<5月・今日も庭で…>
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暖かくなってくると、狭いながらも、今年は花壇に何を植えようかなぁと、楽しい |
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| “ぼくのおしりには、どうして大きな穴があいてるの?”不思議に思った 植木鉢のポットくんは、庭の仲間のジョウロさんやミミズのシマシマくん を訪ねて歩きます。みんなで集まっていると、迷子になったヒヒヤシンス ちゃんの泣き声が…。 ポットくんのおしりに穴が空いている訳。ミミズくんが良い土をつくるた めに大事な役割を果たしていること。植木鉢ひとつで気軽にカーデニング が楽しめること…と、科学絵本にもなっています。 忘れられていたヒヤシンスが、ポットくんの中におさまり、見事な花を咲 かせる姿を想像すると何か植えてみようか!とそんな気になる、小さい子 からのガーデニング入門書!? 思わずニッコリしてしまうかわいらしい絵も魅力のひとつです。 |
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デイビッド・スモール絵 福元友美子訳 (アスラン書房) |
| 扉の部分からもうお話が始まっています。広い庭でリディアとおばあちゃ んが丹精こめてたくさんの野菜や花を育てています。そして…。時はアメ リカ大恐慌が吹き荒れた1930年代。家の暮らし向きが良くなるまで、町で パン屋をしているジムおじさんのところに、滞在することになったリディ ア。身のまわりのものと共に、いろんな草花の種も一緒にカバンにつめ込 んで…。 リディアは、花を育ててお客さんに喜んでもらいましたが、ジムおじさん だけは、ちらとも笑顔を見せません。(いい人なんだけどね)そこで、リ ディアはおじさんを笑わせようと秘密の計画を立てたのです…。 リディアが、パパとママ、そして大好きなおばあちゃんにあてた手紙形式 でお話が進んでいきます。殺風景だったおじさんの店が、次第に花でいっ ぱいなっていく様子に、ニッコリ。ジムおじさんやリディアを手伝ってく れるエマの気持ちなど、言葉にはなっていませんが、勢いのある線と優し い色合いの絵が饒舌に語ってくれています。読み終わるとじんわりと暖か い気持ちが広がっていくおすすめ1冊です。 |
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ほそのあやこ訳(セーラー出版) |
| クレリアは不思議な虫。黄緑色のくねくね、にょろにょろ動く、伸び縮み 自由な体に、黄色の大きな目。 気持ちのいい寝床を見つけたクレリアは、休みにきた虫たちに少しずつ少 しずつ場所を譲っているうちに…。あらら??クレリアは、どこに?? このモコモコ素材は何を使って描いてあるの?と聞きたくなるこの本。明 るい色彩と繰返しの内容が、小さいお子さんにも愛されそう。思い出して 家のまわりや公園で、クレリアを探したくなっちゃうかも!?あなたの庭 の草むらを、木の上を…くねくね歩き回っている姿を、見かけませんでし た?「たずねムシ」ポスター付きです。 |
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野坂悦子・訳(岩波書店) |
| ママが死んでから、家族はバラバラ。寂しいのはみんな同じなのに…。弟 の面倒を見るのも家の仕事も、全部ハンナの役目。パパは書類に埋もれて ばかりで、話すら聞いてくれない。「わたし、家出するわ!ママの庭へ行 く!」 ふさがれていたママの庭にもぐりこんだハンナは、荒れていた庭をきれい にし、弟に頼んで、鍵がかけられていたママの部屋から、次々と運び出し てもらった家具を庭に運び入れる。ママのものだった庭の中に、せっせと 自分の居場所を作り上げていくハンナ。そして、声だけのママが起こした 風が、吹き飛ばしたものは…?? 仕事に埋没することで、妻の死を見つめることを避けてきたパパ。「おま えがいてくれて、よかったよ」の最後の言葉、泣かせます。それぞれがマ マの死を受け入れ、また家族としてハンナが作り上げた場所で新しく出発 していきます。 絵本という形を十二分に生かした作り。見開きで左には弟ルッチェ・マッ テとパパのいる家、右側にハンナのいる庭を配してストーリーが進んでい きます。 姉妹だという作者。姉のマルフリートが左側の弟とパパを、妹のアネミー は右ページのハンナをと、分業して描いているようですが、別々の人が書 いているとは思えないほど見事に融合されています。モノクロの絵+幻想 的な柔らかい絵が静かな感動を呼びます。 |
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角野栄子訳 (ブックローン社) |
| ジェイニーが庭を掘っていると小さな石が出てきました。 「何百年も昔の矢じりかもしれない」というお母さんの言葉に、昔、ここ はどんなところだったのかしらと、あたりを見まわしました。その夜、庭 にテントを張り、石を握りしめて眠ったジェイニーは、不思議な夢を見た のです…。 写真を見ているような幻想的な絵の中に、ふっと引き込まれていきます。 ここは昔どんな人たちがどんな毎日を送っていたのかしら…そう思い描い てみるのも楽しいことかもしれませんね。 |