焙煎作業
家庭で焙煎作業をやる場合には、排煙を考慮して、台所など換気扇のある場所を選びます。
ガスコンロの上にまな板を置いて、その上に焙煎機を設置します。
焙煎をする前に忘れてはいけないのが、生豆のハンドピックです。
目視で判断して、虫食いや欠損している豆を抜き去ります。
準備ができたら、焙煎機を通電して、温度設定をします。
温度設定は7段階ありますが、強火で焙煎するために、最高の「7」に設定します。
「START」スイッチを押して、ドラム内の温度を上げます。
温度が上がったところで、ブザーが鳴ります。
このタイミングで、上フタを開けて、専用ろうとをセットし、生豆を投入します。
そして、キッチンタイマーをセットします。(後で上フタを開放するため)
投入したら、豆がドラム内で回っていることをガラス窓から確認します。
奥に赤く見えるのが電熱器です。
キッチンタイマーが鳴ったら、上フタを開けて、ドラム内の煙を出します。
焙煎機にはプロペラも設置されており、排煙は行われていますが、それだけでは足りません。
上フタをずっと閉めたままで焙煎すると、スモーク臭の強い豆に仕上がってしまいます。
それを防ぐために、タイミングをみて、上フタを開放します。
上フタを開放したら、焙煎機の前から離れてはいけません。
コンピュータが判断した煎り上がりのタイミングで、ブザーが鳴りますが、放っておくと豆が排出されてしまいます。
煎り上がりは、ハゼ音とガラス窓から見える豆の色から、自分で判断します。
煎りが足りなければ、「PLUS」ボタンを押して、焙煎を継続します。
「PLUS」ボタンは5回まで押せますが、必ずその前に、煎り上がりのタイミングが訪れます。
自分で判断した煎り上がりのタイミングが訪れたら、「EJECT」ボタンを押して、豆を排出します。
次の焙煎のために、ガラス窓を取り外し、受け皿を抜いてチャフ(煎り殻)を捨てます。
豆は下の冷却皿に排出され、空冷されます。
豆の下では棒が回転して、豆を適当にかくはんしています。
これも次の焙煎のためですが、小型扇風機を使って、ドラム内を冷まします。
業務用焙煎機の場合は、そのまま継続して次の焙煎に移れますが、コンピュータが温度管理をしている
家庭用焙煎機では、このように一度冷ます必要があります。
冷却が終ったら、豆を計量してみます。
生豆の状態では250gでしたが、焙煎後は204gに目減りしています。
ここでも忘れてはいけないのが、焙煎豆のハンドピックです。
極端に黒く焼け焦げた豆は、雑味の原因になりますので、取り除きます。
ハンドピックの済んだ豆は、密封容器に移します。
但し、フタは開けたままです。
炭酸ガスが排出されるので、72時間はこのまま放置して、それからフタをします。
肝心の飲み頃ですが、だいたい焙煎後1週間後〜3週間後までです。
これも次の焙煎の為ですが、懐中電灯を使って、ドラム内の残留豆を取り除きます。
これが残ったままだと、次回の焙煎でコゲ臭を豆につけてしまうことになります。
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