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2009年
【10月28日】2009年9月定例会をふりかえって
【9月27日】県9月補正予算内示
【9月10日】解決すべきことが多い中高一貫教育
【8月11日】労務単価の仕組みを改めるべき
【8月10日】日米安保条約を廃棄し、アメリカと対等平等の関係を
【7月28日】市町村合併の行方
【7月27日】国は国保の減免制度を指導すべき
【7月14日】労働者派遣法の抜本改正を
【6月26日】知事が変われば県政が変わる
【6月7日】「条件が整えば退院可能」な高齢者 1900人
【5月28日】2009年度5月臨時議会 笹山一夫県議が給与条例の改定など2議案について反対討論。
【5月28日】09年度6月補正予算と県政要望で吉村知事と懇談
【5月18日】弱い乳幼児や高齢者などの医療費が高くなるのは当然
【5月13日】下水道事業 市民負担軽減に努力
【5月8日】吉村知事はどんな人
【5月3日】有機農産物と堆肥
【4月15日】外灯料補助金を全町内会に適用して欲しい」の声
【3月17日】新アンテナショップ 〜景気雇用対策特別委員会〜
【3月15日】08年の県内自殺者 365人 高齢者の自殺が増える傾向
【3月8日】県立米沢女子短期大学と県立保健医療大学を地方独立行政法人化
【2月28日】第一酒田プレジャーボートスポットの指定管理者の指定について討論
【2月26日】2009年度山形県一般会計当初予算について

【2月17日】吉村知事の誕生が滋賀県の福祉行政に影響

【2月4日】アスベストはどうなっているの
2008年
【12月22日】笹山一夫議員は国保の資格証明書と後期高齢者医療制度の問題点を質門。
              厚生文化常任委員会(12月11日)
【12月22日】県立子ども館駐車場 保護者から無料にしてほしいの声
【12月22日】 雇用問題「補助金を出した誘致企業など個別企業にも働きかけを」
              景気・雇用対策特別委員会
【12月22日】公共調達基本条例 「条例を生かすため評議委員会の人選」
              景気・雇用対策特別委員会
【12月17日】後期高齢者医療
【12月9日】 07年度県一般会計決算に反対討論 (12月3日)
       (反対討論の要旨)
【12月2日】 非正規雇用の解雇・雇止め 山形423人
        厚生労働省が発表
【11月12日】児童虐待
       「子育てするなら山形県の方針に沿った予算をつけて児童福祉を充実すべきだ」
【10月14日】県が経営安定化資金枠を100億から200億に
        笹山「金融機関の貸し渋りをたださなければ予算不執行になる」
        景気雇用対策特別委員会
【10月14日】「業務委託が不安定雇用と労働強化の温床に」
       厚生文化常任委員会
【10月14日】山形ごみ新清掃工場「建設予定地の再考を求める請願」を審議
       厚生文化常任委員会
【10月12日】笹山県議一般質問 県議会9月定例会
        「改革」のなで県民要求を押え込み
         県民に痛みをおしつけた4年間 
【10月12日】9月補正予算 笹山県議団長談話
【9月24日】県議会9月定例会 予算内示
【9月14日】身体障がい者等用駐車施設利用制度の運用状況
       県議会閉会中 厚生文化常任委員会
【9月14日】企業の金融状況は 景気雇用対策特別委員会
【9月3日】保育現場からの声
【8月26日】「薬局の待ち時間が長く困っている」と通院患者から
【8月17日】道州制導入 地方自治の原則に反する
【8月10日】 県営綱木川ダム内部告発に対する県の調査  笹山「納得できない」
【7月15日】県議会6月定例会 税条例と酒田プレジャーボートスポットに関する諮問に反対討論
【7月13日】福祉施設と原油高騰    8日の県議会厚生文化常任委員会
【7月13日】副知事選任
【6月25日】県自殺者数10年連続300人超。働き盛りの「過労」「多重債務」が増える
【6月15日】県内唯一の公立精神科単科病院をどんな病院にするか、今年が正念場
【6月8日】共産党県議団の要求に応じて
【5月18日】千葉県議団とさんさんプラン
【5月11日】指定管理者
【4月15日】県が集落アンケートを行う
【3月23日】ダム建設と個人情報
【3月10日】県議会2月定例会 商工労働観光常任委員会
【3月17日】08年度県当初予算などに反対討論
【3月14日】「道路財源の確保に関する意見書」に反対討論
【3月11日】小・中学校不登校問題
【2月26日】07年度県補正予算 
【2月20日】08年度県当初予算内示
【2月3日】「派遣労働 規制緩和を元に戻せ」
【1月16日】第5次医療計画
2007年
【12月6日】08年度予算要求額の内示
【12月2日】予算編成のこと
【11月27日】認可外保育園 天童乳幼児死亡
【11月18日】櫛引小学校
【10月7日】「日本海病院統合再編問題」
【9月30日】「農業共済不正問題」申し入れ
【9月23日】「最上小国川ダム」一般質問
【9月9日】「ごみ問題」
【8月26日】「買い物動向調査」
       「地上波デジタル放送へ移行」
【8月19日】「政務調査費申し入れ」
【8月12日】「政務調査費」
      「最上小国川ダム調査へ」
【8月5日】「あつみ温泉トンネル」
【7月15日】「業務委託」
【7月1日】住民税増税
【6月3日】「障害者控除対象者認定証」
          「県立日本海病院と酒田市立病院の統合問題」
【5月27日】改選後初の臨時議会
           中国残留孤児問題
【5月20日】議会改革の申し入れ
【5月13日】庄内空港
【4月15日】政務調査費
 

 

笹山一夫活動報告

<笹山一夫県議のページ(日本共産党鶴岡地区委員会HP)

2009年

【10月28日】2009年9月定例会をふりかえって

 9月県議会が閉会しました。日本共産党県議団は、知事提案の補正予算を含む全議案に賛成しましたが、常任委員会発議の「最上小国川ダム建設促進を求める意見書」と追加提案の「議員の海外視察(任期中一人100万円使える)」には反対しました。
 国政のダム建設中止方針が、県議会論議に大きな影響を与えています。初日。建設常任委員会で自民党委員が「新政権がダム工事中止を進めている。県内のダムは必要なものばかり。国に建設促進の意見書を出すべき」と主張。私が「最上小国川の治水はダムによらない河川改修で行うべき」と反論すると、別の自民党委員が「笹山委員の賛成は必要」と擁護。休憩して意見調整を行い委員長の「ダム建設促進という文言抜きの意見書を作成する」との提案を全員で合意しました。
 これまで、常任委員会発議の意見書は全会一致を慣行にしてきました。ところが翌日、自民党議員は「ダム建設促進」の文言を入れるべき」と合意を破棄する意見を開陳。委員長が採決を行い、賛成は自民党5、反対は共産党1で、意見書が採択されました。
 農林水産常任委員会では、山形県農民連(花烏賊義廣会長)が提出した「日米FTA反対」請願(紹介議員は共産党県議団)審議で、自民党議員が「願意妥当」と発言しています。これらは国政野党となった自民党が、国への意見書提出で「従前の主張」と県民要求実現の間で揺れているためと思われます。


【9月27日】県9月補正予算内示
   経営安定資金200億円に拡大
   私立高校生への授業料補助金の拡充が実現    


▼県は18日、9月定例会に提案する補正予算294億38百万円を内示しました。一般会計予算規模は6426億31百万円となり、前年9月補正後を714億82百万円上回ります。
▼麻生政権が景気対策として積み上げた基金事業の対応では、新たに5基金を創設し66億円を積み立て、4基金を拡充し31億円を積み増します。▼国が、公共事業の地方負担を軽減するため創設した「地域活性化・公共投資臨時交付金」は内示を受けた80億円全額を基金に積みたてるので「積みたて総額」は177億円になります。▼中小企業向けの「経営安定資金」は預託額を33億円上積みするため、融資枠は当初の400億円から600億円に拡充され最大規模になります。「介護職員処遇改善等臨時等特例基金」事業で月1万5千円の処遇改善が実現します。高等学校生徒への奨学金貸付枠6198万円、私立高校授業料軽減補助金1836万円増額されます。▼私が、6月県議会で質問した私立高校生への授業料補助金の拡充が実現することになりました。渡辺ゆり子議員が今議会で一般質問を行います。ご意見やご要望をお待ちしています。               


【9月10日】 解決すべきことが多い中高一貫教育

▼県内の中学校卒業者数は04年度からの10年間で3108名(77学級分)減る見込みです。そのため、県教委は55学級減に対応する県立学校再編を計画し進めています。「併設型中高一貫教育校」の設置もその一環です。
▼「併設型中高一貫教育校」は県立の中学校と高等学校を接続し中高一貫教育を行います。併設中学校の生徒はその高等学校に無選抜で進学ができ他の高校に受験することも可能とのことです。他の中学校の生徒もその高等学校に入試で進学できます。▼県教委が計画している「併設型」は大学進学に重点を置く普通科高校と県立中学校です。県教委は今年度内に具体的な設置場所を公表し数年後に開校する予定です。モデル校を庄内と内陸に開設し、その後4校に増やす計画です。先月、その説明会が山形、東根、米沢、鶴岡の4市で行われました。鶴岡市文化会館ホールでの説明会参加者は44人でした。
▼「庄内地域つくり子育て文化協同の会」で県高校改革推進室長を講師に招き学習会を先月に行いました。「併設型」を設置した県で地域の受験戦争が低年齢化した事例などを知り、解明すべき問題が多いことを痛感しました。まさに、学校教育のあり方が問われていると感じました。


【8月11日】労務単価の仕組みを改めるべき

▼山形県の建設投資額(公共+民間)推移は92年度8068億円、96年度9601億円、2000年度8061億円、04年度4917億円、08年度3818億円です。08年度はピークの96年度比で40%の水準に減少しました。
▼全国の建設投資額(同)も96年度77兆2696億円がピークで08年度49兆1748億円と63%の水準です。▼山形県の人口は全国比1%弱です。県の建設投資額は、全国比で96年度1・24%でしたが、08年度0・78%と63%水準まで減少しました。そのため山形県への経済的な打撃は深刻です。
▼県内の建設業従業者は、ピークの7万人台から5万人台に減少しましたが、建設許可業者は5千数百社で横這い。1業者当りの投資額は、154百万円から86百万円に減少しました。
▼「低入札」の場合、県の設計労務単価に比較して、運転手で57%、作業員で69%の賃金しか支払っていない事例も明らかになっています。
▼現在の「設計単価」の設定は、「競争で下がり続ける実勢単価」をもとに決める仕組みになっています。私は建設常任委員会で「設計単価の仕組みを改めるべきだ」と要求しています。


【8月10日】 日米安保条約を廃棄し、アメリカと対等平等の関係を

▼3日、共産党山形委員会と県議団は、吉村知事に対して「米海軍駆逐艦カーティス・ウィルバーの酒田港への入港承認の撤回を求める」申し入れを行いました。▼この米軍艦は横須賀港を母港とする第七艦隊に所属し、核・非核両用の巡航ミサイルトマホークを装備。そのための発射管90セルを持つ核兵器搭載艦で、劣化ウラン弾も常備しています。▼米軍艦の酒田港入港は、05年2月に続き2回目。「親善・友好」は表向きで戦時使用の可否判断が目的と言われます。入港の法的根拠は「安保条約」に基づく「日米地位協定」です。
 憲法9条を生かした自主自立の平和外交で世界とアジアに貢献する日本をつくり、日米安保条約を廃棄し、アメリカと等平等の関係を。


【7月28日】  市町村合併の行方

▲「新合併特例法」は10年3月が期限99年3月3232あった市町村数は10年3月1752まで減る見込みです。▲山本文男・全国町村会長(福岡県添田町長)「合併後、中心部は栄えても周辺部は衰退し、行政と住民の距離は離れた。旧役場に支所が置かれたが、窓口機能しかなく、街づくり機能を失った。支所化により旧役場の職員が減って商店街はさびれ、更に人口減を招く負の連鎖に陥っている。これを克服し発展したという話は聞いたことがない」▼森民夫・全国市長会長(長岡市長)「住民の自由度が増したのが特徴だ。行政サービスのきめ細かさがなくなったという意見があるが、裏返せば行政への依存心が低くなったとも言える。行政への依存は、合併によって断ち切ることができる」と二人の評価は正反対です。(7月25日付毎日新聞)


【7月27日】 国は国保の減免制度を指導すべき

▼08年7月、厚労省が纏めた「医療機関の未収金問題検討報告」では、「医療機関の未収金」を「生活困窮」と「悪質滞納」に大別しています。
▼今月10日、厚労省は「生活困窮」が原因の「未集金」は、国民健康保険の「減免制度の運用」と医療機関・国保・生活保護が連携することで、医療機関での「未集金」の未然防止が可能であるとの理由から「未集金対策モデル事業実施のため各県1自治体を選定し月末まで報告を」と通知しました。
▼国民健康保険法第44条は、医療費を払えない生活困窮者に対する「減免規定」です。07年12月の厚労省調査で、1818市町村のうち「減免制度」があるのは1003市町村で55%に過ぎません。減免事由(複数回答)@災害、A事業の中止、B失業、C障害、D疾病、E低所得の順番になっています。全国の国保加入者は4千723万人。減免申請は年間10,949件に過ぎません。
▼国は、モデル事業より市町村の法律遵守を指導すべきではないでしょうか。
▼庄内医療生協は、生活困窮者に対する「低額・無料診療」事業を実施しています。また民医連のHPには、一都一道一府五県の取り組みが紹介されています。


【7月14日】労働者派遣法の抜本改正を

▼7日の予算特別委員会で「日本共産党が山形県議会で議席を得たのは小竹輝弥生さんが当選した1967年。この間、知事は安孫子、板垣、高橋、斎藤、吉村と交代したが、日本共産党が支援し当選したのは吉村知事が初めて。党県議団が当初予算に賛成したのも初めて」と紹介すると議場内から「オー」と大きなどよめきが起きました▼私は「山形県の解雇・派遣切りの労働者比率は全国で最も高い」と指摘をし「労働者派遣法の抜本的改正」に対する吉村知事の見解を問いました。▼吉村知事は「私が知事になる前、裁判所のお手伝いをしていた期間がありました。派遣職員という立場にある方々が、1ヶ月先、2ヶ月先が見えない生活が非常に不安定な状況にありますと、家庭も非常に不安になって、子どもがいても離婚に至った、そういう事例をいくつも私は見てまいりました。生活を不安定にする労働形態だなと実感しております」と体験を披瀝し▼国に対し「派遣労働者が安心して働き、生活できる法的な環境整備など必要な取組みを早急にすすめるよう要望していく」「全ての労働者、とりわけ本県の将来を担う若者が安心して働き生活できるような見直しが図れることを期待している」と答弁。▼マスコミは「吉村知事が労働者派遣法抜本改正を意思表示」として報道しました。


