| IMI Desert Eagle .44 Magnum (Hudson, early production, HW, CP blowback,
960g) |
モデルガンがもはや売れなくなっていた90年代に、ハドソンは映画等で爆発的人気を誇っていたデザート・イーグルのモデルガンを発表した。すでに新規のモデルガンはほとんど出なくなっていた時代でもあったので、モデルガン・マニアは大拍手でこれを迎えたことであろう。ハドソンのデザート・イーグルは、44マグナムのブラックABS版、HW版、シルバーABS版、ハーフ・シルバー版というバリエーション展開をした後、映画等で大人気の50AE(ブラックHW、シルバーABS)へと発展した。
実際に手にしたときに剛性感がやや足りなかったり、各部の作りがやや粗かったり、手動ではジャムすることが多いなど作動性能がイマイチであるというような欠点はあるが、その圧倒的な存在感と重量感は他のどんなハンドガンも勝てない。ハドソンにはこれからも頑張ってもらいたいものである。
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| IMI Desert Eagle .44 Magnum Mat Chrome Model (Hudson, early production,
chrome-plated ABS, CP blowback, 740g) |
ハドソンのデザート・イーグル44マグナムは、最初にHW製ブラック・モデルが生産されたが、後にABS製シルバー・モデル、同スライドHWブラック&フレームABSシルバー・モデル、そしてABS製マット・ブラック・モデルが追加された。ハドソンのホーム・ページには現在もフレーム・シルバー・モデルを除く3機種が掲載されているが、50AEが再販されている中で、44マグナムは再販がされていないので、おそらくは絶版となってしまっているものもあるであろう。
今回紹介するモデルは、ABS製シルバー・モデルである。発売当初は「ブライト・クローム」という名前であったが、後に「マット・クローム」という名前になり、現在までその名前が引き継がれている。本品は後者であるが、初期生産のブライト・クロームとどの程度色がちがうのかは不明である。
ABS製であるので、HW製モデルに比べると重量の点で劣るが、それでも元々サイズが大きいので、手に持つと案外重量感がある。50AEのシルバー・モデルと異なるのは、50AEではフロント&リア・サイト(黒)以外の亜鉛合金製部品まですべてシルバー・メッキされているのに対して、44マグナムでは、ハンマー、トリガー、スライド・ストップ、セイフティー、マガジン・キャッチ・ボタン、バレル・ロック、バレル・ロック・ピンが黒のままである。また、セイフティーは形も若干異なっている。
なお、本品は中古で手に入れたものであるが、その時点で高級な純正木製グリップが装着され、デトネーターがはずされてダミー・カートリッジ仕様にされていた。また、最近の再販モデルではないので、刻印も実銃と同じオリジナルのIMI刻印となっている。
※全写真に拡大写真有り |
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| IMI Desert Eagle .44 Magnum Gold Model (Hudson, event limited production,
gold-plated ABS, CP blowback, 820g) |
まずは、まばゆい光を放つ、その金色に輝く本モデルの全身を見てもらいたい。
ハドソンによると、元になった実銃はIMIがファクトリー・カスタムとして作った、世界に各1挺ずつしかない8種類のモデルの中の1挺だそうである。そして、ハドソンは東京おもちゃショーの展示用にそれら8種類をそのまま各1挺ずつ特別に製作したそうで、ここで紹介するモデルは2007年末のビクトリー・ショーで発売されたものの中の1つである。つまり、モデルガンとしても世界に1挺しかない超稀少モデルである。おそらく、初代(刻印はIMI)のブラックまたはシルバーABSモデルの素材にゴールド・メッキをかけたものと思われる。
さて、各部を詳しく見ていくと、このモデルがいかに手間をかけて作られているかがわかる。とにかく本体のほとんどにゴールド・メッキがかけられているのである。44マグナムのシルバー・モデルではシルバー・メッキがかけられているのがABS部品に限定され、亜鉛合金製部品は黒染めのままであった。それが50AEモデルではフロント&リア・サイト以外の亜鉛合金製部品にもシルバー・メッキがかけられたわけであるが、本モデルではその両サイトまでもゴールド・メッキがかけられた。したがって、スライド閉鎖状態の本体において外観上で黒染めが見えるのは、後方からわずかに見えるメカ・ブロックBとファイアリング・ピン、下からのぞくマガジン底部、そしてプラスチック製のグリップだけである。さらに、このゴールド・メッキは本体内部までかけられており、フレーム内側はもちろんのこと、バレル内側(チェンバー内)にも及んでいる。
