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現代スカンディナヴィアン・フォーク・シーンにおいて、威風堂々たる地位に君臨する不滅のトリオ“フリーフォート”。
トリオ名のフリーフォート(自由な足)とは、あるトラッド・テキストの一節から抽出された。そのテキストは「金で出来た椅子に座って美味しいものを食べるよりも、何も無い所で自由に動き回った方が幸せ」と歌われる。トラッドを取り上げるも、自由な表現方法でそれらを奏でる彼等に最も相応しい名前である事を痛感させられる。
彼等はそれぞれ同国のフォーク音楽祭で出会い共演した事から意気投合。3人揃って活動をはじめたのが87年。以来今日に至るまでアルバムは僅か4枚。メンバーはソロをはじめ様々なプロジェクトを持ち、フリーフォートでの活動は本国でもたいへんに話題となっている。
紅一点レーナ・ヴィッレマルクはひじょうに幅の広い声域の持ち主でヨーロッパをはじめ世界中のあらゆるジャンルの中でも最高の歌い手のひとりといっても過言ではない。またグッドムンドソンは伝統的なバックボーンが極めて強い奏者で、ヴィッレマルクとのフィドルの合奏はたいへんに素晴らしくうねる様な躍動感に満ち溢れている。更にメッレルはマンドラやハンマーダルシマー等従来のスウェディッシュ・トラッドには駆使しなかった楽器をいち早く導入(この功績は今日の北欧フォーク・シーンに多大なる影響を与えたといえる)。それでいて古きスウェーデン音楽の魂(ソウル)を極めて純粋に、そしてパワーを持って伝えている。


Copyright (C) 森 洋利 |
Per Gudmundson -
fiddle, viola, Swedish bagpipe, vocals
ペール・グッドムンドソン -
フィドル、ヴィオラ、スウェディッシュ・バグパイプス、ヴォーカル
伝統音楽の宝庫と呼ばれるファールンの出身。メンバーの中でもとりわけ伝統的なバックボーンの強い奏者である。
子供の頃、クラシック・ヴァイオリンを習っていた時期があり、またその教師が当時としては珍しく自国のフォーク/トラッドも演奏していたため、ペールは両方のスタイルを身に付ける事が出来た。またフィドルの他、スウェディッシュ・バグパイプの名手でもあり、同楽器の復興的活動を行ってきた実績を併せ持つ。
また普段はレトヴィークにある民族音楽博物館に勤務しており、スウェーデン全域の伝統音楽に精通している。
Per Gudmundsonのソロ関連はこちら>
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Lena Willemark -
vocals, fiddle, wooden flute
レーナ・ヴィッレマルク -
ヴォーカル、フィドル、フォーク・フルート
スウェーデン中部ダーナラ地方の山間のエルヴダーレンに近いエヴェルツベリという小さな村の出身。
幼い頃より、伝統文化や音楽を大切にする大人達に囲まれ育ってきた。そして18才になった時、ストックホルムに下り立ち、クラシックとジャズを学ぶ。その後89年にはフォーク/トラッドのソロ・アルバムとジャズ・アルバムをリリースする。
もはやレーナは北欧フォーク/トラッド・シーンの女王と呼ぶに相応しく、その素晴らしい歌唱は、世界中のありとあらゆるジャンルの中でも最高の歌い手のひとりといっても過言ではない。
Lena Willemarkのソロ関連はこちら>
ジャズ・サイドでの紹介はこちら>
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Ale Möller -
mandola, flutes, hammered dulcimer, folk harp, vocals etc.
アレ・メッレル -
マンドーラ、笛各種、ハンマー・ダルシマー、フォーク・ハー プ、ヴォーカル他
スウェーデン南端の港町マルメの出身。
マンドーラやハンマーダルシマー等従来スウェディッシュ・フォーク/トラッドに駆使されなかった楽器をいち早く導入。この功績は今日の北欧フォーク・シーンに多大な影響を与えたといえる。その他ブズーキ、トランペット、アコーディオンといった楽器演奏でも、恐るべきマルチ・プレイヤーぶりを発揮している。
また近年アレが力を注いでいるのがワールド・ミュージック・オーケストラで、各国の民族音楽奏者が1度に集結、そしてコラヴォレーションするといったスケールの大きなプロジェクト。
Ale Möllerのソロ関連はこちら>
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FrifotのオフィシャルHP> http://www.frifot.se/

