<11月・銀世界に、ようこそ!>
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暦の上での冬の始まり−立冬も過ぎ、皆様のところにも、少しずつ冬の足音が聞え |
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| 【amazon】1993年発行・1500円 |
| 北の雪深い森に住む、しまふくろう。ピーンと、はりつめた冷たい空気。 真っ暗な森に輝く黄色い月。シーンと静かな森に響きわたる、しまふくろ うの低くて力強い声と、大きなつばさを広げて飛ぶ羽音。 そんな凛とした空気と音が、絵本の中から聞えてくるようです。手島圭三 郎氏の力強い版画が、言葉で語るよりもっと深いものを伝えてくれます。 |
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| お父さんもお母さんも寝静まった夜、ふと目をさまして外に出てみると、 日中、自分で作ったスノーマン(雪だるま)が動きだして、あいさつをし てくれます。少年は招き入れ、家の中をいろいろ案内します。スノーマン は、いろんなものに興味シンシン。そのお礼にと、今度はスノーマンが、 少年を空の旅に連れていってくれます…。 いろんな形のスノーマンがでていますが、言葉のない、白い装丁のこの本 が一番好き。言葉がない分、想像力が膨らみます。スノーマンの大きな体 が、ふんわり優しく包んでくれそう。クリスマスプレゼントにも最適な絵 本です。 |
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スーザン・ジェファーズ・絵 おざきさえこ・訳 (ほるぷ出版) |
| 【amazon】(現在在庫切れ)1983.2月発行・1505円 |
| アメリカの有名な詩人・フロストの代表作の一篇につけられた、ジェニ ファーズの繊細で、温かみのある鉛筆画を見ていると、忙しさにかまけて 日々見落としているものがたくさんあるのではないだろうか。いろんなも のを忘れてしまっていないだろうか…そんな気持ちにさせられます。読む たびに、そして読み手によって、どんな風にも響いてくるフロストの詩。 静かな感動に包まれます。白黒の絵の中に、一箇所だけついてる色が効い てます。寝る前のひとときに、ぜひどうぞ。 |
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| 灰色の空から舞い降りてきた、ひとひらの雪。「ゆきが ふってるよ」そう 言ってはしゃぐ男の子に、大人は無関心。けれども、どんどん、どんどん 降ってきて…。 名作絵本「よあけ」の作者でもある、ユリ・シュルヴィッツ。どんよりした 街の色が、ふり積もった雪の白さでだんだん明るくなっていく様子。そし て、その中で踊ってる男の子がほんとに楽しそうなの!(本屋さんのディ スプレイ!?マザーグースの仲間たちも、一緒踊っちゃうんだよ)こちら までうれしい気持ちになっていきますよ。 |
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エロール・ル・カイン・絵 うつみよしこ・訳(ほるぷ出版) |
| 隣同士に住む女の子ゲルダと男の子カイは、大の仲良し。そり遊びをして いるうちに、雪の女王に連れ去られたカイは、女王のくちづけで、心を氷 のかたまりにされて、寒さもゲルダのことも、家での暮らしも全部忘れて しまいました。残されたゲルダは、いろんな人や動物たちに助けられなが ら、カイを探す旅を続けます…。 アンデルセンの名作「雪の女王」の世界を、色彩の魔術師エロール・ル・カ インが、みごとに描きます。本を開くと、子どもの頃に読んだ、アンデル セン童話の世界がよみがえってきて、すっーと入り込んでいくことができ ますよ。 |
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| ご存知、いわむらかずおさんの14ひきシリーズ。 外は、どんなに寒くても、この家族の家の中は、あったかい気持ちと暮ら しでいっぱい。読んであげているお子さんと対話するように。また、丁寧 に書き込まれた絵を読みながら、ゆっくりゆったりと、読んであげて下さ い。冬の楽しみがたくさん見つけられますよ。 |
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| かようびのさむい朝、犬のバムとかえるのケロちゃんが、スケートをもっ て、裏の池に来てみたら…。そこには、昨晩、遅くまで星を見ていたあひ るのかいちゃんが、池といっしょに、こおりついていた! すみからすみまで見逃せない、バムケロの絵本。お子さんと一緒に、絵を 読む楽しさを味わってみて!お世話していくうちに、大好きになったかい ちゃんに、うちじゅうのおもちゃを見せてやろうと、はりきったり、どこ までもついてあるいたり…。そんなケロちゃんのそんな気持ち、わかる子 も多いかな!? |
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| ぼくとおとうさんは、雪の玉をにぎりながら、一緒にナイショのお願いを した。「お願いどおりの雪だるまになりますように」ってね!すると、その 夜に…。 どすどす、雪だるまの大行進♪大島妙子さんの絵が、楽しさ倍増〜!にさ せてくれます。読んでるうちに、心まで弾んできますよ。 |
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(たくさんのふしぎ傑作集・福音館書店) |
| 96年カムチャッカ撮影旅行中、クマに襲われて亡くなった星野道夫さん。 この本では、星野さんが、なぜアラスカをめざそうと思ったのか? 魅せられたアラスカの土地で、どんなことをされていたのか? また、アラスカの動物の生態や自然状況を、小学生でもわかりやすいよう に(中学年以上かなぁ)書かれています。 オーロラに浮かぶ北斗七星の写真に、ちょっと感動! 星野さんって??と、ご存知ない方への入門書!?としても最適だと思い ます。 |
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メアリー・アゼアリアン絵 千葉茂樹・訳(BL出版) |
| 手袋の上に落ちてきた、ひとひらの雪。それをよーく見てみると…見えて きた、見えてきた、 6本の枝を持つ雪の結晶!綺麗で嬉しくって、小学生 の頃、よく友達と見せ合っこしたっけなー。 これは、雪に魅せられ、生涯を雪の研究と結晶の写真撮影に捧げたアメリ カの農夫・ウィルソン・ベントレーの伝記絵本。あぁ、こんな形の絵本も ありなのねと、目からウロコでした。 今から、130年ほど前。学校へは、わずか 2〜3年しか通わなかったけれど 情熱と探求心で雪と結晶の研究の基礎を作り上げたベントレー。淡々とし た語り口ですが、自分がこれだー!と思ったものへのひたむきさと、取り 組む姿勢、そして、それを見守る両親に心打たれました。それにしても好 きなことって、ほんと何事もふっとぱすパワーになるのねー。ベントレー にとっての「宝物」は、まさに雪だったようです。素朴でぬくもりのある 版画もぴったりとマッチしています。 99年のコルデコット賞、受賞作品です。 |