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Profile

1974年ヴィクトリア・トルストイはストックホルムの北部に位置するシグトゥナにて生まれる。彼女の母親はロシアの文豪トルストイのひい孫にあたる。14才でバンド活動を始めたヴィクトリアはポップスを中心に歌ったが、後にピアノをプレイする父親の影響を受けてジャズに興味を示すようになっていった。

94年インディー・レーベルより1stアルバム『Smile, Love andSpice』でデビューを飾る。それから2年と経たないうちに、ヴィクトリアはEMIと契約し、ひじょうにポップ性の強いアルバム『För Älskad(Too Loved)』で商業的成功を収めたのである。そして彼女は一夜にしてスターとなった。
3rd作で彼女はブルー・ノートと契約。スカンディナヴィアのアーティストがこのような歴史的レーベルからリリースされるのは初の出来事である。

その後もヴィクトリアはレイ・ブラウン、マッコイ・タイナーといったジャズ界の著名な人物達と共演し、スウェーデンでの自分のキャリアを磨く事に専念しつつ、世界中でコンサートをこなす事を可能にした。今日ではスカンディナヴィアで最も注目を集めるフィメール・ジャズ・シンガーのひとりとして君臨している。

【傑作シャイニング・オン・ユーにみるヴィクトリア】

「リスナーへのメッセージ? ― この『シャイニング・オン・ユー』は私にとって、とてもパーソナルなものです。皆さんが本作を聴く時に、私の気持をそのまま感じて頂けたらと思います。そして北欧の雰囲気と、スウェーデンの広大な緑の野原、森や山を想像して頂く事も併せて願っています。私の人生の一部であるこのアルバムを、皆さんと分かち合いたいと思っています。」

2003年の暮れ、ヴィクトリアはレーベル“ACT”の専属アーティストとなった。アルバム内の全曲は他ならぬエスビョルン・スヴェンソンによって特に彼女のために書かれている。その内、スウェーデン・グラミー(ジャズ部門)2003を獲得したエスビョルン・スヴェンソン・トリオの傑作『セヴン・デイズ・オブ・フォーリング』(SONY MUSIC SICP-436)収録の“ビリーヴ、ビレフト、ビロウ”のヴォーカル・ヴァージョン“この愛は本物”が4曲目に登場する。

ヴィクトリアは言う――「『シャイニング・オン・ユー』は、エスビョルン・スヴェンソンのアイデアなの。彼とは長い付き合いで、よく一緒に仕事をしたわ。彼が本作を創るアイデアを話してくれた時、とても嬉しかった。何故って、彼の音楽やその素晴らしい演奏を愛して止まなかったから...。そしてジャズは私にとって全てなの。生まれた時からそれを聴いているのよ。父親もジャズ・ミュージシャンだし、ジャズは私の栄養みたいなもの。私は常にそれを吸い込んでいるの...。」
(ヴィクトリア・トルストイ)

コラム『スウェディッシュ・ジャズって何?』
↑こちらもぜひご覧下さい!!

Viktoria Tolstoyのオフィシャル http://www.viktoriatolstoy.com

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News

ヴィクトリア、おめでとう!
『シャイニング・オン・ユー』
German Jazz Award獲得!!

左手側はプロデューサーの
ニルス・ラングレン。

Discography


ピクチャーズ・オブ・ミー
Nordic Notes/Jazz Side NNJ-2033
¥2,600(税抜)・¥2,730(税込)
本作で彼女は自らが愛して止まない楽曲群を厳選。L.ダニエルソン/C.ノービーによる3曲、J.カールソン/P.ホルクネクトによる2曲はじめ、S.ワンダー、プリンス、P.ゲイブリエルといった幅の広さ。更にエンディングでアラン・パーソンズの隠れた名曲“オールド・アンド・ワイズ”をさりげなく持ってくるあたり、そのセンスの良さを見せ付けてくれる。
もともとポップ・ジャズを得意とする彼女だけにその違和感は全くなく、彼女の解釈を持って、軽快なテンポで一気に聴かせる。前作で母国スウェーデンの伝統に立ち返ったり、前々作ではE.スヴェンソンの曲を歌ったりしたわけだが、そこにあった緊張感は薄れ、ひじょうにリラックスした印象すら窺える。特にP.ゲイブリエルのファニーなナンバー“キッス・ザット・フロッグ”を聴くとそれを痛感する。
プロデュースはN.ラングレンからL.ダニエルソンへ。依然傑作の域を保っている。
■members
Viktoria Tolstoy - vocals
Jacob Karlzon - piano, keyboards
Hans Andersson - accoustic bass
Peter Danemo - drums, percussion
Xavier Desander Navarrre
- percussion
Tore Brunborg - saxophone, flute
Lars Danielsson - cello
Produced by Lars Danielsson


