テツ流
自作マフラー製作のススメ
| |
|
【6】 ケーススタディー? こんなマフラーを作ってきました(;´∀`) | |
|
マフラー作りの先輩に聞きました。どうしたら、マフラーを自作できるようになるのか。どうしたらパワーの出るマフラーが作れるのか? ・・・ と。そして、先輩の言葉が返ってきました。 「とりあえず、5本 作ってミロ。」 まずは、自分で考えて、とにかく作ってみろとおっしゃってました。失敗しろと。そこから学べ、と。失敗を恐れて作れないヤツに、マフラーは作れないということでした。 作りましたよ、失敗もしましたよ、ええもう。あれこれ苦悩して作っても裏目に出たり。そして、予想以上の性能が出たりもしました。でもそのうち、作ること自体も自作マフラーのうち、と思えてきました。普通の性能が欲しければ、買えばいいだけのものですもんね。ノウハウをコピーして作っても、それはフツーのマフラーですもんね。 そんなわけで、私の失敗の履歴です(笑) 先輩の言うとおり、5本も作ると自分なりのノウハウも出来てきまして、おのずと市販マフラーを見ても、ナニがどうなっているかも少し解るようになってきました。このことだったんですね〜・・・、ヨネ○○さん!!! 溶接を覚えたての頃の加工品から、最近の作まで。それこそシャーシダイナモに載せたりしてれば詳細なデータもあるのでしょうが、あくまで自分の感覚でのインプレ付き(笑) 成功点は少ないのですが、自分で作ればアバタもエクボ。意外と可愛いモンです。可愛い駄作たちをみてやってください。 | |
|
勢いで作っちゃった ・・・ @ 超・ショートマフラー!! | |
![]() GAGエンジンをNSR80の車体に搭載した、「N-GAG」。当然、モンキーのマフラーがぴったりフィットすることもなく、当然のようにマフラー加工が待っておりました。一番最初は、モンキーRのアップマフラーが偶然にも無加工でくっついたのですが、キャブ交換に伴い、マフラーの行き場所が無くなってしまいました。 てことで、溶接を教わり始めた頃だったので、なんの躊躇もなくマフラーを ぶった切った のです。しかも、どうせならコンパクトなほうが良かろうと、あれもコレも切っちゃって、残ったのは15cmくらいのエキパイと、10cmくらいのテールパイプのみ。当然のごとく、パワーは普通に出るだろうなんて、何も考えてなかった20歳のジブン。 <インプレ> ・・・ もう、スッカスカでした。アレ? フォンフォンとエンジンはよく回るクセに、出だしから加速まで、遅いったらありゃしない。パワーバンドらしい盛り上がりもなく、レッドゾーン領域に入っても、まだ回ろうとする。エンジンは、ポート加工まで施された89ccで、カムもキャブも全部変わっていた高回転型エンジンだったのにもかかわらず、パワーバンドはいずこ?? みたいなフィーリングでした ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン。 もちろん、即捨て。 噂によれば、他の方が使ってみたそうですが、やっぱりセッティングも何も出なかったそうです・・・。駄目駄目ですな。 | |
|
ならば、長いのはどうよ? A 超・ロングマフラー !! | |
|
これは、画像は残っておりません。正しくは、次に登場する「Zマフラー」の製作過程での実験でした。 エンジン下までのエキパイを作った段階で、 長さ1メートルのパイプを突っ込んでエンジンを掛けてみたのです。太さはφ30〜25くらいだったでしょうか・・・。 <インプレ> まず、排気音にビックリ。「ドルン ドルン ドルン」と、まるで400くらすのアメリカンが居るよう・・・。半端じゃない低音でした。かといって、反響しまくったコモッた音でもなく、意外と歯切れの良い音。これは、カッコいいかもしれない!!! ワクワクしながら外に出して走ってみることに(端から見たら、バイクの後ろまで長々とパイプの飛び出た姿は異常だったでしょう)。 ギアを繋いでアクセルを開けると ・・・ ドカン! と、加速!! おおおおぉっ、スゲェ!! ひょっとして、すんごいマフラーを作っちまったかぁ!? ・・・と、感激するのは一瞬。すぐ異変に気付きました。アクセルを開けども開けども、 回転があがりゃあしない。もちろん、速度も全然伸びない。多分、6000rpmも回ってくれてたんでしょうか?? いや、それ以下かも・・・。 ビジネスマシンよりも、更なる低回転仕様。多分、傾斜には強いでしょうが、どっちかというと発電機向きでしょう(笑) でも面白かったのは、サイレンサーレスで走れたのです。そう、直管。それでも、イマドキのスクーターよりはマトモな音(゚∀゚)。 ・・・でもやっぱ、使えネェよな、これじゃ(笑) | |
