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【7月28日】 プレジャーボートスポット 不服審査請求「却下」の承認に反対
【7月20日】 真のワーク・ライフ・バランスは(仕事と生活の調和) 少子・高齢化対策特別委員会
【7月20日】 派遣労働者の実態調査を        商工労働観光常任委員会
【7月15日】 県議会6月定例会    税条例と酒田プレジャーボートスポットに関する諮問に笹山議員が反対討論
【7月13日】 福祉施設と原油高騰         8日の県議会厚生文化常任委員会
【7月13日】 副知事選任
【4月23日】 「高齢者の痛みを受け止めよ」 (少子・高齢化対策特別委員会)
【4月22日】 制度見直しを求める請願はまたまた継続に   ( 厚生文化常任委員会) 
【4月22日】 小規模企業対策の強化を (商工労働観光常任委員会)
【3月24日】 最上小国川ダム問題 (景気雇用対策特別委員会)  県が漁協役員の賛否を色分け
                                                                      「法令違反」と渡辺ゆり子県議追及
【3月24日】 厚生常任委員会を振り返って
【3月23日】 ダム建設と個人情報
【3月10日】 県議会2月定例会 商工労働観光常任委員会
【2月3日】  大規模学童クラブの支援を (渡辺ゆり子議員)
【1月29日】 県も福祉灯油実施を決める
【12月30日】 「若者の就職支援充実を」   県が労働者の権利を守るためにホームページを作成 (渡辺ゆり子議員)
【12月30日】   県議の海外視察派遣に反対
【12月19日】  「酒田市立病院と日本海病院の統合再編による地方独立行政法人化」
                                       「指定管理者」に係る議案に反対討論(大要)
【12月4日】 06年度県一般会計決算に反対討論を行ないました。 笹山一夫県議
【11月14日】 県としてBSE検査の継続を 渡辺ゆり子県議
【11月13日】 乳幼児医療給付制度 浮いた2億円を制度拡充に充当せよ 渡辺ゆり子県議 
【9月26日】  渡辺県議、乳幼児医療、私学助成、小国川ダム問題で一般質問
【7月2日】  笹山県議、予算委員会で質問
【6月26日】 渡辺県議、厚生文化常任委員会などで質問
【5月22日】 渡辺県議、金持ち優遇の条例制定に反対討論

 

【7月28日】
 プレジャーボートスポット 不服審査請求「却下」の承認に反対
 
 
▲地方自治法が「改正」され06年度から県の36施設(鶴峰園など)が「指定管理者」制度に変わりました。「指定管理者」には「業務委託」と違い「使用許可権限」が与えられます。共産党は「公正性が保障されない」と導入に反対しました。▲県立酒田プレジャーボートスポット※の「指定管理者」には「業務委託」の実績をもつ酒田小型船舶安全協会(酒田安協)がなりました。▲06年、酒田安協は4人を除名し「係船場所」変更を指示しました。「会員でない」ことを理由に県条例に2万円を上乗せした利用料金を4人に請求。県は酒田安協を県条例違反で指導し撤回させました。▲酒田安協は07年にも4人の係船場所の変更を決めました。4人は不服審査請求を県知事に提出。県は一連の経過を隠して「却下」の承認を議会に求めました。▲共産党県議団は、酒田安協の「使用許可権限」乱用と県の「事なかれ主義」に問題点があると考え反対しました。
(※=レクレーション用に使うヨットやモーターボートの係船場所)

 
【7月20日】
 真のワーク・ライフ・バランスは(仕事と生活の調和) 少子・高齢化対策特別委員会
 
 
少子・高齢化対策特別委員会で9日、県が今年度制定を目指している「ワーク・ライフ・バランス憲章」について、国の施策との関連、今後の展開などについて渡辺ゆり子議員が質問しました。
 青木茂美・女性青少年政策室主幹は、「昨年、国の憲章が制定されたが、山形県は共働き率が全国的にも高いため、男女とも仕事と生活の調和を目指す社会の推進のため独自に制定することとして審議会で協議している」と答弁しました。
 渡辺議員は、「現実として、雇用の確保や賃上げ、労働条件の改善などの裏づけがなければ、実現性に乏しいのではないか。朝と日中と仕事をかけもちせざるを得ない女性もいる」 と指摘しました。
 青木主幹は、「審議会での協議、パブリックコメントなど県民の意見もふまえて年度内に制定していきたい」と答えました。

※長時間労働や低賃金のもとで、仕事と家庭や社会生活の両立を願う一定の世論があります。政府や財界には、それを逆手にとって「多様で柔軟な働き方の選択」として低賃金やパートなどの女性の現状を、男性も含めて全体に広げる動きがあります。
 真のワーク・ライフ・バランスのためには、雇用や労働条件の改善が不可欠です。


【7月20日】
 派遣労働者の実態調査を        商工労働観光常任委員会

◇県「派遣労働者は3倍に。調査手法を研究する」

 商工労働観光常任委員会で7日、派遣労働者の実態調査を求める質問を渡辺ゆり子議員がおこないました。
 渡辺議員は、「6月に秋葉原で起きた連続殺傷事件は全国に衝撃を与えた。許されない事件だが、派遣社員の若者の実態についても関心が寄せられた。県としても派遣労働者の実態を調査すべきではないのか」「他県では、実態調査をもとに、まず誘致企業や助成企業に対して正社員化を働きかけ、安定雇用確保の拡大に効果をあげている例もある」と質しました。
 工藤誠・雇用労政課長は、「就業構造基本調査によると、県内の派遣労働者数は、2002年の約4600人から、07年に1万3500人となり、約3倍に増えた。実態把握は難しいが、他県の状況なども参考に、調査については手法などを研究してみたい」と答えました。

