Moonlight Sonata
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Story 世界の雰囲気は――例えるなら、西洋の中世期。 大陸――黎明の時代。 だが、神は消え――精霊もめっきりと、その数を減らす。 だが、何も起きず、緊張した時代から、やがて――緩和の時間へと。 避けられない対立――やがて、戦争へ。 大国は、北方と南方の二つに割れ、大戦により血で血を洗う。 聖典は…解釈の異なる2冊の聖典に分冊され、停戦案として、 それから――過ぎ去った、百年の時間。 主人公の青年は、かつての旅路を歩く。 ファンタジーは――やがて…旅とともに幕を開ける。 |
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冒険の基本は、剣と魔法、そして、女の子です。そんな世界を旅する「むんそな」は、どんなゲームなんでしょう。
CDは2枚組。1枚は、音楽CDです。システムは、かなりの親切設計です。ファンクションキーに、さまざまな機能が割り振ってあるので、かなり快適にプレイできます。未読で止める、あるいは強制でスキップ、音声ありの細かい設定ができるところがとっても便利でした。 冒頭部分に流れるOPがお気に入りです。最近のゲームは、OPがヴォーカル付きで流れるのも珍しくありません。ヴォーカルがついてるわけではないんですが、ゲームの雰囲気にあってて、かっこいいんですよ。購入の動機として、CGとストーリーが気になったというのもあるんですが、デモで流れたこのOPが気に入ったというのがありました。 中世をモチーフにしてることから、BGMはクラシック調ですが、4スピーカーでコンサートホールのエフェクトを掛けてやると、なかなかに荘厳な感じでいい感じといったところです。これを、ゲーム中にボリュームを上げてやると音声がかき消えてしまうという難点があります。特に、リルルは声が小さいので、これは顕著です。音声をセンターから出しても変わらないので、ゲーム中、BGMは控えめでということです。 CGは、多くありません。部分違いも1枚と数えてるので、言わずもがなです。物語が淡々としてる関係で、イベントCGも多くありません。ほとんどの場面は、背景バックに語りがほとんどです。ちなみに、少ないCGのほとんどはHシーンです。 タイトルメニューにある「Memoir」を選ぶとCGを見たり、BGMを聞いたりできますが、ここでもキャラクターがあれこれと喋ってくれます。この中にチャットというのがあるんですが、決してこっちから話しかけたりできませんから、相手が勝手に喋ってるのを聞いてるだけですが、これが割と楽しいんです。 移動先を選択する場合は、カードを選ぶというシステムをとってます。移動先は、川とか森とかありきたりの所ですが、夜空に移動というのがあるんですよ。なんてことはないですが、印象深い移動先ではあります。一旦選択すると移動先に誰がいるのか教えてくれるので、繰り返しのプレイではとっても役立ちます。魔法の根元はマナであるという設定ですから、カードも要素(火とか水とか風ね)を選択するとかにすると、雰囲気出たかもしれませんね。選んだカードがくるくる回る様子は、細かいところですが雰囲気出てますよね。 剣と魔法、といえば、個性的なパーティと壮大なストーリーという印象を持ちますが、ここに限っていけば、そんなことはありません。それほど強烈な個性を打ち出すキャラはいないですが、次第に明らかになっていく生い立ちなどを知るに、一筋縄ではいかないところを持ってたりします。 ドタバタ日常というのは無いですが、キャラの心情を描くことに多くの時間を割いています。しっとりと落ち着いた雰囲気が心地いいところです。淡々として盛り上がりがないのかといえば、そんなことはなくて、最後は一波乱あって、しっかりハッピーエンドなってるのでご安心を。 エンディング後に、主人公とヒロイン、2人を中心に、さらに物語は続く感じの描写があるので、評判次第では続編とかあるかもしれませんね。ていうか、むしろ続編希望です。無茶苦茶気になるんですけど、夜も眠れません。ヒロインと主人公とのふれあいがメインですが、ヒロイン自身についてのもうちょっと掘り下げたところの設定なんてのも知りたいところですね。 主人公は実はシスコンで、Hシーンはありませんが、実妹のエンドもあったりします。ファンタジーですが、世界観はそうであってもストーリーにそんなに絡んできたりはしません。もちろん、魔法が主体の世界ならではの設定もあるんですが、むしろ、所々で登場したマナの枯渇という事態に直面した主人公が、そして、世界がどう動いたのかを描いた方がファンタジーっぽいですね。パッケージに「小さな小さな、恋の物語」と書いてあるだけ、これを臨むのもお門違いですね。こうなると、RPG的要素が強く、聖剣伝説やれよとなります。 落ち着いた雰囲気を楽しみたいとき、そんなとき、手に取ってみるといいかもしれません。 |