U.S. Small Arms in World War I & II
◇History and Comments◇
There were many kinds of guns used in World War II. They were hand guns,
carbines, rifles and machine guns. As for the U.S. military, most soldiers
carried M1 rifles and some officers carried M1 carbine or Thompson M1928,
later M1A1 or M3A1. Those carbines and submachine guns can be seen in many
war movies and in some TV dramas like Combat!
Modelguns of U.S. WWII carbines and submachine guns have been made by
several makers. They are mostly made from zinc alloy or iron, but some
are made from ABS plactic. Rokken once produced M1928 and M1. MGC has been
making Thompson M1921 since 1970. CMC made Thompson M1, M1&M2 Carbines
and M1A1 Paratrooper from zinc alloy. Tanaka, who got the CMC molds of
those models, remade the CMC models and they produced M1897 Trench Gun
from ABS and HW plastic. Hudson once made M3A1 "Grease Gun" from
iron, but they have been making its ABS and HW versions. They also make
Thompson M1A1 and M1 Garand.
Among these modelguns, those which were made only before 1977 are thought
to be 'rare' because selling and buying them is illeagal(by the Gun and
Sword Restriction Law) now. So even if they were found somewhere, they
would cost you more than \100,000(US$1,100) though you should understand
you might be arrested because of the illegal purchase. I once owned the
MGC STEN, and Sterling, but I sold out all of them in 1978.
There were already a lot of rifles, machine guns, shotguns before World
War II. Among them Winchester M1897 was popular and used in World War I
and by police and gangs in the 1920s-30s. In 1976 MGC released a zinc-alloy
M1897 model but soon it disappeared because of the revision of the Guns
and Swords Restriction Law. Since then, no other makers had not been interested
in the model, but in 1992 Tanaka released a M1897 Trench Gun model(ABS)
with a precise mechanism as the real one. Then Tanaka released its heavy
weight version and its full set version around 1995. Tanaka reproduced
the ABS Trench Gun in 2007.
Here are some good news for modelgun fans; one is that CAW released Springfield
M1903A3 in August of 2008 as a brand new modelgun which has never been
made before. They are producing the standard stock type which you can still
purchace at the time of 2010, and they also produced the pistol stock type,
which was made only in the limited number, say about 10, so that you cannot