 ◇「最低賃金大幅引き上げを」―継続に
  
 8日の同常任委員会では、地域別最低賃金の大幅引き上げを求める意見書提出を内容とする2つの請願が審議されましたが、いずれも継続審査となりました。
 渡辺議員は、「政府の『成長力底上げ戦略推進円卓会議』(政労使が参加)でも、最低賃金を5年間で高卒初任給程度まで引き上げる方向を示している。また、労働者の賃金引上げは内需拡大や中小企業への経済波及効果にもつながる」として、採択を主張しましたが、「県内中小企業は厳しい経営状況にある」「生活保護基準と最低賃金について、もう少し研究してみたい」などの意見があり、継続審査となったものです。
 最低賃金法が40年ぶりに改正され、今年から施行されます。
 改正法では、「労働者の生計費を考慮するに当たっては、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、生活保護に係る施策との整合性に配慮する」との規定が盛り込まれ、「最低賃金は生活保護基準を下回らない水準」であることも明らかにされました。
 現行の時給620円からの思い切った引き上げが求められています。

【7月15日】
県議会6月定例会
     税条例と酒田プレジャーボートスポットに関する諮問に笹山議員が反対討論

 私は、日本共産党山形県議団を代表し
議第87号 山形県県税条例の一部を改正する条例の制定について
議第88号 山形県農村地域工業等導入地区県税課税免除条例の一部を改正する条例の
       制定について
議第95号 山形県県税条例等の一部を改正する条例の設定についての専決処分の承認
       についての3議案と
諮第 1号 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求に関する諮問についてに反対し討論します。
議第87号は、上場株式等に係る譲渡損失の損益を通算の特例の創設は一部の金持ちへの優遇制度条例です。
議第88号 「農村地域工業等導入促進法」で、農村地域への工業等の導入を促進することにより農業と他産業との均衡ある発展を図ると称して、工業等導入地区における法人事業税や不動産取得税の課税免除の対象となる設備の取得期限を一昨年に続いて2年間さらに延長しようとするものです。課税免除の金額が多いことにも明らかなように大きな会社のみを優遇するものでもあり、賛成できません。
 
議第95号 道路特定財源暫定税率の復活によって、自動車取得税、軽油引取税などを平成30年3月31日まで延長するものです。ムダが指摘される「道路中期計画」にはメスを入れず、一般財源化するといいながら暫定税率を延長した福田自公政権に国民の批判が高まっています。暫定税率復活は、国際的な投機などによるガソリン、食料などの価格高騰とあいまって、県民生活を極度におびやかしています。
付言すれば、知事は政府与党が衆院で再議決する方針であることを承知の上で、あえて20年度予算の一部執行停止を命じ、県民の不安をあおりながら、暫定税率復活をアピールするというやり方は理解しがたいものです。
私は、国民・県民世論を無視して新たな大増税を押しつけるという自公政権による衆議院再議決の暴挙に強く抗議するとともに、これに追随する齋藤知事の政治姿勢も県民の声と著しくかけ離れていることを指摘し、この専決処分に反対いたします。
 
諮第 1号 2006年4月、第1酒田プレジャーボートスポットの指定管理者になった酒田小型船舶安全協議会に対して、県が「包括協定」違反を指摘し、是正指導していたことが明かになりました。
2007年12月県議会で、この酒田小型船舶安全協議会を第2酒田プレジャーボートスポットの指定管理者とすることを可決しました。酒田安協は、他団体に比べ「@経費の効率化は劣る A団体の経営能力は劣る B適切な業務の確保および有効活用策で優れている」と、県は説明しました。問われているのは「適切な業務の確保」をしていないことが明らかなになった指定管理者の資格そのものです。以上で反対討論を終わります。


【7月13日】
 福祉施設と原油高騰
             8日の県議会厚生文化常任委員会

笹山 
「原油高騰が福祉施設の経営を圧迫している。国は措置費や運営費を改善したか。
   仙台市は家庭への福祉灯に合わせ福祉施設への支援も行った。北海道・東北地方で声を
   大きくあげて国に改善を求めるべきだ」

 石澤義久長寿社会課長と中山芳昭児童家庭課長が「国の改善はなかった。県主管課長で要求します」と答弁。

▲児童養護施設(62人が措置入所)厨房・風呂・冷暖房に使う07年度のガスの使用額は35%、109万円も増えた。児童の学校送迎等に使うガソリンは使用量を2%節約したが使用額では25%、24万円も増えた。
▲老人保健施設(グループホームなど合わせて190人利用)。冷暖房・浴槽・厨房に使う07年度のガスの使用量は対前年比で8%増。使用額は33%・237万円増え947万円。暖房に使う重油の使用量は13%増え、使用額では33%・199万円増え736万円。利用者一人2万3千円の費用増となり経営を圧迫。利用料の値上げを検討せざるを得ない。
▲特別養護老人ホーム(定員80人)重油の使用量を対前年比で23%も節約したが使用額は4%、30万円増えた。


