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2001年1月読了 
★印は、おすすめ
1/31 ライオンハート 恩田陸(新潮社)
1/29 小さなソフィーとのっぽのパタパタ エルス・ペルフロム(徳間書店)
1/25 丹生都比売 梨木香歩(原生林)
1/23 レモネードを作ろう ヴァージニア・ユウワー・ウルフ(徳間書店)
1/18 17歳の軌跡 橋口譲二(文芸春秋)
1/17 月の森に、カミよ眠れ 上橋菜穂子 (偕成社文庫)
1/16 西の善き魔女 4.世界のかなたの森 荻原規子中央公論社C★NOVELS
1/16 西の善き魔女 3.薔薇の名前 荻原規子中央公論社C★NOVELS
1/14 もう消費すら快楽じゃない彼女へ 田口ランディ(晶文社)
1/12 DIVE!! 2−スワンダイブ 森絵都(講談社)
1/9 伊藤ふきげん製作所 伊藤比呂美(毎日新聞社)

 1月31日(水) 「ライオンハート」 恩田陸(新潮社)

amazon2000.12月発行・293P・1700円

恩田さん初の恋愛小説。5枚の絵画をモチーフにした連作短編集です。

時空を越えて何度も巡り会う、一組の男女「エドワード」と「エリザベス」。
記憶や夢を頼りに、思いは募り、つかの間の逢瀬と別れを繰り返す。
ミステリータッチだったり、メロドラマ風だったりと、5作それぞれに違った
色を出しながら、ひとつの大きなラブストーリーになっています。

舞台は、イギリス、フランス、パナマ…。そして時は、1978年を始まりに、
1603年までもさかのぼる…。
時間を行ったりきたり、異なった場所、全く違う設定と、そのよじれた時間に
途中、混乱しつつも(笑)、しっかりとその手法にハマッてました。

私が好きだったのは、「エアハート嬢の到着」と「春」の二作。
あぁ、やっと会えたのに。なんてなんて…せつないことよ〜〜(涙)
それでいて哀しみより喜びや希望を感じさせる余韻。ううっ、たまりません。

ふだん私が何の本を読んでいても、あまり関心を示さない夫が、
「これって、スマップの“ライオンハート”と関係あるの??」と聞く。
いえいえ、スマップの曲とは無関係。
「ライオンハート」という題名は、イギリスの女性ボーカリスト、
ケイト・ブッシュのセカンド・アルバムのタイトルだそうです。
こちらも、ぜひ聞いてみたいな!


 1月29日(月) 「小さなソフィーとのっぽのパタパタ」
            
エルス・ペルフロム作 テー・チョン・キン絵
                            野坂悦子訳(徳間書店)


amazon1999.10月発行・190P・1300円

同じ作者の「第八森の子どもたち」は、自らの体験をもとにしたリアリズム
でしたが、こちらは、ファンタジー。

小さなソフィーには、知りたいことがたくさんありました。
けれどもソフィーは長い間病気で、ベットでおとなしくしていなければならな
かったのです。ある夜のこと、部屋中の人形やぬいぐるみが動き出し、人形
劇の舞台を使ってお芝居をする相談をはじめました。
「わたしもそのお芝居に出るわ!」いつのまにか小さくなったソフィーは、
「人生で何が手に入るか」を探すため、お気に入りの人形のパタパタ、ぬい
ぐるみのクマたちと一緒に冒険の旅に出ることになります…。

設定としてはありがちですが、フワフワとした甘い物語ではありません。
非常にシビアなんだよね〜〜、内容が!
ベットの上の世界しか知らなかった少女が、身をもって経験する現実。
いいことばかりではない…シビアな現実。
まぁ、現実はいつも矛盾だらけで、白黒つけられるもんじゃないけどね。
う〜ん、これが子ども向けとは…と、うなったほど。
(だからって、希望がない物語ってわけではないんだよー)

テー・チョン・キン氏の挿絵が、この世界の雰囲気を盛り上げます。

オランダの最も優れた児童文学に贈られる<金の石筆賞>と<金の絵筆
賞>受賞作品。

万人向きとはいえませんが、「不思議の国のアリス」が好きな方なら、きっと
気にいるかも!?