【6月26日】 知事が変われば県政が変わる
        〜2009年6月補正予算〜

▼県は、一般会計541億円の補正予算案を内示しました。これで一般会計の規模は、6130億円となり8年振りに前年度当初予算を上回り、4年振りに6000億円を超えました。今回は「肉付け」に、国の景気対策が加味され、239億円が経済危機対策として計上されました。
▼鶴岡市七五三掛地区の地すべり対策に8億円計上されました。国直轄の対策工事費と合わせ総額25億4千万円で緊急対策工事が行われます。
▼国の補正予算の詳細が不明のため「基金積立て」は14基金のうち5基金の83億を計上。緊急雇用創出、森林整備、自殺対策等に当てられます。残り9基金は9月補正の予定です。
▼吉村知事の「県民のいのちと暮らしを守る」方針が、自殺対策、孤立集落通信費、災害非難プラン、院内保育所整備等への助成などに具体化されています。最上川の「世界遺産登録運動」中止は、妥当な判断です。
▼新婦人の会が要求した「子ども館利用者に対する駐車場利用料金の無料化」が実現します。▼齋藤前知事が削減した「社会福祉施設への助成」が復活します。高齢者のみで構成する「知恵袋委員会」も発足します。
▼知事が変われば「県政が変わる」こと示しました。


【6月7日】 「条件が整えば退院可能」な高齢者 1900人
           特別養護老人ホームを作らせないための「社会的入院」

▲山形県患者調査によると患者数は7万7124人います。受療の種類別では、入院が1万3627人、外来が6万3497人。県民15・8人に1人が受療したことになります。▲受療率(対人口10万人)6341。地域別の受療率は、村山6457、庄内6399、置賜5923、最上5810となっています。順位は人口当りの医師数に比例しています。
▲入院患者の状況別では「生命の危険がある」が8%。「入院医療・手術を要する」が60%。「条件が整えば退院可能」が20%となっています。
▲「6ヶ月以上入院している」患者の割合は26%。年齢別では40歳代34%、50歳代36%、60歳代34%。「精神及び行動の障害」による「6ヶ月以上の入院」は67%のぼります。
▲65歳以上の患者は4万473人おり患者総数の53%占めています。65歳以上の入院患者8249人のうち「条件が整えば退院可能」な高齢者は1900人(23%)もいます。政府が、特別養護老人ホームを作らせないための「社会的入院」です。
▲14兆円もの補正予算を組みながら高齢者の福祉や医療を省みない自公政権に対し声を上げましょう。


【5月28日】2009年度5月臨時議会 
           笹山一夫県議が給与条例の改定など2議案について反対討論。

 5月28日、5月臨時議会が開催され、同日9議案が採決されました。採決に先立って、笹山一夫県議は「県人事委員会勧告に基づく職員給与条例の改定」と「地方自治法『改正』に伴う県税条例の改定の専決処分」について共産党県議団を代表し反対討論を行いました。以下、討論の趣旨です。

【笹山県議の発言趣旨】
 私は日本共産党県議団を代表し、提出された9議案のうち
議第96号  山形県職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例の設定について
議第100号 山形県県税条例等の一部を改正する条例の設定についての専決処分の承認についての2議案に反対し討論します。

 議第96号 県人事委員会は、今回の報告書の冒頭で「職員の特別給は、県内民間の支給状況を踏まえた支給月数とすることとしており、従来どおり前年8月からその年の7月までの1年間の支給実績を正確に把握し、その比較に基づいて改定の要否を検討することが基本である」と基本的考えを述べています。ところが、県人事委員会は、この基本ルールを破り臨時調査を実施しました。調査の方法は、例年の訪問を伴う実地調査ではなく、郵便やFAXの通信調査でした。調査に回答したのは121事業所。うち夏期一時金の内容を回答したのは16事業所です。今回の県人事委員会勧告は、この16事業所の動向に基づいて出され、0.2ヶ月分カットという内容です。
 5月21日の国会質疑で、人事院の谷公士総裁は「全体状況を正確に反映したかと申しますと、そうはなりません。」と答弁しています。
また勧告が、民間労働者を含め「多くの方に何らかの影響を与える」ことも認めています。
今回の県人事委員会勧告も同様です。
今朝のテレビで、東北電力の大口利用が6ヶ月連続マイナスを記録したと報じられました。
深刻な景気悪化のなか、家計を応援し内需主導経済に切り替えることが求められている時、夏期一時金の削減が経済にマイナスの影響を及ぼすことは明らかです。
かつて、県人事委員会は「不利益不遡及の原則」を投げ捨て、夏期一時金の減額を冬期一時金で清算する勧告を行ったことがあります。
 今回は、県人事委員会勧告は、経験済みの清算方式すら選択せず、県内経済を冷え込ませる役割を担いました。「情勢適応の原則」とのいいわけも聞こえてきますが、強弁にすぎません。県人事委員会は、民間給与の支給実績を正確に把握し、その比較に基づいて勧告をする機関です。その機能を放棄した勧告実施は容認できません。
 
地方税法改正案は、参議院で否決され再議決で成立したものです。
議第100号はそれの具体化です。今回の条例改正で、証券税制の見直しが行われます。
上場株式等の配当・譲渡益に対する税率、本則20%(所得税15%、住民税5%)を、軽減税率10%(所得税7%、住民税3%)を適用し3年間延長するものです。
これについては、大資産家優遇税制だとの批判もあり、2011年から20%の本則に戻すとしていました。今回、軽減税率10%を復活させ期間を延長するというものです。
国税庁の申告標本調査によると国内の年間所得100億円以上の高額所得者は10人おり、これらの人は、1人あたり15億4千万円(地方税分は3億1千万円)が減税されるといわれます。まさに大企業・大資産家への優遇税制の復活延長であり容認できません。
以上の理由で条例案に反対し、討論といたします。


【5月28日】 09年度6月補正予算と県政要望で吉村知事と懇談

▲5月22日、日本共産党山形県委員会と党県議団は、吉村美栄子知事と「県政課題と09年度補正予算要望」について懇談しました。(要望書
▲冒頭、後藤太刀味県委員長は「志位和夫委員長がオバマ米大統領へ『核兵器廃絶問題』の書簡を送り米政府から感謝を表明する返書が届いた」ことを紹介「世界は核廃絶に向けて動き出しており、山形県も非核平和宣言をすべき」と要請しました。
▲県議団は「低肺機能の在宅酸素療法者への医療補助」と「県立子ども館(山形市)利用者に対する県駐車場を無料化」は「知事の理念とも合致する喫緊の課題」と要請しました。
▲また3月県議会で「不同意」を表明した「最上小国川ダム建設」は「河道改修が現実的な治水対策である」こと。「慶応大学先端生命科学研究所と有機EL研究所への巨額支援」は「県民生活にどう係わるのかの説明が不可避」と資料に基づき説明。知事に「再検討」を要望しました。
▲吉村知事は「地元産業とどう結びつき、雇用がどうなるのか等を基本に考えていかなければならない」と語りました。今後も必要に応じ話し合うことを確認し懇談を終えました。



【5月18日】 弱い乳幼児や高齢者などの医療費が高くなるのは当然

▲国民一人当り医療費25万9千円。
0〜4歳は20万8千円。
5〜9歳は10万9千円。
10〜14歳は7万6千円。
15〜19歳は6万6千円から増えて75〜79歳は73万1千円。
80〜84歳は81万6千円。
85歳以上は97万9千円で最多。
▲弱い乳幼児や高齢者などの医療費が高くなるのは当然です。東京・神奈川・愛知・群馬の4都県が中卒まで無料化実現。吉村知事は、小学校卒業まで入院を無料化としました。京都・北海道に次いで3番目です。▲「医療費適正化」が目的の「後期高齢者医療制度」は参議院で「廃案」が可決されています。昨年、共産党は「抜本的見直し」で吉村美栄子氏と合意しました。
▲庄内医療生協は4月から、社会福祉事業法に基づく「無料・定額診療」制度を発足させました。パンフは「憲法25条で国民の生存権と国の社会保障的義務を定めています。しかし現実的には・・」と述べています。生活弱者や国保の資格証明者にとっての命綱です。


【5月13日】 下水道事業 市民負担軽減に努力

▲鶴岡市の公共下水道整備事業着手は72年。供用開始は80年です。羽黒町は農業集落排水事業に77年着手し、翌78年から供用開始しています。
▲鶴岡市の汚水処理施設の整備状況は、行政人口14万人896人に対し整備済区域内人口は11万9335人、普及率84・7%。接続人口は10万3562人、接続率86・8%。
▲整備手法別では、@公共下水道整備済区域内の人口9万7590人に対し接続人口は8万4310人で接続率86・4%。A集落排水整備済区域内の人口2万276人に対し接続人口は1万7799人で接続率87・8%。B浄化槽整備済区域内の人口1469人に対し接続人口は1453人。接続率は98・9%です。
▲羽黒地区の農業集落排水の設備は更新期。設備投資は料金に跳ね返ります。市の下水道課は15箇所の処理施設を一つに統合し、維持管理費を軽減する大胆な計画を進めています。▲現在の平均使用料は、公共下水道は月6060円。農業集落排水は月4513円。浄化槽は月3606円。市民負担軽減に努力する自治体労働者に期待の拍手。


【5月8日】 吉村知事はどんな人

▲「吉村知事はどんな人」という質問に「日々進化するあったかい人」と答えます。▲知事就任は2月16日。県議会開会が20日「待ったなし」の本番。県議会の予算特別委員会質疑は一問一答方式です。国会では麻生総理への質問に、官僚が代理答弁する様子がテレビ放映されます。県議会では知事がきちんと答弁します。▲今回の質問者7人内自民党は5人。生活保護世帯の中学生の修学旅行に1人1万円の支度金を支給する44万円の予算案に噛み付きました。知事は「我が家が母子世帯になった時、公的援助は助けになった」と答弁。私は、胸がギュと熱くなりました。▲「政治と行政のもっとも重要な役割は『県民の皆さまの生命と生活を守ること』と考えております。」「『赤ちゃんから長寿の方までいきいきと生きていける山形県』を創っていくことが私の願いであります。そのため対話を重ね『心通う、人を大事にするあたたかい県政の実現』を目指して、私と一緒に頑張りましょう」▲知事の職員訓示には、夫の両親と同居し主婦と母子世帯を体験した重みがあります。


【5月3日】有機農産物と堆肥

▲吉村知事の選挙公約は「農林水産業予算1・5倍、150億円アップで農業県再生」。関係者の期待が膨らんでいます。2月「第8回新庄・もがみ山菜フェアー」が東京で実施されました。その「新庄・もがみ」で「産地偽装」、信用は大きく崩れました。▲食卓に「安全・安心」の農産物は欠かせません。曖昧だった有機農産物の表示基準として、2000年に農林規格が改正され「有機JAS」の認証が必要になり、06年有機農業推進法が制定され体制が整いました。▲国内で生産された農産物は3千万d。野菜1626万d、米871万d、果樹349万d、麦110万d等です。「有機JAS」の認定を受けたのは5万d。野菜3万d、米1万d等、国内生産量の0・18%の水準です。▲最近は、消費者の「安全・安心」指向の中で、量販店の仕入れ担当が「有機栽培の枝豆」などと指定する事例が増えているとのこと。県内の作付面積約10万fうち2万fに42万dの堆肥が使われている推計されます。10e当たりの堆肥施用量は、庄内が1d弱と置賜の半分です。
▲県議団は、皆さんの声を6月補正予算編成に合わせ知事に届ける準備を進めています。ご意見お待ちしています。


【4月15日】外灯料補助金を全町内会に適用して欲しい」の声

▲市街地では町内会総会が盛りです。私が、昭和49年からお世話になっている新形西町内会の予算は307万円。収入内訳は町内会費128万円(42%)、事業収入等122(40%)。他に市から、町内会運営補助金、外灯料補助金(以上市民生活課34万円)敬老会補助金、衛生補助金、公民館事業振興費補助金などの名目で計57万円(18%)が市から入ります。▲鶴岡市は、町内会組織を対象に「自主組織等運営活動対策事業」を実施。480町内会の地区別は、旧鶴岡市261(市街地104、郊外地157)朝日地区40、温海地区27、藤島地区61、羽黒地区69、櫛引地区22。▲旧鶴岡市郊外地区、朝日地区、温海地区では駐在員報酬として支出しています。それを含め補助交付金は1億1千8百万円(07年度決算、市民生活課分)。全市で4万6千世帯一世帯当り2565円。新形西町内会の場合1665円で2/3の水準。▲「外灯料補助金を全町内会に適用して欲しい」の声が党議員に寄せられています。


【3月17日】 新アンテナショップ 〜景気雇用対策特別委員会〜
       「開店が遅れ税金が数千万以上使われた責任の所在を明らかにすべき」

▲95年開店の虎ノ門のアンテナショップ「やまがたプラザゆとり都」の年間売上げは2億4500万円。▲齋藤知事は、アンテナショップを土日休業の霞ヶ関から毎日営業するため銀座への移転を07年12月に決めました。08年8月には「ゆとり都」を閉店し、秋には銀座の新アンテナショップ「おいしい山形プラザ」は開店し、年間の売上げ目標は「3億8000万円」と公表しました。「ゆとり都」の営業日の売上げは一日100万円で銀座店の目標と同じです。
▲旧アンテナショップ「ゆとり都」の閉店撤去に約5900万円掛かりました。新アンテナショップ賃貸契約時の保証金とオープンまで支払う賃料が1億9400万円。アドバイザーや設計委託費、内装工事、備品工事、オープニングイベント、ホームページの作成など新アンテナショップの整備費用が約1億7700万円。合わせて約4億3000万円掛かります。▲「アンテナショップ移転計画」の経過を知るため情報公開の請求をしましたが公文書はありませんでした。景気雇用対策特別委員会で「開店が6ヶ月以上遅れ税金が数千万円無駄に使われた。責任の所在を明らかにすべき」と主張しました。


【3月15日】08年の県内自殺者 365人 
       高齢者の自殺が増える傾向

▲08年の県内自殺者は365人(男性248人、女性108人)(県警本部調べ)。年齢別の内訳は、20歳代23人。30歳代40人。40歳代56人。50歳代82人。60〜64歳28人。65歳以上124人。高齢者(65歳〜)割合は男性25%女性56%。自殺の原因や動機別は、男性@経済・生活問題25%、A健康問題22%B精神疾患等13%。女性@精神疾患等39%、A健康問題30%、B家庭問題13%の順番です。▲県警本部は「交通事故や振り込み詐欺での高齢者は、大きく取り上げられ対策が進んだ。近年、高齢者の自殺者が増える傾向にあるが社会的な関心が不十分だ。総合的な対策の推進を急ぐ必要がある」といいます。▲昨年4月に始まった後期高齢者医療制度の保険料は「年金天引き」ですが納入率は96%前後です。年金額が年18万円未満のため「天引きできない」高齢者がいるからです。今議会に、全日本年金者組合山形県本部(青塚宏平執行委員長)は「物価上昇に見合う公的年金の引き上げを求める」請願を提出しました。紹介者の共産党県議団は請願採択に全力を挙げます。