【7月13日】
 副知事選任

 7月3日「後藤靖子副知事(50)から辞職届けがあったので、国土交通省観光経済課長の荒木由紀子氏(47)を後任の副知事に」と提案がありました。▲日本共産党県議団は「齋藤知事は@出納長を廃止してまで導入した副知事2人制の検証を行っていない。A副知事という特別職を『中央省庁官僚の天下りポスト』に変質させる可能性がある」との理由で議場を退席し、採決には加わりませんでした。県民クラブから3人が退席しました。

女性副知事をめぐる経過は次の通り。
▲05年1月、齋藤弘氏は「女性副知事の登用」を知事選の公約に掲げ当選しました。2月議会には「女性副知事」でなく「日野雅夫氏を副知事に」の提案があり、全会一致で選出しました。▲05年9月議会に「任務分担による女性副知事が必要」との理屈で「副知事1人増」が提案されました。日本共産党は「選挙公約を逸脱し女性登用を自己目的化した条例案だ」と反対しました。その後の後藤靖子氏の副知事選任の採決では、今回同様に議場から退席しています。 

【4月23日】
「高齢者の痛みを受け止めよ」 (少子・高齢化対策特別委員会)

  4月23日、少子・高齢化対策特別委員会で後期高齢者医療制度について笹山一夫県議が取り上げました。「県民が関心を持っているのは保険料と診療内容だ。保険料は2年ごとの改定となっているが今後どうなるのか」また、支払えなかった場合の保険証交付について問いました。
  酒井俊昭長寿社会課国保主幹は「保険給付費によって決まってくるので疾病予防が重要となる」「保険料滞納した場合は、国保と同様に(窓口で医療費全額を支払わなければならない)資格証発行が可能だが慎重に対応する」と答弁しました。
  私は、「国会では保険料は2025年には倍になると指摘されている」と述べ、「県の医師会は、制度の根幹である後期高齢者診療料について良い医療を提供できないとして算定を自しゅくしている現状だ。山形市の岩波地域では、この制度への不安もあって親子心中が起こっている。多くの高齢者の方々の痛みを受け止め、国に対しても県民の立場で言っていくべきだ」と質しました。
  藤田健康福祉部長は「後期高齢者医療制度については、徴収ミスなど混乱もあった。市町村の担当者との会議も予定されており、今後適切に対応していきたい」と答えるにとどまりました。
 
【4月22日】
制度見直しを求める請願はまたまた継続に   ( 厚生文化常任委員会) 

 4月22日開かれた厚生文化常任委員会では、後期高齢者医療制度の見直しを求める請願について、日本共産党の笹山一夫県議団長が採択を主張して奮闘しましたが、なお調査必要としてまたまた継続審議となりました。

【4月22日】
小規模企業対策の強化を (商工労働観光常任委員会)

 4月22日開かれた商工労働観光常任委員会で渡辺ゆり子県議が県信用保証協会の代位弁済について質しました。
 昨年度、倒産企業などに代わって債務を支払った代位弁済の額が過去最高の72億5400万円に上ったと報道されています。
 内容と今後の見通しについて、山田栄造産業政策課金融対策主幹は「負債1000万円未満の中小零細企業の倒産が多くなっている。延滞債務もあり、県内の経済状況はきびしい」と答えました。私は「県は企業誘致や産業立地に力を入れているが、一方で県内経済を支える小企業倒産が増えていく状況では活性化につながらない。小規模な企業への支援を強めるべき」と主張しました。渥美産業政策課長は「これまでの金融対策に加えて、今年度設置したやまがた産業夢未来基金の活用などで支援していきたい」と答えました。



【3月24日】
最上小国川ダム問題 (景気雇用対策特別委員会)
                                                   県が漁協役員の賛否を色分け
                                                   「法令違反」と渡辺ゆり子県議追及

 11日の景気・雇用対策特別委員会で、最上小国川ダムについて、県が地元小国川漁協の役員14人の個人名を賛成派と反対派に色分けして国に資料提出した問題を取り上げました。財務省は07年度予算編成で「地元の反対」を理由に最上小国川ダムの事業採択を見送っていました。県は08年の採択をめざし、昨年6月14日、国土交通省に概算要求を行いましたが、その説明資料として提出されたものです。
 私は「どういう方法で、何の目的で、このような個人情報を収集したのか」と質しました。
 野川厚河川砂防課長は「本人から収集したわけではない。公聴会などから情報を得た。個人の色分けをしたことは申し訳なかった。配慮が足りなかった」と答弁しました。 
 私はさらに「漁協は組織として反対を表明している。漁協に対する内部介入だ。しかも、それぞれの役員が知らない間に情報が収集され、国に提出されている。県の個人情報保護条例や法に違反する。個人の思想、信条に関わる内容で、収集してはならない情報だ。県民にとっては重大な問題であり、憲法にも違反する疑いがある」と指摘しました。
 委員会終了後、ただちに日本共産党県議団として記者会見を開き、資料の内容や見解を明らかにしました。
 県議団として国、県に情報開示請求を行って入手した資料の中に含まれていたこと。小国川漁協に確認したら、「漁協としては役員個人のダムに対する賛否を調査したことはない」と組合長が明確に答えており、県が勝手に資料収集し提出したことが明らかであること。党県議団は「このような法令違反の説明資料は撤回すべき」と強調しました。

