パリ漫遊記 (2000/5/25)晴れ vol.02
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ホテル到着。クーポンがない?
  ノラさん、パリの景色に「気取ったイメージかと思ったら、下町もあるじゃん! いい ねっ」と、 ロサンゼルスの町並みと比べて、感想を述べていた。 そう言っ てくれると、しちゃんも嬉しい。 そうです、フランスは けして気取った 街 ではないのです。まず、白人旅行者がホテル・ドゥ・ルーブルで 降りる。 いい ですね、高級ホテルで。 それから、この旅の 宿泊先 ホテル・ヴィラ・フェヌロ ンへ。ちょっと表通りから外れ ている。 ここらへんは下町らしい。 チェックインは簡単と言うか宿泊クーポンを見 せるだけ。 サインも何も いらない。何故か 英語で朝食の時間、チェックアウトの時間の 説明を受ける。

ドライバーに明日の 「モンサンミシェル バスツアー」のクーポンを下 さい、 と 怪しげなフランス語で 言ってみる。「聞いて無いなぁ。クーポンなんて。」 (多分。)とドライ バー。 しちゃん、自分のフランス語が通じてないのかと、 ちょっ と焦りシティ ラマのパンフを見せて、「バスツァークーポン?バスツァ ークーポン?」と連発。 (もう 会話ではない。単語を連発)どうやらホント に 知らないらしい。 えぇ〜〜、困ったなぁ。

とりあえず部屋へ。エレベーターは映画で見るような、電動吊り上げ式の、古いやつ。鉄の柵の ような、 扉を開けて乗る、あれです。しちゃん感動。ああ うれしい、このエレベーター!でも あまりに 小さいので、しちゃん と その荷物で満員、ノラさんは階段(螺旋階段)で 5階へ。そして57号室。 でも部屋の鍵が開かない。押してみる、引いてみる、開かない・・。 仕方なくフロントのおじさんを 呼んでくる。親切なおじさんだった。(オーナーっぽい)嫌な 顔もせず来てくれ鍵の開け方を実演して くれた。なんだ、3回まわすのか。部屋は小さい。バスタブもなし、シャワーのみ。 ノラさん ごめんよ。こんな安旅行で と 思う しちゃん。 でも、窓が白い木枠の開扉、眺めはパリ風。 向かいの建物の窓が見え、中庭が見える。最上階。この眺めに しちゃん、喜びの声を上げる。 しちゃん的には満足。シャワーのみなのに、ノラ さんも「十分 十分!」と 言ってくれた。
 


いかつい顔で地元人ぶる しちゃん、小心者。

もう19時である。グロリアツーリスト(パリでの旅行代理店)に電話をしてみる。思った通 り、営業 終了のアナウンス。仕方ない 直接シティラマ(バスツアー会社)に行ってみよう。 疲れ気味のノラさんに留守番 (思うに飛行機を降りてからの不安な送迎人探しで一気に疲れた)をしてもらい 一人で オフィスへ。着いたばかりで、しかも夕方、しちゃんは怖かった。いかつい顔でスタッ、スタッ、と 超足早で歩く。観光客は狙わ れるので地元人を気取るが、 どっから見ても観光客だろうなぁ・・と 思う。地図を開いて歩くなんて とても出来ず、適当に スタスタ歩く。下調べ(あんちょこ)しておいてよかった。大まかな地理は頭に 入っていたので、 かなり遠回りしたがなんとか着いた。 しかし、日本人スタッフがいない。また変な フランス語で、なんとか説明したがとりあえず、明日の 集合時間に来てくれと言われ ホテルへ帰る 事にした。。。大好きなパリの町 嬉しいはずなのに、満喫どころ ではない。一人で歩くのは初めて。やっぱり不安でした。 スーパーで寿司とクロワッサン、ミネラルウォーターを買ってオペラ座前から タクシーに乗ってホテルへ 運ちゃんがとても不機嫌な黒人。差別ではないが不機嫌な黒人は、ホントに 怖い。運転中も「フゥ〜フゥ〜」 と あきらかに不機嫌そうなため息をずーっとしていた。 部屋に戻 ると、ノラさんはうたた寝、遅かったので、とても心配だったらしい。9時を過ぎても外はまだ明るい。 日が長く10時を過ぎるとやっと暗くなった。夕飯の寿司にノラさん「よく探したね」 味は、あんまり だけど、ここはパリ、仕方ない。その日は日記も書かず、シャワーを浴びてすぐ寝た。 着いていきなり 大変な一日だった。これからの5日間に不安な気持ちの しちゃんとノラさんだった。



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