私のモデルガン歴 My Modelgun Collection History
*My Modelgun Collection History
In 1973, when I was twelve years old, I met a modelgun for the first
time. It was MGC's SIG(SP47/8). It was the first plastic automatic modelgun
in Japan. A friend of mine showed it to me, and he fired it in front of
me. It was a big shock to me. Then I got crashed on modelguns and collected
several models. They were Highway Patrolman .41, Government .45(GM2), Colt
.32 Auto, P.08, Lawman 2', Trooper 6', Automag .44, Buntline Special, Thompson
M1921, MP40, Sten MKII, etc. All of them were MGCs. But when I became a
high school student, my interest in modelguns was gone and many of them
except GM2, Buntline, and Thompson were sold out.
The second collection fever came when I was a college student in the
early '80s. It was the time when cap powder was invented and a lot of kit
models were being sold. I bought several kit models such as Marushin M712,
P.38, Colt .25, and MGC Woodsman, M59, P.08, Detonics, M16A1, etc. But
the fever was gone again a little while after I started working.
Then the third one, the craziest one, came suddenly when I accidentally
looked in the Yahoo auction in the winter of 2002. Until that time, I had
already been crazy about collecting movie fliers, but I stopped it and
moved into modelgun collection again. I was very surprised to know that
many good modelguns had been released. This fever has changed my life.
Since then, I have checked out the auction and some web shops every day,
and spent a lot of money to get modelguns released during the period when
I wasn't interested in them. I'm wondering until when the third fever will
go on.
1 第1期(1970年代前半:小6〜中3)
小学校6年生のある日、よく一緒に下校していたHという双子の兄弟が「今日、帰りにうちでブローバックさせてやろうか。」と言ってきました。「ブローバック?」いったい何のことかわからない、その耳慣れない言葉に誘われるまま彼らの家に行くと、双子の片方がそれまでのオモチャの鉄砲とはまったくちがう、本物のようなプラスチック製の銃を持ち出してきました。彼が金属製の薬莢の中に火薬(紙火薬)を込め、それをマガジンに数発入れて銃に差し込み、手でスライドを引いて話すと、「シャキッ!」という音と共に薬莢が銃身に入りました。彼は「さあ、行くぞ!薬莢が飛ぶぞ!」と言いました。私はそれがどんなことかわからず、怖くて思わず耳を手でふさいでいました。彼が引き金を引くと、「パチャッ」という何とも拍子抜けた音と共に小さな薬莢がピュンと飛び出し、地面に転がりました。直前の緊張感を裏切られた感はありましたが、その光景は私の中の好奇心を強く刺激しました。
その時、Hは「これはMGCのSIGというモデルガンだ。」と言いました。モデルガン?MGC?SIG?今までまったく知らなかったそれらの言葉におろおろした私は、帰りにはHからMGCのカタログを借り、さっそく家で研究を始めました。そして、1週間後にはHに連れられて、御徒町にある「MGCボンドショップ上野店」に行き、当時発売されて間もなかった「ハイウエイ・パトロールマン41」を3,500円で買ったのでした。
Hに刺激されたのは私だけではありませんでした。1人また1人と仲間が増え、とうとうクラスの中に7〜8人のモデルガン仲間ができ、日曜日毎に集まっては公園で発火を楽しんだり、2組に分かれて戦争ごっこをしたりして遊びました。