(県のダム説明会を延期)
 
県は、最上町で13日予定していたダム建設の現地調査説明会(最上小国川治水対策事業説明会)を急きょ延期すると発表しました。
(県議 渡辺 ゆり子)

【3月24日】
厚生常任委員会を振り返って
 
   今議会、特に厚生文化常任委員会で医療改革関連の具体化の予算や条例が多く提案されました。前号で報告した後期高齢者医療制度の他に、県立病院の統合再編、地方独立行政法人化に関する中期目標(公立病院改革ガイドラインに沿ったもの)や、薬剤師でなくとも副作用のリスクがある医薬品が販売できるようになる登録販売者新設に関するものです。その他に県民会館と子ども館の指定管理者導入に関する条例があり、予算を含めて8議案について問題点を取り上げ質疑しました。
 また予算については、乳幼児医療給付制度について「小学生まで対象を広げてほしい」の声が強いと代弁するとともに、一方で慶応大学先端生命研究所の多額支援の見直しを求めました。
(県議 渡辺 ゆり子)

【3月23日】
ダム建設と個人情報

▲県は、赤倉温泉の水害対策として最上小国川の上流部に「穴あきダム」を建設する計画です。共産党県議団は国土問題研究会(京都市)と協同で作成した「温泉に影響させずダムに頼らない最上小国治水計画=人もアユも大切にする河川改修(案)」を1月に公表しました。テレビ等でも放映され、小国川漁協の沼沢組合長は「私たちは長年ダム建設反対の運動をしてきた。今回ダムに頼らない河川改修の具体案を示してもらいありがたい」と見解を述べました。
2月16日最上町で開催した党の説明会には、110名も参加しました。
▲県議団は、「山形県情報公開条例」に基づき開示された「ダム建設資料」(県が国に提出した文書)を見てビックリ。小国川漁協の役員を一人ひとり「ダム賛成派」「ダム反対派」に色分けしていたのです。渡辺議員は3月11日の景気雇用対策特別委員会で、「この資料は山形県個人保護条例違反だ」と指摘した内容をテレビや新聞が大きく報道。県主催で13日開催予定のダム建設説明会を急遽中止に追い込みました。
▲17日、本会議で白紙撤回を要求。「共産党の言うとおりだ、頑張れ!」の声がよせられています。憲法に保障された思想信条の自由をも踏みにじる県土木行政のあり方に批判の声が広がっています。
県議団は「ダム建設資料」の白紙撤回を強く要求しています。
(県議 笹山 一夫)


【3月10日】
県議会2月定例会 商工労働観光常任委員会
      
  3月10日の商工労働観光常任委員会で日本共産党の笹山一夫委員は、国の新規事業2点と県予算のあり方について質しました。

笹山 「県が信用保証協会や金融機関と連携した中小企業向け融資で、融資企業が返済不能になった際、信用保証協会が保有債権を放棄して経営再建を進めやすくするための条例案を国が示した。本県はどう対応するのか」

松田芳徳金融対策主幹 「国が示した条例案は、@対象企業の再生が地域振興に役立つ。A中小企業再生協議会などと再生計画を策定しているーなどを条件に、知事が承認すれば債権放棄を認め、発生する損失の一部を公的資金で穴埋めする仕組みだ。地域振興という点からも企業規模が大きい場合を想定しており、本県で発生する可能性は少ない。条例がなくても、必要な事態が発生した場合は予算を議会で審議してもらうことは可能と考えている」

笹山 「政府は、信用保証協会が持つ債権放棄を2006年1月から認めている。『自治体が絡んだ制度融資では、債権放棄をどのように認めるかなど手続きが定められていないため放棄が進まず企業再生の障害になっているケースが続出していた。手続きを明確にするよう自治体からの要望も相次ぎ、経済産業省が条例案を示した』との報道もある。『転ばぬ先の杖』と言う言葉もある。条例化は必要でないか」

松田主幹 「検討する」
 
笹山 
「製造業者との懇談の席で『元請から毎年5%の納入単価引き下げを要求され、会社が生き延びるため派遣を導入しコストダウンを図ってきた』との話しがあった。新年度から、国が始める『下請かけこみ寺事業』はこれらに役立つのか」

佐藤美夫工業振興課長 「国は、中小企業の生産性向上の観点から、ワンストップで対応する『駆け込み寺』機能を持つ『下請け適正取引推進センター(仮称)』を開設する。国の委託先は財団法人・全国中小企業取引振興下請協会。本県の場合は下請企業振興協会である山形県企業振興公社が再委託を受ける。@製造業、サービス業、建設業からの相談も扱う。A弁護士等の専門家がADR(裁判外紛争手続き)により下請取引など中小企業が関係する事業者間の取引上のトラブルについて迅速な経済的解決を図る。」
笹山 「元請と下請の力関係を考慮すれば、下請からの相談は非常事態の場合のみ。相談に駆け込む事態にならないようにする必要がある」
 
笹山 「齋藤知事が就任した05年度には『中心市街地まちづくり活性化支援事業費』は7600万円あったが、08年度は1800万円に減っている。事業に目途がついたためか」