マイ・スウェディッシュ・ハート
Nordic Notes/Jazz Side NNJ-2020
¥2,500(税抜)・¥2,625(税込)
これまでのヴィクトリアから想像もつかないくらいに、ソフトな仕上りとなっている。
オープニング、そして6曲目(ちょうど中間にあたる)ではリリカルなトラッド・メロディが配される。厳選されたこれらトラッド曲は同国の偉大なピアニスト“ヤン・ヨハンソン”、トラッド・メロディのアレンジャーとして功績を残した“ベント−アルネ・ヴァリン”、そして高名なシンガーの“モニカ・ゼタールンド”に捧げられた。更にはラーシュ・グリンのレパートリーをはじめ、エスビョルン・スヴェンソン、ラーシュ・ダニエルソン、アンデルス・ヨルミン他現代北欧ジャズ・シーンをリードする奏者等が曲を提供。
レコーディング・メンバーには4th作「ブレイム・イット・オン・マイ・ユース」以来となるヤコブ・カールソンが全編においてピアノを、またウルフ・ワケーニウスのアコースティック・ギターも効果的にアンサンブルへ交わってくる。他お馴染みのニルス・ラングレン含め全6名。尚ゲストはクリスティアン・スペリング、フォーク・サイドからはかのアレ・メッレル(!)他全3名。更に曲によってはボーフスレン・ビッグバンドがドラマティックに盛り上げる。迎えたエンディングでは再びトラッド・メロディが紡ぎ出され、深い印象を残して幕が下ろされる。
ヴィクトリアの歌声に様々な北欧の息吹が映し出されてゆく…そんな心温まる傑作です。プロデュースはやはりニルス・ラングレン。
■members
Viktoria Tolstoy - vocals
Jacob Karlzon - grand piano
Lars Danielsson - accoustic bass, cello
Peter Danemo - drums, percussion
Ulf Wakenius - accoustic guitar
Nils Landgren - vocals, trombone
■special guest
Ale Moller - mandola, flute
Christian Sperig - accoustic bass
Bohuslan Bigband


シャイニング・オン・ユー
Nordic Notes/Jazz Side NNJ-2012
品切れ中
ヴィクトリアはかつてブルー・ノートと契約した初のスカンディナヴィア出身アーティストである。
2003年彼女はドイツの名門ACTの専属アーティストに。本アルバムの全曲は他ならぬエスビョルン・スヴェンソン(E.S.T.)によって特に彼女のために書かれている。プロデュースにはニルス・ラングレンを、そして7曲目のスペシャル・ゲストにはトゥーツ・シールマンスを迎えている。
ヴィクトリアは終始情熱を込めて歌う、晴れ上がった北欧の空から降り注ぐ陽光のように。
■members
Viktoria Tolstoy(vo), Bror Falk(p),Daniel Karlsson(p ♯4), Lars Danielsson(b,cello ♯1,3,5,7-10,12), Christian Spering(b ♯2,6,11), Dan Berglund(b ♯4), Wolfgang Haffner(ds ♯2,6,11), Jonas Holgersson(ds ♯1,3,5,7-10,12), Magnus Öström(ds ♯4), Nils Landgren(tb,background-vo)
■special guest
Toots Thielemans(hca ♯7)