 1月25日(木) 「丹生都比売(におつひめ)梨木香歩(原生林)

amazon1995.11月発行・197P・1165円

これは、この本のもつ雰囲気にやられちゃった…って、感じ。
文章から醸し出される空気だけではなく、装丁、ページの余白から感じられる
余韻など、トータルで、その時代の雰囲気を作り出すことに成功しています。

(系図が書かれたトレーシングペーパーが中にはさまれているのですが、この
用紙にさえ、細かい配慮がなされてるんだな。ちなみにこの系図。こんがらが
りそうな登場人物の関係を確認しながら読むのに、めっちゃ役立ちました!)

さて、舞台は壬申の乱が起こる前の吉野。大海人皇子(後の天武天皇)と鸛野
讃良皇女(後の持統天皇)の実子、草壁皇子が主人公。(…と言っても、梨木
さんが描くと、歴史を背景に、あくまでも視点は、母と子の関係にあるわけだ
けど)

体が弱く繊細な草壁皇子は、自分と正反対で明るく活発な異母兄弟の忍壁皇子
や大津皇子に、引け目を感じていた。“強くならなくては”“役に立たなけれ
ば”と言われ、自分の存在価値を見出せずにいた。唯一、言葉の不自由な少女
キサと一緒にいる時間だけが、彼を慰める…。

そんな中、キサからもらった銀の勾玉がいざなう夢が、気丈で強い母親の孤独
な心の内を垣間見せることになる。祖母からも夫からも愛情をもらえなかった
母の孤独な心の闇…。

草壁皇子は、キサと共にこの世とあの世の狭間を命がけで超えることによって
母は鬼と対峙する自分を自覚することによって、親子が初めて受容できるよう
になるまでの過程を、静かに、そして神秘的に描いていきます。

最近文庫化された「裏庭」もそうだけど、梨木さんの本の中には愛されなかっ
た傷が因縁(という言葉が適当がどうかはわからないけど)として、脈々と流
れているものが多いよね。もの哀しいけれど、清らかな印象を残す物語です。


 1月23日(火) 「レモネードを作ろう」 ヴァージニア・ユウワー・ウルフ作
                   
こだまともこ訳(徳間書店)


amazon 1999.4月発行・302P・1600円

主人公のラヴォーンは、14歳。幼い頃に父を亡くし、母親と二人暮らし。
“いつか貧しいこの町を出て、いい仕事につき、すてきな街で暮らしたい”
そのためには、大学に行くつもり。そして、学費を貯めるために始めたのが、
ベビーシッターのアルバイト。

ところが雇い主のジョリーは、2人の子どもを抱える17歳のシングルマザー。
ぼろぼろのアパートで、部屋の中も、むちゃくちゃ。働いていた工場はセクハ
ラで失業、明日の暮らしさえままならないギリギリの生活。

だらしないことが嫌いなラヴォーンの母親は、ジョリーに批判的。
けれどラヴォーンは、めちゃくちゃだけど必死に生きてるこの親子に、次第に
ひきつけられていく…。


この本をパラパラッと見てもらったらわかるんだけど、詩のような改行のしか
たをしてる散文詩形式の物語。ラヴォーンの独白という形でストーリーは進ん
でいきます。だからなのか、すらすら〜っと読めちゃうんだけど、そうやって
読めちゃうことが、もったいないほど深〜い本。

ここがいいなと思うのは、一方的にラヴォーンがジョリーを助けてあげる…
なんていう単純なストーリーになっていないところ。

子どもを取り上げられるから、福祉は絶対いやだと言ってたジョリーが、この
状況からの突破口をどう見つけていったのか?
そして、大学への夢は、ある意味、母親の夢でもあったラヴォーンは、
それを自分のものとして、自分のこれからを、どう問い直していったのか?