渥美憲男商業経済交流課長 「07年度から『商店街空き店舗活性支援事業費』として3100万円強を、08年度は『やまがた元気出店支援事業』として400万円を計上した。これらは事業の変化・進展状況に合わせ、予算計上した結果だ」
 
笹山 
「企業立地促進事業費は、05年度が10億円。06年度は5億9000万円。07年度は3億8000万円。08年度は3億円を切った。しかも07年度分は今議会で減額補正をした。本県への企業が少ない理由は何か」

佐藤富蔵企業立地主幹 「企業立地件数は、北東北と南東北で差がある。東北六県の比較では宮城県福島県に次いで本県の企業立地は三番目に多い。企業立地の絶対数は減ってきている。08年度予算は事前調査を行い確実性のあるものを計上した」
 
笹山 「コールセンター誘致補助金を05年度に立ち上げたが、06年度と07年度は予算執行ゼロに終わった。私の指摘どおりパート労働者の総労働時間を正職員に換算する補助金は、正規雇用の増大に繋がらないことがはっきりした。企業が山形県に進出する第一の理由は何か」

高橋宏商工労働観光部長 「進出した企業の経営者も『山形県のものつくり技術の優秀さ』を理由に挙げている」

笹山 「企業進出の理由として『中小企業白書』は@進出先の技術力 原材料の調達メリットB関連産業の集積度C交通輸送―をあげており部長答弁と一致している。企業立地に有利な太平洋ベルト地帯の県の企業立地補助金は50億、60億の世界だ。しかも10億円以上の県は既に33県。08年度から本県の企業立地補助金の限度額を3億円から10億円に引き上げるが、増額に意味はあるのか」

高橋部長 「企業へのアンケート結果は、『白書』どおりだが、企業訪問では開口一番『山形県はいくら出すか』と聞かれる。横並びと言われようが人並みの補助金を出すことにより企業誘致の話し合いに入ることができる」



【2月3日】
  大規模学童クラブの支援を (渡辺ゆり子議員)

 1月22日開かれた厚生文化常任委員会で学童保育所(放課後児童クラブ)について取りあげました。学童保育に関する要望が高まり、個所数・児童数が増えていますが、大規模クラブの分割が課題となっています。国は、おおむね40人程度を適正規模とし、2010年からは71人以上のクラブに対する運営費助成を打ち切る方向です。
 私は「自治体にとっても、利用している子どもや父母たちにとっても大変な問題だ。県内では、71人以上のクラブはどのくらいあるのか」、「分割のための施設整備の支援をすべきではないか」と質しました。
 向出耕次児童家庭課長は「県内166個所の放課後児童クラブがあるが、71人以上のクラブは35個所で、そのうち、来年度10個所が分割する予定である」「国が施設整備の補助対象を緩和する方向で、県もべに花基金を活用しやすいものに見直したので分割が促進されるものと考える。県としての新しい支援制度は、財政がきびしい状況で難しいが研究してみたい」と答弁しました。

◆山形市では、昨年5月現在で、35個所の放課後児童クラブに約1900人の児童が通っており、71人以上のクラブは10個所となっています。分割のための施設と資金確保が大きな課題となっています。また分割しても運営はきびしいのが実態です。全国の関係者が、国や各自治体に向けて解決のため運動を広げており、私も県政にさらに声を届けていきたいと思います。


【1月29日】
 県も福祉灯油実施を決める

 15日、県は、生活困窮者に対して福祉灯油を実施する市町村に、一定の財政支援を行うことを明らかにしました。
 市町村が支援する住民税非課税世帯、高齢者世帯、障がい者世帯、ひとり親世帯、生活保護受給世帯等を対象者としています。補助率1/2で、一市町村あたり補助限度額100万円、概算で3000万円を見込み、2月補正予算に計上する方向です。
 県内では、日本共産党地方議員の活動もあり、全市町村が福祉灯油を実施します。また、東北各県も実施する方向です。昨年、日本共産党県委員会と県議団は、県に対して原油高騰の緊急対策を申し入れていましたが、少額ながら支援の姿勢を示したことは評価できます。
 今後も、県内の地方議員とも連携して対策強化に取り組んでいきます。

【12月30日】
 「若者の就職支援充実を」
  県が労働者の権利を守るためにホームページを作成 (渡辺ゆり子議員)

 13日開かれた景気・雇用特別委員会で若者就業支援の充実を求め、来年度の方向性を質しました。
 小野クナ子雇用労政課就業促進主幹は「山形市内では、本町のヤングサポートプラザで対応してきたが、来年度からは、山形テルサのハローワーク内に移設し、情報提供や様々な相談活動に力を入れていきたい」と答えました。
 さらに、『山形労働局の是正指導で、3年間に約3億5000万円の賃金不払い残業費が支払われ、違反率が20%』であることを指摘し、「若者だけでなく高校関係者からも、県として雇用のルールや相談窓口を知らせる手だてをすべきという声が強い」と主張しました。
 小野クナ子主幹は「検討して、指摘のような若者むけのホームページを作製したい」と答えました。