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今年で結成20周年を迎えるフリーフォート、2007年11月に3度目の来日公演を行いました!
このフリーフォート通信によって、彼等の来日レポートおよびフリーフォート最新情報をお伝えします。>>>
※来日公演は終了致しました。
●ウィンター・ツアー 2006のレポートをアップしました!>>
レーナ・ヴィッレマルク&テリエ・イースングセット(グルーパ)始動!!
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レーナ・ヴィッレマルクと、グルーパのノルウェー人パーカッショニスト、テリエ・イースングセットのデュオによる2週間だけのツアーがスタートした。 |
このふたりの共演記録は2002年、テリエのソロ名義アルバム“Ice man Is”に残されている。この作品はタイトルどおり、氷で出来た楽器“アイス・パーカッション”、“アイス・ハープ”、“アイス・トランペット”他による演奏に、エレクトロニクスを絡ませた実験的なものだった。しかし今回はこのような手法とは別物なのだが、パーカッション&ヴォーカル/フィドルによる即興色の強い演奏である事だけは間違いなさそうだ。
是非アルバムも期待したいところであるのだが…。それにしても多忙なふたりである。
写真はこちら!>> |
●オフィシャル・サイトに、2005年4月のジャパン・ツアーの模様の写真がアップされました
("FOTOGALLERI"のページに展示)。
日本語版ツアーリポートはこちら!>>
●フリーフォートジャパンツアー2005で、ライブをはじめ彼らの様々な表情を記録したフォトグラファー“YO-RI”氏のブログ「フリーフォートファン」!ぜひご覧ください!
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●2004年“ノルダン・プロジェクト”でのレコーディングを控えていたアレとレーナですが、まだまだ構想の段階との事で随分先になりそうです。
気になるメンバーですが、この2人にマッツ・エデーン(グルーパ)、ティナ・クオーテイ(現アルヴァ、元フィラルフォルケット、グルーパ)にオーケストラが加わる予定でした。実現する事を楽しみにしています。

【ウィンター・ツアー 2006】NEW!
【ライヴ・イン・ジャパン 2005】
【ライヴ・イン・ジャパン 2003】
【ライヴ・イン・スウェーデン 2002】

スルーリング
Nordic Notes DUN-1032
¥2,500(税抜)・¥2,625(税込)
4年ぶりの通算4作目。タイトルはスウェーデンに伝わる昔ながらの煮込み鍋。そのタイトルに相応しく、これまでのディスコグラフィ中最も暖かみを感じさせる。
終始質素ながらひじょうに濃密で、圧倒的存在感を持って一気に聴かせる。リリースに先駆ける事半年前よりスウェーデン・ツアーで本作のレパートリーは披露されており、演奏がこなれた数ヵ月後、レコーディングに至っている。そしてスウェーデン・グラミー(フォーク部門)2003をも獲得。

frifot
ECM ECM1690
99年ECMよりリリースの3rd。
アレ、レーナを中心に結成された別グループ、ノルダン・プロジェクトの続編的作風を持つ。同レーベルのプロデューサー、マンフレート・アイヒャーの化粧とデザインが施され、これまでにない荒涼とした冷たさと実験色が窺える。
厳かな3声による讃美歌(1),レーナのクゥーラ(牛飼唱法)を取り入れた(3),アレ作曲の美しいワルツ(12),ライヴでは欠く事の出来ないスリリング・チューン(14)等々聴きどころ多し。
イエルヴェン
Nordic Notes DHN-1019
¥2,400(税抜)・¥2,520(税込)
デビュー作から5年後の96年リリースの2nd。この頃よ3声による合唱を取り入れるようになる。
どの楽曲も表情と奥行きに富んだ珠玉の出来でフィドルの合奏を主にスウェディッシュ・バグパイプ、ハンマーダルシマー、笛等が随所でソロを披露。濃くのあるヴィッレマルクの歌唱も11曲おいて堪能出来る。
アレ作曲の“夏のワルツ”はスウェディッシュ・フォークの定番チューンとして、日本でも静かなブームを呼ん だ。
フリーフォート/メッレル、ヴィッレマルク&グッドムンドソン
Nordic Notes DHN-1017
品切れ中
記念すべきデビュー作。個性・実力派ミュージシャンの集合体ゆえ、更にはグループとして1stレコーディングである事も手伝い、溢れんばかりの緊張感が作品全体を支配している。
うねるようなスウェーデン特有のフィドルの合奏や笛の音からは、凛とした寒さの厳しい北欧独特の空気感が漂う。オープニングのフリーフォート・メドレーは彼等のレパートリー中最も複雑かつスリリング。当時フリーフォートはアルバム・タイトルであり、アーティスト表記は名前を並べたもの。
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