Colt Woodsman


◇History and Comments◇
  What will occur to your mind if you hear the word "Colt"? SAA? Government .45? Or Python? But don't forget that Colt has made a lot of interesting automatic pistols. Among them, Woodsman (.22LR) and Pocket Auto (.25 & .32) are unique models.
  MGC produced two major types of Woodsman modelguns; the Sports model (ABS & HW) and the Match Target model (ABS & HW). They also released some custom models as well. They are the 4", 6", and 8" Heavy Barrel models (HW), the Hiba model (ABS & HW), etc. Kokusai produced 4.5" and 6" Match Target models (ABS, blowback type and standard type). Marushin made 4.5" and 6" Match Target models (zinc).

Sports Model (MGC, early production, ABS, cap blowback, kit model, 500g)  コルト・ウッズマンは、日本ではコミック原作のテレビ番組「ワイルド7」で主人公の飛葉が使ったことから人気に火がつき、モデルガン化が望まれた。
 MGCは70年代の終わり頃にこれをABS版でモデルガン化し、スポーツ・タイプとマッチターゲット・タイプを出した。最初期のモデルは紙火薬仕様であったが、キャップ火薬が登場するとキャップ仕様となった。
 このモデルは80年代にキットを買って組み立てたものである。本当は同時に売っていたマッチ・ターゲットが欲しかったのであるが、お店で見ていたら同じ値段で木製グリップ付きのスポーツ・タイプが売っていたのでそちらを買ってしまった。5ミリ・キャップ1個で快調なブローバックが楽しめた。 
Match Target 4.5" Standard Model (Kokusai, late production, ABS, cap firing, 570g)

 MGCからの発売と相前後して、コクサイからもコルト・ウッズマンが発売された。コクサイのウッズマンはマッチ・ターゲット・タイプのみであったが、バレル長は6インチと4.5インチの2つがあり、さらに発売時期によってブローバック・モデルとスタンダード・モデルがあった。
 コクサイ製モデルガンの特徴は、MGC製よりもメカニズムや外観がより実銃に近いということで、それはウッズマンでも同じであった。例えば、刻印類は実銃どおりであり(MGC製も後にHW化されたときに改善された)、リアル志向のマニアにはコクサイ製の方が受けが良かった。また、MGC製と外観上最も異なっているのはサイド・プレートで、MGC製が黒塗りなのに対して、コクサイ製はシルバーとなっており、外観上のアクセントとなっている。ただし、ABS製部品の耐久性に若干問題があり、フレームにヒビが入りやすいという弱点があった。未発火品である本品にもそれがあるのが残念である。
 なお、最後期生産品では箱が欠品してしまい、簡易箱や他のモデルの箱に入れられて出荷されるということがあった。ちなみに、本品ではモデルガンのM10の箱が裏返して使われている。

Match Target 4.5" Blowback Model (Kokusai, early production, ABS, cap blowback, 570g)

 上のスタンダード・モデルのブローバック版である(発売はブローバックが1980年末、スタンダードが1981年)。外観上のちがいは左面にあるサイド・プレートの色が黒となっているだけである。
 専用のブローバック・カートリッジは、コクサイが独自に開発した「スピン・ジェット・ファイヤー・カートリッジ」という内部発火式の4ピース構造のもので、形状的にはハドソンの「ピストン・ファイヤー・カートリッジ」に近いものである。ファイアリング・ピンを兼ねるインナー(スピン・ジェット)下部にはガスシール用のゴムが付いており、このあたりはMGCのCP−HWに影響を与えたのではないかと思われる。
 価格は、スタンダード・モデルが7,800円であったのに対して、ブローバック版はその1,500円高の9,300円となっており、この関係は6インチ・モデルでも同じである。
 なお、件のフレーム・クラックは残念ながら本品にも現れており、チェンバー左側に4筋、右側に1筋のはっきりとした割れ目が入っている。

Match Target 6" Standard Model (Kokusai, early production, ABS, cap firing, 625g)

 コクサイのウッズマンはマッチ・ターゲット・タイプのみであったが、1980年末にブローバック・モデルが発売され、1981年にはスタンダード・モデルが追加された。
 コクサイ製モデルガンの特徴は、MGC製よりもメカニズムや外観がより実銃に近いということで、それはウッズマンでも同じであった。ただし、当時のモデルガン製造技術にはそれでも限界があり、今日の最新モデルと比較すれば、実銃とはかなりちがう部分があちらこちらに見受けられる。もちろん、発火方式もサイド・ファイヤー式である。
 また、ABS製部品の耐久性に若干問題があり、フレームにヒビが入りやすいという弱点があった。しかし、幸いにも本品にはそれは見られない。
 なお、本品は比較的後期の生産モデルであったのか、オリジナルの箱が無くなってしまったために、4.5インチ・ブローバック・モデルの箱に入れられている。