buy one any more. Another news is that CAW released M1903A1 in December
of 2009. It was produced by the orders of modelgun fans and toy gun shops,
but you can still buy one at the time of February of 2010 if you contact
CAW or toy gun shops who can accept international shippings. Although there
are such happy news for modelgun fans, however, there is a sad news that
Hudson Industry stopped making modelguns at the end of 2009 because of
their financial matters.
| U.S. M1897 Trench Gun Full Set (Tanaka, late production, HW/ABS, cap firing, 2.545g/3,355g with the bayonet, sling and belt stock shell holder) | 実銃のM1897(ウィンチェスター)は、その名のとおり19世紀末に開発されたモデルで、ポンプアクション式ショットガンの名作である。第一次世界大戦で大いにその威力を発揮し、第二次世界大戦まで実戦配備された。 モデルガン界では、1977年の銃刀法改正によってMGCのM1897が消えて以来、しばらくはどこのメーカーも新たなポンプ・アクション式ショットガンを作っていなかったが、92年についにタナカがABS製でこれを復活させた。当初はトレンチ・ガン(ミリタリー・モデル)だけであったが、数ヶ月遅れでライアット・ガン(ポリス・モデル)も出され、3年後にはHWモデルも出された。 CMCの金型を引き継いでリアルなメカを持つ長物を数多く出していたタナカだけに、新規に設計したM1897も実銃とほぼ同じメカをもったものであった。特に、メインの作動部であるボルトやキャリアーの動きはすばらしく、エジェクション・ポートから見えるその動きはマニアの心をくすぐるのに十分である。 ここで取り上げたモデルは、2000年頃に再販された(?)トレンチ・ガンのHWモデルのフル・セット・バージョンで、本体の他に銃剣、スリング、ベルト・ストック・シェル・ホルダーが附属しているものである。 なお、本モデルについてはこちらで詳細に紹介している。 |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1903 "Rock Island M1903" Model of 1918 (CAW, special-ordered limited production, zinc alloy/iron, 3,360g) |
実銃は、1903年にアメリカ軍に制式採用されたモデルである。アメリカ軍は、19世紀末まで.30口径のクラッグ・ライフルや.45口径単発銃のトラップ・ドアを使用していたが、アメリカ・スペイン戦争で敵側が使うモーゼル・ライフルに対して劣勢であった。そこで、アメリカ軍はモーゼル式ボルト・アクションの権利を購入し、1903年に.30−03口径のM1903を開発して制式採用した。しかし、このライフルの最初のデザインは当時のセオドア・ルーズベルト大統領に酷評され、かつ弾丸の威力が十分でなかったことから、1906年に.30−06カートリッジを使うモデルに改良された。このモデルこそが今日知られているM1903であり、またこのカートリッジこそがM1ガーランドにも使われたミリタリー・ライフル弾である。なお、M1903は政府直轄のスプリングフィールド工廠(Springfield
Armory)の他に、ロック・アイランド兵器工場(Rock Island Arsenal)でも生産された。 |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1903A1 "Springfield M1903A1" Model of 1917 (CAW, special-ordered limited production, zinc alloy/iron, 3,445g) | 実銃のM1903A1は、M1903の改良型モデルである。主な改良点は、03がストックのトリガー・ガード後方がストレートな形状であるのに対して、03A1はピストル・タイプになったものである。 モデルガンのM1903A1は、2008年にM1903A3を発売したCAWより2009年末に「完全受注生産」という形で限定販売されたものである。ただし、A1はA3の流用ではなく、まったくの新規製作であったこと(以下の詳細な比較を見ればわかる)、受注生産という実際の生産数が読めない生産方法とったことなどにより、価格はA3より30,000円高く設定された。CAWによれば、発売開始時までの受注数は約30挺であったとのことで、余剰生産分を加えても50丁ほどしか生産されていないのではいかと考えられる。 では、以下にA3とどの点が異なっているのかを、前から後ろに向かって見ていくことにする。 @バレル…先端部上部の刻印が異なっている。