ぶつかり合いながらも、それぞれを認め合い、影響しあって、変わっていく
彼女たちを母のような気持ちで見送った私です (^^)


 1月18日(木) 「17歳の軌跡」 橋口譲二(文芸春秋)

amazon2000.9月発行・511P・2571円

88年に刊行された橋口氏の写真集「17歳の地図」(現在は、角川書店から「17
歳」として復刊)から、12年。この写真集に登場した全国各地の17歳だった
少年少女は、今どうしているだろう…。

この本は、そうして再訪した38人のインタビュー集です。
インタビューの前後には、17歳時の彼らと、現在の彼らのポートレイト写真が
それぞれ差し込まれています。

印象が全然違ってみえたりする人もいて、写真を見るだけでも、その人の過ご
してきた時間が感じられるようで、非常におもしろい。

子どもを追いかけて1日が終わっちゃうという主婦、プロをめざしている
ゴルフ研修生、大学卒業後パチンコ生活をしていたという女性…。

読みながら、“そうだよね、道はひとつだけじゃないもんね”と、当たり前
なことなんだけど、いろんな人生になぜかホッとする。そして誰だって、
さまざまな物語があるよな…なんて、しみじみ。彼らの歩いてきた道の中に、
あの頃の自分の姿があるかもしれませんよ!
派手さはないですが、ぜひともたくさんの人の目にとまって欲しい本です。


 1月17日(水) 「月の森に、カミよ眠れ」 上橋菜穂子(偕成社文庫) 

amazon2000.10月発行・243P・700円

縄文の雰囲気ただよう日本を舞台にした、古代ファンタジー。
この物語が読みたい〜!と寄られた声により、文庫として再刊。
91年に発売されたものに、部分的に加筆と修正の手が入っているようです。

都からもっとも遠く離れた<クニのハテ>。しかし、そんな小さな集落も
時代の流れに逆らえず、朝廷の力が及んできた。税と朝貢を課せられてい
るムラが生き残る道は、稲をつくること−それしかないと。そして、それ
には月の森のカミを封じなければならないと…。

ムラとカミとの絆を守る役目−ムラの長たる巫女<カミンマ>。
そんな大層な名とは結びつかないほど、あどけなさを残した娘・キシメ。
カミの息子・タヤタの妻になる予定のキシメは、カミとムラ人のあいだで、
苦しむ。月の森のカミを封じるということは、自らの手でタヤタを殺す
ことなのだ。

そして、この小さなムラのカミを封じるために訪れたナカダチ。
人とカミの間に生まれた彼は、長い間オニの子としてあざけられてきた。
母はたたられたんだと思いこみ、カミを憎んでいるナカダチ。

なぜ我が仕える月のカミを封じることをゆるしたのか?
なぜ月の森のカミを封じるために力を貸そうとするのか?
ナシメとナカダチの二人は、その訳を、夜通し語りあうことになります…。
そして、キシメが決心した大きな選択とは??

これは、山のカミを心から愛したタヤタの母・ホウズキノヒメ、カミから
愛されたことをずっと後悔していたナカダチの母、そして、タヤタを慕い
ながらも、恐れ迷うキシメ…と、三人の女性の物語でもあります。

10年前に書かれたという上橋さん初期の作品なので、夢中になって読んだ
守り人シリーズと比べて、物語の厚みやキャラクターの魅力が、薄いなど
気になるところもありますが、最後まで読ませます。

気持ちのはっきりしないキシメにイライラ〜。
(まぁ、そういうキシメの弱さは、思春期の自分の中にもあったもんなんだけ
どね) まだまだ荒削り、かなり生真面目な印象だけど、ずっしりとした手
ごたえと、力強さを感じさせる作品です。