|
靴底、溶けますが ・・・ B 人呼んで "Zマフラー!!" | |
![]() 某マフラーメーカーに就職して、初の自作。そして、ゼロからエキパイを組み上げた第一号であります。 二回の失敗を踏まえた上で、なおかつエキパイの太さがパワーに影響するという話を聞いたので、徐々に太くしていくテーパーに挑戦したのでした。材料は職場のゴミ箱から端材を拾ってきて、切断と溶接は行きつけのバイク屋さんの溶接機を借りて製作しました。写真が粗くてよかったぁ〜〜〜。すんごい溶接ですよ、これ(笑) <インプレ> テーパーのカタチ = パワー曲線 というのを実感できるマフラーでした。パワー的にもそれなりに出ていたのですが、モンキー用マフラーと比べると、ゴマカシがない、とてもシャープなフィーリングだったのを覚えています。パワーが変わる回転数が3箇所くらいあったのかな・・・。 カタチがカタチなので、靴底が溶けてしまうのが難点でしたが(;´∀`) 出だしもそこそこ、上も結構回ったので、ボアアップしたエンジンと相まって、89ccのクセして、110km/hも出ると言う予想以上のパワーを発揮してくれました。テーパー構造に興味を持ち始めた経験になったもんです。 ただし、サイレンサーは適当につくったのが大失敗。絞りとかそんなの一切知らなかったので ・・・ だかましいです。うるさいです。テーパー特有の低音が ・・・ そのやかましさが、次のマフラーを作るきっかけになってしまいました。 | |
|
サンパー理論を取り入れる C GAGサンパーサイクロン!!!? | |
|
そしてそんな頃、「サンパー理論」を小耳にはさんで、興味が出てこないわけがない。「ビッグシングルでできるならば、ミニバイクでもできるのでは??」 先輩方に聞いてみても、当然ながらやってみた人間はいないとか。 ならば作ったる!!! ![]() もう、ベンダー(機械曲げ)担当でもあったので、ホラ。いくらでもパイプは曲げられるもので ・・・ モンキーエキパイの曲げそこないを自分で溶接して、普通のエキパイとして使っていたのですが、それを切断!! 箱はというと、φ54のパイプを縦に割って、板をつないで、オムスビ型の箱をつくりました。容積も計算して、約800cc(その時の排気量の10倍)を確保。サイレンサーは、おなじくモンキー用の傷物(不適合品)を貰って、それをくっつけました。 <インプレ> トルクフルです。低回転から中回転まで、一回り太いトルクで走れます。前出のZマフラーが、ちょっと二時曲線的な加速をするのに比べて、GAGサンパーはモリモリとパワーを出したあとで、高回転は徐々に緩やかに昇っていくカンジ。絶対馬力の少ないミニバイクにはむしろ相性がいいようで、余程トバす時以外は楽チンでなかなかによかったです。 そしてなにより、音質。随分柔らかい音質だったので、最初は調子が悪いのかと焦りもしましたが、後々に干渉消音のメカニズムを教えてもらって納得した次第です。なるほど、こういう消音もあるのか、と。 欠点といえば、ボヤけたパワー曲線ってとこでしょうか。全域トルクフルってのはまたいいもんですが、逆にエンジンをコントロールする快感がないというか、スカーーッとするポイントがないというか(;´∀`) たまに、Zマフラーに戻して、硬いフィーリングを楽しんでいたりしました。この頃から、好みが出ていたんですね(笑) 余談なんですが ・・・ モンキーマフラーの開発者でもあり、ワタシが勝手に師匠扱いしていた先輩に、このマフラーを見せてみたのですよ。「モンキーのマフラーを上回りましたよ!」と、言ってみると、返事は一言。「箱使うのは卑怯だ。しかも、カッコワリィ ・・・ 」。 ・・・ クヌヤロ。 | |
|
デッドストックから製作(横領?) D SRX チタンエキパイ・サンパー! | |
|