なお、その先にはマズル・カバーを兼ねたフロント・サイトが付けられているが、こちらは両方とも同形状である。 Aバヨネット・ラグ…A3がバレルまで覆い被すフルカバー・タイプであるのに対して、A1は上部が開いていてバレルが見えるようになっている。また、下部にある着剣部分はA3が2点で支えるようになっているのに対して、A1は1点で支えるようになっており、そのために形状も若干異なっている。さらに、A3ではスタッキング・バンドとして別部品になっているスイベル取り付け部分はA1ではバヨネット・ラグと一体型になっており、スイベルを取り付ける部分の形状もちがう。 Bスタッキング・スイベル…A3が平型であるのに対して、A1は丸形である。これはミドル・スイベルについても同様である。なお、リア・スイベルは両者とも丸形である。 Cミドル・バンド…A3が平面タイプで単純化されているのに対して、A1は真ん中がくぼんでいて、曲げる方向への強度が高いように思われる。 Dハンド・ガード…A1にはレシーバー前部にリア・サイトが付いているため、ミドル・バンド以後の長さがA3よりA1の方が85o短くなっている。また、短くなった分だけ上部の勾配が急な形状になっている。 Eリア・サイト…A3にはレシーバー後部のボルト・ハンドル直前にM1カービンなどにも見られる小型のものが付いているのに対して、A1にはとても長い可倒式タンジェント・サイトがレシーバー前部に付いている。そのタンジェント・サイトには「3」(300ヤード)から「27」(2,700ヤード)までが刻まれている。もちろん、昇降部は実銃どおり可動式であるほか、リア・サイト・リーフ・ベースのノブを回すと左右の調整もできるようになっている。 Fレシーバー…リア・サイトの取り付け位置がまったく異なっているために、機関部分では最も外観上の印象が異なっている部分である。また、詳細に見ると、上部にある刻印、クリップをインサートする部分の形状、カット・オフをはめこむための後部左側に出っ張っている部分の形状が異なっている。その他にも微妙なラインが異なっており、A1の繊細なラインがA3では簡略化されたようである。なお、シリアル・ナンバーは1917年製を表している。 Gコッキング・ピース…A3がノブの部分の表面がスムースであるのに対して、A1はノブの表面に滑り止めのセレーションが刻まれている。また、後端の盛り上がり具合にも微妙なちがいがある。 Hストック…A3はグリップ部がストレート・タイプであるのに対して、A1はピストル・タイプである。ただし、自分が所有するA3は限定販売のピストル・タイプであるので、本来は両者がどのように異なっているのか不明である。また、刻印は両者ともトリガーの真上辺りにスプリングフィールド工廠のマークとインスペクション・マークが焼き印されている。ちなみに、A1には「D.A.L.」と焼き入れられているが、これはSAAの検査官であったDavid A. Lyle氏とは別人(1919年〜1930年在任、名前は不明)のものである。ただし、シリアル・ナンバーの製造年と合致していない。なお、木質はいずれもウォールナットであるが、色調はA1が濃い茶色でA3が焦げ茶色になっている。 Iフロアープレート…実銃のA3は生産性が重視されたプレス成型でマガジン・ハウジングと一体成型となっているが、A1は削り出しの別部品ではずすことができた。その生産性のちがいによる形状のちがいがモデルガンでも忠実に再現されている。 Jトリガー・ガード…A3は手袋をしても操作できるように後ろが狭くて前が広い変形タイプであるのに対して、A1はほぼ完璧な楕円型である。また、A3ではこの部分がレシーバーとは別部品で前後をスクリューで留めてあるが、A1はマガジン・ハウジングと一体成型であった。 |
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![]() @(手前:A1) |
![]() A(手前:A1) |
![]() AB(右:A1) |
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![]() @ |
![]() AB(手前:A1) |
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![]() C(手前:A1) |
![]() D(手前:A1) |
![]() E |
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![]() D |
![]() F(下:A1) |
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![]() F |
![]() F |
![]() G |
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![]() H |
![]() H |
![]() I(上:A1) |
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![]() J |
![]() (オイル管は実銃用) |
