ルノワールとピアノ
ルノワール(Pierre-Auguste Renoir, 1841-1914)は,ピアノを弾く人物をモチーフにした絵画を,5点残しています.その多くが,ピアノや楽譜を介して女性たちが会話を楽しんでる様子が描かれています.この時代,ルノワールが活躍していたフランスでは,ドビュッシー(Claude Debussy, 1862-1918)やラヴェル(Maurice Ravel, 1875-1937)が多くの美しいピアノ曲を残しています.私もフランスの作曲家のピアノ曲を演奏するのが大好きです.下の絵の女性たちのように,楽譜と音の両方を,時間をかけて感じたいと願っています.
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Lady at the Piano, 1875 Two Girls at the Piano, 1883 The Daughters of Catulle Mendes at the Piano, 1888
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Girls at the Piano, 1892 Yvonne and Christine Lerolle Playing the Piano, 1897
上の5枚の絵画のうち,もっとも有名なのは,左下にある2人の少女を描いた絵です.ルノワールはこの構図にこだわったようで,同じモチーフの作品を何点も残しました.そのうちの3点を下に挙げます.2人の少女の目線や表情,手の位置などがそれぞれ異なっていることがわかります.
この2人は,一緒に楽譜を読み,実際にピアノの音を味わいながら,時間の経過を忘れて過ごしていたのではないでしょうか...
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