もともと収集癖のあった私は、その後もお年玉や小遣いをつぎ込んで、MGC製のものばかりを何丁か買い込み、中学校3年生までモデルガン遊びをしていました。当時購入したモデルは、拳銃ではコルト・ガバメント(GM2)、PPK(タニオ・アクション)、44オートマグ、コルト32オート、ルガーP08、ローマン2インチ、トルーパー6インチ、コルト45バントラインで、長物ではランダル・カスタム、トンプソン1921、ステンMKU、シュマイザーMP40、M31ライアットショットガンなどでした。これらのうち、現存するのはGM2、バントライン、トンプソンだけで、あとは高校時代に友達に売ったり雑誌の売ります欄で売ってしまいました。ステン、MP40、M31は今持っていればいずれも数万〜十数万円の価値があるようなので、とてももったいないことをしたと後悔しています。
(2) 第2期(1980年代前半:大学生〜就職直後)
高校時代に天体観測やバイクツーリングに目覚めてモデルガン遊びとは縁遠くなっていましたが、大学時代にたまたま覗いたGun誌の広告を見て、モデルガン熱が再燃してしまいました。その広告とはモデルガンのキットが安価で売られているというものでした。しかも、中学生の時は「紙火薬」を苦労してつめていたのに、今では「キャップ火薬」なるものを1個入れればそれですむということ。しかも、撃った後も水で洗い流せばすぐにきれいになるとのこと。「水で洗い流す?」以前なら、発火後はガンクリーナーで銃口を掃除し、ピカールで薬莢を磨くなど、半日がかりでメンテナンスする必要があったのに、それが水で流すだけですむとはまさに青天の霹靂でした。
そこでさっそく購入したのが、マルシンのワルサーP.38コマーシャル・モデルのキットでした。組み立て説明書に沿って作っていけば確かに簡単に作れ、その上発火も快調でした。プラグファイアー・カートリッジという薬莢はメンテナンスも楽で、本当に水できれいになるのでびっくりしました。次に同じマルシンのキットモデルであるモーゼルM712、コルト25オート、CMCのキットモデルであるM36チーフスペシャルを購入しました。そして、MGCからもキットモデルが出ると、オープンデトネーター・モデルではM59フレームシルバー、ウッズマン・スポーツ、イングラムM11を、CPモデルではガバメント(GM2)、P−08、クラーク・ボーリング・ピン・ガン、デトニクス45、M16A1を購入しました。特にイングラムの快調さには舌を巻き、これだけの性能のモデルガンをフルセットで8,500円という安価で購入できるキットモデルは、まさにバーゲンだと思ったものです。
さすがに、大人になってからこれらを購入したので、母親からはあきれられてしまいましたが、その後もこれらは机の引き出しや押入の奥にしまわれて保管され、友達に貸してそれっきりになってしまったGM2とM36以外は、つい最近になって実家から現在の自宅に移され、屋根裏の"展示場"に並べられています。
(3) 第3期(2002年11月〜現在)
独身時代は自分の部屋に置いてあったいくつかのモデルをさわって楽しんでいましたが、1990年に結婚してからはそれらはすべて実家に置かれたままアンタッチャブルでした。
ところが、2002年の11月にたまたまYahooオークションのモデルガンのところを覗いてしまったことから、またまたモデルガン熱が再燃してしまいました。そして、今度は過去のどの時よりも異常なほどの熱の入れようとなってしまったのです。そして約20年間のブランクを埋めるがごとく、買いあさるようになりました。それは主に以下のような事情からでした。
約20年のブランクの間には、モデルガンをめぐっていろいろな変化がありました。その最大のものは、材質が以前のABS製からHW(ヘビーウエイト)製になったことでした。これにより、同じ機種でも物によっては重量感が50%もアップし、それまでのABS製の物がぺらぺらのオモチャのように感じてしまうほどリアルさが増したモデルが出ていました。その中でも特に私の心をとらえたのが、MGCの「スーパー・リアル・ヘビー・ウエイト」(SRH)モデルでした。これは、フレームやスライド等のプラスチック部品の中に鉄粉を60%も混ぜているというもので、今までにないくらいの重量感と表面の金属感を得ることができたモデルです。1993年に発売されたものの、実銃にあまりにも近いできであったために当局からクレームが付き、メーカー側の自主規制ということで、わずか数ヶ月で発売中止となりました。ということは、今では販売されていないわけですので、当然プレミアムがつくこととなり、中古でも当時の定価かそれ以上の値段でしか買うことができません。それでもほしくなってしまうのはコレクターの悲しいサガで、数ヶ月の間に一通りのモデルを手に入れてしまいました。
また、以前はMGCしか認めていなかったモデルガン・メーカーにも、他にたくさんのすばらしいメーカーが誕生していました。コクサイやマルシンは以前よりも質があがりましたし、他にもハドソンなどが貴重なモデルを量産しています。また、KSC、ハートフォード、クラフトアップルなどの新参メーカーもすばらしいモデルを送り出しています。このことは、モデルガンの選択肢を大きく広げることになり、以前に販売されたものを中古で手に入れるほかに新品でも多種多様な機種を手に入れる機会が増えたことにもなったのです。ただ、1つだけ残念なのは、あれだけすばらしいモデルを連発していたMGCが10年ほど前に実質的に廃業してしまったことで、欲しいモデルがあっても今となっては中古で手に入れるか、後を引き継いだタイトーという会社が再販するモデルをやや高額であることを覚悟で買うしかありません。
さて、この後はどこまでこの第3期モデルガン熱が続くでしょうか。
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