生徒の発表会
■ヤマハ主催発表会日時:2005年3月20日
場所:ヤマハアベニューホール(札幌市中央区,200名収容)
開演:1部10時30分 2部13時40分 3部17時30分
出演者:99組(ソロ94組,連弾5組)この発表会は,ヤマハが主催している「ピアノ指導者の会(通称PEN)」に入会している先生の生徒さんの発表の場として,毎年,開催されています.今回は, 20名の先生たちの生徒さんが出演しました.出演した生徒さんたちの年齢層は5歳から専門学校生まで,小学生が全体の8割を占めていました.それぞれ, 1曲ないし2曲を披露しました.
私の生徒は4名(小学校低学年が3名,幼稚園年長が1名)が出演しました.皆には次の3点を意識してもらいました.
(1)姿勢
(2)選曲
(3)表現
(1)足が床に届かないお子さんが演奏する際,体のバランスを保ち,手足両方の指先に体重を乗せるために,足台を使いました. 右足を前,左足を後ろにひいて,体を少し前に傾けると体重を手の指先に乗せて弾くことができます.
(2) 弾き手が曲を理解し,さらに感じたことを表現する技術を持っていなければ,その曲の良さは聴き手に伝わりません. ですから,まずは弾き手に合った曲を選ぶことを考えました.また,2曲演奏する場合は,それぞれの曲が良さを引き出しあうようにバラ ンスを考えて選びました.(3)今回は補助ペダルを初めて使用しました.床に足が届かなくても,ペダルを踏んで表現の幅を広げることが充分にできることがわかりました.また,スタッカート(音を短く切って弾く奏法)も,曲によって弾き方を変え,「鋭く」「軽く」など,どう弾きたいのかを,子どもといっしょに検討しました.
出演した4人はそれぞれ緊張感や達成感を味わい,今後も人前で演奏することに積極的に挑戦したいという気持ちを持ってくれました.また,他の出演者の演奏を聴いていろいろ感じ,また考えることができたことも,たいへん貴重な経験になりました.
■伊達市音楽協会主催発表会日時:2005年1月30日
場所:だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール(伊達市,1044名収容)
開演:12時
出演者:41名毎年この時期に開催されるコンサートで,今回は第6回目となります.出演したのは,伊達市やその周辺(西胆振)に住む小学1年生から中学3年生まで,それぞれが 1曲ずつ演奏しました(2曲弾いた人が2名いました).
私の生徒は5名が出演(小学校高学年1名,中学生4名)しました.今回演奏するにあたり,特に意識した点は次の3点です.
(1)選曲
(2)時代背景
(3)アピール(1)これまでに色々な曲を弾いてきましたので,今回は小品ではなく,それぞれの子どもたちにとって少し冒険となる大曲に挑戦しました. 4ヶ月という長い期間をかけてひとつの曲に取り組むことで,技術的な部分を克服し,音楽の本質に迫ってほしいと考えたからです.
(2)出演者それぞれが違った時代の曲を演奏することで,お互いの曲の特徴を聴き合い,自分の取り組んでいる曲について再認識できます. そのために,何度もみんなで集まりお互いに演奏しあいました.
(3)自分なりに曲をどう表現したいのかを考え,それを聴いている人に伝えることを常に意識しました.演奏する際,自発的にアピールする重要性をこの年齢では大事にしたいと思っています.そしてそれをいかに本番で発揮できるか,そのために常に本番の緊張感を想像しながら練習することを心がけました.
成長するにつれ色々な不安が本番まで続き,心と体のコントロールを取るのが難しくなりますが,何度もお互いの演奏を披露し合うことで,少しずつ自分の精神状態を知ることができたようで,みんな落ち着いて演奏することができました.これから更なる大曲に取り組み,楽しさと充実感を得られるようになりたい,と感じたようです.
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