『花合わせ 奈良大仏前ルール』

 参加人数四人 八々花使用

花札は白札を含めた四十九枚を使う。
白札を鬼と言う。薄は坊主(ぼんず)。柳は雨。

<札点>


鬼(白札)              40点(計1枚)
八々でいうところの各月の最高点札   30点(計12枚)
短冊札、坊主に雁、桐の黄札      20点(計12枚)
その他の札(雨に燕も含む)       0点(計24枚)

合計640点  原点160点

<チップの準備と親決め>


 点の計算にはマッチと豆を使用する(他の物でも可)。例えば、豆を10点、マッチを100点とし、豆20粒、マッチ8本で、200点分を各自に配っておく。
 親決めは、各自が札を一枚引いて、月の順(同月なら点数順)で、親から右につく。一回終了ごとに親は右の者に移る。

<札の配付>


 場九手五(山五)。親が配る。はじめに場に三枚を表。親の右の者から順に、各自に三枚ずつ二山(計八山)を配る。また場に三枚、今度は各自に二枚ずつ二山、最後に場に三枚。
 ここで場に三枚同種札が出たら、これを「浮く」と言い、親が、点のある札とカス札を一枚ずつ取れる。点札二枚は取れない。また、場に四枚同種札が出たら、これを「よたれ(四たれ?)」と言い、配り直しになる。

 各自は自分に配られた二山のうちの一方を手札、もう一方を山札に選ぶ。山札は各自の山札とする。
 手札が全てカス札だったとき、または、手札が「よたれ」のときは、配り直しを請求することができるが、しなくてもよい。自分が山札を最初にめくった時点で請求する権利を失う。

<進行>


 親から右へ、常の花合せと同様にすすめる。取った札は自分の前に、30点札を上列、20点札を下列として横に並べる。カス札は適当におく。
 鬼を持っている者は、それを好きな札と合わせて取る(これを「かぶる」と言う)。山札から鬼をめくったら、場札のどれかをかぶる。場札がないときには鬼だけを取る。
 五周して、最後に場にはかぶった札の片割れが残るので、これはかぶった者が取る。残りの札がわかっていて、場に出ていれば、早めに取る。

<出来役>


上(うわ)だんこ  松梅桜の30点札(所謂三光) 100点
下(しも)だんこ  松梅桜の20点札(所謂赤短)  50点
猪鹿蝶                       30点
青短                        30点
月見て一杯(※雨の点札をとったら不成立)      30点
藤しま                       30点
桐しま                       30点

役を作った者は清算時に各自からその点を得る。

<点数計算>


各自は札点を合計し、出来役代も加味して、160点を原点として清算する。このとき、並べていた30点札と20点札を一枚ずつ組んで50点にして数えれば楽に勘定できる。

<ふけ(り)>


点札を一枚も取れなかった者がでたら、全員から100点ずつもらえる。
点札が20点札一枚だけだった者は全員から50点ずつもらえる。
※「ふけ(り)」が出たら、通常の点数計算や役の計算は行なわない。

<三人で遊ぶ時>


通常は四人で遊ぶが、三人のときには札点をそれぞれ10点ずつ下げ、合計390点、原点130点にする。
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