【3月8日】 県立米沢女子短期大学と県立保健医療大学を地方独立行政法人化

▲04年4月、地方独立行政法人法が施行され県立大学も国立大学と同様に「法人化」が可能になりました。
▲05年1月「やまがた改革」を掲げ当選した齋藤知事は06年1月「山形県集中改革プラン」を定めました。「県立大学」について「地方独立行政法人(公立大学法人)化を含め自立的で弾力的な大学運営にむけた検討を行う」と41文字で表現。06年5月「県立大学法人化検討化員会」を立ち上げ、10月には「県立米沢女子短期大学と県立保健医療大学を地方独立行政法人化する」との結論を出しました。12月に「公立大学法人設立準備委員会」を発足させました。▲08年9月県議会に提出された「県立」を「公立法人」に移行する条例案に日本共産党県議団は反対しました。▲今議会に提案の「法人大学の中期目標」教員の人材確保で「任期制の導入」を謳っています。「県公立大学法人評価委員会」で半数の委員が「任期制」に反対しましたが、県は「両大学は了解済み」と譲りませんでした。小泉流構造改革の「効率のよい小さな行政府の実現」そのものです。
▲吉村知事は「県政運営の基本姿勢」を問われ「山形県集中改革プラン」にのっとる旨の答弁をしました。この「集中改革プラン」こそ「冷たい県政の原点だ」と警鐘を乱打する必要性を感じます。 

【2月28日】  第一酒田プレジャーボートスポットの指定管理者の指定について討論

  2月24日、県議会本会議で08年度県一般会計補正予算、他32議案が審議されました。日本共産党県議団の笹山一夫団長は、一議案について反対討論を行いました。以下その趣旨です。

(討論趣旨)
 日本共産党県議団を代表し、議第32号 第一酒田プレジャーボートスポットの指定管理者の指定について に反対討論を行います。
 平成18年4月、酒田小型船舶安全協議会は第一酒田PBSの指定管理者に指定されました。
 その酒田安協は、平成17年度までの係船場所を4人に限り、更新しないとしました。
 この行為に対して、県は「第一酒田プレジャーボートスポットの管理に当たって、酒田安協は、指定管理者として関係法令や条例を遵守し、適切かつ静穏を旨として管理を行うよう」との文書を送付しました。平成18年6月です。
 9月には、包括協定第16条違反を根拠に『改善勧告の指示』文書を知事名で出しました。
 その後、4人は係船場所確保に関する審査請求を県知事に提出しました。
 昨年6月県議会で、4人の審査請求を県が却下することについて意見を求められ、日本共産党県議団は「請求却下」に反対しました。
 紛糾の原因が、従来の業務委託から指定管理者に代わった酒田安協にあることは、県の文書からも明らかです。
 私は、昨年9月議会の一般質問で、指定管理者制度に移行する際の県の事務処理の不手際が問題をこじらせたと指摘しました。
 日本共産党県議団は、指定管理者制度の導入について、『問題あり』と反対しましたが、導入後の再指定についての是非は個別に判断しています。
 その判断基準は、公の施設の設置目的に沿った管理運営を基本に、効率性優先で住民サービスの低下にならないかどうか利用者への公平性、事業の継続性や雇用も含めた管理運営の安定性が保証されているかなどです。
 この基準に照らし議第31号山形県県民の海プールの指定管理者の指定について賛成です。
 4人が県に審査請求するに至った経過から見て、酒田安協が今回また指定管理者に指定されれば酒田PBSの公平な利用が保障できるのか、はなはだ疑問です。
 県は、4人の係船場所をPBSでない県管理の港に移動させる方向で調整中と聞きました。
 そこにはプレジャーボートを陸揚げする際に必要な上下架クレーンの設備がありません。
 県所有の上下架クレーンを管理している酒田安協が4人にそれを使わせないので苦慮していると、県はいいます。県民が等しく受けるべき権利について県は毅然とした態度をとるべきです。 
 以上申し上げ、議第32号 第一酒田プレジャーボートスポットの指定管理者の指定についての反対討論を終わります。

2月26日】 2009年度山形県一般会計当初予算について

▲吉村さんは、齋藤弘知事を破り一月二十五日当選。知事に就任した三日後の十七日、二〇〇九年度一般会計当初予算案を発表しました。二十日の知事所信表明には「対話重視」の公約に共感した県民百五十名余が傍聴に駆けつけました。
東北初の女性知事の誕生は県政のあり方に大きな影響を与えようとしています。

▲一月に知事選があったため、義務的経費や継続事業が中心の「骨格予算」となりましたが、景気・雇用対策を盛り込んだ結果、総額は五千五百八十九億円となり、〇八年度当初比一・五%減の規模です。「骨格予算」の一般会計総額は、前年度当初比で八年連続の減となり、公債費を除いた一般歳出も十二年連続の減となりました。吉村知事は、県議会六月定例会に向け、選挙公約を肉付けした補正予算を策定する予定ですが、世界的な不況を受け県税収の大幅減が見込まれるなど厳しいかじ取りを迫られます。

▲歳入の二割を占める県税収入は、前年度当初比十七・九%の大幅減の九百六十億円に落ち込みました。「基幹産業の製造業を中心に企業業績が悪化している」ため法人事業税など法人二税は百六十億円減りました。県税収入と同様に地方交付税は八・一%、国庫支出金は十三・八%の減となりました。財源不足を補うため、調整基金八十億円を取り崩したため、〇九年度末の基金残高は八十五億円となる見込みです。地方譲与税は十九・六%増です。県債発行額は、臨時財政対策債を含め十九・六%増の九百三十九億円に達しました。〇九年度末の県債の発行残高は〇八年度より増加し、一兆千四百二億円となる見込みです。

▲歳出の約三割を占める人件費は、一・二%減の千六百九十二億円。職員数の削減などで二年連続の減少となりました。公債費は、微増の九百四十九億円です。投資的経費は、景気・雇用対策の公共事業を盛り込んだため骨格予算ながら七百四十四億円と前年度の八割を確保しました。新年度予算のうち、景気・雇用対策は、中小企業への融資枠拡大分の三百億円を含め四百一億円にのぼりました。農業水利施設の補修や林業従事者の育成など、農林水産業分野に二十億円、防災対策や教育・雇用環境の整備など安全・安心確保に六十八億円を充てました。

▲吉村知事は、選挙公約に掲げた乳幼児医療費の無料化を小学生まで拡大、中学校二年生に少人数学級を導入、生活保護世帯に対する修学旅行支度の援助、の予算を組みました。これら福祉・教育の充実予算は、日本共産党の政策と一致します。しかし、県議会では自・公が四分三の議席を占めており、国の施策がストレートに持ち込まれ予断を許しません。党県議団は知事候補・吉村美恵子さんと合意した政策の実現に全力を挙げます。


【2月17日】 吉村知事の誕生が滋賀県の福祉行政に影響

▲「教育界は歓迎しています」と会合で校長先生から声をかけられ、葬儀場では無言の握手、一度もお話したことがない方からで驚きました。吉村知事の誕生は、県内に限らず全国に大きな影響を与えています。
▲嘉田由紀子滋賀県知事は「福祉医療削減は必要」(京都新聞1月24日)から、2月3日に「福祉医療制度削減は一年間検討」に変更しました。▲1月27日の記者会見で「山形知事選」について嘉田知事は「財政改革とめぐり『冷たい県政』と批判を受けたと思う」「厳しい時代だからこそセーフティーネットとして行政がやるべきことは何なのか教えられたと思っている」と述べたと京都新聞は報じました。吉村知事の誕生が滋賀県の福祉行政に影響を与えたのです。
▲07年結成し「国政に提言」をしてきた「5県知事会議」(山形、宮城、鳥取、徳島、佐賀で構成)への齋藤知事の応援要請に4県の知事が揃って応援。村井宮城県知事は落選した翌日の記者会見で「5県知事会議の枠組みについては、私が全て決めることではありません」と答えるのが精一杯でした。齋藤知事の選挙戦術は「5県知事会議」という提言団体のネットワークを破壊しました。

【2月4日】
▲「アスベスト(石綿)対策はどうなっているの」との疑問が寄せられましたので、3日の県議会厚生文化常任委員会で質しました。
▲アスベストには防音、断熱、絶縁などの優れた性質があるとして使用されてきましたが、健康被害は70年代には知られ英・独は86年、仏は88年に使用を禁止しました。日本共産党は72年に山原議員が健康被害を取り上げ、92年には西山議員が製造と使用の禁止を要求しましたが、日本での原則禁止は、青石綿と茶石綿が95年、白石綿は04年になってからです。
▲国の指示によるアスベストの使用実態調査の対象施設は、県有施設が720、市町村有施設が5704、民間施設2393の計8817施設あります。調査は07年で終えましたが「暴露の恐れあるが対策未実施」の民間施設が58残っています。これまで国内では使用されていないとされた3種類のアスベストの存在が明らかとなり(08年1月)現在950施設で追加調査を進めています。
▲県内でアスベストによる健康被害として国に申請した方は20余人のうち労災認定は1名だけ。私は「県が積極的に後押しすべきだ」と主張しました。


2008年

【12月22日】
 12月11日の県議会厚生文化常任委員会で日本共産党の笹山一夫委員は国民健康保険の資格証明書と後期高齢者医療制度の問題点を質しました。

国民健康保険証「子どもや病弱者のいる世帯からは保険証を取り上げるべきでない」

▲笹山
「国民健康保険税を滞納した世帯に『資格証明書』を交付しているが子どものいる世帯は」

酒井俊昭長寿社会課国保主管
「県内の国保世帯十七万九千五百七十七世帯(九月十五日現在)うち滞納世帯二万六千三百三十一世帯。資格証明書を交付している千二十九世帯のうち六十八世帯に中学生以下の子ども九十四人がいる」

笹山
「資格証明を発行する前の『滞納者と接触を図る取り組み』状況の調査で@督促文書とA時間内の電話督促のみで『資格証明書』を発行した自治体がある。訪問督促もなく機械的な対応に見える。国は、来年度から中学生以下の子供がいる世帯が国民健康保険税を滞納しても保険証は取り上げないと決めた。全国的にインフルエンザの流行が懸念されている。県は子どや病弱者のいる世帯からは保険証を取り上げるべきでないと早急に市町村を指導すべき」

後期高齢者医療の滞納状況、医療費の推移

笹山
「七十五歳以上の高齢者を対象に四月から始まった後期高齢者医療制度の保険料は年金天引きが原則。しかし年金額が十八万円未満の低所得者層が普通徴収(窓口払い)になっている。滞納はあるか。また医療費の推移はどうか」

酒井主管
「保険料総額は六十九億八千万円。うち普通徴収は十八億八千五百万円(構成比二十七%)。四月の特別徴収者(年金天引き)は十一万五千三百三十六人で収納率百%。普通徴収は第一期(七月)一万九千九百八十八人収納率九十五・三%。第二期(八月)二万五百七十四人収納率九十四・五%。第三期(九月)二万七千百五十七人収納率九十二・四%。各市町村が収納率向上に努力しているので今後改善されると考えている」

【12月22日】 県立子ども館駐車場 保護者から無料にしてほしいの声

笹山
「県営駐車場に近い遊学館を利用した場合の駐車料金は無料。距離的に同じ条件の県立こども館の利用者の駐車は有料だ。子どもを車に乗せてくる保護者から無料にして欲しいという声がある。実態は」

中山芳昭児童家庭課長
「○七年度のこども館利用者三万八千七百二十八人うち保護者は約四割の一万四千九百七十三人。車の利用者数はわからない」

笹山
「遊学館の○七年度利用者は二十五万人のうち県営駐車場の無料券利用者は十二%の三万人弱、金額で一千三百四十五万円になっている。遊学館は九○年度、その二年後に県立こども館は開設している。同じ開設なら無料になっていたと考えられる。条例改正が必要なので検討して欲しい」

中山課長
「保護者の来館状況を調査します」



【12月22日】 雇用問題 「補助金を出した誘致企業など個別企業にも働きかけを」
         景気・雇用対策特別委員会

 12月12日の景気・雇用対策特別委員会で、日本共産党の笹山一夫委員は、喫緊の課題である雇用と公共調達条例について質しました。
笹山
「今議会では、多くの議員が米国発の経済危機と雇用問題を取り上げた。十日には知事を本部長とする雇用対策本部を発足した。昨日は山形県労連が『派遣切り』問題で県に要請した様子がマスコミで報道された。県の「雇用確保」の申し入れ要請は商工会議所連合会などの団体にとどまっている。事態は切迫しているにも拘らず、県民からは県の姿勢が消極的に見える。補助金を出した誘致企業など個別企業にも具体的に働きかける必要がある」

▲渥美憲男産業政策課長
「質問の趣旨を受け止めしっかり対応したい」

笹山
「国は、事後対策として『派遣切り』され社宅を出された労働者を救済するため、雇用振興機構が管理する住宅を提供する方針だ。県内にも空き室があるが不足だ」

▲菅野滋商工観光労働部長
「総合的にしっかり対応する」

【12月22日】 公共調達基本条例 「条例を生かすため評議委員会の人選」
          景気・雇用対策特別委員会

▲笹山

「六月議会で山形県公共調達基本条例が制定され全国から注目を浴びている。条例を生かすために評議員会の人選が大切だ。各界代表という充て職人事は排すべきだ。県議会の建設常任委員長は一年交代が慣例になっている。」
▲脇川清道建設企画課長
「評議員会は行政から独立した権能を持つ。委員の任期は三年、定数八名以内と条例に定めている。県議会代表も一名予定しており人選をお願いしている。委員が任期中にくるくる変わるのは望ましくない。今議会中に諮りたい」



【12月17日】 後期高齢者医療

▲ 75歳以上の高齢者を対象に発足した後期高齢者医療制度について「この制度は、医療費が際限なく上がっていく痛みを感じとってもらうもの」と厚労省担当者は述べました。▲山形県内75歳以上の高齢者は13万5千人。08年保険給付予算1130億円のうち9月末現在の支出済額は395億円。一人当たり医療費は、月約6万円。広域連合会の担当者は「保険給付の執行率35%は想定内」といいます。▲保険料総額69億8千万円。うち50億9千万円(73%)は、年金額18万円以上の方(約11万5千人)から年金天引きされるため収納率100%。一方、年金額18万円未満の方(約2万人)の保険料総額18億9千万円(27%)は本人が納付する仕組みです。納期は9期に分かれており第1期(7月)の納入率は95・3%。第2期(8月)同94・5%。第3期(9月)同92・4%と次第に悪くなっており、未納額は47百万円に上ります。▲保険料を一年以上滞納すると「保険証」が交付さず医療費は全額窓口払いになります。



