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GJALLARHORN

Profile

ヤァラルホーンは97年、デビュー作『海の女神の叫び声』で彗星の如く登場する。 彼等のコンセプトに出てくる物語はひじょうに難解な上、北欧神話が彼等の音楽と常 にシンクロしている。フィンランド・フォークのスタイルにはフィンランド・ダン ゴ、ポルカ、そしてホンパ‘Humppa’(3拍子の踊りのスタイル。ワルツのテンポを 速くしたかのような)等が挙げられるが、彼等の奏でる音楽は極めてスウェーデンの 香りを強く感じさせるものだ。なぜなら彼等はスウェーデン人ひとりを除いてフィン ランド人であるものの、スウェーデンよりバルト海を挟んだフィンランドの極めて西 側辺りに生まれ育った事にヒントがあるようだ。この辺りはフィンランド語とス ウェーデン語が共に交わされる地で、更にこの地に残るスウェーデン文化を受け継い でゆくという姿勢が赤裸々に彼等の奏でる音楽にも現れているのだ。

グループ名のヤァラ‘gjalla’は「叫び」であり、ホーン‘horn’はヴァルホーン (角笛)を意味する。彼等はその特異なサウンドからデビュー早々一気に注目を集め た。デンマークのロスキルデ‘Roskilde’民俗音楽祭で彼等のCDはたった20分で 200枚を完売。更にウォーマディレイド‘Womadelaide’のフェスでは700枚を売ると いう素晴らしい反響が巻き起こってる。彼等はデビュー作『海の女神の叫び声』で、 同年同国の「フォークミュージック・オブ・ザ・イヤー」「フォークミュージックC D・オブ・ザ・イヤー」他フランスで3部門に受賞する等の快挙を成し遂げたのだ。

彼等はアルバムを重ねるごとにメンバー・チェンジを繰り返している。がしかし、北欧神話然としたヤァラルホーンの世界は何ら色褪せる事なく今日に至っている。近年のメンバー・チェンジ下記のとおり。

ディジェリドゥ奏者のトミーは、2004年11月のジャパン・ツアーを最後に脱退。代わ りにコントラバス・ブロック・フルート駆使するイェーラン・モンソンが加入。トミーの個性に勝るとも劣らないのは、もはや彼しかいない。

Members

Jenny Wilhelms - vocals,fiddle,
hardangerfela (Finland)
イェニー・ヴィルヘルムス -
ヴォーカル、フィドル、ハダンゲルフェーレ

フィメール・ヴォーカリストのイェニーは自らの声を変幻自在に操り、ブルーノートをたっぷりと含んだその歌唱は本物のスカンディナヴィアン・トラッドを歌いきっている。もちろんスウェーデン歌唱の象徴でもあるクゥーラ(牛飼唱法)、アドリヴによるコーラスも特筆に値。間奏ではフィドルやハダンゲルフェーレ(ノルウェーのヴィオラ)も弾く。


Petter Berndalen - percussion,etc. (Sweden)
ペッテル・ベルンダーレン - パーカッション、他

アードリアンの紹介で、サラ・プッルユーラに代わり、加入。
ペッテルの駆使するパーカッションはテリエ・イースングセット(グルーパ)、アンドレー・フェラリ(カルテット時のヴェーセン)のセットから影響を受けている。しかしその叩き方はオリジナル。これまでの奏者とは異なり、彼は100%バンドに合わせるタイプの奏者。また新生カラブラのニュー・メンバーでもある。
Petter Berndalenのソロ関連はこちら>>


Adrian Jones - viola,mamdola (Sweden)
アードリアン・ユーネス - ヴィオラ、マンドーラ

アードリアンのヴィオラはひじょうに特徴的で、ハーモニーがふくよかになると更に表現力が増し、いろんなヴァリエーションで交わってくる。マンドーラにおいてはかのアレ・メッレル(フリーフォート)の教えも受けている。またラーナリムのイエンス、スウォップのイーアン等、スウェーデンのマンドーラ、ギター奏者との交流も深い。


Göran Månsson - kontrabas,block flutes, flutes, etc.
イェーラン・モンソン - コントラバス・ブロック・フルート、フォーク・フルート 各種他

