フニテルと紅葉の蔵王


 秋真っ只中、何処へ出かけても気持ちのよい季節。
中でも、10月の東北はとってもよかったとの話を聞き、家族で蔵王に行くことにした。
紅葉&温泉の旅行といったところかな。

 2006年10月14日(土)、東京発8:08の新幹線で山形まで行く。
今日はとってもよいお天気。
11時ごろ山形駅に着いて、すぐバスで蔵王に到着。
40分くらいかかったかも。
やっぱり風は、東京より、さらに、山形駅よりもひんやりしている。
そして、温泉の匂いもしていた。

 今日はお天気がよいので、ロープウェーで地蔵山の山頂に行くことにした。
ここは冬場、樹氷を見ながらスキーで滑り降りるところ。
大分前私も冬に来たことがあるが、目の前の木も見えないほどの霧だったっけ。
私はスキーをしないから、下りはもちろんロープウェーで帰ってきた。
さすがにほとんど乗る人はいなかったっけ、あたりまえか(笑)。
今の季節はどんなかなあ。楽しみ!

 あっ、誤解をなさらないよう、あらかじめ書いておこう。
私がスキーをしないのは、チャンスがなかったというか、あまり興味がないから。
視覚障害者でもスキーを楽しんでおられる方がたくさんいることを知っていただきたい。

 話を元に戻そう。
蔵王からのロープウェーは行き先が幾つかある。
もしも行く機会があったら、くれぐれも気をつけて!
私たちは蔵王のバスターミナルからタクシーでロープウェー乗場まで行ったのだけど、「樹氷の」と言ったので、スムーズに行くことができた。

 紅葉は中腹が一番綺麗だったとのこと。
もみじはないみたいだった。





 写真の説明:ロープウェーの窓から見える紅葉です。
黄色と赤と緑色をしています。





 樹氷高原駅で乗り換えてさらに上へ。
このとき、ちょっとしたハプニングが・・・!
ロープウェーに乗るとき、よろけて父の足を踏んでしまったのだ。
樹氷高原駅から地蔵山山頂までは止まらないタイプのロープウェー。
そう、テーマパークにあるようなゴンドラみたいなもの。
私はこの手の乗り物がとっても苦手。
白杖でゴンドラの床を確認していざ足を乗せると、もう何処かへ行っちゃっているから。
ただ単に運動神経が鈍かったりして(笑)。

 ところでこれ、日本では4年ほど前から、蔵王では3年前くらいから導入されている通称「フニテル」と呼ばれるロープウェー。
山岳地帯の厳しい自然環境に強いらしい。
他に、箱根の早雲山や谷川岳の天神平でも走っている。
この旅行記を書くにあたり、ネットで調べたのだ。

 話が飛んでしまった。
父と並んで歩いていた私、私は右側。
右へ移動しているフニテル。私が左足を乗せたとき、ちょうど左側に立っていた父の足が目の前に移動していたのだ。
「(足を踏んで)ごめんね」と言ったものの、
「もう、動いてるって言ってよう」と私。
この手の乗り物に乗るとき、できることなら、「ロープウェーが右へ動いてる」と言ってくれると安心できて嬉しかったなあ。
今度乗るときには、たて1列、つまり、案内してくださる方の真後ろを歩くことにしてみよう。
東京に帰ってきてから、そう思った。

 というように、長年一緒に暮らしている家族ですらもこんな調子だから、完璧なサポートはまず無理だと思う。
っていうか、このごろは次々と新しいものが出てきて、そのたびにお互いどうしてよいのかわからないのが本音だろう。
あまり利用しないタッチ式自動改札もその1例。
1人のときも誰かと一緒のときも、スムーズに通れたことは数少ない。
どうして欲しいのか、いまだによくわからない。
やはり、経験と場数を踏むしかないようだ。

 頂上に着いた。すばらしいお天気でとっても気持ちがよい。
おもわず、深呼吸を何度もしてしまう。
ベンチがあった。そこでお昼ご飯。
青空の下でのお昼なんて、すごく久しぶり。
おにぎり・スケロク弁当・みかん。
あと、さっき山形駅で買っただだちゃ豆を使ったじんだん饅頭を食べる。
このお饅頭、甘さ控えめで皮が薄くて、だだちゃ豆の餡子がたっぷり入っていて、美味しかった。
豆の匂いもしていた。
値段も6個で510円ぐらいとお手軽だし、おすすめ。




 写真の説明:地蔵山山頂の鐘のところに私が立っています。






 それから、またロープウェーで蔵王まで戻る。
帰りのフニテルは、スムーズではないけれど、なんとか乗ることができた。
降りるときはうまくいくのだけどなあ。

 蔵王のロープウェー乗場から歩いて5分ほどで、今日泊まる「ホテル蔵王」に到着。
とある会員優待で秋の行楽シーズンにも関わらず10,000円で泊まることができた。
部屋もかなり広い。

 お風呂は硫黄の匂いとお湯がぬるぬるして、久々温泉らしい温泉に入った気がした。
大浴場は2箇所、露天風呂のほうは、実際入ったら、半露天といった感じで、大きな窓が空いているみたい。
数人用の洗い場もあって、特殊加工の畳敷き。
滑らないし、少し軟らかい足触りだった。

 夕食は芋煮・お刺身・釜飯・米沢牛のしゃぶしゃぶ・味噌がかかった大きな揚げ茄子などなど。
芋煮はサトイモや牛肉などが入った、醤油味の煮物だった。
うどんを入れたらもっと美味しいかも?





 写真の説明:お皿にしゃぶしゃぶ用の米沢牛の生肉が乗っています。





 次の日は、いつものように朝食後、帰るだけ。
食事はバイキング。
駅でお土産を買って、11:01の新幹線で東京に戻るのだった。

 今度の旅行では、久々「日本の秋」を満喫した。
お湯も柔らかな肌触りでとってもよかったし、芯まで温まった。
お手ごろ価格で食事も美味しかった。
気疲れしない旅行、1日半だけどゆったりできて満足している。



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Last update: 2006/11/18