地下鉄で行った温泉


 「お風呂に入って食事をしてゆっくりする」というのは、遠くに行かなければできないと思っていた私。
あるとき、友達が浅草にある健康ランドに行かないかとの誘いで、2003年の2月に行ってみることにした。
この健康ランド、「まつり湯」、値段は高いけれど、清潔で設備も整っているらしく、前々から雑誌を見ていた友達は気になっていたという。
わぁー、東京の23区内でのんびりできるところがあるなんて・・・。
それも、交通費は途中まで定期があるので、片道160円。
楽しみ、楽しみ!

 さて、当日。
地下鉄銀座線の田原町駅で午後3時に待ち合わせ。
駅から5・6分くらい歩くと、「まつり湯」に着いた。

 このビルの6階と7階が「まつり湯」。
靴を脱ぎまず、受付でロッカーの鍵と布の手提げ袋をもらう。
手提げ袋には、バスタオルとフェイスタオル、そして、館内着(じんべえ)が入っている。
受付で早速、マッサージの予約をする。
ちょうどよい時間が取れた。
垢すりとどちらにしようか迷いに迷ったが、やっぱり、マッサージにした。
垢すりは次回にしよう。

 さあ、まず最初にお風呂に入ろう。
洗い場の片隅にある垢すりコーナーの横を通過すると、沢山の湯船が並んでいる。
ジェットバスや、薬草湯、登別の湯もある。
また、サウナも湿気の多いものから、乾燥したものもあった。
変わっていたのが、椅子に座って蛇口をひねると、あらゆる方向から水が出て来るもの。
気持ちがいいけれど、耳の中にも水が入ってくる。
思わず耳をふさいでしまった。

 露天風呂にも入ってみた。
この日はとても暖かくて、風が心地よい。
うぅーん、やっぱり都会の風かなあ。
これもまたいいかも。

 そして、お風呂から出て、少し休んでマッサージを受けに行く。
極楽、極楽!

 マッサージが終ってから、簡単に食事。
ビールと、おつまみはお好み焼き・とりのから揚げ・おでんだった。

 そのあと、館内を一回り歩いてみる。
ここは、裸足で歩けるので、とても楽である。
香りのするリラックスルームや仮眠室、そして、売店などを一通り覗いて、通路にある椅子に座って、ずっとおしゃべりしていた。
売店には、まつり湯にちなんでか、はっぴ姿のハローキティーのぬいぐるみが売っている。

 ここの館内着は半袖の上着と膝丈のズボン。
友達のアドバイスどおり、バスタオルを持ち歩いていてよかった。
これ1枚あれば、ショールにも膝掛けにもなるのだった。

 ずっとおしゃべりしてたら、体が冷えてきた。
再びお風呂に入って、ご飯(ネギトロ丼)を食べて帰ることにする。
午後10時だった。

 着替えて受付に行って会計。
1人あたり約9000円。
マッサージをしたので、高くなってしまった。
仕方ない。

 そしてまた、地下鉄で帰る。
上野で一足先に電車を下りた友達。
そのあと私は、今日の出来事を思い巡らせていた。
すると、聞き覚えのある駅名を告げるアナウンスではっとした。
あ、会社の最寄り駅!
現実に引き戻されてしまったのだ。
夢から覚めてしまったときのように!

 それにしても、友達とこんなにいっぱいおしゃべりして、お風呂に入って、のんびりしたのは、久しぶりのこと。
こんなに近い場所でリフレッシュできるなんて、知らなかった!
以外にも身近なところで、温泉気分を味わうことができるのだ。
いろいろとサポートしてくれた友達に感謝である。
本当にありがとうね。

 みなさんも、お近くの健康ランド、一度はいかがでしょうか。


浅草 まつり湯



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Last update: 2003/04/03