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ジャパンツアー特集! 

大盛況だったアレ・メッレル・バンドの2011初来日公演を大特集!


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アレ・メッレル・バンドをサポートした2人


マグヌス・スティンネルボム(fdl)のディスコグラフィ

Mugnus Stinnerbom

アレ・メッレル・バンドのステージでも大活躍だったフィドル奏者マグヌス・スティンネルボム(Mugnus Stinnerbom)のディスコグラフィを一気に紹介したい。
彼の父は偉大なバンド“グルーパ”の初代フィドル奏者レイフ・スティンネルボムである。そのため幼い頃から同国の伝統音楽を聴き育ってきたし、父のリハーサルに付いていっては、同ジャンルの奏者等に可愛がられてきた(例えばアレ・メッレル)。その後ロックののめり込んだ後、同国伝統音楽を演奏するようになる。
筆者は10年程前にスウェーデンのフェスにて、若きマグヌスの演奏を体感した事がある。ジミ・ヘンドリックスのTシャツを着たヤンチャな彼が伝統的なポルスカを演奏する様はいかにも風変りに映った。そして彼のフォークロック・バンドである“ハルヴ”でのパフォーマンス後、「もっと伝統的な曲の演奏をしなさい!」と彼の師匠のひとりであるマッツ・ベルグルンドに叱られていたシーンが筆者の脳裏に美しく残っている。
そして2008年以降は自らのレーベル“Outhouse Records”を発足。溢れんばかりのアイディアを作品にすべく、創作活動に没頭して今日に至る。現レーベルを取り巻く奏者はハルヴ、元クラックレークのメンバーが主となっている。そんな彼のディスコグラフィをデビュー当時から追ってみた。


Must / Harv

Must / Harv
Amigo Musik AMCD744
ハルヴは2001年、マグヌスとダニエル・サンデーン−ワルグのフィドル・デュオとして本デビュー作をリリースした。ポルスカ、ヴァルス、マーシュをはじめ、マグヌスはオリジナルを2曲持ち寄っている。10年前、彼等の音源を聴いた時、まだ若いのにこんなに味のある演奏をしている2人は一体、将来どんなミュージシャンになっているのだろうと感じた事を想い出す。
ヴェーセンのローゲル(g)、当時ヘドニンガルナのビョルン(per)が随所で好サポート。


Tost / Harv

Töst! / Harv
Drone DROCD028
2002年、マグヌスとダニエルにペーテル・ストールグレン(g)、クリスティアン・スヴェンソン(per)が加入。フォークロック・カルテットとして再出発する。
11曲中8曲もがクオリティの高いマグヌスのオリジナル、既に才能が開花している。ハードロックを愛して止まない彼等だけに3曲目のように疾走感のあるレパートリーが光る。
昨年アレ・メッレルにドイツ・フェス出演のオファーがあり、初めてアレ・メッレル・バンドが組まれ(当時、正式にバンドとしてやっていく事等決まってなかったんじゃないかな?)、その流れで同バンドよりアレ(madola)、セバスティアン(kontrabas)がサポートにあたっている。


Dalards & Magnus Stinnerbom

Dalahyl / Anders Nygårds & Magnus Stinnerbom
DroneDROCD029
2003年、クラックレークのアンデシュ・ニーゴーツと手を取ったフィドル・デュオ作。本国各地に残るトラッドを忠実に再現した渋〜い1枚。いかに彼等が基礎をしっかりと身に付けた奏者である事をまざまざと見せつける。
同年、彼等はファールン・フォークムジーク・フェスで演奏、ポルスカの3拍子のリズムを地鳴りのようにドスドスと踏み、若さ漲る力強いパフォーマンスを披露。本作は翌年、なんとスウェーデン・グラミーにもノミネートされる。


Romeo & Julia

Romeo & Julia / Magnus Stinnerbom
VTRJCD0406
2004年、マグヌスは同タイトルの舞台音楽として、本作を書き上げる(ロミオ&ジュリエットのパロディか?)。マグヌスが奏でる爽快なフィドルは飛び交うものの、やはり作品の性質上シアトリカルなトラックも。
既にハルヴの脱退が決まっていたと思われるクリスティアン・スヴェンソン(per)、木管奏者のウィリアム・オルソンと一体となった演奏は極めてハイレヴェル。野心的作曲家としてのマグヌスにますます磨きが掛かった傑作。どうやら自主製作。


Polka Raggioso

Polka Raggioso / Harv
NorthSide NSD6083
2005年、ハルヴは本3rdアルバムをリリースする。ギターのペーテルに代わって、クラックレークのダーヴィッド・タッレルートが加わり爽快感のある都会的なサウンドを聴かせてくれる。
やはり大半をマグヌスのオリジナルが占める。マグヌスにとって、同国トラッドをアレンジする事以前に、伝統楽器を使って新しい音楽を創造する事の方が優先だったんじゃないかな・・・。
軽快なテンポで一気に聴かせる力作。


