季節やテーマ沿った絵本の紹介    

    <7月・夏の夜空を見上げながら>



今月は、月や星、宇宙についての本を集めてみました!

宙ノ名前林 完次・写真/文(角川書店)
amazon1999年12月発行・199P・2500円
6月・雨の特集で取り上げた「雲の名前」と同じシリーズ。
こちらは月や星をはじめとする、夜の空に関する言葉を、写真と共に紹介
しています。同じく美しい日本語、夕暮れや月明かりの風景に心あらわれ
る思いです。

「君についていこう向井万起男(講談社)
amazon1995年10月発行・382P・1800円
「女房が宇宙を飛んだ」向井万起男(講談社)
amazon1998年9月発行・291P・1600円
98年秋、打ち上げの際の、赤いハッピ姿が忘れられない宇宙飛行士・向井
千秋さんの夫、マキオちゃん。文章もうまくて、おもしろいよ〜!

「君に〜」は、宇宙飛行士選抜試験合格から結婚、そして搭乗訓練の風景を
「女房が〜」では、向井さんの1度目の宇宙飛行と帰ってきてからの姿を描
いています。自らも宇宙飛行士オタクと書いていますが、どこかに潜んで
一緒に宇宙行ってきたでしょ〜と思うほど、ほんと詳しいです。しかも、
やさしい言葉でわかりやすく説明してくれていますので、理系が全然だめ
な私でも大丈夫。

“凛々しく生きる”がモットーの豪快なチアキちゃんと、心配性でチアキ
ちゃん大好きのマキオちゃん。とってもいいコンビ。それにしても、頭の
いい夫婦なんだろうなぁ〜。

「月光浴」石川賢治(小学館)
amazon1998年9月発行・291P・1600円

満月の光だけで撮影したという月光写真集。

ヒマラヤ、バリ、ハワイ、日本…。幻想的で息をのむほどの美しさです。
時にはロマンチックな気分にひたってみるのもいいよー。


「星の王子さま」サン=テグジュペリ(岩波少年文庫)
amazon2000.6月発行・175P・640円
大人は昔、子どもだった(そのことを覚えている大人はほとんどいない)
…と、はじまる、ご存知「星の王子さま」。

砂漠に不時着した、飛行士の前に不意にあらわれた、星の王子さまとの数
日。遠い遠い星から旅をしてきた王子様が途中で出会ったのは、支配した
がる王さま、ひたすら星を数えて自分の財産だと主張する実業屋、喜びも
なくただ働き続ける点灯夫。
  
そして、地球で飛行士とキツネに出会い、やっと友人を見つけた王子様は
“かんじんな”ことを悟り、自分の星に帰っていきます。飛行士の心の中
にも大事なものを残して…。

「心でみなくっちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなこと
は、目に見えないんだよ」


物語には、そこはかとない、もの悲しさが漂っているような気もしました。
夜空を見上げて王子様の住む小さな小さな星を捜してみたくなります。

「うちゅうスケート」たむらしげる(メディアファクトリー)
amazon1998.11月発行・1100円
ルネくんのもとへ、友達の宇宙人ミューくんから、「土星にローラスケー
ト場ができましたので遊びにきてください」という手紙が落ちてきます。
どうやって土星に行くの?と心配するルネくんに、秘密だよと言うおじい
さんのこぐ舟は、いつのまにか夜空を飛んでいきます…。

たむらしげるさんの夜空の色って、たむらカラー!?だよね。好きな色で
す。星の中を進んでいく様子は、読んでる私も吸い込まれていきそう〜。

  <たむらしげるさんのホームページは、こちらから

最後に、星の知識の本を紹介しますね。
チロの星空カレンダー・夏7月の星 七夕星まつり」藤井旭(ポプラ社)
amazon1993年6月発行・47P・1600円
「なつのほし」かこさとし(偕成社)
amazon(現在在庫切れ)1986年1月発行・1200円
どちらの本も、天の川・夏の大三角形・七夕伝説などを、写真と絵で子ど
もにも大人にも、わかりやすく紹介しています。

「七夕星まつり」では、中国・日本の七夕伝説、フィンランド・ギリシア神
話の星物語が、興味深く読めます。
「月はどこへいったの?」S.ローゼン著 山田陽志郎・訳(あかね書房)
amazon1993年7月発行・40P・1748円
絵と写真で綴る、月についてのなぜなに。

月は地球の衛星であること。地球には重力があること。新月→三日月→半
月→満月→半月→三日月→新月と形を変えていく月の様子、どうして形が
違って見えるのかの原理など、わかりやすい言葉で、教えてくれます。
小学2、3年生くらいから、大丈夫でしょう。 

おまけ…の、おすすめサイト。
NASDA 宇宙開発事業団 宇宙ステーション ホームページ
 宇宙のこと、宇宙飛行士のことを知りたくなったらこちらのサイトへ。

                 
   
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