【12月9日】 07年度県一般会計決算に反対討論

  3日、私は「齋藤知事は『百年後に誇れる山形県』『プライマリーバランス』を大義名分にして県民に痛みを押し付けた」と07年度県一般会計決算に反対討論をしました。
(反対討論の要旨)

 来年度 県当初要求の概要
▲知事が「プライマリーバランス(財政収支)の黒字と利払い費の均衡達成という財政規律・健全化目標について・・臨時的、緊急的な取り扱いも必要と柔軟にかんがえている」との説明に、議場から『オーッ』という声があがりました。「改革路線」の破綻表明です。▲示された「09度当初予算の概算要求」に「重度心身障がい者医療給付制度改正(後期高齢者医療制度への加入要件を撤廃)」「乳幼児医療費助成の対象年齢を小学6年生まで引き上げる(入院のみ)」などが盛り込まれました。新婦人、民商、福祉保育労、母親大会連絡会などが県交渉してきた要求です。▲知事が突如変身した理由は1月25日投票の知事選挙の審判を恐れたからです。私たちは、8年前の知事選で「30人学級」と「乳幼児医療費無料化」を実現させた経験があります。▲戦いに全力を挙げれば要求が前進する。教訓です。



【12月2日】 非正規雇用の解雇・雇止め 山形423人
                           厚生労働省が発表

▲厚生労働省は、企業からの聞き取り調査を纏めた結果「派遣切り」など非正規雇用の解雇・雇い止め等で失業した労働者が全国で3万67人(477件)、47都道府県に及んでいると公表しました。本県の423人(11件)の内訳は、派遣が309人(7件)、契約(期間工等)が42人(2件)、請負が66人(1件)、その他=解雇等6人(1件)。▲ハローワーク鶴岡は「本省の『詳細な定義』はなく、各ハローワークで可能な範囲の聞き取り調査をおこない県労働局に報告した」といいます。沖縄県5人(1件)、奈良県12人(2件)など極端に少ない県もあり、3万人の数字は氷山の一角と考えられます。▲ハローワーク鶴岡での一般職業紹介状況(10月の常用雇用)は、求職者数2,039人に対して求人数1,348人。紹介件数876人のうち就職できたは208人。求職者に対する紹介割合は43%、うち就職は10%と大変厳しい結果になっています。▲トヨタのように雇用を維持する体力が十分あるのに非正規雇用の解雇・雇い止めを強行する企業もあり許せません。



【11月12日】児童虐待
       笹山一夫「子育てするなら山形県の方針に沿った
                  予算をつけて児童福祉を充実すべきだ」

 県内の児童虐待の認定件数は03年が121件。04年に児童虐待防止法が改正され「虐待かもしれない」場合も通告が義務化され07年度には通告件数が504件、認定件数は220件と約2倍に増えました。関係者は、児童虐待に関する地域の関心が広がり「潜在化していた虐待が顕在化した結果」と分析しています。▲法改正前の02〜04年度の児童虐待471件の分析では、主な虐待者が実母は65%、実父は23%で計88%。虐待の種別は、養育の拒否・怠慢(ネグレクト)が36%、身体的虐待が53%、心理的虐待が10%、性的虐待が1%。▲07年度は、主な虐待者が実母は65%、実父は26%の計91%。虐待の種別は、養育の拒否・怠慢(ネグレクト)45%、身体的虐待が32%、心理的虐待が22%、性的虐待が1%。▲虐待の種別で、養育の拒否・怠慢と心理的虐待が増え、身体的虐待が減っています。35%が一人親世帯であり、37%の児童が障害を持っています▲私は、11日の厚生文化常任委員会で「子育てするなら山形県の方針に沿った予算をつけて児童福祉を充実すべきだ」と主張しました。



【10月14日】県が経営安定化資金枠を100億から200億に
        笹山「金融機関の貸し渋りをたださなければ予算不執行になる」
        景気雇用対策特別委員会

 10月6日、景気雇用対策特別委員会が開催されました。笹山委員は「原油・原材料(高騰)対策として商工業振興資金に18億3500万円を補正予算に計上したが、これまでの融資状況はどうか。商工業振興資金のうち経営安定化資金の融資枠を100億から200億に拡大する理由はなにか」の質問に、山田栄造産業政策課金融対策主幹は「商工業振興資金の認定状況は06年が324億円、07年は335億円、08年は7月末で222億円と増加傾向にある。経営安定化資金の認定額は8月末で60億6500万円、前年同期に比べ86.3%増となっており、年度末に向けてさらに資金需要が見込まれる」と答弁しました。
 笹山委員は「商工業振興資金の融資実績は04年が644億円、05年が707億円だ。両年とも季節資金(借り入れ期間6ヶ月)として250億円の融資枠を設け資金需要に応じて不足額を増額補正してきた。斎藤知事は06年度に改革『断行』と称し季節資金を廃止したため、融資実績は300億円台に落ちた。08年度は商工業振興資金に500億円計上されており、予算執行に余裕がある。経営安定化資金枠を100億から200億に増額することを大義名分に、18億3500万円の増額補正する意味がない。金融機関の貸し渋りをたださなければ予算不執行になる」と批判しました。


【10月14日】「業務委託が不安定雇用と労働強化の温床に」
       厚生文化常任委員会

 10月2〜3日、県議会厚生文化常任委員会が開催されました。

笹山県議「ある県立病院の清掃業務の契約更新で入札に負けた業者が、現場労働者を全員解雇すると、落札業者が解雇された労働者を選別して雇用する仕組みになっている。現場の清掃労働者29名は8時間労働のパートで全員が解雇され、新会社に採用されたのは23名だった。県立病院の清掃業務量は変わらないのに清掃会社が交代すると労働者の解雇と雇用が繰り返され現場の人数が減っていく。県立病院の業務委託が不安定雇用と労働強化の温床になっている」

押野病院事業局経営企画主幹「病院は清掃業務の安定性を確保するため1年契約を3年契約に変更した。企業は法令を順守する責任がある」

笹山県議「県は雇用を安定させる責任がある。病院の清掃業務は協会のマニュアルに準拠して行われていると聞く。しかし、病室内の屑篭に捨てられた血液のついたガーゼや廊下にこぼれた点滴液の処理については、危険度が不明なまま対応させられて、困っているとの相談を受けた」

押野経営企画主幹「看護師など医療の専門職の業務と清掃業務は区分して対応している」

笹山県議「医療スタッフの指示が、立場の弱い清掃労働者を危険にさらすことがないよう現場に徹底すべきだ」


【10月14日】山形ごみ新清掃工場「建設予定地の再考を求める請願」を審議
       厚生文化常任委員会

 山形広域環境事務組合(管理者・市川昭男山形市長)が上山市の柏木地区に建設を計画している新清掃工場について、高畠町の住民団体が提出した「建設予定地の再考を求める請願」が、10月3日、県議会9月定例会の厚生文化常任委員会で審議されました。
 県は「環境影響評価制度では、事業者の新工場建設計画を前提にした環境保全についてのみ意見を述べる立場」であり「関係交付金は、国から直接、事業者に交付される。県が手続きを止めることは難しい」と説明。笹山委員は「県や事務組合が法律上の瑕疵がないように事務を進めることは当然だ。地方自治は住民合意を前提に成り立っている。請願事項の『5キロメートル以内の建設反対』に法的な根拠はないが、まず事務組合は住民団体と真摯に話しあう必要がある。県は交付金申請の受理手続きで杓子定規の態度を取るべきでないと発言しました。
 委員会では請願を継続審査とし、事務組合の対応を見守ることになりました。事務組合に対しては、厚生文化常任委員長名で請願の写しを送付しました。

 


【10月12日】笹山県議一般質問(大要はこちら) 県議会9月定例会
        「改革」の名で県民要求を押え込み
         県民に痛みをおしつけた4年間
 
 10月1日の県議会本会議で日本共産党山形県議団の笹山一夫県議が一般質問を行いました。県民に痛みを強いた4年間の斎藤県政をきびしく批判するとともに、県立鶴岡病院の病床数削減計画反対、2007年度完成した県営綱木川ダム(米沢市)建設工事の不要な追加工事の疑惑などで県をただしました。

 笹山県議は自公政府が推進してきた「構造改革」路線が日本経済と国民のくらしを「重症」にしたと指摘。同路線を推進している麻生新内閣に対する知事の評価を問いました。知事は「首相は所信表明で国民が求める重要課題へのとりくみを表明しており、期待する」と答えました。笹山県議は知事がこの間、「改革元年」「改革断行」「改革深化」「改革実行」などと次々標榜して、県民の要求運動で実現した乳幼児医療費無料化、障がい児者医療費助成、社会福祉法人利子補給、少人数学級、私学助成、合併浄化処理槽設置補助等々貴重な県単独事業を「見直し」「削減」「廃止」してきたと批判。「来年度は『安心確保』などとしているが、この間の『改革』で県民に痛みを強いたことを反省してのスローガンか」と質問。知事は「持続可能な経済財政が重要。財政健全化に県民の理解と協力を頂くよう対話する」と突っぱねました。
 笹山県議は原油高騰問題で質問。知事が「需要に基づいた需給バランスによる高騰」との見解に立っていることをとらえ「知事の見解では昨年の福祉灯油も誤り、福田前内閣が約束した漁船の燃料費増高への補助もだめということになる。苦しんでいる県民に福祉灯油の施策は必要だ」と追及。知事は「原油高騰は投機マネーより需給バランスによる」と譲りませんでした。また、批判が高まる一方の高齢者いじめの後期高齢者医療制度への認識を問う質問には、「国民皆保険制度を維持するためであり、今後の推移を見ていく」と冷たい答弁でした。
 笹山県議は県立鶴岡病院の病床数削減計画で、背景に国の「7万2千人の退院促進で病床を削減する」方針があると指摘。「削減は県の基本計画に定める『本県の精神医療の中核センターとしての役割』に反する。削減すべきでない」と迫りました。野村一芳病院事業管理者は「支障は生じない」と、これを拒否しました。
 笹山県議は綱木川ダム建設事業で「工事設計書の改ざんが行われた。約10億円の工事が不要になったが減額分をカバーしてほしいとの大手業者の要望で不要不急の工事が追加された」と内部告発があった問題で質問。高村義晴土木部長は「転記ミスなどはあった。数量は確定している。改めての調査は難しい」と答えました。
(10月12日付け 新やまがたに掲載)

【10月12日】9月補正予算 笹山県議団長談話

 県議会9月定例会に提出された県一般会計補正予算は総額32億5900万円。うち「原油・原材料価格の高騰に伴う県経済や県民生活への影響等に対応する緊急支援策」として総額18億7800万円(@農林水産業の基盤強化費3500万円A中小企業・雇用対策の18億3500万円B公立小中学校耐震強化費800万円)を計上。財源は全額県費です。理由は福田前首相が政権を放棄し、政府の原油高騰緊急対策が画餅に帰したためです。
 予算の98%は制度資金です。斎藤知事は「(原油)高騰は投機的資金の流入によるものとの見方よりも、新興国の実需にあると見るのが一般的。そこで必要な経済対策は何か。価格高騰が常態化しているのであれば、一時的な補助金はなじまない。求められるのは構造転換。それぞれの業界であおりを受けない構造転換をするしかない」との見解(8月29日知事記者会見)に基づき予算編成したためです。政府の「07年度エネルギー白書」は「(原油高騰は)原油市場への投機マネー流入による影響が大きい」と分析。また、8月14日付朝日新聞は「NY原油、一時百ドル割れ」の原因を「投機資金引き揚げ」と報道しました。知事見解は経済実態と遊離しています。
(10月12日付け 新やまがたに掲載)


【9月24日】県議会9月定例会 予算内示

▲18日「原油・原材料価格の高騰に伴う緊急支援策」18億7千8百万円の補正予算が内示されました。補正の内訳は。
@農林水産業基盤強化費3千5百万円A商工業振興資金18億3千5百万円
B公立小中学校耐震強化費8百万円
▲財源の全額が県費の理由は、福田首相が政権を放棄した結果、政府の原油高騰緊急対策が画餅に帰したためです。
▲内示額の98%が制度融資の理由は、
齋藤知事が「(原油)高騰は投機的資金の流入による一時的なものとの見方はほとんどなく、新興国の実需と見るのが一般的。そこで必要な経済対策は何か。一時的な補助金はなじまない。それぞれの業界で構造転換するしかない」(13日付山新)との持論に固執した結果です。
▲14日付各紙は「NY原油、一時百j割れ」の原因を「投機資金引き揚げ」(朝日)も「投機マネー逃げる」(毎日)報道しています。補正予算は、齋藤知事が県民生活の実態に目ふさいだ結果の産物です。


【9月14日】身体障がい者等用駐車施設利用制度の運用状況
       県議会閉会中 厚生文化常任委員会

 8月21日の県議会厚生文化常任委員会で日本共産党の笹山一夫県議が、身体障がい者等用駐車施設利用制度の運用状況をただしました。
 笹山県議は「脊椎損傷者県支部の要請を受け、当委員会で論議し駐車場のデザインと色を決めたのが3年前。当事者の熱意で一気に普及したが、現状はどうか」と質問。瀬野栄司地域福祉・援護室長は「7月末現在、県内525施設で障がい者駐車場を設置している。今月も増えた」と説明。笹山県議は「昨年6月から『駐車場利用証』を交付したが、その効果は」と質問。瀬野室長は「交付は5,303件。『利用すべきでない人』の利用は減っているようだが、車イス以外の利用もあるため一部で不満も出ている。状況を把握するためアンケート調査を行う予定」と答弁。笹山氏は「障がい者駐車場の必要性はさらに増えると考えられる。表示が退色した駐車場の使用ルールが乱れている。『思いやり』のルールの普及に一層の努力を」と求めました。
(9月14日付け 新やまがたに掲載)



【9月14日】企業の金融状況は −景気雇用対策特別委員会−

 8月22日の県議会景気雇用対策特別委員会で笹山一夫県議は、県内企業の金融状況をとりあげ「企業の倒産理由は営業不振が圧倒的多数で、放漫経営は皆無だ。金融面の支えはどうなっているか」と質問しました。山田栄造金融主幹は「県内金融機関の貸出残高は2兆2225億円で微増傾向」と答弁。笹山県議が「県信用保証協会や制度融資は役割を果たしているか。資金用途別動向はどうか」とただしたのに対し同主幹は「2008年度7月までの動向は、保証承諾は4,758件と前年比18%増、金額は520億円で41%増」と答弁。笹山県議は「資金需要が減なのに保証協会の動きが活発という現実を冷静に分析する必要がある。過去に金融機関が貸し渋り、保証協会の役割を増大した例がある。金融機関が本来の役割を果たすよう、力を入れてほしい」と求めました。
(9月14日付け 新やまがたに掲載)