![]() (箱の表示) |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1903A3 "Springfield M1903A3" C-Stock (Pistol Stock) Model of 1942 (CAW, special-ordered limited production, zinc alloy/iron, 3,340g) | 実銃の正式名称は「U.S.ライフルM1903A3」であるが、「スプリングフィールドM1903A3」としても知られている。その名のとおり、1903年にアメリカ軍に制式採用されたボルト・アクション・ライフルである。主に第1次世界大戦で使用され、1936年にセミオートマチックのM1ライフル(ガーランド)にその座を明け渡した後の第2次世界大戦でも広く使われ、さらに朝鮮戦争やベトナム戦争では主に狙撃銃として使われた。初期のモデルはM1903(S型銃床)で、その後にM1903A1(1929年、C型銃床=ピストル・ストック)、A2(1930年代、砲兵用短縮型)、A3(1942年、簡易型リア・サイトとプレス工法導入)、A4(1942年、A3の狙撃銃)と発展していった。元々の生産は主にスプリングフィールド工廠で行われていたが、第2次大戦が始まるとレミントン社とスミス・コロナ社の民間会社でも生産された。 モデルガンのM1903A3はCAWより2008年8月に発売された。過去のモデルの流用ではない全くの新規設計によるモデルガンの発売は久々であり、今や新規設計によるモデルガンの製造はCAWだけになってしまったと言っていいくらいの希少なモデルである。モデル化されたのはレミントン社が製造した後期型で、M1ガーランドのようにドリガー・ガード後方下部に出っ張りのない「S型銃床」タイプのものである。 本モデルガンの特徴は、実弾を発射できない安全性を確保しつつも、限りなく実銃に近いスタイルとメカニズムを再現していることである。そのおかげで、CMCのKar98kやハドソンのM1ガーランドと共に、軍用ライフルの構造を知るのにとてもよいモデルガンともなっている。そして、そのクオリティーはまるで本物を所有しているかのような雰囲気を味わえるほど高いものである。 金属製部品を見ると、バレルの先端からストックの末端までまったくすきのない作りとなっており、すべての部品が実銃どおりに作られ、しかも可動部分はきちんと作動するようになっている。ボルト・アクション・ライフルの命ともいうべきボルトの動きはすばらしく、コッキング・ピース、セーフティー、カット・オフ等も実銃どおりに機能する。また、フロント及びリア・サイト、バヨネット・ラグ、フロント及びミドル・バンド等の小さな外装部品の作りにもまったく妥協は見られない。部品によって材質が亜鉛合金のものとスチール製のものとがあるが、それぞれの特徴にあった材質選択がされている。なお、バット・プレートにメンテナンス・キットを入れるための窓があり、それがきちんと開閉するのは言うまでもない。 一方、木製ストックにもCAWのこだわりが表れている。材質は高級なウォールナットが採用され、金属部品との合わせもきちんと加工されている。表面仕上げはかなり濃い茶色に着色されていて好みの分かれるところかもしれないが、これは実銃のものにかぎりなく近づけるためだという。 そして、各部に入れられた刻印類も秀逸である。左の写真には金属部品と木製ストックに入れられた刻印をできるかぎりすべて網羅するようにしてあるが、これらを見てもCAWがいかにこのモデルにこだわりをもっているかがわかるであろう。ただ、ストック左側トリガー・ガード上方にある「RA」(Remington Arms?)刻印(工廠ロゴの左下)がつぶれてしまっているのが残念である。なお、「FJA」はおそらく検査官であったF.J.アウトウッド大佐のインスペクション・マークであろう。 カートリッジはほぼ実弾と同じ形状でありながら内部発火式の発火用で、発火することもダミーカートとして楽しむこともできるようになっている。作りはCMC以来のKar98k用のものと同じで、インナー・ピースにラバー・リングが付き、発火の際のショック吸収と発火煙の後退制御の役目を持たせたものになっている。発火ができるということはバレルからのガス抜け対策が必要であるが、これは過去の長物の多くに採用されていたチェンバーにバイパスを設ける方法で規制をクリヤーしたバレルを採用することで実現している。 取説は簡易印刷のものであるが、実銃の歴史や基本的な操作の説明と部品表が付いたA5版10ページ構成のものとなっており、最近は部品表のみが多かったCAWのものとしては豪華版となっている。 さて、ここで紹介するモデルは、CAWが2007年暮れにモデルガン会員のみに受注生産で注文を受けた「ピストル・ストック・タイプ」(C型銃床)で、量産品とはひと味違うストック形状が特徴となっている(他の部分は量産品とまったく同じ)。ただ、申し込み時には「約10挺しか注文がなかった」というレア物であると信じていたが、発売後1ヶ月くらい経った9月に直販で若干数が一般販売されたのが残念である。 |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1 "Garand" Parkerized Model (Hudson, late production, parkerize-finished zinc alloy/iron, 3,225g) |