 1月16日(火) 西の善き魔女 4.世界のかなたの森」 
                      荻原規子
中央公論社C★NOVELS

amazon1998.11月発行・217P・857円

なんだか、とにかくびっくり唖然の4巻目。
今回は、私のお気に入りのアデイルも出てこないしなぁ〜〜。

消えたルーンを捜しに、南へと旅立つフィリエル編。
フィリエルは、補佐役のイグレインと、途中出会ったユニコーンの子どもと共
に、竜退治の騎士として任命を受けたユーシスの後を追います…。

前巻で感じた、漠然とした不安は的中…。そういう方向なのかぁ。
さらに、いきなりのSFぽい展開に、ありゃりゃ?と、びっくり。こうくるわけ
ね…。そして、さすがにここまでくるとなぁ…と、あまりにも周りを振りまわ
しすぎのフィリエルには、唖然としちゃたところも…。
(まぁ、その強さとまっすぐさが彼女の魅力なんだろうけどね)

“ある”仲間に加わることになった2人…。
謎は、明らかになるのか?ちゃんと決着はつくのか??
最終巻の5巻目を前に、いまだ予測不可能 です(^^;


 1月16日(火) 「西の善き魔女 3.薔薇の名前
                荻原規子
中央公論社C★NOVELS

amazon1998.4月発行・220P・857円

帰省中、何冊か読んだ中で、やっぱりおもしろいと思うものは、作品自体が
持つ勢いが違うな…と思わせたのが、この「西の善き魔女」と「十二国記

シリーズ。

さて、「西の善き魔女」シリーズ3冊目は、光輝く王宮ハイラグリオン編。
アデイルとフィリエルは陰謀うずまく宮殿への乗りこみ、ルーンは王立研究所
へ。ユーシスとの仲を噂され、自分の気持ちに気がつくフィリエル。そして
フィリエルと距離を置こうとするルーンに接近するレアンドラ…。

あいかわらず、テンポもノリもいい!
ただ、いい意味でも悪い意味でも、全くフィリエルはどこへ行ってもフィリエ
ルだ…と、ちょっと苦笑。

おもしろかったけど、“あれっ?そっちの方向にいくわけ??”と不安を
感じさせたりして。


 1月14日(日) 「もう消費すら快楽じゃない彼女へ」 
                   
田口ランディ(晶文社)


amazon1999.12月発行・254P・1600円

ゴミを溜め込む人、幼児虐待、在宅介護、なぜ人を殺してはいけないか…。
世の中のいろんな事件・事柄を通して、著者が感じた現実について書かれ
たエッセイ集です。

ランディさんの小説「コンセント」を読んだ時には、好き嫌いがわかれそうだ
なと思ったけれど、こちらはオススメ。おもしろかった!!

ワイドショーのコメンテーターや、いわゆる教育者と言われる人たちのコメ
ントよりも、ずっとずっと“あ〜、わかるわかる”と、うなずいちゃう。
なんか説得力あるんだよね…。

彼女のパワーの源は、好奇心と行動力!それがストレートなんだよね。
そして、ランディさんの文章って、自分はこれが伝えたいんだという強い
意志が感じられるのね。率直で正直な言葉、生きた言葉…非常に言葉を
大事にしている人なんだと思う。
さまざまな職の経験があるためか、人間としての幅も感じさせます。

次々と作品を発表し、今、最も旬な作家の一人であることは、間違いない
でしょう。


 1月12日(金) 「DIVE!! 2−スワンダイブ 森絵都(講談社)

amazon2000.12月発行・194P・950円

待望の「DIVE!!」第2巻。なんと、主役交代…で驚きましたが、
今回は、“海を離れたジジイは失敗だった。東京に行ったのは間違いだった”
と、今なお亡き祖父に、こだわる沖津飛沫(しぶき)が、主人公。

オリンピック出場をかけて、知季と要一が、それぞれの挑戦を続ける中、
ある選択を迫られることになった飛沫は、故郷の青森に帰り、年上の恋人
との休息の中、自分を見つめなおすことに…。
自分らしさとは何か?そして、飛沫が自らの意志で選び取った道とは??