【9月3日】保育現場からの声
 「県は『子育てするなら山形県』というが、現場では全く見えない」

 一日、山形市内で山形県保育協議会と県議会厚生文化常任委員会の意見交換会が初めて開かれました。田中芳晴会長「県は『子育てするなら山形県』というが、何をやっているか、現場では全く見えない」土井タカ子・亀ヶ崎保育園長「保育現場で気になる子が増えている。しかし、児童福祉施設最低基準は改定されず、人的対応が出来ない」青木順子・小松保育所長「西川町立保育所の職員総数30人。うち正職員9人、臨時とパートが21人。恵まれている公立の現実がこれ」
秋葉良一・つくし保育園長「天童市で事故があった無認可保育園の職員は全員パートだった。私の園では0歳児の保育料は3万7千円。職員の給与は月11〜12万円が精一杯だ」成澤美智子・にこにこベビーホーム園長「保育料は一律4万5千円。完全給食を実施しており、職員の処遇に回す金はない」の発言に、私は「小泉内閣が三位一体改革で国庫補助を削減し福祉・教育を破壊した。県の児童福祉予算は頭打ちとなり『子育てするなら山形県』は単なるスローガンに格下げされた。乳幼児に代わり関係者が国と県に具体的な声を上げるべきだ」と発言しました。
  【資料】07年度の就学前児童5万8975人。認可保育所へ1万9554人が入所。率で33%。(97度は同7万1113人、入所は1万5596人。22%)


【8月26日】「薬局の待ち時間が長く困っている」と通院患者から

 「薬局の待ち時間が長く困っている」と通院患者から相談を受け、病院に同行し責任者から薬局の事情を聞きました。「病院の近所の薬局は薬剤師が不足で、常識的な待ち時間内では処方できない」事情がわかりました。相談者は、病院の助言もあり薬局を変えることにしました。▲厚労省は、「医薬分業」=医師や歯科医師の処方箋に基づいて、薬剤の調剤および投与を薬剤師が行うこと=を進めてきました。医薬分業の普及率は全国平均が56%(最高秋田74%、最低は福井24%)山形県54%です。▲私達が、『かかりつけ医』と同じように『かかりつけ薬剤師』をもつことで、薬の重複投与のチェックができ薬害防止が可能となります。その医薬分業による質的向上を期待し薬価は高く設定しています。しかし、国や県健康福祉企画課も実情を把握していません。▲県内に保険薬局が457店(鶴岡市44店)あり、日本薬剤師会の基準に基づき県薬剤師会が認定した認定薬局は270店です。山形市薬剤師会のホームページには、土曜、日曜、祭日営業の薬局を紹介しています。うれしいことです。今後は『薬手帳』の普及などを期待したいものです。 

【8月17日】道州制導入 地方自治の原則に反する

 齋藤知事は、6月県議会で自民党議員の道州制の質問に「国のかたちを変える道州制の導入に賛成」と答弁。▲17日付の毎日新聞は、知事アンケートで「道州制」に「賛成は28人、明確な反対は3人」だったと報じています。▲06年2月、地方制度調査会は「道州制度は、@47都道府県を廃止して道州を設置する。A区画は法律で確定する(山形県は東北州に)。B県の事務は大幅に市町村に移譲する。C国の出先機関の事務は道州に移譲する」と小泉首相に答申しました。全国知事会も同様の見解を明らかにしています。▲経団連は、道州制を「究極の構造改革」と強調「2015年度導入」の工程表をかかげ、シンポジュウムを各地で行ない世論形成に力を入れています。▲自民党は「国の仕事を外交・防衛などに限定」する道州制を15〜17年度に導入する方針で、知事会との懇談を重ねています。齋藤知事も意見を開陳しています。(6月3日付け県HP参照)▲質問者の自民党県議は「齋藤知事は山形県政最後の知事になるのですか」と結びました。▲地方自治の「根本的再編」を上から押し付けるやり方は、地方自治の原則に反します。来年1月は知事選。争点の一つです。



【8月10日】 県営綱木川ダム内部告発に対する県の調査  笹山「納得できない」

 7月9日の県議会景気・雇用対策特別委員会で笹山一夫県議が米沢市の県営綱木川ダム建設工事で質問。「県は6月12日県職員の内部告発で調査結果を公表した。告発は『12億円の工事が不要となり、その減額をカバーしてほしいとの元請け大手ゼネコンの要請で工種を追加した。10億円近い増工が、議会や財政課、県民の目に触れずになされた』と指摘している。業者と出納局工事検査課に内容を確認したか」とただしました。矢口俊雄土木部管理課長は「土木部職員から聞き取り調査した。必要な工事であり発注は妥当だった。いずれの工事も議決を要しない『ゼロ変更』だった」と答弁。笹山氏は「土木部内の口裏合わせで客観性が担保されていない公表内容は納得できない」と追及しました。
(8月10日付け 新やまがたに掲載)


【7月15日】 県議会6月定例会
     税条例と酒田プレジャーボートスポットに関する諮問に反対討論

 私は、日本共産党山形県議団を代表し
議第87号 山形県県税条例の一部を改正する条例の制定について
議第88号 山形県農村地域工業等導入地区県税課税免除条例の一部を改正する条例の
       制定について
議第95号 山形県県税条例等の一部を改正する条例の設定についての専決処分の承認
       についての3議案と
諮第 1号 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求に関する諮問についてに反対し討論します。
議第87号は、上場株式等に係る譲渡損失の損益を通算の特例の創設は一部の金持ちへの優遇制度条例です。
議第88号 「農村地域工業等導入促進法」で、農村地域への工業等の導入を促進することにより農業と他産業との均衡ある発展を図ると称して、工業等導入地区における法人事業税や不動産取得税の課税免除の対象となる設備の取得期限を一昨年に続いて2年間さらに延長しようとするものです。課税免除の金額が多いことにも明らかなように大きな会社のみを優遇するものでもあり、賛成できません。
 
議第95号 道路特定財源暫定税率の復活によって、自動車取得税、軽油引取税などを平成30年3月31日まで延長するものです。ムダが指摘される「道路中期計画」にはメスを入れず、一般財源化するといいながら暫定税率を延長した福田自公政権に国民の批判が高まっています。暫定税率復活は、国際的な投機などによるガソリン、食料などの価格高騰とあいまって、県民生活を極度におびやかしています。
付言すれば、知事は政府与党が衆院で再議決する方針であることを承知の上で、あえて20年度予算の一部執行停止を命じ、県民の不安をあおりながら、暫定税率復活をアピールするというやり方は理解しがたいものです。
私は、国民・県民世論を無視して新たな大増税を押しつけるという自公政権による衆議院再議決の暴挙に強く抗議するとともに、これに追随する齋藤知事の政治姿勢も県民の声と著しくかけ離れていることを指摘し、この専決処分に反対いたします。
 
諮第 1号 2006年4月、第1酒田プレジャーボートスポットの指定管理者になった酒田小型船舶安全協議会に対して、県が「包括協定」違反を指摘し、是正指導していたことが明かになりました。
2007年12月県議会で、この酒田小型船舶安全協議会を第2酒田プレジャーボートスポットの指定管理者とすることを可決しました。酒田安協は、他団体に比べ「@経費の効率化は劣る A団体の経営能力は劣る B適切な業務の確保および有効活用策で優れている」と、県は説明しました。問われているのは「適切な業務の確保」をしていないことが明らかなになった指定管理者の資格そのものです。以上で反対討論を終わります。


【7月13日】 福祉施設と原油高騰
             8日の県議会厚生文化常任委員会

笹山 
「原油高騰が福祉施設の経営を圧迫している。国は措置費や運営費を改善したか。
   仙台市は家庭への福祉灯に合わせ福祉施設への支援も行った。北海道・東北地方で声を
   大きくあげて国に改善を求めるべきだ」

 石澤義久長寿社会課長と中山芳昭児童家庭課長が「国の改善はなかった。県主管課長で要求します」と答弁。

▲児童養護施設(62人が措置入所)厨房・風呂・冷暖房に使う07年度のガスの使用額は35%、109万円も増えた。児童の学校送迎等に使うガソリンは使用量を2%節約したが使用額では25%、24万円も増えた。
▲老人保健施設(グループホームなど合わせて190人利用)。冷暖房・浴槽・厨房に使う07年度のガスの使用量は対前年比で8%増。使用額は33%・237万円増え947万円。暖房に使う重油の使用量は13%増え、使用額では33%・199万円増え736万円。利用者一人2万3千円の費用増となり経営を圧迫。利用料の値上げを検討せざるを得ない。
▲特別養護老人ホーム(定員80人)重油の使用量を対前年比で23%も節約したが使用額は4%、30万円増えた。


【7月13日】 副知事選任

 7月3日「後藤靖子副知事(50)から辞職届けがあったので、国土交通省観光経済課長の荒木由紀子氏(47)を後任の副知事に」と提案がありました。▲日本共産党県議団は「齋藤知事は@出納長を廃止してまで導入した副知事2人制の検証を行っていない。A副知事という特別職を『中央省庁官僚の天下りポスト』に変質させる可能性がある」との理由で議場を退席し、採決には加わりませんでした。県民クラブから3人が退席しました。

女性副知事をめぐる経過は次の通り。
▲05年1月、齋藤弘氏は「女性副知事の登用」を知事選の公約に掲げ当選しました。2月議会には「女性副知事」でなく「日野雅夫氏を副知事に」の提案があり、全会一致で選出しました。▲05年9月議会に「任務分担による女性副知事が必要」との理屈で「副知事1人増」が提案されました。日本共産党は「選挙公約を逸脱し女性登用を自己目的化した条例案だ」と反対しました。その後の後藤靖子氏の副知事選任の採決では、今回同様に議場から退席しています。 


【6月25日】県自殺者数10年連続300人超。働き盛りの「過労」「多重債務」が増える
       
▲昨年一年間の全国の自殺者数(警察庁調べ)は、3万3093人で、10年連続で3万人を超えました。山形県の自殺者数は365人で前年比59人減りましたが、10年連続300人を超えました。
▲市町村別の自殺者数は@山形市61人、A酒田市46人、B鶴岡市34人、C天童市19人、D遊佐町16人、E米沢市15人順です。庄内地区の人口は全県の25%ですが、自殺者の比率は32%と高くなっています。
▲年齢別では@60歳以上36%、A50歳代27%、B30歳代15%、C40歳代14%です。男女別では男性74%、女性26%です。職業別では@無職者53%、A会社員23%、女性は無職者が85%を占めます。B農業自営業者等16%。原因や動機別では、@健康問題26%、A経済・生活問題20%、B精神疾患問題19%、C厭世11%の順番です。この実態は全国的な傾向と同じです
▲県議になった99年から「交通事故死を上回る自殺者の防止対策」を要求してきました。しかし、働き盛りの年代層が「過労」や「多重債務」が原因で自殺する人が増え、事態は一層深刻になっています。


【6月15日】 県内唯一の公立精神科単科病院をどんな病院にするか、今年が正念場

▲県立鶴岡病院は、茅原字草見鶴地内に移転し「隔離・収容型精神病院から、敷居の低いメンタルヘルス型病院へイメージを転換する」ため、病院名も「山形県立こころの医療センター」とし、12年度に開院予定です。
▲市民講座「新しい心の病院づくり」(講師・藤井康男県立山梨北病院長)で鶴岡病院の「今後」を学びました。
▲講師「急性期治療能力を強化し、長期在院患者の退院を促進した結果、4年間で1年以上の長期入院患者を半減させ、平均在院日数も175日から100日に減らすことが出来た。また1年以上の長期入院者だった115人の退院後を3年間追跡調査した。退院と同時に終診が28人。通院治療が87人でうち18人はその後終診と言う結果を得た。社会的入院の解消には病院側の努力が不可欠だ」
▲鶴岡病院の入院患者は258名。入院期間6年以上が43%。平均在院日数は02年の231日から06年は163日に短縮された。(山梨北病院では入院期間1年以上が40%)
▲新鶴岡病院は220床。4床室を中心に個室も確保する。スーパー救急病棟(48床)、子ども・ストレス病棟(48床)、社会復帰病棟(50床)、慢性期病棟(50床)、医療観察法病棟(15床)などです。
▲県内唯一の公立精神科単科病院をどんな病院にするか、今年が正念場です。皆さんのご意見お待ちしております。
▲ 日本共産党は、医療観察法(05年7月施行)に反対しました。全国24ヵ所に設置する計画で、東北では国立花巻病院に次ぎ2ヵ所目です。


【6月8日】 共産党県議団の要求に応じて
            資格証明書を発行した市町村別の実数を県が初めて明らかに

▲県内35市町村の07年度国保世帯22万2118世帯のうち滞納世帯は3万2216世帯。一世帯当り8万円。滞納額は現年分26億円、過年分67億円、計93億円。滞納世帯の割合は14.50%。新庄市は23.64%、西川町は2.55%と開きは大きい。
鶴岡市の国保2万7825世帯うち滞納は3186世帯。滞納額は現年分3億円、過年分10億円、計13億円。滞納世帯割合は11.45%です。
▲保険料を1年以上滞納すると、市町村の判断で「保険証」を取り上げ「資格証明書」を発行することができます。共産党県議団の要求に応じて資格証明書を発行した市町村別の実数を、県が初めて明らかにしました。それによると04年度863(鶴岡市19)、05年度900(同22)、06年度1011(同23)、07年度1101(同29)と毎年増加しています。滞納世帯に対する発行割合は3.42%(同0.91%)です。
▲NHK「クローズアップ現代」で、保険証がなく受診できず18人が死亡した広島の事例が放映されたことは記憶に新しいことです。後期高齢者医療制度では、老人保健法で禁じられていた資格証明書の発行が可能になりました。


【5月18日】千葉県議団とさんさんプラン

 13日、県議会で日本共産党千葉県議団(小松実団長ら4人)と「山形県が02年度から導入した『さんさん』プラン=少人数学級」について懇談した資料の一部紹介します。

▲山形県教委は、今年3月「少人数教育の在り方について」(中間報告)を発表しました。学力偏差値を追跡調査した結果は次のとおり。01年度の「2年生」の国語は50.5、算数51.7でしたが、「少人数学級」が導入された02年度には「3年生」の国語は53.0、算数は53.3に上がりました。06年度では少人数学級編成の5年生の偏差値は国語54.1。算数53.3。もともと少人数学級の偏差値は、国語53.9、算数53.4