実銃は正式には「U.S.ライフルM1」と呼ばれるが、設計者の名をとって「M1ガーランド」と呼ばれることの方が多い。第2次世界大戦当時、他のほとんどの国でまだボルト・アクション・ライフルが制式軍用ライフルとされていたのに対して、唯一セミ・オートマチックが採用された先進的なライフルであった。また、私たちの世代にとっては、テレビ番組「コンバット!」で準主役のケリー(英語版は「ケイジ」)とリトルジョンが携行していたライフルとして脳裏に焼き付いているのではないであろうか。今ビデオで見返してみても、まるでフル・オートのように連射される様子と8発全弾撃ち終わった後に飛び出すクリップの「チーンッ!」という音がたまらない。 |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1 "Garand" Tanker Model (Hudson, early production, zinc alloy/iron, 3,505g) | 実銃は、その名のとおり、戦車砲兵用にM1ライフルの銃身をやや短くして、戦車の中に持ち込みやすくしたモデルと思われる。スタンダードのガーランドが「M1ライフル」だとすれば、このモデルこそ「M1カービン」と言えるのではないであろうか。 ハドソンのM1ガーランドは1988年に発売されたが、1990年にスタンダード・モデルより銃身がやや短い「タンカー・モデル」(80,000円)が発売された。また、ほぼ同時にストックが和ぐるみ仕様のデラックス・モデル(130,000円)も発売された。 タンカー・モデルは、基本的にはスタンダードのM1ガーランドと銃身の長さがちがうだけで、あとはまったく同じモデルと言ってよい。ただし、銃身が短くなったことに伴って、ガス・ポートや木製のフォア・グリップもやや短くされている。また、初期生産品では箱の大きさも上蓋の表示も専用のものが用意されていたが、その後は大きさも上蓋の表示もスタンダードと同じになってしまった。 1990年の初期生産以降は量産されたことがないので(注文生産はされていたそうである)、絶版になったと思われているが、ハドソン本社に直接確認した情報によると、今でも「ハドソン・ダイレクト」で直接注文すれば、たとえ1丁でも作ってくれるそうである(2007年1月現在)。ただし、その場合は本体の仕様も箱も現行のスタンダード・モデルに準ずるものになるとのことであった。 さて、ここで紹介するモデルは初期生産品である。この時に生産されたモデルはバレルがスチール製であった(現行モデルはアルミ合金(?)製)。したがって、銃身が短い本モデルの本体重量が上のパーコ・モデル(現行モデル)より重いのは、主にそのバレルの材質のちがいによるものと思われる。実際に持ってみると、本モデルの方が明らかにフロント・ヘビーな重量バランスとなっている。また、初期生産品には特別に実銃マニュアルのコピー(写真右下)が付属していた。 |
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| U.S. Rifle Caliber .30-06 M1 "Garand" U.S. Navy Cortege Model (Hudson, limited production, chrome-plated zinc alloy/iron, 3,620g) | ハドソンから出されているM1ガーランドにはいくつかのバリエーションがあるが、ここで紹介するモデルは1993年にM14ミリタリーと共に限定販売された「アメリカ海軍儀仗兵モデル」の復刻版である(同社HPでは「…海兵隊…」となっているが、海兵隊は
Marine なので誤訳である)。2006年12月17日に行われた「ビクトリー・ショー」というイベントの目玉商品として1挺だけ限定生産されたが、そこでは売れなかったために、翌日からハドソン・ダイレクトで通信販売されたものである。 同社の1993年当時の広告を見ると、スタンダード・モデル(ナトウ・ストック)が150,000円、デラックス・モデル(ウォールナット・ストック)が165,000円、ガンケース付きで、M14と合わせて計30挺の完全受注生産となっていた。しかし、今回ハドソンに直接確認したところによると、当時は結局それぞれ13挺しか生産されなかったとのことで、今回のモデルが14挺目ということになる。本品は、当時の余剰生産品として残っていた部品が用いられ、足らない部品は新たに製作されて組み立てられたそうである。そんな希少なモデルを発売から13年も経ってから新品で購入できたのはラッキーであった。 本モデルの最大の特徴は、外から見えるほとんどの金属部品にシルバーのメッキが施されていることである(分解していないので定かではないが、ハンマーもメッキされているので、内部メカの金属部品も全てメッキされている可能性がある)。これは、実銃も実戦では使用されず、式典、閲兵式、パレードなどで用いられることのみを前提としたモデルだからである。実銃はおそらくニッケル・メッキであろうが、モデルガンは価格と耐久性が考慮されてクローム・メッキとなっている。各部品のまばゆいばかりの輝きを写真で堪能してもらいたい。また、ストックは初版のデラックス・モデルと同じくウォールナットが用いられ、表面はオイル仕上げ(オイルステイン)となっている。形状、メカニズム、刻印はスタンダード・モデルとまったく同じであるが、13年振りに1挺だけ復刻生産された超希少モデルである。 なお、単品製造のイベント限定品であったため、箱の上蓋は無地であった。そこで、最近の他のハドソン製長物の箱表示を真似て自作の貼り紙を作成してみた(写真一番下右)。 |