Match Target 6" Blowback Model (Kokusai, early production, ABS, cap blowback, 630g)

 上のスタンダード・モデルのブローバック版である。外観上のちがいはサイド・プレートの色が黒くなっているだけである。一方、附属するカートリッジはブローバック用と一目でわかる形をしており、箱の表記もブローバック専用のものになっているので、そこでは簡単に区別することができる。
 そのブローバック用カートリッジは、「スピン・ジェット・ファイヤー・カートリッジ」という内部発火式の4ピース構造(カートリッジケース、インナー、スピンピストン、ブレット)のものである(ガスシール用ゴムを入れれば5ピース)。インナーの中心には小さな穴が貫通しており、5oキャップの強力な威力の低減とガス抜けの良さを両立させたものとなっている。
 価格は、スタンダード・モデルが8,000円であったのに対して、ブローバック版はその1,500円高の9,500円となっており、この関係は4.5インチ・モデルでも同じである。
 なお、件のフレーム・クラックは残念ながら本品にも現れており、チェンバー左側に3筋、右側に1筋のはっきりとした割れ目が入ってしまっている。

Match Target Model (MGC, late production, HW, CP-HW blowback, 670g)  ウッズマンは80年代末に一時期絶版となったが、90年代のヘビー・ウェイト化ブームで復活した。HW材のおかげで小さいボディーの割にはずしりと重い感触が得られるようになり、発火も4ピース構成のCP−HWカートリッジが与えられてより確実なものとなった。
 このモデルはその時にスポーツ・タイプと同時に再販されたものである。写真で見ると、銃身部分が大きいために大柄に見えるが、やはり22口径の銃なので、実際に手にしてみると想像していたよりも小さく感じる。
6' Heavy Barrel Model (MGC, late production, HW, CP-HW blowback, 650g)
 MGCは80年代に数々のカスタム・モデルを発売したが、ウッズマンにおいても「ヘビー・バレル・モデル」を発売したことがあった。当時の価格は13,000円もしたので、それほど多くの数が売れたとは思えず、今では大変希少なモデルとなっている。
 さて、90年代に発売されたHW製マッチ・ターゲットやスポーツにやや遅れて、「6インチ・ヘビー・バレル」と「飛葉モデル」というカスタムも登場した。飛葉モデルは当初はABSであったが、後にHW版も登場した。ここで紹介するモデルは「6インチ・ヘビー・バレル」であるが、その名のとおりの重いバレルが特徴となっている。
 なお、タイトーに引き継がれた後に、限定販売で4インチ・ヘビー・バレル、シークレット・カスタム(4インチ、6インチ)、サイレンサー・カスタム(4インチ、6インチ、8インチ)、リブサイト・カスタム(ヒバ・カスタム)などのカスタム・モデルがごく少数発売された。
4' Heavy Barrel Model (MGC, limited production, HW, CP-HW blowback, 620g)  MGCウッズマンのHWモデルのうち、一般店でも販売されたのはマッチ・ターゲット、スポーツ、6インチ・ヘビー・バレル、ヒバ・モデルの4種類であったが、タイトーに移行してからはニューMGC専売の限定モデルが何種類か発売されたことがある。ここで紹介するモデルもその1つであり、1995年にごく少数だけ発売された。
 本モデルの最大の特徴は、その名前のとおりの4インチの太いバレルである。それは、量産品である6インチのモデルよりむしろバランスがよいように思われる。また、この当時のHWモデルのうち、いくつかのモデル(32オート、デトニクス等)は表面が銀色に光る仕上げがなされており、直前に生産が中止されたSRHモデルを彷彿とさせる外観をもっているが、本モデルにもその仕上げが採用されている。重心がちょうど真ん中あたりにあるためか、長銃身モデルより感覚的にはかえって重く感じることもあって、手に入れたときは「SRHモデルか?」と思わず磁石を近づけてしまったくらいであった。
 カートリッジはMGC時代から通常のモデルには6発しか付属していなかったが、本品は限定販売品ということもあって、通常は別売りされている箱入りの10発が付属していた。
 なお、本モデルでは写真はすべて拡大(2×2)写真も用意してある。特に、刻印はできるだけ拾うようにしたが、フレーム右側トリガー上部にある 78905 というナンバー(実銃のシリアル・ナンバー?)は省略した。


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