『六百間』


niftyのゲームフォーラム会員Crさんのお祖母さんが、戦前から戦中にかけて住んでいた旧満州でおぼえたという六百間。地方札「大連花」の技法とおもわれるもの。

人数=2人限定。

<進行>


ジャンケンなどで親決め。親が札を混ぜ、子がのぞみ、親が配る。配り方は、場に4、子に4、親4の順で二度。(手八場八)
子から始め、花合わせと同様に札を合わせて取っていく。途中で役ができても手札がなくなるまで続ける。最後は山札に8枚残り、それに合う札も場に何枚か残る。
取った札点と出来役の点を足して得点とする。

<札点>


光札(「梅に鴬」を含む、計6枚)=50点
種札(「梅に鴬」を除き、桐の黄色のカス札を含む、計9枚)=10点
短冊札(計10枚)=10点
カス札(計23枚)=0点

<出来役>


四光=600点
七短=600点(柳の短冊を含めてよい)
松桐坊主=300点
猪鹿蝶=300点
大三(おおざん。松に鶴・梅に鴬・桜に幕)=200点
小三(こざん。松梅桜の短冊)=200点
青短=200点
草=200点
ゾロ(雨札四枚)=200点
花見て一杯=200点
月見て一杯=200点
鉄砲(桜に幕・月に薄・菊に盃)=300点
シマ=50点(同種札四枚。但し松、梅、桜、藤、薄、紅葉、桐に限る)
・シマができたらカス札の1枚を光札と同じ位置に置き、そのことを示す。

<ガジ>


「柳に小野道風」を「ガジ」と呼び、柳以外でも合わせて取れる。但し合わせられるのは点のある札だけで、カス札と合わせることはできない。ガジで柳以外の札を取ることを「ガジる」といいます。ガジるかガジらないかは自由。柳の札と合わせて取っても、場に捨ててもよい。
ガジったために2枚余る札(合わせた札の片割れと、柳の片割れ)は、終了後も誰のものにもならずに残る。
山札からガジをめくったときは、場にあるカス以外の札をガジることができます。場にカス札しかない場合は場に置いておくことになります。また合わせたくなければ合わせずに場に置いてもよい。
場にガジがある場合、山からめくった札がカスでなければ、ガジと合わせて取れる。場にあるガジと手札を合わせることはできない(手札の柳は合わせられる)。

<流れ>


取った札点の合計が30点以下(役を計算せず)のときは、その回の勝負を流すことができる。この時、柳及び桐の札は勘定に入れない。
但し、相手が四光を作った時に限り、流すことは出来ない。

<勝敗>


取った札の点数と出来役をたして計算し、紙に両者の得点をそれぞれ記入する。回戦を重ねて点数を足していき、先に600点に達した方が勝ち。
但し
四光を作った人がいたら、それまでの点数などに関係なく、無条件にその人の勝ち。
七短を作った人がいたら、相手が流さない限り、無条件に勝ちとなります。
上記二役を「イチコロ」と呼ぶ。(七短の場合、相手が流して無効になることもある)
それぞれの者が四光と七短を同時に作った場合は、四光の勝ち。

<その他>


親は1回ごとに交代。
最初の8枚の場札に同月札が3枚ある場合、これを「ビキ」と呼びまとめておき、残り一枚の札ですべて取れる。ビキをガジることはできない。
プレイに入る前、両者が同意した時に限り、山札の一番下の札を見ることができる。

下の文は、トップページのリンクに入っている「六〇〇」の遊び方について某掲示板に書かれたもので、参考のために引用しました。ふつう「月見で一杯」「花見で一杯」というのを、「月見て」「花見て」と言っていたことなどが共通しています。

六〇〇追記 投稿者:***** 投稿日: 1月12日(月)00時19分55秒

はじめまして。私の家の花札ルールもほぼ一緒です!!
父方の祖父がやはり戦前に中国大陸におりました。
ちょっとした違いは
小山を赤タン、藤、菖蒲、萩の赤タンを「草」と呼び
花見て一杯、月見て一杯は100点で 花、坊主、菊杯が集まると
ファインモーションさんと一緒で「てっぽう」と呼び300点でした。
あと、カス札を16枚あつめる(アメの4枚もOK)勝ちというルールもありました。
自分もうれしくなり書き込んでしまいました。


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