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| Thompson M1921 TAAC (MGC, 1st model, middle 1970s production, zinc alloy, paper powder blowback, 4,120g) | 実銃のトンプソン・サブマシンガンは、トンプソン氏の設計でオート・オーディナンス社が生産したものである。名前からもわかるとおり、1920年代にミリタリー需要を狙って生産されたものであるが、当時はアメリカ軍からは見向きもされなかった。しかし、その代わりに大都市で暗躍するギャングたちにドラム・マガジン付きのものが愛用され、警察にも採用されたことから有名になった。後にM1928がアメリカ軍に正式採用になり、第2次世界大戦で活躍した。 本モデルガンは、1970年に生産が開始されたもので、70年代の長物モデルガンでは最大のヒット商品である。ここに紹介するモデルは、自分が中学生の時に買ったいくつかのマシンガンのうち、唯一残っているものである。75年に購入した物なので、当然銃口の開いているタイプである。テレビ番組「コンバット!」のサンダース軍曹(本当は「サウンダース」と発音する)にあこがれて買ったものであるが、20連マガジンは短くて格好悪かったので、中田商店で25連マガジン(ナカタ製)を買ってつけている。紙火薬マシンガンの中ではけっこう快調なフルートが楽しめた。 もう25年以上発火していないが、ごく最近CP用チャンバーを手に入れたので、いつかまた発火してみたい。 なお、本モデルについてはこちらのページで詳しく紹介している。 |
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| Thompson M1921 TAAC Custom Model (MGC, 2nd model, limited production with the walnut stocks and the real markings, zinc alloy, paper powder blowback, 4,080g) |
MGCのトンプソンは、発売当時は量産品としては唯一のモデルガンであり、発火性能が抜群に良かったために大人気を誇った。しかし、実銃に詳しい一部のマニアからは、外観(刻印やモールドのピボット・プレート等)やメカニズム(トリガー・アッセンブリーや不可動リア・サイト等)がリアルでない、ミリタリー・モデルが米軍に制式採用されたのはM1928(及びM1828A1)であってM1921ではない、等の批判があった。そこで、MGCは比較的安価にこれらの批判に対処する方法として、レシーバーの刻印を実銃に忠実なものにしたモデルを発売した。1979年に発売された本モデルは、「MGCカスタム・ガン・シリーズ」の1つとして「トンプソン・カスタム」の名前で出されたもので、長物では他にM2カービン、旧M16A1のリアル刻印版とともにカタログに加えられた。 |
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![]() スチール削り出し |
![]() 左面前部 |
![]() 左面後部 |
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![]() 右面後部 |
![]() 右面前部 |
![]() 上面リア・サイト直前 |
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| Thompson M1921 TAAC (MGC, 3rd model, late 1980s production, zinc alloy, CP blowback, 4,035g) | MGCのトンプソンM1921は、70年の発売開始以来、現在も再販が続けられている息の長いモデルであるが、その間に何度かのマイナー・チェンジを受けている。ここで紹介するモデルは、いわゆる77年規制以降に銃口が塞がれてしまったバージョンに対して、何点かの改良が加えられたものである。 第一に、発火方式がオープン・デトネーターのキャップ火薬方式から、カートリッジ内発火のCP方式に変更されている。これによって、デトネーターの汚れが気にならなくなったために、数十発という連射が可能になった。第二に、エキストラクターが幅広で、スプリング固定式なったことで、カートリッジをしっかりとくわえるようになり、安定した装弾・廃莢が行われるようになった。第三に、フレームとレシーバーの固定方式が通常のネジ式になり、メンテナンス製が向上した。 写真では、ミリタリー・タイプにいわゆるシカゴ・タイプ用のバーチカル・フォア・グリップがつけられているが、戦争映画などでもときどき見受けられるスタイルで、実際の戦争でもこのような使い方があったと思われる。 |
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| U.S. Submachine Gun Caliber .45 Thomson M1 (CMC, zinc alloy, Piston Push blowback, 4,310g) |
CMCのトンプソンM1は1980年半ばに発売されたもので、おりしも直前にハドソンからM1A1が発売されたことと重なったので、時ならぬトンプソン競演となってしまった。 |
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| U.S. Submachine Gun Caliber .45 Thompson M1 (Tanaka, zinc alloy, CP blowback, 4,435g) |