【12月30日】
  県議の海外視察派遣に反対

 12月議会最終日、日本共産党県議団は、一部の議案や意見書とともに海外視察派遣に反対を表明しました。
 自由民主党の会派8人の県議が、1月にニュージーランド、オーストラリアを視察するという内容です。
 海外視察そのものを否定するものではありません。必要に応じて視察することはあり得ることだと考えますが、4年に1度で1人100万円限度の予算というのは、何かのごほうびみたいと思いませんか?それに現行支給されている1ヵ月31万円の政務調査費を使用して海外視察も行けるのではないでしょうか?8人で約800万円近くの税金を使うことになります。
 新庄市で福祉灯油の助成が約870万円ほどなどと報道されています。県民のくらしのきびしさを思えば、この海外視察はやめるべきだと思います。


【12月19日】

「酒田市立病院と日本海病院の統合再編による地方独立行政法人化」「指定管理者」に係る議案に反対討論(大要)


 渡辺ゆり子県議が「日本海病院の統合再編」に係る議案、「指定管理者」議案に反対討論しました。

 日本共産党県議団を代表し、議第162号「地方独立法人山形県・酒田市病院機構への職員の引き継ぎに関する条例の設定について」議第163号「山形県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の設定について」「議第170号山形県産業創造支援センターの指定管理者の指定について」「議第171号第2酒田プレジャーボートスポットの指定管理者の指定について」「議第172号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構に承継させる権利について」の5議案に反対討論をいたします。
議第162号、163号、171号の3議案は、酒田市立病院と日本海病院の統合再編による地方独立行政法人化に伴うものです。すでに先行している独立行政法人に移行した国立病院では、交付金の削減により事業縮小や人件費削減が行なわれています。
これまで、地方自治体の責任で営まれてきた病院が地方独立法人に移管することにより、公共的な責任が後退し、採算性や効率性を基準にして事業が行なわれれば、住民サービスが後退するおそれがあります。また住民参加、議会での関与やチェックもこれまでより遠ざけられ、評価委員会に委ねられることになります。
職員の身分保障についても、当分の間は法人職員と公務員の身分で派遣された職員とが混在することになり、業務支障が出ないのか心配されます。関係住民の中には、いまだに医療機能充実や医師確保がはかられるのかとの声や、救急センターが1ヶ所に集約されるのことへの不安の声が存在します。今まで以上の地域医療の充実が求められている現在、公的責任を後退させる病院統合、独立法人化は問題です。

 議第170号、171号は、指定管理者制度の導入に関わるものです。指定管理者制度は公の施設の経費節減と効率性に重点がおかれています。利潤追求を目的とする株式会社参入に道を開くもので、利用者や住民からみて問題があります。自治体の承認の範囲内で指定管理者が、利用料を決めることができ、そこには、一定の利潤の確保も想定されています。職員の非常勤、低賃金化によるサービスの質や、継続性、安定性、専門性の低下のおそれがあります。指定管理者の制度発足後4年が経過し、総務省は、今年「公の施設の指定管理者制度の導入状況に関する調査」を発表しました。指定取消しの事例も30件以上出ています。その中では民間企業への指定割合が高くなっており、管理会社が倒産し、直営に戻した施設や給料の遅配、下請け業者への未払いで直営に戻した事例も出ています。結局は施設を利用する住民や、施設に関わって働く人に犠牲や負担を及ぼす結果になっています。しかし、指定管理者制度では、情報公開や県民のチェックも困難です。例えば、手数料や使用料が平成18年度決算からなくなりました。「住民の福祉の増進をはかる」という公のの施設の設置目的に沿い、県の責任をしっかり果たすべきです。以上申し述べ5議案に対する反対討論とします。

【12月4日】笹山一夫県議

06年度県一般会計決算に反対討論を行ないました。
 
私は日本共産党県議団を代表し、平成18年度一般会計決算の承認に反対し討論します。
 齋藤知事は、就任した平成17年度を「改革元年」、平成18年度を「改革断行」の年と定義しました。
 雇用促進のためのコールセンターに限定した3年間の補助制度には問題があると平成17年度決算ので指摘しました。 18年度には3000万円を予算計上しましたが雇用者は1名も増えず予算は不執行となりました。仙台空港鉄道への5000万円出資は、私の質問に対する知事答弁の内容を満たしていないため平成17年度は不執行としましたが、平成18年度はゴールデンウィークの臨時便を大義名分にして執行しました。「改革断行」とは無縁の乱暴なやり方であります。
 平成18年度予算編成方針では、県庁の業務を法律を根拠とする「義務事業」とその他の「非義務事業」に分けました。
 「非義務」とされた事業でも、聖域扱いがあります。慶応大学への研究補助金は使途変更届けが出され設備費の名目で通路を作り、補助金を使い切りました。
 非義務事業の特徴的なものを挙げれば「合併浄化槽設置補助制度」の廃止。「福祉施設整備利子補助」の削減、廃止。「乳幼児医療助成」では所得制限を強め7000人を対象から外しました。「私学への県単補助金の削減」などです。
 これらの施策は、県民の要求と運動により実現したものです。
 4月の市長会では「合併浄化槽設置補助」廃止に反対の意見が表明されました。6月の山形市議会では「乳幼児医療費助成の見直し」に反対する意見書が採択されました。9月の県議会に、老人保健施設協会などの関係団体から「廃止の白紙撤回を要求」や「私学助成の充実を求める」請願が提出をされ、これを満場一致で採択をしました。
 これが、知事の改革断行の施策に対する県民各層の反応であり議会の意思であります。平成18年度は、県民の痛みに目と耳を塞いだ県政運営だったといえます。以上をもって討論を終わります。