大掃除の際に、ヨシムラサンパーBOXのデッドストックが出てきたのがきっかけです。おそらくは先輩の誰かが隠し持っていたのでしょうが ・・・ 捨てるというので、速攻で手を挙げて貰ったのでした。 すでに生産中止となっているサンパーサイクロン。そのまま同じ形で作ってもしょうがないし、第一テールとサイレンサーがイマイチ好きではなかったので、自分好みで作ってみました。 ![]() エキパイは曲げデーターを加工して、φ35のチタン化! テールパイプはステンレスですが(SUS製連結部の溶接があるため)、好みの角度になるまで試行錯誤しました。今にして思えば、NCベンダーをはじめとする加工機械をそのまま使えるのは贅沢の極みでしたね〜。ほとんど横領の領域ですが。 <インプレ> サイレンサーの項目に詳しく書いてますが、サイレンサーは二種類を用意。お陰で、気分で特性を換えることができました。パワーとしては、低回転〜中回転においてはノーマルより二廻りトルクを上乗せしたカンジ。本来のサンパーならば、上がもっと伸びるのでしょうが、サイレント仕様にしているのでノーマルよりちょっと回るくらいでした。多分、キャブを換えて、カムもST-2くらいに上げれば、もっと抜けのいいマフラーのほうが相性いいのでしょうけども、600ccシングルらしい、パルス加速を楽しむ乗り方にはうってつけでした。 | |
|
卒業制作? 第一部 E SX125R ダウンマフラー! | |
|
マフラー会社を退社するときに、課長に頼み込んで作らせてもらいました。私のSX125R用と、当時の彼女(今のカミさん)が乗っていたジェベル125用。しかも、チタンとステンレスの二種類づつ、しかも絞り付きと無し ・・・ 合計、テール〜サイレンサーが二本、エキパイは二台あわせて合計6本!!! もう辞めるって社員に、ここまでやらせてくれる社風には感謝ですが、課長もさすがに苦笑いしておりました(;´∀`) ![]() ただ、このSXのマフラーには、当時の技術と知識をフル動員しました。完全な、ゼロからの設計です。エキパイの角度から始まって、テールパイプの内部構造、サイレンサーの絞りまで。結構な時間が掛かったと覚えてますが、追い込みでは深夜までやってましたっけか ・・・。 構造としては、エキパイがφ35、エキパイのエンドでφ25に絞りを入れて、テールパイプはφ42.7からφ54へのテーパー。そして、サイレンサーの入り口で、またφ35くらいに絞ってます。つまり、テールパイプがちっちゃいサンパーBOXみたいになっているものと思ってください。この構造が結果的に一番バランスのとれたパワーを引き出してくれました。音質的にも、随分マイルドだったと思います。サイレンサーのエンドには、バッフルも何も入れてなかったんですけどね〜・・・。 <インプレ> 速かったです。ミクニフラット24 キャブとの組み合わせ(エンジンはノーマル)で、115km/hをマークしました。マフラー以外ノーマルでも、108km/h。ノーマルマフラーでは85km/hがせいぜいだったので、今からしても ・・・ 良くもまぁ、ここまで引っ張ったもんだと関心します(;´Д`)ノ ちなみに、燃費は、ツーリングで最高記録40km/l。製作環境に恵まれていると、それほどのマフラーが作れるんですね〜〜・・・。いまからすれば、羨ましいことこの上ないですが、当然といえば当然。実は、曲げデーターなど、極秘開発の資料をそのままPCの隅っこに隠しいれておいたのですが、いまだに市販化の話は聞こえてきてません (← オイ)。 | |
|
卒業制作? 第二部 F ジェベル125 アップマフラー ! | |
|
SXと、ほぼ同時開発だったのが、彼女バイクだったジェベル用。まだ初心者だった彼女の要望により、パワーよりも、とにかく目立つための大音量をメインに考えてつくりました(^^;) ![]() 何しろ苦労したのが、「ノーマルと同じラインのアップマフラー」という課題。エキパイ、太くなってるし。しかも、サイレンサーもデカいし!! エンジンやらホースやらフレームやらサイドカバーやら。とにかく、よけるべきものだらけ。何度も何度も試作をしては、切り刻んでデーター修正。第一、量産品で、ここまで曲げが多くてしかも禁断の180度曲げなんかねぇっつの!! SXはデザインで苦労しましたが、ジェベルは曲げ技術と、曲げのコピーで苦労しました。最後の最後で、曲げる技術そのものの壁にブチ当たるとは ・・・。