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バザール・ブローはここ近年で、同シーンのトップへ踊り出た。
毎回アメリカで行われるショウケース“ノース・アメリカン・フォーク・アライアンス”でかなり多数の出演応募の中から選ばれた他、2003 年10月23日にもスペインのセビリアで開かれたオフィシャル・ショウケース“WOMEX”に出演している。
メンバーはニッケルハルパの貴公子ヨハン・ヘディーン、エレキ・ベースのビョルン・メイエル、パーカッションのフレドリク・ジッレの3人による珍編成トリオ。まずはヨハンの弾くニッケルハルパについて簡単に触れておこう。
この楽器はラーナリムの来日公演にてその全貌が明らかとなったスウェーデンに伝わる土着楽器。同国の14世紀頃の教会にニッケルハルパを持ったストーンエンジェルが存在した事から、ちょうどこの頃が発祥の時期だとされている。4弦+12本の共鳴弦をニッケル(鍵盤)で押さえて弓で弾く。音色はヴァイオリン的。
※同楽器の詳しい情報はコラム「ニッケルハルパってどんな楽器?」ご参照
>>>
続いて下方では彼等のヒストリーを簡潔に紹介する。
ヨハン・ヘディーンはラーナリムのニクラス、ヴェーセンのウーロフ等に並ぶニッケルハルパの名プレイヤーである。彼には面白い経歴がある。パリで同楽器のストリート
・パフォーマンスに明け暮れていた時、EMIの音楽ディレクターの目に留まり、ハリウッド女優(兼シンガー、モデル)ミラ・ジョヴォヴィッチと一緒に仕事をするようになる。そしてエレキ・ベース奏者にビョルン・メイエルが引き抜かれ、2年間アメリカをツアーして過ごす。
その後ヨハンとビョルンはニッケルハルパとベースを駆使し、これまでには聴いた事もないような楽曲を次々と創り出していった。そしてスウェーデンに戻った際、完璧なパーカッショニストのフレドリック・
ジッレと出会い、バザール・ブローを結成。以来主なフォーク・ミュージック・フェスティヴァルの開催地を中心にスイス、デンマーク、スコットランド、ベルギー、リトアニア、アメリカ、本国スウェーデンを忙しくツアーしている。
バザール・ブローに関するスウェーデンのプレスの声は下記のとおり。
「イカすものを持ったスウェーデンのフォーク・ミュージック。境界を越え、自信を 持った足取りで21世紀へと踏み出している。」 ― アフトンブラデート紙(スウェーデンで最もポピュラーな新聞)
「今、最もクールなスウェーデン人!」 ― スヴェンスカ・ダグブラデート紙
「今にも中毒になりそう!」 ― リラ(ルーツ音楽を中心としたスウェーデンの音楽雑誌)


PHOTO:Thomas Fahlander |
Johan Hedin - alto,tenor-nyckelharpa,voice
ヨハン・ヘディーン - ニッケルハルパ、ヴォイス
スウェーデン南部のカルマル出身。ニッケルハルパ奏者であり、作曲家、同楽器の製作・開発者でもある。
12才より同楽器を弾き始め、1992年にリクスペルマン(ス ウェーデンにおけるフォーク・ミュージシャンへの名誉称号)を獲得する。そんな彼
にはバザール・ブロー以外にも多数のプロジェクトが存在する(ディスコグラフィご参照)。
またあまり知られていない事実として、ウリカ・ボデーン(ラーナリム)の1 stレコーディング・グループ、セルタ(Nordic
Notes DHN-1009)のメンバーでもあっ た。しかしレコーディング前に脱退している。
尚ヨハンはワーナー・ミュージック・ ジャパンのライセンス契約の元、atriumからリリースされた98年のソロ・アルバム 『angel
archipelago』が国内発売され、その後にプロモーション来日も果たしてい る。ラーナリムよりも先にニッケルハルパを日本に持ち込んでいたのだ。
Johan Hedinのソロ関連はこちら>
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PHOTO:Linda Johansson |
Björn Meyer - basses,voice
ビョルン・メイエル - ベース、ヴォイス
ストックホルムの出身。ジャズ/ファンク、フュージョンのバックグラウンドを持ち、89年よりフリーランスの音楽家として活動している。またフラメンコのプロジェ
クト他、スイス、ドイツ、オーストラリア、スペイン、スウェーデンという様々な国 のプロジェクトにも関わっている。
バザール・ブローはスイスをツアー中、アシタ・ハミディズ・バザールに出会う。名前が似ている事と互いの音楽に共感を持ち、セッションを行ってきた様子。
現在ビョルンはスイスに滞在中で、同国で自らのレーベル“バザールプール”を立ち上げ、今後のバザール関連(スイスのバザール含む)の作品をリリースしていきたいと熱く語ってくれた。またルツエン、チューリッヒ、ストックホルムの音楽学校でも教えている。
Björn Meyerのソロ関連はこちら>
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PHOTO:Linda Johansson |
Fredrik Gille -
cajon,udu,tablas,ghatam,framedrum,
darbouka, kanjir,bendir,kalimba,
percussiona nd voice
フレドリック・ジッレ -
パーカッション、ヴォイス
ストックホルム出身のパーカッショニスト。彼の繰り広げるサウンドは世界中のパーカッションの伝統からインスピレーションを受けている。更にタブラはボンベイにて
学んでいた事がある。
2001年からマドリードに住んでおり、スペイン、スイス、ス ウェーデン内の優秀なフラメンコ・アーティスト達と共に活動している。タブラ、カリンバ、フレームドラム他多数を巧みに使い分けるその技量は、ヴェーセンのアンドレー・フェラリに勝るとも劣らないもの。
本人の口から聞くまで知らなかったのだ が、ヴェーセンにアンドレーが参加出来ない時のサポート・メンバーらしい。この手のパーカッショニストはアドリブや即興という部分でかなりの違いが見出せるはず。
ヴェーセンという枠はあるものの、フレドリックが参加するそれも是非観てみたいものだ。
Fredrik Gilleのソロ関連はこちら>
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Bazar Blåのオフィシャル http://www.bazarbla.com/