 
【11月14日】  県としてBSE検査の継続を

 渡辺ゆり子県議は、11月14日に開かれた景気・雇用特別委員会でBSE対策による全頭検査継続を主張しました。国は来年7月で20 ヵ月齢以下のBSE全頭検査について、補助も含め打ち切る方針を出しました。各県で対応を迫られていますが、すでに継続の意向を示している県が9月時点で7県をこえています。
 渡辺ゆり子県議は「山形は、米沢牛や大なべのいも煮会(山形牛)など注目をあびている。山形セレクションの知名度を上げるためにも、食の安全・安心をアピールするためにもBSE全頭検査を継続すべき」と主張して認識を問いました。
 安孫子昂也・農林水産部長は「現在、食の安全や畜産振興などの観点から協議を進めているところ」と答えました。
※2 5日、県はホームページで意見公募した結果を公表しましたが、64人が回答し約6割がBSE全頭検査継続すべきと答えています。高齢者も含めた記述式や聞き取り調査であれば、もっと高くなったのではと思われます。

 
【11月13日】 乳幼児医療給付制度 浮いた2億円を制度拡充に充当せよ

  11月13日に開かれた厚生文化常任委員会で渡辺ゆり子県議は、乳幼児医療給付制度について取りあげました。
県は06年に所得制限を引き下げ、制度対象から7000人以上がはずれてしまいました。関係者や自治体からも異論や意見が出され、今年7月検証作業を行うとして子育て世代のアンケート調査を行いました。
 結果について、鈴木敬次・長寿社会課国保主幹は「現行制度におおむね評価できると理解いただいている」と答えました。
 渡辺ゆり子県議は「市町村の施策は先行しており、県の施策について実感ができず、回答を迷ったのではないか。『どちらもとも言えない』の回答が35・9%と多くなっている」と指摘し、市町村担当者の聞き取りはどうかと質しました。
 鈴木主幹は「所得制限を緩和してほしい。給付対象を拡大してほしいという声が出された一方、医療費の負担を軽くすると軽微な病気でも病院に行き、医師に負担がかかるとの意見もあった」と答えました。
 さらに渡辺ゆり子県議は「県は財政状況がきびしいと言うが、08年4月から国の医療改革により、現在二割負担に軽減されている3歳未満児に対する措置を就学前まで拡大することになっている。現在、乳幼児医療給付事業をやっている県や市町村は、この措置によって財源が浮いて助かることになるが、山形県はどのくらいの財源が浮くのか」と質し、「約2億円」と答弁がありました。
 渡辺ゆり子県議は「その2億円をあてて、子育て支援として乳幼児医療給付制度拡充を実感できるようにすべき」と主張しました。
 鈴木主幹は「国保や高齢者医療等の支出増で財政的にはきびしい状況にある」と答えるにとどまりました。


【9月26日】

 渡辺県議、乳幼児医療、私学助成、小国川ダム問題で
                          一般質問 9月26日

  渡辺県議は山形県の子育支援について、「乳幼児医療費支給制度の所得制限を厳しくした結果、対象外となった子どもが七千人以上に及んでいる。県民の期待したものになっていない」と批判し、所得制限の撤廃を求めました。
 続いて私学助成について質問し、授業料減免の対象者の拡大と一般経常費助成削減をセットで実施したことは、授業料引き上げにつながると指摘し、当面、県の経常費助成を二〇〇五年度レベルまでの助成引き上げを求めました。
 斎藤弘知事は、乳幼児医療費給付は各方面の意見を聞き検討していきたいと述べましたが、私学助成については公教育の一環と見とめながら、「総合的見地から見るべきだ」として見直す考えを示しませんでした。
 渡辺県議は、最上小国川の治水対策について県が計画している「穴あき式ダム」計画の見直しを求め、「ダム頼みの治水対策でなく、河道の拡幅、掘削や堤防を高くするなどにより被害を小さくすることが可能ではないか」、また河道改修について赤倉地温泉への影響調査の実施を含め、総合的治水対策の検討求をめました。 その他、置賜農業共済の不正引き受け問題、県発注の測量、設計談合問題について実態の報告と徹底調査を求める質問をしました。

【7月2日】
  笹山県議、予算委員会で質問

 日本共産党の笹山一夫山形県議は7月2日、県議会六月定例会の予算特別委員会で県の業務委託事業に法令違反の疑いがあると質問しました。
 笹山議員が問題にしたのは、二〇〇七年度県の委託件数千四百二十三件、二百二十五億円の内、県立中央病院医事業務、電子計算組織オペレーション業務、道路除雪業務についてです。
 笹山議員は、業務に使用している機械・機材は、県の所有するものだが有償契約をしておらず、賃貸料が納入されていないのは無償貸与であると指摘しました。
 その上で労働局の基準では業務委託は「受注者の調達する設備・機器・機材・資材を使用する。発注者(県)が設備を調達する場合は無償で使用しない」としていることを話し、無償貸与は派遣に該当し、偽装請負ではないかと質問しました。
 これに対し、小山壽夫会計管理者は、派遣法との関連には答えず、地方自治法にてらし「業務委託に法令違反はない」と述べました。高村義春土木部長は、請負と派遣業務の一般論を述べるだけで、具体的なことは話しませんでした。
 笹山議員は後期高齢者医療保険について質問。資格証明書、短期保険証の発行をしないように求めたのに対し、藤田穣健康福祉部長は「適正な発行に留意するように求めていく」と述べました。 保険料金や保険料を支払えない場合の対応などの質問に対し「具体的なことは山形県後期高齢者医療広域連合が十一月頃までに決定する」と答弁しました。

