工法の検討
軸組工法、2×4工法等ありますが、それぞれ特徴がありどの方法がよいかは何ともいえません。
我が家は、強いて言えば、軸組パネル工法です。軸組と2×4を足したような工法です。軸組材は、全てエンジニアリングウッド(要は集成材)で、設計仕様に基づき、大手メーカーが独自金具を使って組み立てがシステム化できるように作っているものです。
強度的には結構頑丈な物ができているのではないかと思っていますが、今の建築基準法にそって、手抜きがなかったら、いずれの工法でもそれなりの強度はあると思いますので、工法は間取り等の取り方、将来の増改築時をにらんで、お好みでどうぞといったところでしょうか。
ただ、地震とかの時には、やはり軸組だけよりパネルを使って面で支える工法を取り入れた方が強度は上がると思います。そういった面では耐震性だけでなく免震構造も物理的に実験を繰り返しながら設計している住宅メーカーに部がある気がしています。
断熱材の検討
これの検討に実のところ一番力が入りました。外断熱か、それとも内断熱か。それぞれ一長一短があると思います。
「いい家が欲しい」という一冊の本を読んだばっかりに、一時は絶対外断熱でと思っていましたが、今ひとつ工法的に確立されていないようで諸説、反論もあったこと。また、見積もりをとったところ、外断熱某社の家は結構高かったためやめました。というか、手が出ませんでした。
その代わり、我が家は、地球環境にも優しい、セルロースファイバー(古新聞等わた状にしたような物で調湿性能等に優れている)にしました。
セルロースファイバーも、沈下・飛散の可能性、薬剤(ホウ酸)処理についての不安点もありましたが、いろいろ検討の結果、我が家では、優先度がグラスファイバーより勝りました。
グラスファイバーとかに比べると施工費も割高ですが、室内の音の反響とかも少なく、最近の断熱材を使用した家に住んだことがないので何とも比較のしようがないのですが、結構断熱効果も高い気がします。今のところ選択に間違いはなかったと思っています。
なお、我が家は、壁自体に調湿機能を持たすことから、換気システムが必要になるほど、壁をビニール等で覆うような高気密仕様とはしていません。セルロースファイバーを天井吹き込みした場合、全館の換気システムというのは、それなりの対策をしない限り、やはり問題になるような気がします。
逆に、壁に調湿機能を持たせないと、セルロースファイバーにする意味も薄いような気がします。ですから、ビニールクロスなども、あまりお勧めできません。
セルロースファイバー吹き込み写真
内装材等の検討
これはもう予算と、デザインとお好みのままで、といったところでしょうか。ただし、シックハウスにつながるような物を使う業者は論外です。
壁仕様
我が家では、基本的に紙クロス、オレフィンクロス(水回り)、珪藻土(和室)です。
色は白が基調なので、どうしても子供が汚します。お金さえあれば腰板にしたのに、と思っています。
ただ、紙クロスは継ぎ目とかが目立ちやすいのではという気がします。我が家では、窪んだ角部分でクロスを切っている所も何カ所かあり、そういうところを中心に継ぎ目が目立ってきている所があります。壁紙の職人さんについてははずれだったような気がしています。
フローリング
自然素材を基調とする我が家では、全て、オークの無垢材の無塗装にしてもらいました。
WOOD ONEの塗装品をわざわざ無塗装で出荷してもらい、自分でワックスを塗りました。
(無塗装にしたら少しでも安くなるのかと思ったら、全然安くならなかったので残念でした。また、その上ワックス代も数万円単位での持ち出しとなり、費用面ではかなり痛かったです。)
ワックスも、自然塗料系は、アウロ、オスモ、アグライア等いろいろありますが、我が家では業者の薦めで、アグライアという塗料を使用しました。柑橘系のいい臭いがします。また、上記とはちょっと系統が違いますが、蜜蝋ワックスなんていうのもありますね。
これらの塗料には化学物質系が入っておらず、子供が床を舐めたりしても安全ということです。
作業的には、まず、目止め材を塗り、24時間おいて、サンドペーパーをかけ、その上にワックスを塗るという手間で、費用を浮かせるため、夫婦で、引き渡し直前のゴールデンウィークを全てつぶしてくたくたになりやりました。
なお、アウロとかオスモは今ひとつよく知りませんが、アグライアのワックスは非常に滑ります。ですから階段には目止め材だけでワックスはかけられません。
でも、気持ちよくて、よく滑るもんだから、子供達は、フローリングの上で”泳いだり”しています。
この時使った目止め材やワックスは、後から書斎に本棚を作ったときなどの塗料などとして、木製品の製作の際にはいつも使っています。
ちなみに、上記のワックスは説明書きにも書かれていますが、使用後のウエスを放っておいたら出火し火災になる危険性があるので、水に浸しておくか、すぐゴミ処分する必要があります。
冬場に出火するなどということもないだろうと思っていましたが、新聞に、どこの製品かはわかりませんが、ドイツ製ワックスで出火の記事が載っていました。