▲県教委は「多人数学級を解消して生活基盤を一定の基準で少人数化した『さんさん』プランは、学力の面で導入時に大きな効果が見られ、以後学力偏差値を維持している」と述べています。一方、中学校の少人数教育推進プランについては「県全体の1年生の学力は、プラン導入以前よりわずかに高いが、これが導入効果であると言うには差が小さい」としています。

▲鶴岡市の小学校40校のうち17校。が複式学級となっています。複式学級になると教師が大幅に減り多忙になります。全国に先駆け導入した「30人学級」の思想を、文字通り「どの子にも行き届いた教育」として実らせることが喫緊の課題です。来月、県議団は現場教員との懇談会を開きます。ご意見お待ちしています。

【5月11日】指定管理者

▲鶴岡市は、09年度から市立貴船保育園(旧羽黒町ゆぽか隣)の管理運営を民営化(指定管理者指定)する方針を打ち出しました。

▲背景に、国が03年9月「公的施設」の管理運営に指定管理者制度を導入し受託者が「使用許可」や「利用料徴収」を出来るようにしたこと、南庄内合併協議会が、@「公立保育園の民間委託」、A「保育園と幼稚園の役割機能の調整」を進める方針を決めたことがあります。

▲市営保育園は13園あります。鶴岡地区に4園、藤島地区に2園、羽黒町に3園、朝日地区に4園あります。市営の幼稚園は5園あり、鶴岡地区には大山幼稚園と西郷幼稚園が、羽黒町に広瀬幼稚園、泉幼稚園、大東幼稚園の3園あります。

▲旧羽黒町には、0歳から4歳児は保育園、5歳児は幼稚園に通園する不文律があります。貴船保育園の民営化は、0歳児から5歳児まで入園させることで、市立広瀬幼稚園の廃園を展望したものといえます。

▲日本共産党は県議会や市議会で、「指定管理者制度の導入は、企業の利益優先主義を助長し福祉の後退を招く」と反対しています。

【4月15日】県が集落アンケートを行う

県内にある4200集落のうち過疎地域市町村(18市町村)から100集落を抽出し、県が行ったアンケート調査結果の一部を紹介します。

@食料品店が集落内に無い83
A金融機関が集落内に無い88
B保育所までの距離5q以上30
C小学校までの距離5q以上17
D医療機関までの距離が5q以上ある44
E介護サービス施設までの距離が20q以上ある8%
F公共交通機関が集落内を
  
全く通らない34
  
民間バスが通る15
  
市町村営バスが通る36
 
 最寄の停留所までは平均1.6km
G上水道(含簡易水道)整備済91H汚水処理施設(公共下水、集落排水、合併浄化処理槽)整備済45
I集落の主要産業は「農業か」
30年前の78%から30%に減った

※調査結果から集落での暮らしは
▲商店や銀行がなく不便。
▲保育園や学校が遠く、子育て困難。
▲医院や介護施設が遠く、不安。
▲インフラ整備が不十分



「集落再生」と「農業再生」は同根

【3月23日】ダム建設と個人情報

▲県は、赤倉温泉の水害対策として最上小国川の上流部に「穴あきダム」を建設する計画です。共産党県議団は国土問題研究会(京都市)と協同で作成した「温泉に影響させずダムに頼らない最上小国治水計画=人もアユも大切にする河川改修(案)」を1月に公表しました。テレビ等でも放映され、小国川漁協の沼沢組合長は「私たちは長年ダム建設反対の運動をしてきた。今回ダムに頼らない河川改修の具体案を示してもらいありがたい」と見解を述べました。
2月16日最上町で開催した党の説明会には、110名も参加しました。
▲県議団は、「山形県情報公開条例」に基づき開示された「ダム建設資料」(県が国に提出した文書)を見てビックリ。小国川漁協の役員を一人ひとり「ダム賛成派」「ダム反対派」に色分けしていたのです。渡辺議員は3月11日の景気雇用対策特別委員会で、「この資料は山形県個人保護条例違反だ」と指摘した内容をテレビや新聞が大きく報道。県主催で13日開催予定のダム建設説明会を急遽中止に追い込みました。
▲17日、本会議で白紙撤回を要求。「共産党の言うとおりだ、頑張れ!」の声がよせられています。憲法に保障された思想信条の自由をも踏みにじる県土木行政のあり方に批判の声が広がっています。
県議団は「ダム建設資料」の白紙撤回を強く要求しています。

【3月10日】県議会2月定例会 商工労働観光常任委員会
      
  3月10日の商工労働観光常任委員会で日本共産党の笹山一夫委員は、国の新規事業2点と県予算のあり方について質しました。

笹山 「県が信用保証協会や金融機関と連携した中小企業向け融資で、融資企業が返済不能になった際、信用保証協会が保有債権を放棄して経営再建を進めやすくするための条例案を国が示した。本県はどう対応するのか」

松田芳徳金融対策主幹 「国が示した条例案は、@対象企業の再生が地域振興に役立つ。A中小企業再生協議会などと再生計画を策定しているーなどを条件に、知事が承認すれば債権放棄を認め、発生する損失の一部を公的資金で穴埋めする仕組みだ。地域振興という点からも企業規模が大きい場合を想定しており、本県で発生する可能性は少ない。条例がなくても、必要な事態が発生した場合は予算を議会で審議してもらうことは可能と考えている」

笹山 「政府は、信用保証協会が持つ債権放棄を2006年1月から認めている。『自治体が絡んだ制度融資では、債権放棄をどのように認めるかなど手続きが定められていないため放棄が進まず企業再生の障害になっているケースが続出していた。手続きを明確にするよう自治体からの要望も相次ぎ、経済産業省が条例案を示した』との報道もある。『転ばぬ先の杖』と言う言葉もある。条例化は必要でないか」

松田主幹 「検討する」
 
笹山 「製造業者との懇談の席で『元請から毎年5%の納入単価引き下げを要求され、会社が生き延びるため派遣を導入しコストダウンを図ってきた』との話しがあった。新年度から、国が始める『下請かけこみ寺事業』はこれらに役立つのか」

佐藤美夫工業振興課長 「国は、中小企業の生産性向上の観点から、ワンストップで対応する『駆け込み寺』機能を持つ『下請け適正取引推進センター(仮称)』を開設する。国の委託先は財団法人・全国中小企業取引振興下請協会。本県の場合は下請企業振興協会である山形県企業振興公社が再委託を受ける。@製造業、サービス業、建設業からの相談も扱う。A弁護士等の専門家がADR(裁判外紛争手続き)により下請取引など中小企業が関係する事業者間の取引上のトラブルについて迅速な経済的解決を図る。」

笹山  「元請と下請の力関係を考慮すれば、下請からの相談は非常事態の場合のみ。相談に駆け込む事態にならないようにする必要がある」
 
笹山 「齋藤知事が就任した05年度には『中心市街地まちづくり活性化支援事業費』は7600万円あったが、08年度は1800万円に減っている。事業に目途がついたためか」

渥美憲男商業経済交流課長 「07年度から『商店街空き店舗活性支援事業費』として3100万円強を、08年度は『やまがた元気出店支援事業』として400万円を計上した。これらは事業の変化・進展状況に合わせ、予算計上した結果だ」
 
笹山 「企業立地促進事業費は、05年度が10億円。06年度は5億9000万円。07年度は3億8000万円。08年度は3億円を切った。しかも07年度分は今議会で減額補正をした。本県への企業が少ない理由は何か」

佐藤富蔵企業立地主幹 「企業立地件数は、北東北と南東北で差がある。東北六県の比較では宮城県福島県に次いで本県の企業立地は三番目に多い。企業立地の絶対数は減ってきている。08年度予算は事前調査を行い確実性のあるものを計上した」
 
笹山 「コールセンター誘致補助金を05年度に立ち上げたが、06年度と07年度は予算執行ゼロに終わった。私の指摘どおりパート労働者の総労働時間を正職員に換算する補助金は、正規雇用の増大に繋がらないことがはっきりした。企業が山形県に進出する第一の理由は何か」

高橋宏商工労働観光部長 「進出した企業の経営者も『山形県のものつくり技術の優秀さ』を理由に挙げている」

笹山 「企業進出の理由として『中小企業白書』は@進出先の技術力 原材料の調達メリットB関連産業の集積度C交通輸送―をあげており部長答弁と一致している。企業立地に有利な太平洋ベルト地帯の県の企業立地補助金は50億、60億の世界だ。しかも10億円以上の県は既に33県。08年度から本県の企業立地補助金の限度額を3億円から10億円に引き上げるが、増額に意味はあるのか」

高橋部長 「企業へのアンケート結果は、『白書』どおりだが、企業訪問では開口一番『山形県はいくら出すか』と聞かれる。横並びと言われようが人並みの補助金を出すことにより企業誘致の話し合いに入ることができる」


【3月17日】 08年度県当初予算などに反対討論
 「『最上小国川ダム建設の予算要求』文書は直ちに撤回すべき」

 
  3月17日、本会議で、08年度県当初予算に反対し、討論を行いました。

  (討論趣旨)
私は、日本共産党県議団を代表し、50議案中、次の11議案
議第26号 平成20年度山形県一般会計予算
議第43号 山形県公益認定等審議会条例の設定について
議第49号 公益法人等への職員等の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第51号 山形県手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議第53号 住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例の制定について
議第55号 山形県県民会館条例の一部を改正する条例の制定について
議第58号 山形県後期高齢者医療財政安定化基金条例の設定について
議第59号 山形県国民健康保険調整交付金交付条例の一部を改正する条例の制定について
議第60号 山形県こども館条例の一部を改正する条例の制定について
議第73号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構に係る重要な財産について
議第74号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標
       を定めることについてに反対し討論します。

 議第43号 県内には325の公益法人がありますが、公益法人に認定されない場合は、税制優遇制度がなくなり、民間の非営利法人の活動抑制となる危険性があます。

 議第51号 薬事法改正に伴う医薬品登録販売者の新設、受験、登録などの手数料新設は、副作用のリスクがある「第2類医薬品」を薬剤師がいなくとも販売できるようにするため設けられました。この規制緩和に、スモンなど薬害被害者から懸念の声があがっています。

 議第53号 行政の事務繁多を解消する大義名分で、個人確認の手段として住民基本台帳の使用範囲を広げることには個人情報保護の観点から危惧があります。

 議第55号及び60号は、県民会館とこども館に指定管理者制度を導入するものです。企業参入を許すことで公の施設管理の継続性、安定性、専門性が保証されない恐れがあり、また、採算性が優先され特に労働者の雇用不安を招く恐れもあります

 議第58号及び59号は、後期高齢者医療制度導入に伴うものです。

 議第49号、73号及び74号は、県立日本海病院の地方独立行政法人化に伴うものです。中期目標は「公立病院ガイドライン」を前提に病床利用率、人件費、経常経費比率などの数値目標が掲げ、採算性、効率化を求めており、公立病院の本来的使命に照らし問題があります。取り組むべき課題は、病院経営悪化の原因である医師不足、診療報酬引き下げ、交付税の減を解決することです。

 議第26号 齋藤知事が、「改革」を柱に、この3年間を「元年」、「断行」、「深化」と銘打って、県政運営に当たってきたことを県民はどう捉えたでしょうか。知事は「100年後にも誇りに思える元気な山形県」を標ぼうし、乳幼児医療費無料化所得制限強化、私学高校生への助成額の減額、福祉施設への利子補助減額等を断行しました。県民は改革「断行」に反発、知事は、一部を復活させ、改悪を凍結した予算を組みました。

 知事は、(県民の)漠然とした不安感を払拭するため、経済理論を背景に「脱・悲観論」唱えていることを理解してほしいーと強調しました。予算特別委員会で、「痛みを伴った3年間」等の批判の声が上がったのは、基幹産業である農業が痛めつけられ、工場や商店が減り減り、ハローワークの求人の7割が非正規雇用という現実の中で格差と貧困が拡大している反映です。

 投資的経費は、05年度1183億円(予算の20%)、06年度1056億円(同18%)、07年度955億円(同17%)、08年度935億円(同17%)と毎年減額していますが、うち67億円をあえて「ふるさとやまがた元気対策の特別枠」で計上したことを強調しました。

 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者医療を、別建てにし医療費抑制を図るための制度です。医療内容も診療報酬によって抑制され、保険料は介護保険料と同様に年金から天引きされます。全国500以上の地方議会から見直しや中止を求める意見書が提出されたのは当然です。

 やまがた緑環境税は「21世にふさわしい県民と森林の関わりの構築」に充当すると説明を受けましたが、既存の事業にこの基金を充当しました。新年度もこの基調は維持されます。

 昨年6月の予算特別委員会で慶応大学先端生命研究所に対する補助金のあり方を質しました。1月の山形新聞には、エレクトロニクス研究所所長が、「県が総額43億円を投じた7年間の助成期間が2009年度で区切りを迎える」の問いに「成果は何かの論点だと思うが、短絡的に企業誘致に結果を求める声には賛同しかねる」と答えたと、掲載されています。痛みを強いられている県民が、43億円の投資に具体的成果を求めるは当然です。最先端の研究に対する県の財政支援について、県民が納得できる説明責任が問われています。

 昨年9月の一般質問で、県議団として最上小国川治水計画を提案しました。昨年6月、県が国に提出した「最上小国川ダム建設の予算要求」が、「山形県個人情報保護条例」に違反した文書だったことが、渡辺議員の質問で、先週11日、明らかになりました。

 また、共産党県議団への開示文書が、恣意的に隠蔽されており「山形県情報公開条例」違反であることも明らかとなりました。知事は、平成17年2月議会で「情報公開度を全国トップレベルに高めてまいります」と述べましたが、肝心の県条例が遵守されていません。

 国に提出した平成20年度予算要望の文書は直ちに撤回すべきです。以上、申し上げ反対討論とします。


【3月14日】 「道路財源の確保に関する意見書」に反対討論

  3月12日、本会議に提出された「道路財源の確保に関する意見書(案)」に反対討論を行いました。
  (討論趣旨)
 今後10年間で、59兆円の税金を道路につぎこむ「道路中期計画」−「総額先にありき」という方式で高速道路をつくり続けるのか、その仕組みをやめるのか、が問われています。
 道路中期計画には、1万4千キロの「高規格幹線道路」にくわえて、7千キロ近い「地域高規格道路」が含まれ、その「候補路線」として東京湾にもう一本の横断道路を架けるなど、全国で6つの海峡横断道計画などもあります。採算も見通しも無い無謀な計画です。
 問題の焦点は、59兆円の道路中期計画の是非にあります。
 意見書案では「道路特定財源」は「立ち遅れている道路の整備推進とその安定的な財源確保のために創設された」と述べています。だとするなら、東京湾横断道路計画などは論外といわねばなりません。
 
