季節やテーマ沿った絵本の紹介    

    <10月・魔女が、いっぱい!?>
                     


10月31日は、ハロウィン。…といってもあまり馴染みがなくこの時期店頭に並ぶ
かぼちゃのお菓子にばかり目がいっちゃうのですが…。
                     
今月は、魔女の本を集めてみました。


「魔女からの手紙」角野栄子(ポプラ社)
amazon1997.11月発行・47P・1600円
「ふかもりカスレ」さんというのは、ヤヤのひいおばあちゃんの名前カスレ
おばあちゃんには、不思議なともだちがいっぱいいたのよ…と聞いたこと
があるヤヤは、納戸でカスレおばあちゃん宛ての古い手紙をたくさん見つ
けました…。

ディック・ブルーナー、いとうひろし、和田誠、五味太郎、スズキコージ、
長新太、西巻茅子、太田大八…。20人の画家に、「自由にあなたの魔女を
かいて」と、お願いして出来上がった、角野さんの作家生活20周年を記念
して作られた贅沢な絵本。それぞれの個性豊かな手紙にうっとり。あなた
のお気に入りが見つかるかな!?

「魔女の宅急便」角野栄子・作 林明子・画(福音館書店)
amazon1993年発行・259P・1500円
宮崎駿監督作、ジブリのアニメ映画でおなじみの「魔女の宅急便」。魔女
のキキが、13の年の満月の夜に旅立って、黒猫のジジと一緒にコリコとい
う町で過ごした1年間…。

映画とはまた違った、少し大人っぽい印象のキキに出会ってみてね!

〔続編〕
2.「魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法」広野多珂子・画
amazon1994年発行・382P・1600円

3.魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女佐竹美保・画
amazon2000.10月発行・320P・1600円

「西の魔女が死んだ」梨木香歩(小学館)
amazon1997.11月発行・47P・1600円
不登校となった中学生のまいは、“西の魔女”こと、田舎のおばあちゃん
のもとに預けられことになりました…。

イギリス人のおばあちゃんとの暮らしは、ゆったりとした時間が流れ、且
つ地に足がついた暮らし。おばあちゃんと始めた魔女になるための修行は
まいの期待とは裏腹に、“規則正しい生活をすること”と“自分で考え、
自分で決めていくこと”。そして庭の草木や自然の中で過ごす時間が、だ
んだんとまいの力になっていきます…。

ラスト、おばあちゃんが、まいに残したメッセージが粋!です。西欧の香
りと不思議な魅力が漂う作品。

「めざめれば魔女」マーガレット・マーヒー作 清水真沙子・訳
                             (岩波書店)
amazon1989.10月発行・389P・2000円
イギリス人のおばあちゃんとの暮らしは、ゆったりとした時間が流れ、且
つ地に足がついた暮らし。おばあちゃんと始めた魔女になるための修行は

ローラは、16歳。彼女は魔女として、まだ半覚醒状態だけど、小さい頃か
ら、自分の魔力の力を感じています。新しく開店したお店に弟のジャッコ
を連れて行った時、手の甲に店主カーモディ・ブラック(この人、男なん
だけど、魔女なのね)のスタンプを押されたジャッコは、その日以来、誰
かにエネルギーを吸われているかのようにしぼんでいきます。ジャッコを
救えるのは、カーモディ・ブラックに、自分のしるしをつけ返すことだと
知ったローラは、学校でもう一人、強力な魔法を使える男の子ソーリーの
もとに向います…。

ホラーじゃないけど、ちょっと恐い印象を残す作品。弟を助けるために、
魔女になることを決心するローラ。学校では、完璧な優等生のソーリーは
実は過去の出来事で、大きな傷を背負って感情が壊れているんだけど、他
の人にはわからないことが、同じ要素をもつ彼女だけが 気がつくのね。
周りとは異質な存在が仲間を見つけ、共感し、自分を確立していく過程が
すごいです。


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