今だから明かせますが、結構な量の材料を使ってます。 今から思い返してみると ・・・ 考えてみれば、ここまでのもの作るのって、まんま一機種マフラー開発そのものですよね(^^;)。あとは、シャーシダイナモに載せてパワーチェックするくらい。実際、データーそのものさえ出ちゃえば、あとは量産可能なとこまで来ておりましたから(笑) <インプレ> カタチに苦戦したからかなんなのか。パワー的にはSX用に遠く及ばず。よく回る仕様ではあるのですが、中回転域に谷があるような気がします。最高速は105km/hに届くか、届かないかくらい。あと、やかましい(;´∀`) SXと構造的に比較するならば、サイレンサー手前の絞り+ミニ膨張室がないことくらいでしょうか。アレはそれほどまでに効果が大きいのか?? この経験が、後のカブマフラーにも生かされてます。抜け良すぎるのを補おうと、エキパイエンドに絞りを入れると、高回転域の犠牲が大きかったりして、イマイチ。結局、マフラーエンドのバッフルで誤魔化しております。 やる気があれば、これも改良したいですね〜〜。 | |
|
N-GAGサンパー改め G ネイプ・サンパー!!! | |
|
NSRにGAGエンジンを搭載したN-GAGを廃止して、エイプエンジンを搭載したN-APE(ネイプ)を製作。もちろん、それに伴ってマフラーも新造 ・・・ しようとしたのですが、ノーマルのエキパイが思いのほか丁度良いサイズだったことと、マフラーをゼロから作る根性がなかったことと、時間がなかったので、GAGサンパーを改造してエイプエンジン用に仕立て上げました。 ![]() サンパーBOXを水平に変更して、補強を追加。サイレンサーは、劣化してきたモンキータイプ2用を止めて、ヨシムラモンキーtype4用のロングサイレンサーを使用。一度バラして、サイレンサーエンドに絞りを入れているので、かなりの消音になっております。 <インプレ> お気づきかと思いますが ・・・ だんだんと自分の好みが決まってきてますね(^^;) エキパイは細めで、サンパーBOXくっつけて、サイレンサーにはそれなりの排気抵抗を設ける・・・。すると、それなりの高回転 + 低〜中回転の増強になります。 ノーマルキャブをエアクリーナーレスにして、このマフラーにして、ファイナルをロングに振って ・・・ 最高速100km/h。サンパーBOXの容量が微妙に足りない(79ccの設定に対して、100cc)ので、中回転モリモリってわけでもないですが、その分上にも回るようになったのかどうなのか。予想に反して、元気な低回転から、そのままギューンと上まで回ってくれます。強いて言えば、高回転がイマイチだったのかな〜〜・・・ って、ソレはノーマルキャブだったから(^^;)?? すぐ潰してしまったので、そんなにデータがとれなかったのがちょっと残念です。あのまま、PE24にしたらどうなってたんでしょうかね〜・・・。 | |
|
立て続けカブ三部作! G 超サイレント仕様 H 超爆音君 I ステンレスヨシムラ君 | |
|
現在 (2007年8月)、最新作が以下の三本になります。カブのカスタムをするにあたって、マフラーを新造することにしました。カブのマフラーというと、ほとんどがファッション的というか、なかなかかっこいいのが多くていいのですが、性能は? 耐久性は? というと、かなり疑問なのが現状で(;´∀`)・・・。かといって、性能重視になると、これまたカッコ悪い・・・。とまぁ、普通の趣味じゃない自分が悪いんですけどね♪ てことで、どうせならと立て続けに三仕様、イッキ作りしてしまいました。 ↓ G 超サイレント仕様
![]() 手元にエイプ100のサイレンサーがあったので、一番最初に浮かんだマフラーが、コレ。「超サイレント仕様」! カブといえば新聞配達ですが、深夜や早朝に全開で走っていても文句言われないバイクなんてカブくらいなもの。となれば、早朝でも暖機できるような排気音だったらどうよ? という発想です。とはいえ、静かでもパワーがなかったら問題外。ノーマルを上回るパワー&ノーマル並みの静けさが目標でゴザイマス。 搭載しているCD90エンジン(85cc)に対して、エイプ100のサイレンサーなので、容量は+α。また、外観じゃ解りませんが、エキパイからサイレンサーに至るまでテーパーになってますが、実はサイレンサーの入り口はエキパイ並みに細くなっています。