(↓)の、為に

チャイルドシートをつけるのだっ!


つけるといっても、後部座席に、であります。「乗用車」ならともかく、なんつっても我がサンバー号は「貨物車」。ないんスよ、シートベルトが・・・。しかも、シートそのものもしっかり固定されていないわで、考えるほどに難関に。でも、難しく考える必要はないんだよねぇ〜・・・。

サンバーの前席に、チャイルドシートは難アリアリ
機能ゴテゴテの、ごっついチャイルドシートはどうにも性に合わず、なるべく欲しい機能のみのシンプルな奴を選んでも ・・・ ちょっちデカい(^^;)。これを前席につける場合、もっと大きなワゴンならともかく、うちのようなちっちゃい車だと、いろいろと不都合が出てきてしまう。


前向きにセットすると、子供にもろ日差しが当たるし顔が見えないし、かといって後ろ向きにセットすると、ミラーが見えない ・・・ 駄目駄目じゃん! てことで、後部座席に移すことになったのだ。運転席後ろが一番安全だし、そのうえカミさんが前に戻ってこれる。いいこと尽くめでしょうっ!!

されど、そんなに話しは簡単じゃない。
肝心の後部座席そのものが頼りにならず
実際に装着を考えてみると、つぎつぎと難題が続発してきた。もともとシートベルトがないから、座席への固定方法を考えねば ・・・ なんて考えていたものの、その、座席そのものがガタガタなのだ。なんつても、サンバーは乗用車でなくて貨物車。完璧なまでに、荷室としてフルフラットにできるのだ。これはワゴンには真似できない。1000ccクラスのバイクも積めるのだから、その実力は推して知るべし! ・・・とはいっても、今回ばかりはありがたくない機能なのだ・・・(涙)。

肝心の背もたれ自体が、たった一本のバンドで引っかかっているのみ。

こりゃあ、背もたれに固定したところで、このバンド一本にせがれの命を任せる訳にはいかない、ホントに。背もたれだけじゃない。座席も力をかければ、そのまま180度ひっくり返っていこうとする。・・・駄目じゃん!

こことここをボルトで固定して ・・・ ここにステーをつけて ・・・ ああだこうだと思案しているうちにアタマが痛くなってきた。ていうか、チャイルドシートを装着するためだけで、車の構造そのものを改造しなきゃならんのはイカンでしょう!? 構造は、シンプルなのが一番丈夫で信頼できる。これ常識! ・・・と、言い聞かせてみる。

  ・・・あ。

思いついた。これで決定。

これぞ小学生並のアイデア
非常〜・・・ っに、シンプルな構造にすることにした。加工は最低限で、効果は恐らく最強。てことで、そそくさと下準備を進める。


バイクを固定するのにつかうタイダウンベルト二本と、補強版を溶接したナット、輪っかになったボルト(名称不明 ^^;)数個、これだけあれば充分でしょう。

サンバーそのものを、いつもの貸しガレージ屋様に持ち込み(本当はバイク用なのだけど ・・・ スミマセンです)、早速作業にとりかかる。


後ろの三箇所、場所を決めて前もって塗装を剥いでおく。そんでもって、先程用意したナット(補強版付き)をブリバリ溶接してしまう! ・・・鉄板が薄いかと危惧したものの、意外とすんなり付いてくれた。ただ、すぐ裏側にプラスチックかなにかがあるらしく、焦げ臭いケミカルチックな臭いと煙が立ち込めるけど、気にしないでおこう。なお、こういった煙は後々呼吸困難に陥る可能性があるので、前もって扇風機などで空気を流しておくと吉。防毒マスクの装備が理想。

そして、こうなる(↓)


シートを左右どちらでも付けられるようにするため、左右と真中で計三箇所ナットを溶接する。このナットに先程の輪っかつきボルトを取り付けると、タイダウンを取り付けるフックになり、また必要ないときは取り外して、ナットだけにして邪魔にならないようにする算段。ちょっと見た目はゴツいけど、思ったより邪魔にはならない。ちなみに、ナットだけでなくて補強版を追加したのは、相当な力が掛かるのを想定したため。でも、これじゃ足りないかもしれないけど・・・。

そして、こんなんなりました
(荷物は載らなくなるけど・・・)
チャイルドシートを後部座席に載せて、たすきがけの要領でタイダウンベルトを通して、そのベルトを最後部につけたフックに引っ掛けて締め上げる!! ・・・で、完成!


覗きに来たお店の主人(兄)がこの有様を見て一言、「ほほ〜、成る程考えたねぇ!」とお声を掛けてくださった。・・・しかし、そいつは違いますです! "考えた"のでなくて、"考えてない"からこそ、こんな有様になっちったわけで!! まさに、小学生レベルの発想。いや、きょうびの小学生はもっとマシな作りを考えるか ・・・ もとい、小学生の頃の思考回路から進歩していないということにしておこう。

冗談はさておき、荷物の積載効率をちょっと(←大分)犠牲にするのを覚悟で、最も理想的な構造を作り上げたつもり。取り付けも、見た目ほど面倒ではなくて、ものの一分あれば工具無しで取り外すこともできる。



車の最後尾から、しかもたすき掛けで固定すれば、真正面から衝突しても吹っ飛ぶことはありえないでしょう。ガタガタの座席の懸念もスッ飛ばせる。完璧!! ・・・と言いたいところなれど、やっぱり積載性がなぁ・・・ トホホ。これで、「四人乗りの残りのスペースにもスッポリ」が売りのジョグド(スクーター)のメリットが少しスポイルされてしまった。あ、自転車も車輪外さないと載らないじゃん!! 

ま、息子の命と引き換えってことで・・・。

あとは、子供の顔がチェックできる(子供からも親の顔が見れる)ミラーを買えば完璧。こんなもんでよろしいでしょうか!? 全国の軽ワゴン(貨物車)愛用の新米父親の方々、おひとついかがっすか!?

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