to…

CPU(必須 / 推奨) Pentium233/300 MHz 音声 あり
メモリ(必須 / 推奨)

64 / 128MB以上

BGM

CD-DA

HDD(必須 / 推奨)

1GB以上

グラフィック 800*600  High color以上
CD-ROM

4/8 倍速以上

原画

榊MAKI

DirectX

-

シナリオ

烏童マリヤ/武田勝信

対応OS Windows98/Me/2000/XP ウィンドウ full screen / window
CG鑑賞モード あり BGM鑑賞モード あり
Hシーン鑑賞モード あり 既読メッセージスキップ あり
セーブ数 99 メーカー

 

Story

フリーターの酒井隆則(主人公)は、長期バイトを求めて海辺の町を訪れた。

これといって将来の夢もないけれど、友人の三村のように吹っ切れもしない。

そんな中途半端な状態の隆則を変えるのは、その町で出会う様々な女の子。

彼女達と触れ合ううちに、隆則は自分の中に眠っていた想いや真実を見つけ出す。

そしてそれは、周囲の人々をも巻き込み、変化させてゆくのだった…。

from OHP 

 

今回の購入動機も絵という、いつもの動機です。ブランド的には、初見参といったところです。最近、ブランド買いとかめっきりしなくなりましたね。昔ならF&C系は、無条件で買ってたんですが、最近ではさっぱりです。 

システムの話。必要な機能は、全てそろっているので特に困ることは無いでしょう。既読は勝手に飛ばしてくれるので、便利です。セーブ数は「99」、サムネイルとコメント入り、と攻略が大変なゲームではありがたいところですが、選択肢はほとんど無く、一本道なので、あんまり恩恵を預かってません。音声は、個別OFFが可能なので、男のみ喋らなくすることも可能です。

気になったのは、BGM。CD-DAなので、ループ時に間が入るのは仕方がないところですが、「夕日」だけは明らかにおかしい、と思ってるのは自分だけなんでしょうか?わりとシリアス場面で流れる曲な訳ですが、ラスト付近が雰囲気がらっと変わってるので、場に合わないわけです。他サイトのレビューを眺めてもそんなこと書いてないので、うちだけなのかと思ってます。BGM鑑賞で聴いても変わらないので、元々そういう曲のようです。普段それほどBGMの出来不出来を気にしないなりわけですが、かなり気になったところです。PCMと同時に鳴らせないのは、単にハードウェアのチャンネル不足なのか、そういう仕様なのか、蝉の音が鳴った後にBGMが始まるので、曲の途中から始まったようになるのもいかがなものかと。蝉の音というと、他に波とか風とか、自然系のSEが豊富に使われていのも特徴の一つです。

目パチのアニメがウリの1つです。しかし、今時、めずらしい演出でも無いと思いますが、如何でしょう?ゲーム環境にDirectXの要否が書いてないのが、ちょっと気になったりします。最近のゲームは、8.1あたりがデフォルトで使用されていますが、そういった注記もありません。DirectX未使用だと、最近ではかなりめずらしいと思います。光の演出なんかもゲーム中であったりしますが、独自にプログラム作ってるんでしょうか?そう意味だとPCMとCD-DAが一緒に鳴らなくてもなんとなく納得したりしなかったりです。ハードを直接たたけるDirectXのほうが、ゲーム作るには楽らしいようなことを何かの雑誌で読んだことはありますが、こだわりのあるブランドなんですね。

ちなみに、いいBGMはゲームを盛り上げるのに重要なアイテムだし、割とサントラとか買ってる人なので、全く無頓着でもないわけですけどね。

シナリオの話。バイトしながらということで、雰囲気的にはPiaキャロ2に近いです。主人公がヘタレ君で、親友がヒロインと仲良くなりかけるのをただ見ているだけで棚ぼたを待ってそうな所、最後は親友に背中を押してもらうような所とかまさにそっくりです。あずさシナリオと美帆シナリオをちょっと並べてみた感想です。ちなみに、ちゃんとHしてもHAPPY ENDにいけるので、安心してください。それがどういう訳か、美帆以外のシナリオだと一転して積極的になります。バイトそっちのけで、あれこれと世話を焼きまくるので、ちょっとギャップがあります。陽子さん、困り果ててるでしょう。

基本的には、オンリープレイで問題ないわけですが、目当ての女の子が選べないときは、関係ない場所で時間をつぶせるようになっていた方が良かったですね。関係ない女の子を選ばなければならないので、ちょっとテンポが悪くなります。美帆以外のシナリオでも、多少美帆と絡む部分があります。これはメインヒロインということで仕方ないかとも思いますが、シナリオ後半で、突然「あなたが好きでしたが、諦めます」みたいなことを言いにこられても、ちょっと不自然な感じです。

会話内容に不自然な所もちょっと含まれます。いわゆる、知ってるはずの無いことを喋るというやつですね。真理と陽子シナリオで出てくるライフセイバーの人は、同じ人だと思いますが、アレアレと思うところがあったりするので、この辺も気になるところではあります。

全体的に暗めの雰囲気です。期間も1ヶ月、イベント数もそれほどないので、お互いがお互いを好きになるきっかけみたいなものが希薄です。

美帆シナリオはお嬢様の初恋をキーワードにどちらかという美帆の方が積極的なのが、それなりに説得力はあると思います。美帆が変わろうとがんばる姿というのは伝わってきますが、主人公が美帆を好きになる理由というのがいまいちはっきりしないのが良くないところいえます。雰囲気に流されたとも言えなくないですが、最後は主人公もちょっとは変わったので、よしとしましょう。

他の子も、やっぱり、それぞれにメンタルな部分に傷を持っていて、同情心というのが最初に立ちそうです。これが恋愛に変わったというわけですが、この部分の描写が足りないのかなと思います。どのシナリオもラストに向けて一直線ということで、山が1つしか無いのがそう思わせる理由かもしれません。恋人以上になるには、もうひとつ山があって、そこを超えないといけないとか思ってしまいます。

とはいえ、オーソドックスなシナリオなので、目立って悪い点もありませんし、無難なゲームというのがほどよい評価ということになります。一般受けしそうなキャラデザですが、あとは絵の好みの問題ですね。と、うんちくはさておき、恋は一瞬にして燃え上がるとも言いますし、きっかけなんてどんなことでもいいわけです、二人にとってはきっと。堅いこと考えずに、気軽に楽しめるのが長所です。大作に疲れた方の息抜きにお勧めです。

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