Please teach! my Angel

CPU(必須 / 推奨) Pentium500/800 MHz 音声 あり
メモリ(必須 / 推奨)

128 / 256MB以上

BGM

PCM

HDD(必須 / 推奨)

400 / 2000MB以上

グラフィック 800*600  High color以上
DVD-ROM

等倍速以上

原画

大野 哲也

DirectX

DirectX8.1 以上

シナリオ

長野ヒロユキ

対応OS Windows98/Me/2000/XP ウィンドウ full screen / window
CG鑑賞モード あり BGM鑑賞モード あり
Hシーン鑑賞モード あり 既読メッセージスキップ あり
セーブ数 36 メーカー

 

Story

梅雨も終わりを告げたばかりの初夏のある日。
主人公――『蒼乃翼』は、近所の公園で空から降臨してくる天使を目撃する。
驚くことに彼女は、翼の学校の新任教師――『天川聖玲奈』だった。
天界での教師を目指す聖玲奈は、教育実習のために翼の学園に赴任してきたいたのだ。
――天使であることを人間に悟られてはならない――
もし知られてしまった場合には、教員試験の即時不合格が言い渡される。
天界の教師を夢見る聖玲奈は口封じと監視を名目に、翼の家に同居することを提案。
半ば強引に住み着くことに……。

優しいけれど、ちょっぴり天然でドジな天使『聖玲奈』。
素直で可愛らしい妹『野々香』。
そんなふたりと始まった慌ただしい同居生活。
新しい生活への不安と、まだ見ぬ未来への期待。
そんな想いが胸の中に現れては消えていく。

現在は7月――
それは本格的な夏がやってくる季節。
今までとは違う何かを、新しい何かを予感させてくれる季節。
長い梅雨があっけなく終わりを告げたように、刻は確実に歩み続けていく。
翼と野々香――そして聖玲奈。
決して忘れることのない夏が今ここに始まった。

from OHP 

 

 今回の購入動機も絵と歌という、いつもの動機です。それに今回は、定価が安いというのもあります。低価格そうとといっても、各メーカーとも安かろう悪かろうということもなく、結構力入れて作ってるようです。今回もそんな作品です。 

 システムの話。必要な機能は、全てそろっているので特に困ることは無いでしょう。フルプライスのシステムをそのまま流用していると思われます。ぱじゃまソフトの作品をやってないので、定かではありませんが。難点を挙げると、既読スキップの速度が遅めです。攻略対象が1人なので、多用することはありませんが、2週目は必ずあるので、結構気になるところです。

 シナリオの話。上でも書いてますが、攻略対象は「聖玲奈先生」1人です。妹の「野乃香」は、お兄ちゃんべったりの絵に描いたような妹キャラで、Hシーンも夢オチで1つありますが、攻略できないんです。聖玲奈のノーマルエンド的位置で、野乃香よりのシナリオもあるわけですけどね。聖玲奈に対抗してみたり、嫉妬したりと表情豊かで、それで最後はお兄ちゃんの背中を押したりと、妹キャラとしてはこの上ないくらいにかわいいと思ってます。告白までされるのに攻略キャラでないのが、このソフト、最大の欠点だとも思っています。

 シナリオのほとんどは、聖玲奈と主人公の話に終始します。出会い、日常から始まって、2人が惹かれ、結ばれるまでが丁寧に描かれていると思います。聖玲奈は、佐藤裕美嬢の歌と相まって、「みずいろ」に登場する日和を連想するキャラクターです。ま、ねこねこのソフトで「ポンコツ」と称されているキャラクター達ですね。

日常の1シーンも長めのとってあります。冗長と感じるか、丁寧と感じるかは人それぞれだと思いますが、こういうところがしっかりしているのが好きな人なので、問題なしです。3人と猫のリアンを含めた穏やかな日常があるから、これからの話も盛り上がると思いますが、如何でしょう。

シナリオでは、「空」というのが一つのキーワードです。主人公の部屋の写真などもそれを物語るわけですが、このキーワードをきっかけに2人が惹かれあう所が第1部です。癒してあげたい聖玲奈と癒されたい主人公が、お互いに惹かれる様子が描かれています。少なくても、この次点では自分はそう思っていたわけです。実はそう単純でもない事情がのちに分かるわけですが、それは2部の話です。

どちらかというとシナリオよりHシーンがウリというのが第一印象だったので、この部分が意外に長いので、人によってはダレが来ることもあると思います。

聖玲奈と主人公が、結ばれてからの話が第2部といったところです。前半は、学校、先生と生徒、夏といったキーワードを生かしたシュチエーションでのHシーンがあります。CG枚数自体は、それほど多くない本作ですが、テキストはかなりの量となっています。

後半部分は、主人公と野乃香、聖玲奈、過去との繋がり含めた展開で、ラストシーンへと続いていきます。いわゆる、修羅場チックな展開ともいいますが、それほどダークではありません。それぞれとの関係における苦悩みたいなものが描かれます。野乃香の主人公への想いとそれを知る聖玲奈の苦悩があり、それぞれにどう主人公が答えるかが描かれ、ラストにつながります。特に、過去からの話を含めた聖玲奈の苦悩というのが、ちょっと切なくなります。ここを乗り越えて、本当に聖玲奈と結ばれるわけですが、ここでの野乃香が健気すぎて、なんとしても幸せにしてやりたい、とか思わずにはいられません。佐藤裕美嬢のEDと重なると、ホントにウルウルしちゃいそうです。これを押しつけの感動と受け取ると、心が荒んでますよ。素直に、感動したいところです。

 ここのところ、大分ペースあげてますが、それでもここ1、2年の大型物件から遠ざかってるせいか久々にやっぱり「ゲームって、ホントにすばらしい」とか思うシナリオです。割と甘い評価かもしれませんが、値段以上のものがあることは確実です。OPムービーもしっかりしていて、ホントにキャラ数が足りないだけが、安いという足枷の影響を受けてる部分だとおもいます。Hシーンも純愛ジャンルでは、かなり上位、初回版にはOPを含むサントラ付きで、コストパフォーマンスはかなり高いので、お勧めの一品です。

 骨董品屋?のおじいさんと奥さんの関係は、おそらくでは分かるわけですが、謎のままですね。野乃香が手紙を慌てて隠すシーンがあり、演奏関係のシナリオに発展するのかと思ったわけですが、なにも起きませんでしたね。実は、ここから個別シナリオの入り口フラグが立ったりしたら…、と考える自分は往生際が悪いですな。

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