップル・ワークスが、メーカー宣言をした直後の95年9月にタナカのG17をベースに作り上げたカスタム・モデルである。発売当初の広告を見ると、定価36,000円で60丁限定発売ということであり、レア中のレア・モデルと言える。
 後に発売されたタナカのG18はバレルが長く突き出た初期型をモデル・アップしたが、それに先だって発売されたこのG18はスライド天井前部が大きく開けられ、バレルにも大小4つのマグナ・ポートが開けられた新型をモデル・アップした。タナカのG17をベースにしているといっても、スライドとバレルは新たに金型を起こしたものであり、スライド上にあるセレクター・レバーやブリーチ内のフル・オート・シアーなども追加されているので、CAWのオリジナル・モデルといってもよいであろう。内部のリアルさは元のG17ゆずりであり、これに快調なフル・オート・ブローバック機能が加わった超弩級モデルガンである。もっとも、オリジナル・パーツを入手することは不可能なので、破損が怖くて発火したことはないし、今後もおそらくしないであろう。
 なお、本モデルはこちらで詳細に紹介している。 
シリーズ完結!グロック・モデルガンそろいぶみ! All the modelguns of Glock pistols ever made
Tanaka G17 (HW/ABS)
1st production
CAW/Tanaka G18C
(HW/ABS)
Tanaka G18
(ABS/HW)
Tanaka G17 (ABS/HW)
2nd production
Tanaka G17 (HW)
4th production
Tanaka G17 3rd Frame
(HW)
Tanaka G17 (HW/ABS)
1st production
Tanaka G17 (ABS/HW)
3rd production



※From left, Tanaka G17(1st produdtion: top & down), CAW G18C, Tanaka G18, Tanaka G17(2nd production:down & 3rd production: top),
Tanaka G17(4th production), Tanaka G17 3rd Frame, listed in the production time order


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