つまり、エキパイからφ48.6まで太くなったあと、サイレンサーに入るところでギュギュッと狭まっているのです。 ![]() これは、SX125のマフラーを作ったときに学んだ、独自の構造です。ストレートのパイプを絞ったり、いきなり狭くすると、高回転が大幅なパワーダウンをしてしまいますが、一度太くしてから絞ると、何故かパワーダウンが少ないのですよ。以下は仮説なのですが、エンジンは、吸気・圧縮・爆発・掃気のサイクルで動いてますが、言い換えると、実際に排気が出てくるのは4分の1の時間だけなのですよね。その排気を走っている人としてイメージすると ・・・ 一本の通路に人が走っていて、その先に障害物(絞り)があると、一旦停止をしなければなりません。そうすると、その後ろの人もすぐ詰まってしまいますよね。 ですけど、もし通路が一度広くなっているとすると、どうでしょう? 通路が狭まっていても、部屋に人が入ってこれます。そして、エンジンが排気していないタイミング(掃気→圧縮)までの間に、残りの人(排気ガス)が、その障害物を乗り越えられれば排気抵抗にならずに流すことが可能となるわけです。あくまで、仮説ですけどね(^^;) でも、ヘッドを大きくしたシャワーや、高速道路の料金所などなど。実際にいろいろな構造を見ていると、なまじ間違ってもいないんじゃないかな、と、思ってます。 とにかく高回転型を狙うなら邪魔な構造ですが、高回転の犠牲を最小限にして低〜中回転を増強、かつ音量を下げるなら有効な手段だと思います(あくまで、個人的な印象・体験ですけどね)。 ↓ H 超爆音君
![]() 写真をみてもらえば解ると思いますが、超サイレント仕様のエキパイはそのままに、今度はストレート構造のサイレンサー&テーパーの絞り無しテールパイプを組み合わせてみました。便利な差し替え式です(笑) ちなみに、サイレンサーはゴミ箱に転がっていた貰い物です(;´∀`) しかも、溶接されていたバッフルをご丁寧にも撤去。 つっても、エキパイは細めの設定(φ25〜φ30〜φ32〜φ35)なので、とてつもない高回転型かというとそうでもなく、テールパイプも長めに作っているので割りと正統派なマフラー? になるんじゃないかと期待していたりもします。どっちかというと、クローズドコース用の一発勝負用? さて、どんな爆音を奏でてくれるのやら・・・。 ↓ I ステンレスヨシムラ君
![]() 一番真面目に作ったマフラーでもあり、この「自作マフラーのススメ」のTOPにも出ているマフラーです。 まさに、「こんなのがあったらいいな」という自分の趣味丸出しの形にしてみました。二人乗りも出来て、ショートめで、水平からサイレンサーを持ち上げるだけでなくて、いちど下に向けているのがキモ!! 面倒くさかった部分でしたが、お陰で有機的な曲がりになってくれました(゚∀゚)。 設定としては、爆音君よりは静かで、パワーフィールは中回転重視 ・・・ の、ハズ。果たして、どうなることやら ・・・。 <インプレ> 気になる結果は以下の通り!!! ![]() * あくまでフィーリングですので、実際とは随分違うと思われます。ご了承くださいませ。 あらかた、予想通りという結果ですが、ひとつだけ予想外だったものがあります。それは、 音量。 爆音で有名な某タケ○ワのサイレンサーを、絞りナシでストレートでくっつけたというのに ・・・ 絞り入りのヨシ○ラサイレンサーのほうが やかましいとは、どういうことなんでしょう(´・ω・`) 一度、絞り無しも試したのですが、もう大変、タイヘン。そういえば、テーパー構造はやかましくなるんでしたっけね。てことで、爆音君は爆音君ではなくなってしまってます。意外とマイルド。 最強はやっぱ、スーパーサイレント仕様。住宅街の暖機は余裕ですし、エンジンかけたまま家に入っちゃうと音も聞こえない始末。走っているときは物足りないですが、音を気にしなくていいというのは ・・・ なかなかにクセになります。 ノーマルのマフラーは、ドワーッと加速して、そのあとすぐ伸び悩みってフィーリングでした。 スーパーサイレント仕様は ・・・ ちょっとノーマルには劣るものの、出だし好調。中回転あたりで少〜しゆるくなって、そこから意外にもギューンと伸びます。ですので、ストップ&ゴーが多い街ノリではかなり便利。