En Herrgadssaen

En Herrgårdssägen / Magnus Stinnerbom
Outhouse Records OHR001
マグヌスのオリジナル・レーベル第1弾ソロ・アルバム。自らの曲のアイディアを再現・記録するための場として、やはり自身のレーベルが必要だったのだろう。
メンバーは奥方のソフィア・スティンネルボム([viola d'amore]元クラックレークのソフィア・エリクソン)、クラス・アンデシュ・ハグルンド(fdl,viola)、マティアス・ペレツ(g)、元ハルヴのクリスティアン・スヴェンソン(per)、そしてゲストとしてラーシュ・ウォーンスタッド(fdl)が迎えられている。
何曲かはハルヴのアルバムに入ってもおかしくないスリリング・チューンが映え亘り、ポルスカのリズムを取り入れていても古さを感じさせない点がマグヌスの持ち味。力作。


Must / Harv

Live at Ransäter / Outhouse Allstars
Outhouse Records OHR002
同レーベルに集うミュージシャン一同によるライヴ・レコーディング。第1弾ソロ・アルバムのメンバーに加えて、フッリング、ニッケルハルプオルケステルンウーラ・ヘルツベリ(nyckelharpa)、ヨン・スティンネルボム(b)、そしてアレ・メッレル・バンドのラファエル・
シダに代わって来日したニクラス・ベルティルソン(per)が加わっている。
どうやら本ライヴでマグヌスはフィドルを弾いておらず、アコーディオン、マンドリンをメインに弾いている様子。フィドルは奥方のソフィア、意外にアタックが強いのでちょっとビックリ。


Must / Harv

Peer Gynt / Magnus Stinnerbom
Outhouse Records OHR003
溢れでる曲のアイディアは止まる事しらず。2008年3枚目のレコーディング。こちらも舞台音楽のために創られた様子。
メンバーはハルヴのダニエル・サンデーン−ワルグ(fdl)とダーヴィド・タッレルート(g)にクリスティアン・スヴェンソン(per)、奥方のソフィア・スティンネルボム(viola d'amore)、そして木管奏者のウィリアム・オルソン。トータルアルバムの幕開けに相応しいプロローグ・トラックに想像力を掻き立てられたと思いきや、続くトラックはテリエ・イースングセット加入以降のグルーパ・サウンドを想い起こされる。ウーラの奏でるニッケルハルパの音色も効果的。
そういえばスタジオ・アルバムでマグヌスがニッケルハルパと絡むのも初めてだと思う。こんなペースで作品をリリースする奏者は若手でヨハン・ヘディーン、ベテランでアレ・メッレルぐらいしかいないんじゃないかな。凄い!!


Anno 2010

Anno 2010 / Mats Eden, Daniel Sanden-Warg, Leif Stinnerbom, Magnus Stinnerbom
Giga GCD73
2010年、スウェーデン伝統音楽保存レーベルよりりりースされたトラッド作品集。メンバーは現グルーパのマッツ・エデーン、マグヌスの父親レイフ・スティンネルボム、ハルヴの大親友ダニエルの4人。本国に残るトラッドをメンバーを組み替えて演奏。ソロやカルテットでのレパートリーもある。
同レーベルの代表マッツ・ヘルベリは心臓発作により54歳で他界(2006.09.17)。マッツはマイクをひとつだけ立てて、部屋を丸ごと飲み込むようなレコーディングを行ってきたが、彼の意思を次いで奥方が同レーベルを継続させているのは本当に喜ばしい限りである。

 


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Djef Djel

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Djef Djel
Amigo AMCD760 ¥2,400

2007年、現時点での最新作。大半の作曲をアレが手掛けており、実力をまざまざと見せつける。前作に勝るとも劣らぬ完成度と軽快なテンポで一気に聴かせる。「やりたい事をやったのが結果として本作さ!」とはアレの談。
※輸入盤Pケース仕様/解説書なし


Bodjai

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Bodjai
Amigo AMCD752 ¥2,400

Sweden Grammis ●スウェーデン・グラミー (フォーク部門獲得)2004獲得!! 2004年、1st作。古いレンベーティカ(ギリシャ歌謡)にセネガルの歌唱が交わったり、セレル族の歌が飛び出したりと、初めて聴いた時はかなり驚いた。もちろん随所でマグヌスのスウェディッシュ・フィドルも飛び交う。スウェーデン・グラミー(フォーク部門)2005獲得!!
※輸入盤digiパック仕様/解説書なし

Harmony Fields

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