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●ヨハン・ヘディーン率いるユニット“ルフトストローク”いよいよリリースか?!
メンバーはマリア・カラニエミ(アコーディオン)とスヴェン・オールベック(フィドル)によるトリオ!!
※詳細は下のニュースのインタビューご参照。
●06年10/28・29にジャパン・ツアーを行ったヨハン・ヘディーン。来日中、ヨハンにひじょうに貴重な内容の話を聞く事が出来ました。
詳しくはこちら!>>

【ファールン・フォークミュージック・フェスティヴァル 2003】


ニッシュ
Nordic Notes DHN-1066
品切れ中
「僕達の自信作、出来ました。」― メンバー一同
「若手の一押しフォーク・グループ? やっぱりトリアケル、ドラウプネル、そして何といっても“バサール・ブロー”は外せないよ!」― ステン・サンダール(スウェーデン・コンサート企画組合)
通算3作目。今回はバンド本来の姿をより際立たせた作風。それぞれのメンバーが随所でソロを展開し、その個性的な編成をよりクローズ・アップさせている。スリリングなアンサンブルを繰り広げるグループとは異なり、力まず常に優雅な流れをキープしている彼等であるが、静から動へ移行する時のムーヴメントは相変わらずのカッコ良さ(もうゾクゾクします)。
デンマークにて、ダニッシュ・ミュージック・アワードを獲得!!

ライヴ
Nordic Notes DHN-1051
¥2,500(税抜)・¥2,625(税込)
2003年、ビョルンが立ち上げたレーベル“バザール・プール”よりリリースされたスイスにおけるライヴ音源。スタジオ作よりも遥かにジャズっぽいアンサンブルを聴かせ、この時点で既に6曲もの新曲を披露している。
アンサンブルが静から動へなだれ込む時のムーヴメントがあまりに快感。もうオープニングの“ストンピング・グラウンド”より一気に引き込まれます。

トリップフォーク
Nordic Notes DHN-1045
¥2,600(税抜)・¥2,730(税込)
そっくりそのまま入れ替えて下さい。
更にオリジナリティが開花した2000年の2nd作。隠し味に程好いサンプリング・リズムを投入した他、ヨハンも「これがニッケルハルパの音か?!」と想わせる音色までをも紡ぎ出している。
スウェディッシュ・カントリー・ダンスのショッティスをレゲエ風にアレンジした5曲目や、ビョルンのチョッパー・ベースがジャズ/ファンク色を誘うレパートリー等々、理屈抜きで楽しめる。

ノルディック・シティ〜北欧の都市
Nordic Notes DHN-1041
¥2,600(税抜)・¥2,730(税込)
ニッケルハルパ、エレキ・ベース、パーカッションからなる珍編成トリオ。
同国トラディショナル・フォークをベースにしながらも、その自由な発想から繰り広げられるサウンドはクールなフォーク・サイド・オブ・フュージョンといった趣き。終始優雅なメロディとジャズ・ヴァイオリンを彷彿とさせるヨハンのニッケルハルパはひじょうに心地好い。
フォーク・ミュージック・レコード・オブ・ザ・イヤー獲得の98年デビュー作。
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