Alive Renewal
| Story
季節は初冬。 祐二と祐里子、そして柚木の3人はよく学生室でお茶を飲み、談笑する「仲良しトリオ」 平凡ではあるが、穏やかな生活を送っていた。そして、柚木と祐二は、お互いに想い合ってるのだが、なかなか煮え切らないそんな二人を見かね、祐里子は二人の後押しをする。 その甲斐もあり、祐二と柚木の思いは通じ、晴れて二人は彼氏、彼女という関係になる。 それは、微笑ましいまでに幼いつき合い方ではあったけれど、確かに「しあわせ」がそこにあった。 しかし、幸福な時間は、そう長くは続かなかった。 二人で始めて過ごすクリスマスイブが近づいてきたある日、突然、自分の目の前で柚木はこの世を去ってしまう。 祐里子・久遠は、悲しみに暮れ、柚木の面影の中で生きてゆこうとする主人公を救おうとするのであった。 |
| Alive をより深く。AliveRenewal の登場です。 システムの話。ここでいうところの第1部とは、Alive のオリジナル部分です。CG が差し変わってたり、多少文章にアレンジが加わっていたり、基本部分は変更はありません。Witch 初の音声有りですが、第1部のみです。第2部は、久遠視点での物語です。輪廻を繰り返す久遠が、どんな想いで主人公に接しているかを描いています。第3部は、もう一つの久遠の物語。ここで、Alive の世界の全容が明らかになります。同じシーンが続くので、初登場キャラが喋らないのは残念ですね。いわゆる、Air構成です。クリアするたびに、タイトルCG変化するのも、そのままですね。3部構成でもほとんど同じ中身なので、結構くどい感じは受けます。 システムに特に困ったことは、なかったです。が、音声レベルの調整をするのはいいんですが、例えば叫び声とか、故意に下げすぎですよね。叫び声に迫力無くなってしまってるのは、考え物です。なにせ、初めてですし、今後に期待です。それにしても、音声追加は大成功、かな。音声の威力ってやっぱり凄くて、祐里子が柚子の墓に喋りかけるシーン、想いをぶちまけてるのがよく伝わりますよね。どんなに書いても伝わらないことも、喋ることでリアルに伝わるものです。しかし、みんなで「ふぇふぇふぇ」は、けっこう引いちゃいます。 背景とか立ち絵なんかも、豊富に追加されてます。立ち絵はくるくる変わって楽しいし、前回は黒バックに喋ってた所なのども、背景がついたり、とリニューアルしてるなという感じがします。場面の切り替えで、アイキャッチが入るようになったんですが、これもいい感じです。最大の変更点は、久遠意外のシナリオで久遠が帰ってしまうCGとセリフが追加になってるところです。1ヒロインシステムだとあたりまえにあるシーンですが、前回はなかったので、やはりというか威力あります。ここでのセリフもまた、印象的なんですよね。女の子それぞれに、あれこれと手が入ってますが、久遠はもちろん、柚木にも手が入っています。もともと携帯って重要なアイテムだったんですが、メールという手段の追加は、祐里子と柚木、主人公の関係をより深く描くのに有効というか、祐里子の想いというのがよく伝わる場面だと思います。
凄いわがまま娘の物語。新しくなったAliveは、一言で表すとこうなります。 人間への介入を嫌うアルテイシアが、どうして柚木という女の子の心にリンクしたのか?輪廻を繰り返す中で手に入れようとした未来。しかし、自分が変えようとした未来が変わっていくことを恐れます。結果として、未来は変わらないままです。ちらほらとMillkyWayへと続く伏線があるわけで、繭と幸せに暮らす久遠が存在する未来は、どのように創造されたのか?今回も謎を残してゲームは終了してしまいます。 AliveRenewalを単独でやっても十分おもしろいと思いますが、関連作品をやってこそ味のある場面もあるので、そっちもやってみることをお勧めします。 |