飛ばそうと思えば、トバせますしね。峠道でも、下りのヘアピンなどではかなり重宝します。とはいえ、登りや平地での高回転は他のマフラーに負けるので、一発勝負や他の仲間と走るときにはちょっと厳しいかも、です。 ステンレスヨシムラ君は ・・・ サイレント仕様より低回転が厳しいですが、走り出しちゃえば気持ちよく回ります。特に中回転〜高回転は、かなり気持ちよく回ってくれるので、サイレント仕様から付け替えたあとだと、パワーバンド手前でシフトアップしそうでちょっと焦るくらい。回転数も1000rpmくらい上まで回って、最高速も10km/hは上乗せされます。全体的にまぁまぁ乗りやすいのですが、なにしろ問題は、音量 ・・・。暖機できません。これは、何とかしないとなぁ〜・・・。 爆音君は ・・・ 上は回ります。ステンヨシムラ君よりも更に回ろうとするのですが、何しろ低回転〜中回転が弱い!! 明らかに容量が大きすぎるので、ダラダラまわるエンジンになってしまいます。フィーリング的には、2ストに近い感じですかね〜。ノーマルエンジンだと、不適格丸出しです(;´∀`) ですが、それは想定内のオハナシ。これが、ボアアップして、ヘッドを交換して、カムを交換して ・・・ そして、サーキットを走るぞ! と、なってくると、このマフラーの出番でしょう。低〜中回転はあまり関係ないですからね、そうなると。てことで、爆音君はしばし封印(笑) てことで、三種類作ってみたワケですが、おおむねナニをどうしたらドウなるかってのが解っていただけたと思います。説明はイマイチだと思いますが、画像から、テーパーなどを観察していただければ面白いと思います。 でも面白いもので、実際一番使っているのはスーパーサイレント仕様。日常使いだと、やっぱりこうなってしまうのでしょう。高回転だけのマフラーがいかに使いにくいかも、改めて痛感した次第です。自作できればこうやって三本つくって気分で使い分け〜 なんて芸当もできますが、買うとこうはいきませんよね。てことで、マフラーメーカーの性格などをよく調べて、お好みのマフラーを探していただけたら、と、思います。 | |
|
モンキーMX マフラー 突貫でスマソ
Jありえね〜マフラー Kちょいサンパー カチ上げ君 | |
|
適当マフラー再び (;´∀`) ついに二桁目です(^^;) ここまで来ると、もう、最初から完璧なマフラーなんかできねぇ! みたいなスタンスといいますか、適度に力が抜けてきているので(抜けすぎ?)、見た目はあまり気にしない傾向がでてきてます(;´∀`) とはいえ、いまだに解らないことだらけなので、色々実験も兼ねちゃっているんですね、これが。てことで、まだまだ、「走る実験室」が暴走しますw Jありえね〜 マフラー ガレージセールで、¥500だか¥300だった、中身の抜けたモンキーショート管。 理論的に、全く持って性能が出ない糞マフラーなわけですが、あえてこの形状に着目して改造してみましたヽ(`Д´)ノ サイレンサーが抜けて中身ががらんどうだってことで、じゃあ、出口をそのまま塞げばチャンバー効果が出るのでは??? という目論見です(笑) 色々試したいので、サイレンサーエンドは、鉄板を回転式にして、穴径を複数用意。回していくと、穴1個から、穴5個くらいまで、かなり変化します。さて、これがどうなるかというと ・・・ 意外と、イイ !! (゚∀゚) 穴1個になると、ノーマルのような静けさ。 サイレンサー入ってないんですよ!? 単なる、穴なんですよ!? なのに、静か。これが、チャンバーゆえの消音効果なのでしょうか。そして、気になるパワーはというと、最強の出足(笑) スタートは最強です(^^;) ・・・まぁ、結論から言いますと、高回転のパワー云々のマフラーじゃあないですね、これは・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン でも、ノーマルエンジンとノーマルキャブなら、穴2〜3個だとなかなかのマッチング。まして、このモンキーはオフロード走行を前提にしているので、意外と楽しめました。・・・ もっとも、ダウンマフラーなので、石にぶつかりまくって 「駄目!」 ってことになったのですが(だめじゃん) ・・・。 