ディジェリドゥ奏者のトミーに代わって加入したスウェーデン人フルート・プレイヤー。イェーランは北欧トラッドの演奏に、珍しくコントラバス・ブロック・フルート駆使する。ベース音からドローン音まで、ひじょうに幅広いサウンドを紡ぎ出し、ヤァラルホーン・ワールドにまた新たな息吹を吹き込んでいる。
Göran Månssonのソロ関連はこちら>>


Tommy Mansikka − Aho
- australian didgeridoo,slideridoo, jew's harps (Finland)
トミー・マンシッカ − アホ
- オーストラリアン・ディジェリドゥ、 スライディリ ドゥ、口琴

イェニーと共にヤァラルホーンのオリジナル・メンバーだったが、2004年11月のジャパン・ツアーを最後に脱退。トミーも北欧トラッドの演奏にディジェリドゥを駆使したひじょうにユニークな奏者だった。彼のプレイは1stから3ndまでの3作で堪能出来る。


GJALLARHORNのオフィシャルhttp://www.gjallarhorn.com/

 

News

ヤァラルホーンのフルート奏者ヨーラン・モンソンが、自らのグループを率いて来日します!

【members】
ヨーラン・モンソン − コントラバス・ブロック・フルート、他フルート各種
ペッテル・ブレンダレン − パーカッション
マグヌス・エーク − ギター

※ヨーラン・モンソン・バンドには、ヤァラルホーンのパーカッショニスト、ペッテル・ブレンダレンもいます。
ギターのマグヌス・エークは、同時に来日するラーナリムのメンバー(イェンス・エンゲルブレクトに代わって)でもあります。

ジャパン・ツアー 2008 の詳細はこちら!
Harmony Fields

News
【ヤァラルホーン Japan Tour 2004 & Interview】

Discography


リムファクセ〜魔法の馬
Nordic Notes DHN-1083
品切れ中
特報ページ公開中!>>
前作より数える事4年。遂にヤァラルホーンが最新4th作をリリースした。
サンクト・ペテルブルグフィルハーモニック・オーケストラを配した上に、ブルース・スウェディエンにミックスを依頼している。ブルースはマイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、クインシー・ジョーンズ他との仕事で知られる凄腕エンジニアである事は周知のとおり。今作のテーマは神の馬“リムファクセ”。やはり北欧神話がテーマに用いられている。美と狂気、静と動をも音に封じ込めたサウンドと、その独特の間合いはやはりヤァラルホーン。トミーのディジェリドゥに代わったヨーランはドイツ製の160cmを超えるコントラバス・ブロック・リコーダーに独自の奏法を持ち込み、ヤァラルホーン・サウンドに新たな個性を投入。
過去のディスコグラフィ中、最もシンフォニックかつ、壮大なスケールを持って聴かせる。プロデュースはやはり鬼才マルティン・カントーラ。


グリム城

Nordic Notes DHN-1031
¥2,600(税抜)・¥2,730(税込)
2002年3rd作。3作品中最も深い。特にインスト面での充実振りは目覚しいものがある。今作のテーマは「スピリッツの探求」― グリム城の迷路を抜け出せた者は幸運を得られるという。
1stに収録された“ウーロフ氏”を別ヴァージョンとして再び取り上げている。トータル・アルバムとしての完成度は群を抜く。オープニングの“王の娘たち”は特筆。


愛と情熱の神

Nordic Notes DHN-1030
品切れ中
2000年2nd作。今作のテーマは「愛と恵み」。これまでになく、イェニーの歌唱は歓喜に満ち溢れ、神に代わって愛を伝えている。
テキストはフィンランド、スウェーデン、アイスランド語、更にはヴァイキング時代のルーンストーン文字までもが取り上げられている。ダーヴィドのアメリカン/アフリカン・インディアン・ドラムが効果的にリズムを刻んだ傑作。


海の女神の叫び声

Nordic Notes DHN-1029
¥2,600(税抜)・¥2,730(税込)
品切れ中
97年リリースの本作で彗星の如くデビューを果す。「海の女神のメッセージ」をテーマに繰り広げられるオリジナリティ溢れた世界。
意外にもノルディック・フォークにデジェリドゥを駆使。そのドローン音の上を各楽器と、透き通ったイェニーの歌唱が乗りヤァラルホーンの特異な音は決まる。同年同国はじめヨーロッパ各地で5部門の賞を獲得する。

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