【6月26日】
 渡辺県議、厚生文化常任委員会などで質問

 六月二十六日に開かれた厚生文化常任委員会では、公約実現も含め、選挙中に寄せられた声を代弁し、主に三点についてとりあげました。

 医学生修学資金民間病院勤務にも拡充を

 県では、医師確保対策のため、医学生修学資金制度を今年度拡充しています。県内のへき地や特定診療科目の医師を確保する修学資金の拡充に加え、山形大学医学部修学資金を創設しました。
 渡辺ゆり子県議は、山形大学医学部が定員十名増を申請している点、修学資金の返還免除の要件が県内の公立病院勤務に限られている点を指摘し「民間病院も地域医療に重要な役割を果たしている。県内の医師確保と定着のため、民間の救急指定病院などに勤務した場合も活用できるようにできないか。すでにこの間、秋田、山梨、鳥取などの県でも民間病院勤務に広げ
ている」と質しました。

 仁科義英・健康福祉企画課長は「修学資金の応募状況を見て検討していきたい」と答えました。

 介護認定者と家族の負担を軽く障害者控除の周知を
 
  六月に住民税納税通知書が各家庭に送付され、増税に対する怒りが各自治体に寄せられています。渡辺県議は、それらの声を紹介し、特に高齢者の介護認定者と家族の負担を軽くするために、県として努力すべきと主張しました。介護認定者やその家族が、課税されている場合、障害者と同等とみなして
申告により税負担を軽くする制度があります。渡辺県議は、制度活用のめやすとなる県内各自治体の「障害者控除対象者認定書」交付状況について質しました。県内あわせて約一三七〇件ほどとなっており、かなりばらつきがあります。山形市は昨年度四三三件で対象者の一割前後と見られています。
 渡辺県議は「制度を活用すれば数万円の節税となる方もいる。岐阜市では、五割活用の実績がある」として、県としても手だてをとるよう求めました。

当局は「機会をとらえて市町村に広報、周知を働きかけていく」と答えました。

 乳幼児医療費支給制度拡充を

 昨年、県は乳幼児医療費支給制度について、所得制限をきびしくする一方、低年齢児と第三子に特化する内容に改定しました。県内各自治体からは、制度対象からはずれる子どもたちが存在することや一方的に決めたことに対する反発が出されました。また、子育て世代からは「第一子、二子から支援してほしい」な
どの声も聞かれました。
 渡辺県議は、県内の自治体の動向と全国各県の状況をどうとらえているのか質問しました。

 鈴木敬次・国保主幹は「県の改定後、山形市、天童市、山辺町などで独自に所得制限を廃止して上乗せする政策をとっている」、「全国では就学前を対象とするところが22県であり、東北では4県で山形県の所得制限は一番高い」と答えました。

 さらに、渡辺県議は「県では半数近く、自治体では七割がすでに就学前を対象としている。全体として対象者を広げる方向で進んできており、県として小学生も対象者とするところが出ている。対象を狭くするやり方は、こういった流れに逆行するもので、子育てするなら山形県をかかがているのなら、むしろ制度拡充の政策的判断をすべき」と主張しました。

 担当の鈴木次・国保主幹、藤田穣・健康福祉部長は「県内各自治体からきびしい批判が出ていることは承知している」「国にも制度要望をしている。今年度、県は評価検証を行う予定であり、子育てに関する意識調査や受給対象者調査、市町村担当者との制度検討会など実施し判断していきたい」と答えました。

 二十六日開かれた景気・雇用特別委員会でも渡辺県議は、実状を述べながら、若者の雇用対策、就労支援について取りあげ、中小企業支援を含めて強化を求める問題提起を行いました。

【5月22日】
渡辺県議、金持ち優遇の条例制定に反対討論

  
日本共産党の渡辺ゆり子山形県議は5月22日、五月臨時会本会議で「県税条例の一部を改正する条例制定」について反対討論しました。
 条例は国の地方税方改正に伴うもの。渡辺県議は「個人県民税の株式等の配当、売却益に対する住民税の税率五%を三%に軽減する適用期間を、一年延長する内容が含まれている。配当収入と株の売却所得に対する住民税が六億七千万円減税されたことになる」と指摘しました。
 渡辺県議は、「庶民は昨年定率減税が半減され、今年六月には定率減税全廃の住民税納税通知書が来る。介護保険料などが引き上げられる人もいる。賃金や家計収入が増えないのに税金が増え直撃を受けているのが庶民だ」と述べ、格差解消が政治の緊急の課題なのに「株の運用利益に対する税の軽減措置延長は格差の広がりを助長するものだ」と厳しく批判しました。
 条例案は、日本共産党県議団(笹山一夫団長)が反対しただけで、採択されました。