 道路特定財源の流用や不正経理が連日報道されていますが、根深いものがあります。新聞報道によると、道路特定財源で賄う道路整備特別会計から道路建設とは直接関係ない河川整備への支出制度がスタートしたのが1998年度。ダム関連の公共事業の削減を補てんが狙いでした。  国交省幹部は「道路特定財源が余ることはあるが、一般財源化を認めることが出来ないから、道路建設以外にも充てることになった」と弁解しています。また、元建設省幹部は「道路特定財源を直接関係ない事業に使う手法が本格的に始まった」のは1958年の「市街地環境改善事業費補助」からで、「何らかの形で道路と関係するから問題ないという判断だった」と述べたと報じています。
 つまり、道路特定財源を目的外に流用する手法は、暫定税率を制定する以前から常態化していたことになります。
 
 日本共産党県議団は、道路財源の確保に関する意見書(案)に反対し、道路特定財源の一般財源化と、無駄な道路建設を加速している暫定税率を廃止、及び「道路中期計画」の撤廃を要求します。

 以上申し上げ討論を終わります。

【3月11日】 小・中学校不登校問題

 11日の県議会少子・高齢化対策特別委員会で、不登校問題を取り上げました。

笹山「「県教委は、少人数学級(さんさんプラン)を取り入れた小学校の児童・父母・教師を対象にアンケートをとった。@友達が増えた。A成績が向上した。B欠席率が減った。との結果が出て関係者一同大いに喜んだ。最近、『不登校が増えた』が状況が変わったということか」

鈴木弘康県義務教育課長「06年度の不登校(年間30日以上欠席)は全国的に増加傾向にある。山形県も小学校は、前年比27人増の194人で9年ぶりに増加。中学校は、前年比72人増の892人で2年ぶりに増加した。不登校の出現率(何人に1人か)では小学校が350に1人。中学校は44人に1人。小中合わせた不登校児童生徒は1000人を越え憂慮すべき状況だ。07年度の不登校も増加傾向にあると考えている。これまでの不登校は、本人は学校に行く気持ちはあるが、行くことが出来ないというケースが多かった。最近は、自分の意思で学校に行かないという積極的不登校が増えており、質的に変化したと考えられる。小学6年の不登校児童が中一では4倍に増えている。中三の不登校300人の進路は、15%が通信・定時制高校へ、残りは全日制に進学しているが、10%は引きこもりと見ている。」

笹山「輝く人生を送る権利を学校現場でどう実現するかが問われている」

鈴木課長「児童生徒にとって、学校が『心の居場所』であり『絆づくりの場』となりよう魅力ある学校づくりを推進したい」

【2月26日】 07年度県補正予算 
 「日本海病院統合再編」「教員免許更新管理システム」導入に反対討論

  
 2月定例会に提出された07年度一般会計補正予算などに反対討論を行いました。
  (討論趣旨)
 日本共産党県議員団を代表し
 議第 1号 平成19年度山形県一般会計補正予算(第4号)
 議第17号 平成19年度山形県病院事業会計補正予算(第3号)
 議第18号 山形県職員等に対する退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について
に反対し討論します。

 議第1号には、市町村が行なう生活困窮者への灯油購入費助成事業費3000万円や商工業振興資金融資事業の預託制度を合理的に是正するなど評価すべき補正予算もあります。
 一方、平成15年度トレーサビリティシステム導入促進対策事業に係る国庫補助返還金2億4354万円、教員免許更新管理システム開発経費負担金1300万円や日本海病院と酒田市民病院の「統合再編」関連予算など県民生活から看過できない補正予算もあります。
 議第17号、県立日本海病院の「統合再編」関連予算に反対します。
 議第18号は県立日本海病院の地方独立行政法人化に伴う退職手当の通算に関する議案であり反対です。 
 教員免許に期限をつけ、一定の条件を満たさなければ更新できない免許更新制度は、小渕首相の下に発足した教育改革国民会議が、2000年に打ち出したものです。
 この国民会議の報告を受けて審議した中教審は、2002年の答申で「教員の専門性向上という目的を達するに必ずしも有効な方策とは考えられない」などの理由で導入を見送りました。
 2006年の中教審答申以来、この制度が大学における教員養成と開放免許制度という教員免許法の根本を崩す制度であること、教員の身分を根底から掘り崩す重大問題を持った制度であること、制度が恣意的に行なわれれば、時の政府の言いなりにならない教員の教壇からの排除につながる制度であることなどが問題点として指摘されてきました。
 改正前の制度でも、教員としてふさわしくない場合には免許の失効や取り上げがありました。にもかかわらず政府や財界が更新制度の導入を強行したのは、免許はく奪の圧力で管理統制を強め、行政側が「不適切」と判断した教員を排除することが狙いです。
 更新講習を行なう教員系大学からも、物理的に不可能だという声が上がっています。

 県立日本海病院と酒田市立酒田病院の「統合再編」について、昨年の10月、12月議会でも反対を表明しました。この「統合再編」は、酒田病院改築外部委員会の委員長が導き出した「酒田市民病院は日本海病院と経営統合し自治体経営でない地方独立行政法人経営にすべき」という「結論ありき」の下に進められ、県も外部包括監査の意見を楯に追随してきました。
 病床数削減を前提にした「統合再編」に、不安を感じた県職員は、地方独立行政法人の身分を選ばず、派遣を選択しました。その結果、地方独立行政法人意2つの身分制度が持ち込まれることになります。
 また、幹部職員を含め予測を超える退職者が発生し、退職金の大幅増額補正を余儀なくされたところに、今回の「統合再編」劇に対する当事者の真意があります。
 以上申し上げ、反対討論とします。


【2月20日】08年度県当初予算内示

▲08年度山形県一般会計予算案は5,672億円。7年連続で減額し18年前の予算と同規模です。10年前の98年度決算額(7,517億円)と比較すると75%の水準となりました。
▲齋藤知事は「収支を均衡させ県債残高を縮小した」と成果を強調しますが「基金取り崩しでかろうじて均衡を保っている」のが実態です。
08年度と98年度決算と比較すると
【歳入】県税21%(98年度比+6%)諸収入13%(+4%)、地方交付税33%(+5%)国庫支出金10%(△9%)で国の負担割合が低くなった。
【歳出】教育費21%(+3%)、土木費14%(△13%)、商工費11%(+5%)、民生費10%(+4%)、農林水産費5%(△7%)と様変わり。
▲齋藤知事は「県民から痛みの声」が聞こえたことを認め「08年度は乳幼児医療費や私学助成費などを増額した」と強調しましたが、過去の改悪した「修正」に過ぎません。目玉政策の「ふるさとやまがた元気対策」として70億円を計上しましたが、うち9が公共事業費です。来年1月の知事選挙を意識したものです。
▲齋藤知事は05年度を改革「元年」、06年度「断行」、07年度「深化」、そして08年度は「実効」と命名しました。4月からは後期高齢者医療制度も始まります、日本共産党県議団は22日から3月19日までの定例県議会で、要求実現に全力をあげます。

【2月3日】 「派遣労働 規制緩和を元に戻せ」

1月22〜23日に開催された県議会商工労働観光常任委員会と少子高齢化対策特別委員会で、「就職と離職の問題」を取り上げました。

笹山
「今春、高校卒業予定者の就職内定率はこの10年で最高と聞く。しかし、就職した高校生の5割が3年で離職する現実がある。根本原因は労働者を使い捨てにする企業側にあるが、学校では職場に定着するための教育をやっているのか」

柳谷豊彦高校教育課長
 「就職を希望する生徒の多い学校では、ハローワークや企業関係者、卒業生を招き、各産業の魅力や求められる人材などの話を聞く機会を設けている。卒業後も近況などを把握し、悩み相談に応じる対策などの対策も05年度から実施している」

笹山
 「県内の有効求人倍率が1倍を下回って1年になる。大企業は史上最大の利益を謳歌しているが、まともな仕事に就けないという声が圧倒的だ。求人内容はどうか」

小野クナ子就業促進主幹
「求人を正社員と非正規社員(パートや期限限定雇用など)に分けると3対7の割合になる」

笹山
 「県は県内企業のものづくり技術水準の高さを生かすため、岩手県にあるトヨタ自動車組立工場の滑ヨ東自動車への部品納入を目指して動いてきた。その岩手県の最低賃金は山形県より1円安い619円だ。求人に占める正社員の割合も山形県より低い。大企業の地方進出が労働者の生活の底上げに結びついていない。派遣労働拡大などの規制緩和を行った結果だ。元に戻す必要がある」 (新つるおか掲載)

【1月16日】 第5次医療計画

▲国の「医療構造改革」に基づき、県が4月から実施す「医療計画」の問題点です。
▲山形県の高齢化率は全国4位ですが、一人当たり老人医療費は70万円弱で全国平均よりは12万円少なく全国3位です。健診受診率やがん検診受診率は全国1位。平均在院日数は全国で短い方から5位。国は在院日数を抑制するため病床数を機械的に減らす方針です。
▲日本の医師数は人口比でWHO(世界保健機構)192カ国中63位と低い。その日本で山形県の医師数は人口比で全国第32位、面積比で44位です。国は、医師数が特に少ない10県の「医師不足を解消するため」大学医学部の定員増を認めました。宮城県を除き東北5県が対象でしたが、今年東北大も定員増を決めました。
▲国は、医学部定員増と抱き合わせで地域勤務を条件とする奨学金制度の拡充を打ち出しました。6年後に機能する見通しは立っていません。「保険医療制度」を切り捨る「行革路線」との闘いを一層強める必要があります。(新つるおか掲載)

【12月6日】 08年度予算要求額の内示

▲4日、齋藤知事は08年度の県一般会計予算「要求」額を5,658億円(対前年比マイナス135億円)と発表しました。査定で25億円を削減し予算は5,633億円にする方針です。知事就任1年目の05年度予算6,031億円と比較しマイナス373億円です。
▲知事は「財政の中期展望」(07年2月)で赤字再建団体に陥らないため「プライマリーバランスの黒字」と「利払いの均衡」を原則(※)に掲げました。
▲07年度は「県民生活に直結する予算は対前年比マイナス5%、投資的経費は対前年比マイナス20%要求とする」方針を掲げました。今年1月、高校生は県民に痛みを強いる「私学助成削減」の県方針に怒りの集会を開き抗議しました。
▲08年度予算要求は07年度と同じ方針で行なわれました。その結果、県民一人当たりの予算額は47万円。就任時比でマイナス3万円です。この緊縮予算は、国の「三位一体改革」で地方交付税等が削減されれば更に縮小し県民生活を直撃します。
党県議団は「県民要求と乖離している事実」を明らかにし奮闘する決意です。(新つるおか掲載)


【12月2日】 予算編成のこと

▲齋藤知事にとって08年度予算編成は任期最後の仕事。3年間の予算編成の特徴を報告します。
▲05年度@「少人数学級」より「少人数授業」方式が優れていると主張。A仙台空港株式会社へ出資金5千万円を計上B県産農産物の「地産地消」は経済効果がないと敵視➊対象校58中53校が「少人数学級」を選択し、知事方針を拒否。➋笹山が一般質問で問題点を指摘、予算は不執行となる➌笹山と自民党議員の質問を契機に知事は「地産地消は必要」と軌道修正した。
▲06年度。県民運動に基づく事業を「非義務」事業と敵視。➀合併浄化処理槽設置補助廃止A乳幼児医療費見直しB福祉施設整備利子補助廃止。等を打ち出した。それに対して➊市長会が反論➋山形市議会が反対の意見書採択➌福祉団体からの「廃止の白紙撤回を要求する請願」を県議会が満場一致で採択した。
▲07年度。私学助成削減方針を聞いた高校生1,800人が県庁前広場で「増額」を訴えた集会は圧巻だった。結果➊「私学助成費」➋「農地・水・環境保全向上対策」➌「市町村合併推進費」は知事原案を上乗せ修正させた。
▲08年度は➀県民の安全確保に直結する分野と人件費を5%削減A一般行政費と投資的経費を20%削減する方針だ。
▲知事は05年を改革「元年」。06年は改革「断行」。07年改革「深化」と定義し自画自賛したが県民には「痛み」の3年だった。
▲県議会は4日〜19日。ご意見お寄せください。 (新つるおか掲載)


【11月27日】 認可外保育園 天童乳幼児死亡

  14日、県議会少子・高齢化対策特別委員会
笹山「本県就学前児童数は99年6万8910人が07年5万8975人と約1万人減少。認可保育所への入所は99年1万6409人から07年1万9554人と3145人増。うち0〜2歳児は99年の3,145人が07年は5,997人と2,189人増えたが乳児200が待機している。認可外保育所の入所者2,964人のうち0〜2歳児は1,835人。天童市の認可外保育所で発生した乳児死亡事故の真相究明が求められている。103ヵ所の認可外保育園が乳児保育を担っている現実を踏まえ指導だけでなく財政援助も強めるべきだ」

向出耕次児童家庭課長「本県の06年度補助額は約5千万円で全国5位。07年度は助成要件を緩和し2割増」

藤田譲健康福祉部長「事故直後の時点で財政支援を拡充して県民の理解を得られるか、躊躇を感じる。まずは緊急改善措置が重要。認可外保育所への支援充実は、国にも働きかけながら検討したい」

笹山「全国上位を強調するが円に一人当たり1万7千円に過ぎない。来年度予算に期待する。再発防止には認可外保育所の施設長を含めた乳児保育研修等も実施すべきだ」
(新つるおか掲載)

 

【11月18日】 櫛引小学校

▲11日、櫛引南小学校(布川和則校長、児童数80人)の竣工式が行われました。1月から新校舎で授業が行われていましたが、この度外溝工事などが完成したからです。総事業費12億5千万円。
▲東北一広い鶴岡市の小学校は40校。7,957人の児童が378学級に在籍、一学級の児童数は平均21人。全校児童数99人以下の学校が15校、うち49人以下の学校は6校あります。また複式学級がある学校は7校。16校でスクールバスを運行しています。中学校は11校、145学級、生徒数4,338人。7校でスクールバスを運行しています
▲日本経済新聞は、人口15万人以上の187都市圏で「鶴岡の人口減少率は10番目に高い」と報じましたが、自民党農政に痛めつけられた農村地域で人口減少が進んでおり櫛引南小学校区も例外ではありません。 (新つるおか掲載)

【11月11日】 知事選まであと14ヶ月
 
  知事選まで14ヵ月。「齋藤県政の2年半」の要約。
▲05年1月、元日銀マンの齋藤弘氏は選挙公約に@県政の再構築A人件費削減B30人学級見直しを掲げ高橋知事の四選を阻止し当選したが「30人学級見直し」たのは、対象58校中3校のみで現場は、知事方針を拒否しました。
▲06年度予算編成で、長年の県民運動で実現した@合併浄化処理槽設置補助金の廃止A乳幼児医療費無料化で所得制限を強化し8千人を対象外にB福祉施設整備の利子補助金を削減・廃止を打ち出した。これに対し❶4月の市長会で合併浄化槽補助金廃止反対を知事に直訴。❷6月山形市議会で乳幼児医療費改悪撤回の意見書採択。❸9月県議会で「福祉施設補助金削減撤回請願」を採択と県民各層が見直しを迫った。
▲07年度予算編成では高校生1,800人が県庁前に集まり私学助成削減方針を軌道修正させた。
▲齋藤知事が08年度予算編成方針で強調する「市町村合併の推進」は県民との矛盾を一層深めている。共産党県議団は県民各層から寄せられた要求実現に奮闘する決意を新たにしています。(新つるおか掲載)


