CANVAS

CPU(必須 / 推奨) Pentium200 / 300MHz 音声 あり
メモリ

32 / 64MB以上

BGM

CD-DA / MIDI

HDD

300 / 600MB以上

グラフィック 640*480  High color以上
CD-ROM

4 / 8倍速以上

原画

☆画野朗 他

DirectX

DirectX 3.0以上

シナリオ 宮村 優 他
対応OS Windows9x / NT / 2000 ウィンドウ full screen / window
CG鑑賞モード あり BGM鑑賞モード あり
Hシーン鑑賞モード あり メッセージスキップ あり
セーブ数 20 メーカー

 

Story

思い扉を閉めて、オレは一つ息を吐いた。頭の中で、この扉の向こうで聞かされた言葉が繰り返される。初めから結論は出ていた……。今さら未練なんかあるわけがない。そう自分に言い聞かせながら、オレはその場から立ち去った。

授業も終わり人もまばらになった廊下を歩くオレの先に、見知った顔の女性が立っている。オレには、そいつがなぜこの場にいるのか察しがついていた。

「学園長に言われたんだ。次のコンクールで、それなりに結果が出せない場合は特待生資格を剥奪するってな」

「あっ…でも、まだなんとかなるんだよね?だって、次のコンクールに入選すればいいってことでしょ?」

「いや、コンクールに出展する気はない。描きたくないんだ。学園の言いなりになって描きたくないものを描くのは、もうたくさんなんだよ。」

…嘘だった。自分の絵を利用されることを恐れ、描くことを拒絶し続けるうちに…

オレは、純粋に絵を掛けなくなってしまっていた……

 

カクテルソフトの作品をプレイするのは、ホント久しぶりです。

システムは、当たり障りのないところを揃えているので、問題ないです。これは、Natural2でも当てはまってましたが、CPUパワーをフルに割り当てないと動作が重いところは相変わらずです。音声も変わらず安定しています。これについては、心配の種になることはないんでしょうね。

CGは綺麗ですよね。淡い感じで、水彩っぽいところはお気に入り。キャラデザは複数人で担当してますが、どう見てもなんか違うとか思ってしまう人が混じってますが、これは好みの問題です。やっぱり、髪アップの恋が一番です。

幼なじみな設定は数あれど、女の子がネボスケさんなのにはなかなか出会えないと思うけど、これはそういうお話。幼なじみで隣のきれなお姉さん、突然やってくるちょっと素直じゃない義妹と王道を揃えています。天音、悠、恋のお話は、どこまでも内向的な主人公です。こういうのが許せない人は、受け付けないかもしれません。この3人のお話では、主人公がなぜその子を好きになるのか、という所をさらっとしか描かれません。いろいろ葛藤があるようで、あっさり受け入れてしまいます。基本的に、過去ありきのスタイルで幼なじみ関係では、一般的な展開です。恥ずかしくなってしまうような恋の話が無い変わりに、キャラクターの個性は魅力的です。天音は、たい焼きの代わりにあんパンくわえてたり、朝が凄く弱かったりと、よくよく考えるとKanon入ってますよね。それと、恋は、カレカノの雪乃みたいです。飛んでくるところとか、なんとなく似てます。悠さんはって、都合良く思いつきません。それでも、やっぱりかわいらしいくてお気に入りです。藍ちゃんは、知世ちゃんです。お嬢様で温かく見守ってるところはそのままです。似たキャラ探しじゃないですが、そんなことを思ってしまいました。

柚子と百合奈は前3人のシナリオとは、少し雰囲気が変わってるます。上手く言葉になりませんが、こっちは落ち着いて雰囲気です。天音と悠はどたばたした印象はないですが、恋の印象が強いです。受け身だった主人公が、積極的に動いてる感じで、印象が変わります。シナリオで推すならこっちです。が、キャラ萌えはこっち担当ではないようです。翼のある天使、空、呪いなどなんとなくこちらはAirが入ってます。

結末は分かっていて、主人公は再び筆を執るわけですが、その動機は好きなものを描きたいで十分です。だから、その結果がエンディングCGに1枚あると良かったかな、と思います。天音と恋がいれば、どんな障害も乗り越えられるそんなゲームです。F&Cには、こういう感じのゲームをいつも期待したいですね。じっくり作ったヤツを半年に一回ぐらいのリリースでやってもらいたいです。

 

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