| Model 2 Army (Marushin, HW, cap firing, kit model, 450g) |
19世紀に作られた小型のシングル・アクション・リボルバーである。日本ではかの坂本龍馬が愛用していた銃としても知られ、フランクリンミント社からも金属製のレプリカ・モデルが販売されたことがある。バレルはフレーム前方上部で連結されていて、そこを支点に跳ね上げられる構造になっており、シリンダーが簡単に取り外せるようになっている。
銃の位置づけからしておそらくモデルガンとしてはたくさんは売れないであろうに、マルシンはよくぞこのようなマイナーな拳銃をモデル化してくれた。発売当初はエクセレントHW製のセミ・プレミアム・モデルであったが、のちにHW版のキット・モデルも販売され、再販もされている。嬉しいのは、キット・モデルは9,800円という値段設定(実売価格7,000円台、私は半値で購入)にもかかわらず、木製グリップがおごられている点である。なお、現行版は「スミス&ウェッソン社公認モデル」となっているが、開発当時はそうでなかったらしく、バレル上の刻印は「SMITI
I & WLSSON」となっている。
作りも大変よく、トリガーとハンマーの噛み合わせの部分の調整が必要だった以外は、説明書に従って素組みするだけで快調に動くモデルとして完成した。 |
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| Schofield Delux Model (CAW, HW, cap firing, g) |
実銃はスミス&ウェッソンを代表するシングル・アクション・リボルバーで、S&W bR(44口径)のバリエーションの1つ(45口径)である。bRは1870年に誕生し、それをスコーフィールド少佐が軍用に改良して1875年に陸軍に採用されたことからこの名がついた。コルトSAAに比べるとどうしても知名度の点で劣ってしまうが、それでも数々の西部劇映画に登場しており、最近の有名な映画では、クリント・イーストウッド監督・主演の「許されざる者」(Unforgiven)で彼の仲間となった若者が「スコーフィールド・キッド」というニックネームとともにこの銃を使っていた。
モデルガンのスコーフィールドは、ここで紹介する、CAWがモデルアップしたものが最初で唯一のものである(フランクリン・ミント社の「カスター将軍モデル」を除く)。CAWは51ネービーに続いてこれをモデルアップしたが、コンピューター解析による設計とコンピューター制御の工作機械を使って、実銃の外観とメカを余すところ無く再現した。特に、サイド・プレートとフレームの合わせ目は見事で、別部品でありながら完璧なまでにピタリとはまっている。もちろん、その他のあらゆる部品も51ネービーと同様に素晴らしいできである。その余りの見事な作りに、開発時に商標権を取りにS&W社を訪れたCAWの社長は、S&W社側から「これだけ素晴らしい製品を作っていながら、なぜS&W刻印にこだわるのか?自社の名前を入れた方がいいのではないのか」と言われ、試作品には入っていたバレル左側のS&W社名が量産品では消されることになったという。ただ、1つだけ残念なことは、シリンダー・ボルトがどうしてもすぐに上がってしまい、シリンダーに回転傷がついてしまう点である。
また、カートリッジはモデルガンとしては異例の装弾数×2の12発が付属している。これは、発火用にも観賞用にもなるというアイデアである。ケース部は真鍮製、ブレット部はアルミ製である。発火用に使う際は、そのブレット部をはずしてロードするようになっている。
上のモデルは、1998年末に最初に発売された標準モデルである(すみません。写真はいずれアップします)。発売当初は、黒いHWグリップ付きのスタンダードとホーグ製木製グリップ(残念ながらあまり表面の仕上げがよくなく、毛羽立っている)が付いたデラックスがあったが、現在は後者のみが販売されている。
下のモデルは、1999年夏に追加された300挺限定生産の「ウェルス・ファーゴ」モデルである。このモデルは、バレルが5インチに切りつめられたもので、後加工であることから、標準モデルのデラックス・タイプに比べて6,000円高い価格設定となっている。なお、"Wells
Fargo"とは19世紀前半にエクスブレス業(郵便業)で財をなした会社(現在もアメリカン・エクスプレス系の銀行として続いている)の名前で、同社は運送に用いる駅馬車を銃で武装した護衛をつけて出荷者の信頼を得たという。そのときの護衛に用いられたのが本モデルであった。 |
| Will be up in the near future. |
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| Schofield Wells Fargo 5" Model (CAW, limited production, HW, cap firing, 540g) |
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| Model 3 .44 Revolver "Wyatt Earp" Model (Marushin, late limited
production, ABS, no cartridges, 500g) |
モデルとなった実銃は、映画「OK牧場の決闘」や「ワイアット・アープ」で有名な名保安官ワイアット・アープが所有していたモデルで、現在は博物館に展示されているものである。
本モデルは、90年代前半のモデルガン復興期にフランクリン・ミント社から発売された高級ディスプレイ・モデル・シリーズの1つを、当時も製造を担当したマルシンが2007年に再販したものである。当時発売された本シリーズの他のモデルには、51ネービー・カスター将軍モデル、SAA駅馬車モデル、SAAルーズベルト・モデルがあった。いずれも本体には彫刻が施され、ディスプレイ用の専用パネルが付いた高級コレクター・アイテムという位置づけのものであった。
さて、本モデルはカスター将軍モデルと同様にABS製である。表面の刻印は実銃のそれが見事に再現されているが、これは金型によるもので、手彫りではない。そして表面が入念に処理された上でシルバー・メッキがかけられている。メカニズムは、モデルガン・メーカーであるマルシンが製造したものであるので、内部の部品も含めて実銃のそれが忠実に再現され、しっかりと作動もする。ただし、カートリッジは付属しておらず、最初から否発火モデルであった。カートリッジを挿入してハンマーでたたくこともできるので、せめてダミー・カートリッジは付けて欲しかったが…。
本品はマルシンからの再販品であり、ディスプレイ・パネルは付属していないが、代わりに専用の木製ケース(さらに中敷きの赤い布と外箱の段ボール)が付いているという高級モデル志向は引き継がれている。また、2008年には本品の3分の2ほどの価格でキット・モデルも発売された。こちらには木製ケースは付いていなかったが、紙製の上蓋のデザインがとても凝っており、完成後はその箱に入れておくのもいいと感じさせるものであった。
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