大盛況だったアレ・メッレル・バンドの2011初来日公演を大特集!
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これまで、深く語られなかったアレ・メッレル・バンド結成の経緯に迫ります!
■インタビュアー:寺田菜津子 ■質問:浜島広樹
――今回の来日メンバーを教えて下さい。 ギリシャ出身、シンガー兼オリエンタル・ダンス・パフォーマーのマリア・ステッラス。 セネガル出身、ウェスト・アフリカン・シンガーであり、ダンスやアクロバットもこなすママドウ・セネ。 カナダ出身、クラシック、民俗音楽、ジャズをも演奏するダブルベースの名手、セバスチャン・ドゥーベ。 メキシコ出身、パーカッション・プレイヤーであり、長年スウェーデンのフォーク・シーンでもその活躍が知られているラファエル・シダ・フィザル。 スウェーデン出身、同国フォークミュージック・シーンにおいて若い世代のフィドラーを代表する1人であり、「ヘドニンガルナ」や「ハーヴ」等のメンバーでもあるマグヌス・スティンネルボム。 今回、日本へはこのアレ・メッレル・バンドのオリジナルメンバーで行くよ。
――貴方は「フリーフォート」はじめ、以前から数多くのバンドやプロジェクトを同時進行させてきましたね。今日、アレ・メッレル・バンドはその中でどのような位置づけにありますか? 多くのバンドで様々な音楽を演奏出来る事は名誉であり、全てのバンドやプロジェクトが高い位置づけにあります。しかし、この自分自身のバンドでは自分のアイデアをいろんな方法で試せるので、とりわけお気に入りのバンドである事は認めざるをえないよ。 このバンドは特別で、メンバーがそれぞれ全く違うバックグランドを持つため、特別なエネルギーを創り出せるんだ。「フリーフォート」のツアーで経験した日本の素晴らしいオーディエンスに、このバンドのパフォーマンスを見せる事が出来てとても嬉しく思っているよ。 ――以前、アレ・メッレル・バンドはカナダでたいへん人気があると聞いた事があります。何かエピソードがあったら教えて下さい。また、他にどのような国をツアーしていますか? 実際、カナダへは一度訪れただけなんだ。素晴らしいコンサートを経験し、カナディアン・ナショナル・ラジオのためのレコーディングも行ったよ。来年の秋にまたカナダに行ける事を期待しているところさ。そして今後予定されているツアーは今のところポルトガル、セネガル、イングランド、ノルウェー、フィンランド、ギリシャだよ。 ――ここからアレ・メッレル・バンド結成の経緯についてお伺いします。このバンドのヒントとなったのは「エンテリ」? それともメッレル+クヌットソン??それとも??? メッレル+クヌットソン・プロジェクトの「ストックホルム・ビッグ・バンド」(1998)がこのバンドの始まりさ。そのセッションは異なる14ヶ国のミュージシャンからなる14人のグループが音楽を演奏するという素晴らしい経験だったよ。 ――2001年の夏、貴方はファールン・フォークムジーク・フェスティヴァルでワールドミュージック・セッション(ストックホルム・ビッグ・バンドの発展形)を繰り広げましたね。この頃からアレ・メッレル・バンドの構想はあったのですか?またアレ・メッレル・バンド結成に至るまで、貴方はどのような人選を行ったのですか?? そうだね、ファールンでの素晴らしいプロジェクトによって様々なスタイルの数多くのミュージシャンと出会い、彼等のスキルを試す事が出来たよ。 マリアとママドウ、ラファエルはストックホルム・ビッグ・バンドの頃からの仲間さ。セバスチャンとはファールンで出会ったよ。またマグヌスは彼が子供の頃から知っている。私は彼の父、レイフ・スティンネルボムの古くからの友人なんだ(レイフは「グルーパ」の初代フィドル奏者。現在スウェーデンで最もよく知られた演劇監督の1人)。 2001年にドイツのGreifswaldのフェスティヴァルからオファーがあり、初めてこのメンバーでやってみる事を決心したんだ。 ――はじめ、人選されたメンバー達との曲作りはどんなでしたか?即興から生まれたもの?? 1st作「Bodjal」は作曲に始まりレコーディングを完了させるまで、どのぐらいの期間を要しました???? すぐにこれは素晴らしいバンドになると確信したよ。10年後の今でも同じメンバーでやり続けている事がその証さ。それは楽器だけの問題ではなく、ミュージシャンの個性や気質、性格が面白い。そして即興は常に自分達の音楽で重要な役割を果たしている。 このバンドの作曲をする時、私はメンバーの伝統的なテーマを使う事がある。あるいは部分的にピックアップする事もあるよ。「Bodjal」に掛った期間は約1年さ。 ――こうして出来上がった1st作「Bodjal」はスウェーデン・グラミーを獲得しましたね。ワールドワイドなバンドのサウンドが本国スウェーデンでショーを受賞するとは予想も付かなかったのでは? ※フォーク部門はスウェーデン伝統音楽特有の賞であるというイメージが定着していたので、筆者的に驚いた。 「Bodjal」はドイツでも受賞したよ。受賞についてはそんなに驚かなかったが、とても嬉しく感謝してるよ。 ――2nd作「Djef Djel」の曲で、貴方は数多くを作曲されましたね。それは貴方が各国の民俗音楽を習得していたから成し得た技なのですか? 正直、私は音楽の起源がどこなのかという事をあまり気にした事がないんだ。やりたい事をやったのが結果として「Djef Djel」さ。 ――このバンドの今後の予定は? 2011年の春に新しいアルバムのレコーディングを予定しているよ。バンドは西アフリカ・ツアーを行う。ママドウがセネガル出身という事もあり、凄く大きなインスピレーションの源となるだろうね。 ――フリーフォートの方はどんな状況? フリーフォートも同時進行中さ。クラリネット奏者のマッティン・フロストと一緒にドイツをばじめヨーロッパ諸国をツアーする計画が出ているよ。 ――最後に貴方達の来日を期待しているファンにメッセージをお願いします。 これまでとても温かく迎えてくれた日本に帰ってこれて、自分のバンドメンバーに日本の素晴らしいオーディエンスを紹介出来る事をとても嬉しく思っているよ。また私達のエネルギーに満ち溢れたステージを是非楽しみにしていて下さい。
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Djef Djel Amigo AMCD760 ¥2,400 2007年、現時点での最新作。大半の作曲をアレが手掛けており、実力をまざまざと見せつける。前作に勝るとも劣らぬ完成度と軽快なテンポで一気に聴かせる。「やりたい事をやったのが結果として本作さ!」とはアレの談。 ※輸入盤Pケース仕様/解説書なし
Bodjai Amigo AMCD752 ¥2,400 ●スウェーデン・グラミー (フォーク部門獲得)2004獲得!! 2004年、1st作。古いレンベーティカ(ギリシャ歌謡)にセネガルの歌唱が交わったり、セレル族の歌が飛び出したりと、初めて聴いた時はかなり驚いた。もちろん随所でマグヌスのスウェディッシュ・フィドルも飛び交う。スウェーデン・グラミー(フォーク部門)2005獲得!! ※輸入盤digiパック仕様/解説書なし
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