実銃は、第2次世界大戦初期に活躍したトンプソンM1928(M1921の改良版)に代わって42年に米軍に正式採用されたものである。M1928との主なちがいは、ボルト・ハンドルの位置、カッツ・コンペンセイターの有無、バレルの放熱フィンの有無、バット・ストックの固定方法、リア・サイトの形状などである。これらの改良により、生産コストはM1928の4分の1になったそうである。 |
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| U.S. Submachine Gun Caliber .45 Thompson M1A1 (Hudson, 2nd production, zinc alloy, PF blowback, 4,120g) | 実銃においては、M1がM1928の後継モデルとして1942年4月に米軍に正式採用されたモデルであるのに対して、M1A1はM1採用からわずか半年後の1942年10月に正式採用されたモデルである。 ハドソンのトンプソンM1A1は、MGCのM1921(70年発売)に次いで80年に発売され、それ以来生産が続けられてきた人気サブマシン・ガンである。MGCがミリタリー仕様とギャング仕様の両方を展開できるようにM1921を選んだのに対して、ミリタリー仕様しか期待できないM1A1を選んだのは、後発メーカーとしての意地であろうか。ハドソンのM1A1も発売当初は紙火薬仕様であったが、後にキャップ火薬を使った閉鎖系カートであるピストン・ファイヤー式になり、90年代末に現行のCP方式(ボルト・ハンドルが削りだしの鉄製に変更)になった。作りはタナカ製M1に比べるとやや見劣りがするが、全体的にはよくできている。M1とM1A1のちがいは上のタナカ製M1のところで詳しく説明しているので割愛するが、外見上の最も大きなちがいであるセイフティー・レバーとセレクター・レバーの形状については写真を参照してもらいたい。 バリエーションとしては、紙火薬仕様、ピストン・ファイヤー仕様ともにオール・シルバー・モデルが発売されていたほか、80年代には一時期キット・モデルが売られたこともあった。また、90年代末にはパーカライズド仕上げが追加され、2003年にはスペシャル・エディションとしてほとんどの部品を再研磨して作った「マシニング・フィニッシュ」(150,000円!)が40丁限定で出された。 なお、ここで紹介するモデルはピストン・ファイヤー式モデルである。また、マガジンは標準では20連であるが、ここではオプションの30連をつけてある。 |
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| U.S. M3A1 .45ACP "Grease Gun" (Hudson, late production, HW, CP blowback, 1,950g) | 実銃はトンプソンM1A1に代わるものとして生産が開始されたものである。「グリース・ガン」という名前は銃身がグリースの注入器に形が似ていることからきたニックネームであり、正式な名前ではない。 ハドソンはかつてこれを金属モデルとして作っていたが、90年代になってプラスチック製として復活させた。発売当初はメインテナンス性を重視してオープン・デトネーター式であったが、後にCP式を追加した。実銃に忠実なメカとプレス成形の雰囲気をよく再現した外観は当時の技術を知るよい資料ともなっている。また、ABS版は1,550gと軽量で心許ないが、HW版は1,950g(実測)あるので、重量感はそれなりにあるモデルとなっている。 なお、本モデルは2000年に製造されたパーカー色塗装バージョンのHW版である。初期のHW版は素材どおりのやや赤みがかかった黒であった。 |
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| U.S. M3A1 .45ACP "Grease Gun" (Hudson, late production, ABS, CP blowback, 1,550g) | ハドソンのM3A1グリース・ガンは、2000年にパーカー色塗装のHWモデルが再販されたのを最後に長い間絶版になっていた。しかし、マニアからの熱い要望により、2007年にパーカー色塗装のABSモデルが再販された。素材がHWではなくABSとされたのは、おそらくHW材が高騰していたこと、ABSの方が値段を安く抑えられること、最近は結構発火を楽しむ人が増えていること等の理由からであろう。ただ、それでもハンドガンより安かった過去のABS製モデルの値段(14,800円)で発売することは不可能で、5,000円アップの19,800円となった。もちろん、それでもまだハンドガン並みの値段であることにはかわりはなく、耐久力に優れたABS製の利点を生かしてバリバリ発火したい向きには絶好のモデルである。 本品はその再販品であり、発火済みの中古品を手に入れたものである。手に入れた時点で前所有者が発火後の手入れをまったくしていなかったことからスチール製部品にはサビも出ていたが、幸いにも発火直後に手放したようで、簡単な分解清掃によってほとんど新品状態に蘇った。ただ、発火品であるために安価で、しかもカートリッジが20発も付属しているということで、元々発火用に購入したはずであったのに、きれいになってしまったので発火するのが惜しくなってしまったのが予定外ではあるが…。 |
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