この可変マフラー、意外と面白い発展性があるかも ・・・ Kちょいサンパー♪ カチあげ君!! さすがに、「ありえね〜 マフラー」ではオフロードは走れないので、オフロード然とした、アップマフラーを突貫で製作。ちょっと、見づらいので、デカ画像でどうぞ(^^) 一番面倒だったのは、最初の180度曲げ ヽ(`Д´)ノ !! いやぁ、機械とはいえ、ボロいと180度って厳しいのね〜〜。当然、芯金を入れてもパイプが負けて潰れちゃうので、実は手曲げマフラーの要領で、中に砂を詰めて曲げていたりします。余談ですが、曲げた後、今度はその砂を抜くのが大変、タイヘン!! 半端じゃない圧力らしく、砂が鉄みたいにカチカチになっているのですよ。まぁ、お陰で曲げられたわけですが(笑) φ25でエキパイを立ち上げて、φ48.6のチャンバー室(サンパーBOX)を経由して、φ32からφ48.6ときて、絞り(φ32だったかな?)を通してサイレンサーに繋がっております。お察しの通り、材料は全部単管(笑) ええもう、突貫ですからして。どうせ、錆びで駄目になる頃には別の形になっているでしょうしw んで、今回の実験テーマとしては、「サンパーBOXが小さいと、どうよ?」って話しですが ・・・ 以下、走行インプレ。 出足良好、上も結構まわります (゚∀゚) ああもう、ツマラン。なんか、デカい失敗が減ってきましたね〜(←イイことナンだけども・・・) 抜け過ぎていないので、全体的にトルクフルです。そして、BOXのお陰で低回転も良好。そして、意外と上も回ります。例によって、ガンガンに回すタイプではないですが、かといって、サンパーのように低回転よりの特性でもないですね。なかなかヨロシ。 ・・・ で、勘のいい方はお気づきとは思いますが、これってばカブの「爆音君」をバラして作られております(笑) このサイレンサーなかなか便利ですね〜。膨張室がついていると、こんなボロサイレンサーでも、楽勝で消音しております。いいんだな、こんなんで ・・・。でも、つまりは、消音能力ってのは、サイレンサーではなくて、サイレンサーに至るまでのパイプ形状によるところが多いってコトなんでしょうかね。なるほど、なるほど。 | |
|
長々と書いてきましたが ・・・ まとめと締めです。 | |
|
飾りっけのないページで、長々とエラソーなことを書いてスミマセンでした。 最初にも書きましたが、あえて知っていることのほとんどをぶつけています。間違いや勘違いや曖昧な記憶もあるでしょうが、それはそれ。間違いを恐れるよりも、読んだ方が少しでも参考になればと思います。まだまだ知識も経験も足りないワタシですが、それでもとりあえず、普通に走れるマフラーが作れるのは事実。作ることの失敗を恐れて100点の知識と保証を求めていたら、マフラーなんか作れません。 また、作り方もどうでもいいのです。ボロボロのマフラーに加工加えてもいいですし、単管(足場)パイプで作ってもいいですし、電気配線ようのメッキパイプもいいでしょう。また、水道管で作っていたツワモノもいました。要は、どうでもいいんです。 悩んでないで。躊躇してないで。まずは、やってみるべし! 少しでも、自分の好みを追求したいなら、もう恐れることはありません。 もし、疑問等ありましたら、答えられる範囲なら答えますので、メールでも送ってください。また、「こういった内容を追加して欲しい」とか、「ここ、違うよ」、とか、「こんなのも、あるぜ」なんてメールも大歓迎です。また気力があったら、あたらしいページを作ります(笑) ・ ・ ・ ・ 「HP、拝見しました!」 というメールから始まった、"86野郎"さんとのやりとり。実際に、自作マフラーを作ったそうです。しかも、凄いのは、ワタシのような単気筒ではなくて、なんと集合マフラー!!! CBR400RRです。外観もカスタムしているので、相当にカッコよいです(^^) はちろくやろう! 直リンク 集合マフラーという複雑なものにかかわらず、改造してはシャーシダイナモでのパワーチェック。まさに、自作を地で行くような地味な作業が続きますが、その分、蓄積されるノウハウは相当なもの。「4 in 1」と、「4 in 2 in 1」の出力特性や、絞り等の効果など、まさにグラフで解ります。おかげで、ワタシもかなり勉強させてもらいました(^^;) てことで ・・・ ・・・ ・・・ 自作マフラー、 アナタもおひとつ、如何ですか? |