ストーリー展開は、前作同様、型通りというか、お約束〜♪というか、出来
過ぎの感はあるけれど、それでもそれを嫌味なくおもしろく読めるのは、
森絵都さんの力量でしょう。逆にもう、それがひとつの魅力にはなっていて
ハマるね。3人の個性も目指す方向も、よりはっきりしてきた感じかな。

実は、こんなにひっぱられるとは思わなかった。 第3巻目は、7月中旬刊行
予定だそうです。(もしかして、今度の主役は、要一なのか!?)
どこまでいくのか、いつまで続くのか?気になるところであります。


 1月9日(火) 「伊藤ふきげん製作所」 伊藤比呂美(毎日新聞社)

amazon2000.8月発行・221P・1500円

まずは、冒頭をちょいと紹介すると…。

 思春期の人々は、ふきげんです。
 あの人たちと暮らしてつい負けそうになるのは、そのふきげんさです。
 ……。 
 13歳は、そう単純ではありません。でも、おとなじゃないから、ふきげんさをコントロール
 できません。結果として、ふきげんをもてあまし、外にたれ流ししているのです。

 トコロ天みたいなものです。すぐ外に出す。顔に出す。態度に出す。
 しかも、それを「ムカつくー」とか「ちょームカつくー」とかいう特殊用語で、くくって
 しまうのです。「ムカつくー」と言い放ったとたんに、ただの「ふきげん」が、ムカつく相手
 のいる感情にすり変わり、外にむかって、攻撃に転じ、渦をまいて、ふくれあがっていく…。


ねっ、この明快な推察。思わず、わかるわかると、うなずいてしまう
人も多いかも。

これは、詩人・伊藤比呂美さんの子育てエッセー・思春期版。
「良いおっぱい 悪いおっぱい」「おなかほっぺおしり」のカノコちゃんも、
サラ子ちゃんも、今や13歳と11歳。
姉は思春期真っ只中、妹は思春期の入り口だ。

幼児期を対象にした子育てエッセーって、山ほどあるけれど、
思春期版はめずらしい。そして伊藤比呂美さんならではの、鋭い
明察が魅力です。
自分の子どもを客観的に見ることって、なかなか難しいことだよねー。

誰もが通る思春期。心と体のバランスがうまくいかない思春期。
実は、伊藤さん自身、以前の結婚生活を解消後、カリフォルニアに移住。
再婚した60代の英国人との間に、3歳のトメちゃんもいる。
2人の娘は、ただでさえ不機嫌な時期に、いきなりアメリカに渡り、
英語はできないわ、継父との関係も、ぎくしゃくしてるわと、
慣れない環境と、フクザツな伊藤さんちの事情も加わるもんだから、
まさに嵐のような思春期である。

ムカつき、荒々しい言葉が飛びかい、怒り泣きわめき、刺々しい感情で
みちる。そのうち激やせ状態になるカノコちゃん。
「まさか」…。自分も経験した摂食障害になるなんてとうろたえる伊藤さん。
そして、やっとカノコちゃんが落ち着いたと思ったら、
ムカつくとだんまり、陰気になる。閉じこもる。殻を閉ざす。
“亀”になるサラ子ちゃんは、自分の部屋から出てこない。
母である伊藤さんは、つぶやくのだ。「サラ子よ、おまえもか」…。

この本で非常に好感が持てるところは、
伊藤さん自身の気持ちが率直に語られていること。

悩み、翻弄され、みっともないとこも、いっぱい見せる。
100人いれば100通りあるだろう、その親子関係には、正解なんて
ない。だけど、自分がない、仕事ができないとボヤきながらも、
向かい合わずに逃げ出すことなど、決してしない。
正面からぶつかり、奮闘する姿が、いさぎいい。
そこからなにかを見出せるような気がする…そんな一冊です。

子供がいくつになろうとも、心配や悩みごとはつきないものなのねと
痛感。これを読んで、我が家のおちゃらけ娘の来るべき思春期に
今から、覚悟を決める!?私でした。

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