【10月7日】「日本海病院統合再編問題」

 5日、私は共産党県議団を代表し、県立日本海病院(25診療科、528病床)と酒田市立酒田病院(15診療科、400病床)を統合再編して、その経営組織を非公務員型の「地方独立法人」とする条例(案)に反対しました。
 05年12月に「酒田病院改築外部委員会」(委員長・長隆総務省地方公営企業経営アドバイザー)は「酒田市民病院は日本海病院と経営統合し、自治体直営でない地方独立法人経営に改革すべき」と「改築計画とは全く無縁の結論」を出しました。
 県委託の外部監査法人は「日本海病院は統合再編が必要」と酒田市の結論と歩調を合わせました。
今年5月には「山形県・酒田市病院統合再編協議会・運営委員会」(委員長・日野雅夫副知事)が「現在の928病床を170床減らして、日本海病院は648床、酒田病院は110床に」と結論。
 当初、県病院局は酒田方針に「不快感」を示していましたが、齋藤知事が「官から民へ」の流れを作りました。
 現在、策定中の医療計画は来年4月に施行されます。北庄内での病床数の削減計画は、国の医療切捨て路線に合致するものです。 (新つるおか掲載)

【9月30日】「農業共済不正問題」申し入れ

 県は「今年7〜8月に置賜農業共済組合の99年度ブドウ共済申し込みがあった261戸(補償対象の果樹園地面積、約14、000e)のうち不適切な加入手続きがされた可能性のある農家119戸を戸別訪問した結果、105戸(同7、500e)が虚偽だった」ことを明らかにしました。
 置賜共済は「会計検査院から指摘を受けた04年6月以降は具体的な指示がなく年度も替わったので本件の問題は終了と考えていた」と弁明。
 10日、共産党県議団は「現地調査の結果、99年度のラ・フランスで不正が行われていたことを確信した。全面的な調査を」と県に申し入れました。
 置賜共済は「不正受給は99年度のブドウだけと認識している。加入申込書の保存期限は5年のため、現段階では事実確認しようにも資料がない」と開き直りました。
 04年当時の置賜農業共済組合長は農林副大臣経験者の遠藤武彦氏。農水大臣は同じ山崎派の重鎮・亀井善之氏でした。
 県が真相究明の戸別調査を3年間も放置したことは明らかな不作為です。(新つるおか掲載)



【9月23日】「最上小国川ダム」一般質問

 97年「河川法」が改正され「治水及び利水の河川整備」に「河川環境の整備」「地域の意見を反映し河川整備計画の導入」が加わりました。田中長野県知事は「環境整備」を背景に、「脱ダム」行政を進めましたが、ダム推進派に選挙で敗れました。
 00年、国土交通省と県は、新「河川法」に基づき「河川整備手法」を学識経験者から意見を聞くため「最上川水系流域委員会」を設置しました。06年1月、齋藤知事は県管理の最上小国川の整備を審議する「最上小委員会」を設置。5月、同委員会は「赤倉温泉地域の治水」には「最上小国川穴あきダム建設が最適」との結論を出しました。
「国土交通省河川砂防技術基準」を錦の御旗にしたダム推進論の帰結です。
 06年11月県議会で「最上小国川穴あきダム建設見直しと河道改修を中心とした赤倉温泉地域のまちづくりの検討実施を求める請願」に対して採択を主張したのは、日本共産党の私一人だけでした。
 渡辺ゆり子議員が9月26日の一般質問で現地調査に基づき「ダム優先の県行政」を正します。

 山形県が管理するダムは14箇所、うち建設・調査中のダムは3箇所。「最上小国川穴あきダム」計画もその一つです。(新つるおか掲載)


【9月9日】「ごみ問題」

 山形県内で排出された
04年度のごみの量は45万トンうち39万トンを市町村が処理しました。これに要した経費は92億円で毎年増えています。トン当り2万3222円。1人当り7434円です。一日1人当たりのごみ量は884cで佐賀県と並び最少です。


 県はごみが少ない理由に
@町内会等の集団資源回収やマイバッグ持参運動Aごみを堆肥などにしてリサイクルしている農村部が多いBものを大切にする県民性などを挙げています。

 最少の朝日町が485c、酒田、鶴岡、新庄、山形市は千cを超えています。

 ごみを減量すれば経費も削減出来ます。そのための分別収集は高畠町17区分、県平均は9区分。10年後780cに減らすことを県は決めました。そのため日常生活で誰もが出来ることとして@ごみの発生を抑制する→買い物袋の持参A再使用の推進→フリーマーケットの活用、一升瓶等の再利用Bリサイクル→資源回収。などをあげています。

(ごみ埋め立ての最終処分場の能力は15・6年分。)



【8月26日】「買い物動向調査」「地上波デジタル放送へ移行」


 県は「買い物動向調査」の結果を発表した。

これまで食料品や日用雑貨等の「最寄品」の購買先は「一般小売店や専門店」とされてきたが、依存度は23%で、24%のコンビニにも及ばない。

01年の大店法施行後、県内で開店(面積千平方メートル以上)した46店舗のうち鶴岡5、酒田4、三川4店舗だった。旧余目や旧立川も酒田市から三川町に比重を移した。三川町は最上地方も商圏に組込み「吸引力係数」が県内第一位となった。

 終戦記念の15日は共産党が「平和の大切さ」を訴える全国一斉街宣の日。私にとって今年は10回目。暑さに耐えきれず9回で打ち止め。山形県の40・8度の最高記録が「74年ぶりに更新」と聞き納得できました。

 15日付けの市広報は一面を使い「総合相談7箇所、各種専門相談23箇所」が紹介されています。  

行政の相談窓口で対応しきれない相談が共産党に持ち込まれています。全力を尽くしますのでお気軽にどうぞ。

 政府がアナグロ放送を打ち切って、デジタル化への完全移行の予定日が11年7月24日。わが家でBS放送を視聴できるテレビを購入したのは01年。今後10年以上使えるテレビが「4年でゴミになるのは許せない!」と憤慨していたら、赤旗日刊紙の「テレビ難民 地デジ移行あと4年」の特集記事をよみ「アナグロ打ち切るな!運動」の希望が持てました。

 


【8月19日】「政務調査費申し入れ」


 会派に支給される政務調査費は、県議一人あたり山形県が
31万円(月額)。東京都60万円から沖縄県25万円まで13段階に分かれ、全国平均は35万円です。「領収書添付義務付け」は47都道府県中16県。「1円から」は宮城、岩手、新潟、長野、鳥取の5県のみ。

私は、これまでも「自主的に領収書を添付」を実行してきました。渡辺ゆり子さんが当選し県議団として申し入れを行う中で6月「政務調査費等検討委員会」が発足。

党県議団は8人構成の委員から排除されましたが「領収書添付1円から」を実現するため、毎回オブ参加します。

  下興屋地内で陥没した道路を関係者・三浦市議と調査。原因は秋田の高速道路工事のため砂利を満載したダンプが通過するためという。翌日、庄内総合支庁も現地調査し改修を約束。一安心。




【8月12日】「政務調査費」「最上小国川ダム調査へ」


 県議会は「政務調査費等検討委員会」を設置しました。共産党は、
01年3月の条例制定時から「領収書添付」を要求、その後、笹山議員は自主的に領収書を添付してきました。共産党は、8名構成の検討委から排除されましたが、毎回オブ参加し発言して行きます。

 県議団は、学者や技術者からなるプロジェクトチームで、コンサルが作成した県の「最上小国川の穴あきダムの建設計画」の分析会議を行いました。その結果、「国の技術基準」よりも過大な数値を盛り込んだ「ダム建設推進計画」であることを明らかにすることが出来ました。国土研(京都)のメンバーは「全国の計画書と手法が同じ」と断罪しました。現地では共産党県議の名刺を見て「この豊かな清流を残してほしい」と訴えられました。

【8月5日】「あつみ温泉トンネル」


 
「一般県道温海川木野俣大岩川線」が開通しました。高速道路の日沿道の温海IC(大岩川地内)から温海温泉に向かうための道路です。

延長1867bの工事費は44億円。うち延長852bの「あつみ温泉トンネル」の工事費は24億円とのことでした。

食堂経営のAさん「自分は越沢からの通勤に使うつもり。温泉のお客が増えてくれればいいのだが」と心配顔でした。


【7月15日】「業務委託」


 
県の業務委託件数は1423件、金額は225億円になります(10万円以上の契約で建設工事関連を除く)

  厚生労働省の「偽装請負の防止・解消を図る」ための「通知」によれば「請負業務」が単に「肉体的な労働」になっていないかをチェックするため「発注者が設備を調達する場合は無償で使用しない(有償契約)」と定義しています。

 県の除雪委託費は05年度52億円、06年度25億円。県の除雪機械556台で、請負業者から62台を借上げ、県所有の494台を業者に無償貸与しています。

2日の予算特別委員会で

笹山「厚労省の通知に抵触していないか」

会計管理者「地方自治法170条に基づき仕事をしている」と的外れな答弁で逃げました。


【7月1日】住民税増税


 
市役所から届いた「県民税納税通知書」を片手に『何で俺からこんなに取るなや!』などの会話が交わされる。

「国から詳細な通知がなく保険料などの原案が示されるのは11月」との話に年金と合わせ国の仕打ちに怒り心頭。「保険は多数の加入者で危険率を一定以下に抑え低い保険料で収支を均衡させる『大数の法則』により設計されてきた。75歳以上の高齢者の通院率は6割を超えており『後期高齢者医療保険』は従来の保険制度とは無縁の代物で保険の名に値しない」との話しに得心。



【6月3日】「障害者控除対象者認定証」「県立日本海病院と酒田市立病院の統合問題」
 
 確定申告のとき「要介護認定」を受けている方は「障害者控除」を受けることが出来ます。

 そのためには介護サービス課から「障害者控除対象者認定証」を発行してもらう必要があります。06年申告のための「認定証」を発行は、

鶴岡市は「要介護認定者」5702人中「認定証」発行182人(3・2%)。酒田市は、5098人中47人(0・9%)。

 庄内町は、1056人中50人(4・7%)。

 三川町は、286人中9人(3・1%)でした。

 岐阜市が「要介護認定者」6200人中3245人に「認定証」を発行したという記事が「商工新聞」に掲載されました。

 鶴岡市と比べ10倍以上も違うのは、岐阜市が申告直前の2月に「要介護認定者」全員に「認定証」の交付申請の案内を送付したためと考えられます。鶴岡市の周知方法は、新規の場合が案内で、更新の場合(4048人)は広報です。今後、検討する必要がありそうです。


 庄内選出の県会議員に対して県病院局から「県立日本海病院と酒田市立病院の統合」作業の進展状況に関する説明会が開かれました。地元議員が「統合というが内容は縮小再編だ。本当に医師を確保できるのか」と懸念を表明しました。




【5月27日】改選後初の臨時議会、中国残留孤児問題


 臨時県議会が
16日〜22日まで開かれました。

 正副議長選挙では、16年ぶりに党議員団が復活したことを受け、笹山一夫と渡辺ゆり子に投票。各々2票を獲得しました。


 この8年間、私が議案の反対討論を行なっても、それに同調する議員は一人もいませんでした。
22日、渡辺ゆり子議員が「金持ち優遇税制」の議案に、反対討論を行い、私が拍手しました。これは16年ぶりの快挙。数は力です。


 飲酒運転で検挙された村山隆県会議員に対する「辞職勧告決議」については「事件が明らかになった5月3日の時点で辞職すべき」とする党県議団の見解を明らかにし賛成しました。


 日中友好協会の高橋幸喜事務局長から「山形県中国帰国者自立研修センターが6月閉所されることになり関係者が困っている」と聞き、党県議団は現地調査を
18日実施。


 21
日、中国「残留」日本人孤児の関係者16人が、小倉祐治・県健康福祉課援護・指導室長らに実態を直訴し懇談しました。

Aさん「自分は日本語を話せないし、文字も書けない。中国でも学校に行っていないので中国語も書けない。今日の話を天童の仲間に伝えることが出来ない」

Bさん「自費の帰国者に生活保護を認めないのはおかしい」

Cさん「役場には相談窓口が無い。中国残留孤児は差別され公営住宅にも入れてもらえない。」

Dさん「帰国し働いたが年数が不足し年金が貰えず生活保護になった。制度がおかしい」

Eさん「日本に来て20年になるが県の偉い方と話したのは初めてだ」

 
小倉室長は「今後は現地にも出かけ話し合いをします」と約束しました




【5月20日】議会改革の申し入れ


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日、日本共産党県議団(笹山・渡辺)として県議会に初めての申し入れを行いました。内容は「政務調査費の報告書に領収書添付。県議の海外視察中止。一般質問の回数を増やす。常任委員会の審議時間を十分とる」等々です。県政記者クラブでも趣旨を説明しました。

 
【5月13日】庄内空港

 

 庄内空港利用振興協議会に出席(肩書きは顧問)。昨年10月に開港15周年を迎えた庄内空港の延利用者数は576万人。

庄内空港に夜間駐機が実現し利便性が向上した東京~庄内線は06年の利用者39万人と最高を記録しました。

通年運行の大阪~庄内線は18千人(最高は92年の69千人)。季節便の札幌~庄内線は18千人(最高は96年の55千人)。

札幌~庄内線は利用率が低ければ「今年度限りで廃止する」方針です。

搭乗者を増やすキャンペーン費用として札幌線と大阪線に各6百万円を計上した議案が承認されました。(県と庄内5市町が1,656万円を負担)

 

【4月15日】政務調査費
 
  私は、政務調査費(年372万円)の領収書の添付を、県議会で一人だけ実行してきました。12月、今井議長に「全会派・全議員が領収書添付義務付けを」との申し入れがました。3月、議長が「三会派協議」を踏まえ「選挙後に検討する」と記者会見しました。党は県議選の法定ビラでも「政務調査費の領収書添付」を訴えました。
  新人県議10人中3人が「実現したいこと」に「領収書添付」を挙げたことが報道されました。 4月9日齋藤知事は「政務調査費のいっそうの透明化を」との見解を表明しました。日本共産党が12月に行なった問題提起が県民要求を背景に県政を動かしました。



<笹山一夫県議のページ(日本共産党鶴岡地区委員会HP)