ブレイム・イット・オン・マイ・ユース

東芝EMI TOCP65876
2001年再びEMIから本4th作をリリース。ヤコブ・カールソン率いるピアノ・トリオをバックにしっとりと歌い上げられる。スタンダード・ナンバーを中心にエルヴィス・コステロ、チャカ・カーン、同郷のモニカ・ゼタールンドのレパートリーをも厳選。当時ヴィクトリアは27才ながら既に大物の風格。
■members
Viktoria Tolstoy - vocal
Jacob Karlzon - piano, hammond organ, vibraphone, marimba
Mattias Svensson - acoustic & electric bass
Rasmus Kihlberg - drums, percussion, timpani
produced by Joakim Milder


White Russian

更に翌年、ヴィクトリアはかのブルー・ノートと契約。スカンディナヴィアのアーティストでは初の出来事として本国でもたいへんな話題に。更にプロデュースと全曲をエスビョルン・スヴェンソンが手掛けている。ポップだった前作をよりタイトにし、ジャズ・テイストの強化から来る程好い緊張感があまりに魅力的。
■members
Viktoria Tolstoy - vocal
Esbjörn Svensson - keybords, vibraphone, glockenspiel
Dan Berglund - acoustic bass
Magnus Öström
produced by Esbjörn Svensson


För Älskad

EMI 7243 4 75174 2 6
デビュー作より2年後、ヴィクトリアはEMIと契約。ゴージャスなゲストを多数迎えて制作された本作は本来の彼女の姿ともいえるポップな仕上がりとなった。ひじょうに洒落たアレンジは今聴き直してみてもなんら色褪せることはない。2曲目等はまるでシャーデーのようだ。
後にオッドジョブを結成し、大ブレイクするペール“ルスクトレスク”ヨハンソン、ゴーラン・カジフェスも参加。
■members
Viktoria Tolstoy - vocal
Martin Jonsson - trumpet
Mattias Torell - guitar
Markus Wikström - bass
Petter Gunnarsson - bass
Kettil Medelius - fender rhodes, clavinet, etc.
David Nyström - fender rhodes, clavinet
Malando Gassama - percussion
Renê Martinez - percussion
Per“Ruskträsk”Johansson - sax
Goran Kajfes - flugelhorn, trumpet
Magnus Johansson - trumpet
Peter Asplund - trumpet
Olle Holmqvist - trombone
produced by Martin Jonsson


Smile Love and Spice

SITTEL SITCD9216
94年、ヴィクトリアはインディペンデント・レーベルよりデビュー・アルバムをリリースする。これまではポップスを好んで歌ってきたというが、ピアノを演奏する父親の影響で本格的にジャズを録音したのが本作である。選曲はスタンダードが中心になっているものの、父のエリク・シェルベリが4曲においてオリジナルを提供している。
■members
Viktoria Tolstoy - vocal
Gösta Rundqvist - piano
Sture Åkerberg - bass
Martin Lövgren - drums
Erik Kjellberg - vibraphone
John Högman - tenor sax
Tore Berglund - alto & soprano sax
Bosse Broberg - trumpet
produced by John Högman

Guest Album


ファンキー・アバ / ニルス・ラングレン

Nordic Notes/Jazz Side NNJ-2011
¥2,500(税抜)¥2,625(税込)
栄光のユーロヴィジョン・ソング・コンテスト受賞より30周年を迎えるABBAを記念して、ニルス・ラングレンとヒズ・ファンク・ユニットが動いた。それはABBAの極上のジャズ/ファンク・アレンジだった。ヴィクトリアはゲストとして参加し、“サマー・ナイト・シティ”,“ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ドーン”を熱唱。後者ではかのベニー・アンダーションがピアノを。


Sentimental Journey / Nils Landgren

ACT 9409-2
ニルス・ラングレンのソフトな歌声が楽しめる作品。フレッシュ・クウォーテットのストリングスを従え、全編をしっとりと聴かせる。ゲストで参加したヴィクトリアは“Be there for you”を歌う。リーグモル・グスタフソン、エスビョルン・スヴェンソン等も参加。

 

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