メッキ・モデルだけに、指先が少し触れただけで指紋痕がつくなど取り扱いにはとても気を遣うが、丁寧に磨いていつまでもそのまばゆい光を維持したいモデルである。 |
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| IMI Desert Eagle .50AE (Hudson, late production, HW, CP blowback, 980g) |
デザート・イーグル50AEは、一見しただけでは44マグナムと区別がつきにくいが、バレルの太さと上部の形状(写真右上参照)、マニュアル・セイフティーの形状などにちがいがある。カートリッジも50の方がはるかに大きくて重く、これを火薬1発で押し出すことは可能なのかと思ってしまう。
ここで紹介するモデルは、2003年末に再販されたブラックHW版である。再販にあたっての一番の改善点はHWの材質で、今回はSAAと同じ素材になったとのことであり、これによって剛性感も向上している。また、パーティング・ライン等の仕上げもきちんとなされており、マット・ブラックの塗装もとてもよくできている。ただし、一部の雑誌やHPで紹介された「約10%の重量増」というのはやや大げさな情報で、実測ではほとんど誤差の範囲内の増加でしかない(旧カタログ値:980g、新実測値1,010g)。一方、再販にあたって残念な点は、商標権問題からスライド左側の刻印の銃名がDesert
Eagle から Hudson Eagle へ、メーカー名が Israel Military Industries から
Hudson Industry になってしまったことである。 |
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| IMI Desert Eagle .50AE Mat Chrome Model (Hudson, early production, chrome-plated
ABS, CP blowback, 840g) |
ハドソンのデザート・イーグルは、44マグナム版も含めると、これまでに6種類発売されたが、本モデルはその中で最後発のモデルである。実銃にステンレス製モデルがあるかどうかは定かではないが、44マグナム版には以前からシルバー・モデルがあったので、マニアからの要望により生産されたのであろう。
ABS製モデルであるので、HW製モデルに比べると重量感の点で劣るが(それでも840gもある)、その分抑えた色調のシルバー・メッキ(マット・クローム)の輝きが美しい。また、44マグナム版では黒色のままであったハンマー、トリガー、スライド・ストップ、セイフティー、マガジン・キャッチ・ボタン、バレル・ロック、バレル・ロック・ピンまでがシルバー・メッキされ、前後サイトを除けばオール・シルバーとなっているところに50AE版の豪華な位置づけが感じられる。ただ、メッキ・モデルであるため、HWモデルに比べるとやや動きが渋い気がする。もっとも、このモデルは発火用ではなく、ディスプレイ用として手に入れる人が多いであろうから、それほど大きな問題ではないと思うが。
本モデルは初期生産品であるので、スライドの刻印が実銃と同じオリジナルのIMI刻印となっているが、2005年以降に再販されたモデルからは商標権の問題からハドソン刻印になってしまっている。
なお、ここではすべての写真に拡大写真(2×2)を用意してあるので、それぞれをクリックしてその魅力を堪能してほしい。
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☆オートマチック・ハンドガン用カートリッジ大きさ比べ☆

圧倒的な大きさと重さを誇る、DE50AE用カートリッジ(右端) |
(左より)
・MGC ウッズマン用.22LR(CP−HW、4.5g)
・MGC コルト・オート用.32ACP(CP−HW、6g)
・MGC イングラム(HW)用.9oShort/.380(CP−HW、8g)
・ハドソン トカレフ用7.62o Mauser(PF、10g)
・ハドソン 南部十四年式用8o南部(CP、8.5g)
・MGC ベレッタM92F用9o Luger(CP−HW、8.5g)
・MGC ハイ・キャパシティー用.38 Super(CP−HW、10g)
・MGC デルタ・エリート用10o(CP−HW、13.5g)
・MGC ガバメント用.45ACP(CP−HW、16.5g)
・MGC 44オートマグ用44Magnum(CP−HW、21.5)
・ハドソン デザート・イーグル用.44Magnum(NPF、18.5g)
・ハドソン デザート・イーグル用.50AE(NPF、30g) |