光を・・・

 

CPU(必須/推奨) Pentium133/166MHz以上 CG鑑賞モード あり
メモリ(必須/推奨)

24MB/32MB以上

BGM鑑賞モード あり
HDD(最小/最大)

150MB/350MB以上

Hシーン鑑賞モード あり
CD−ROM(必須/推奨)

8倍速/16倍速以上

メッセージスキップ あり
DirectX

DirectX6.1以上

セーブ数 24
音声 あり 複数回H なし
BGM WAVE 備考

達成度 100%

グラフィック 640*480  Highcolor以上
原画 佐藤 淳
ウィンドウ full screen/window
対応OS Windows95/98 メーカー

 

Story

 幼い頃の事故により、鮎川秀人はその目から光を失ってしまった。

 他人との接触を避けるようになった秀人にも唯一心を許せる義妹がいる。義妹は、献身的な介護をするが、秀人の眼はいっこうに光を取り戻すことはなかった・・・。

 眼が治らない原因は、本当に見たいという強い意志がない秀人の心の弱さにあった。いつしか秀人は自分の目が治らないと思い込むようになり、自らの心に「想像(創造)」の世界を作りだす・・・。

 そんな秀人の運命は、都内の私立桐華学園に入学したことを機に、大きな変化を見せはじめる。

 心の殻を破り秀人が光を取り戻した時、初めて見るヒロイン達のその姿は?

 

 キャラの相関だけを見れば、どこにでもある平凡なストーリーに写ります。しかし、主人公が目の見えないという設定により既存の作品との差別化が図られています。登場人物の姿は主人公の想像の姿であり、本当の姿ではありません。目が見えないことにより、音は重要な情報源です。LiLiMでは、初?の音声対応になってます。SEも豊富に使われてるような気がします。

 システム周りは、特に不満はありません。フルボイスじゃないのが不満ではありますね。F&Cのキャラと大いに被りますが、実績十分なだけに残念です。エンディング曲が、CD-DAでないのも不満ではあります。

 シナリオ、目の見えない主人公ということで何事にも後ろ向きとなりそうですが、真奈という支えを得ることで前向きに生きようとする姿勢が描かれています。朝などで、そのことについて主人公が落ち込むことがありますが、さっと表れる真奈によって考える間もなく日常へとなだれ込んでいきます。真奈は作品全体にわたって明るい雰囲気を作りだす上で重要な位置にあります。

 もう一方で、闇の巫女はシナリオ全体に関わってきます。彼女は、何故に主人公の世界に入り、その消えゆく光を守っていたのか?なぜ、主人公の光になりたいと願ったのか?その辺の導入から結論が紫音シナリオにおいても不足気味なのが最大の欠点のような気がします。結構なネタバレのような気がしますが勘弁です。他の女の子のシナリオでは急な展開の所もありますが、とても気に入っています。しかし、真奈とまどかは昔からの、皐月とみるくは自分の中の何かを主人公に重ねることで、主人公に惹かれていくのが分かります。しかし、美桜はなんとも位置づけが中途半端な気がします。くるみとかりんを登場させるためだけにあるなら、必要なかったかなと。作者の趣味というヤツでしょうか、なんとしても格闘ネタははずせないといったこだわりのような気がします。

 それでも、夢での母親のアドバイス、光を取り戻す過程を闇の巫女という存在を介することは、自分的には嫌いじゃないです。母親を、そして、自分の光を奪った交通事故、それにより真奈を苦しめている現実から逃げるために、自ら光を閉じこめてしまった主人公がその思いをぶつけて光を取り戻すのに、効果的かなとも思います。多分に誤解が入ってるような気もしますが、自分なりの解釈ということで。

 お気に入りは、幼なじみには弱いので、まどかのシナリオです。直樹に自分の思いを告げるまでの彼女の悩みを描ければ、完璧です。

 

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