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有機食品 機能性食
品
五味五色
糖尿列島ニッポン
肥満チェックと必要カロリ−
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今、話題?のオ−ガニック食品や、良くわからない減農薬食品。自動販売機でも売られて子供達までもが買って飲んでいる機能性食品。いったい日本人の食生活はどうなってしまうのだろう、食生活にはどんな意味があるのだろうか?JAS法(日本農林規格)の改正で 全ての食品の原材料や内容量、製造者名などについて品質表示が義務づけられるようになる、にせ有機は大幅に減るだろう。
「オ−ガニック食品」とは、農薬や合成化学肥料を使わずに栽培された農産物、抗生物質や成長ホルモンを投与せず、オ−ガニック飼料で飼育された畜産物。また、オ−ガニック認証の原料を使い、禁止された添加物や加工補助剤を使わずに製造・加工した食品を一般的にいいます。
オ−ガニックの3要素は
A 公表された法律もしくは基準に則して、生産、加工、流通していること。
B 上記のことを第三者機関によって認証され、記録の保持、立入検査が行われていること。
C その認証システムに基づいて正しくラベル表示され、不正や虚偽に関する罰則規定が設定されていること。
となっています。3年間、農薬、化学肥料を使用していない農地で栽培された農産物でないとオ−ガニックの認証はされません、また近くの農地からの影響を受けないよう隣の農地と一定の距離(8m以上の緩衝地帯)が必要です。「有機米」といった場合には、近くの田から化学肥料や農薬が流れ込んだりすることは厳禁ですから、「有機米」を生産するのは至難ということです。
オ−ガニック食品の認証は「日本オ−ガニック&ナチュラルフ−ズ協会(JONA)」が行っています。(東京都中央区八重洲2−2−1住友生命ビル5Fビジネスプラザ内・TEL03−5201−7003・ fax 03−3271−0701
認証を受けた食品には(JAPAN ORGANIC & NATURAL FOODS ASSOCIATION)のシンボルマ−クが付けられます。
有機食品と類似したもの
無農薬−前作の収穫後から、当該の収穫まで農薬を一切使用しない栽培方法で生産された物。
無化学肥料−前作の収穫後から、当該の収穫まで化学肥料を一切使用しない栽培方法で生産 された物。
減農薬−前作の収穫後から、当該の収穫までの期間で、化学合成農薬の使用回数が、当該地 域の同期作で慣行的に行われている使用回数のおおむね5割以下で生産された物。
減化学肥料−前作の収穫後から、当該の収穫までの期間で、化学肥料の使用量が、当該地域 の同期作で慣行的に行われている使用量のおおむね5割以下で生産された物。
国産品での「有機栽培」の文字には信憑性は薄いと言わざるをえないので、シンボルマ−クに注意して買い求める必要がある、ただし認証された食品は大変に少ない(日本では10品目程度)欧米諸国では法律による規定を設けてる国も多く、輸入食品にはオ−ガニック食品も多い、大豆、ココア、米、コ−ヒ−豆、大麦、レ−ズン、プル−ン他がある。
化学的合成品の摂取量を減らしたいと思ったら、生産者の顔の見える食品を購入し、加工食品の利用頻度を減らし、手作りの食品を楽しむようにしたい。
*遺伝子組み換え食品(バイオ食品)も有機食品の認証はされません。
従来、食品には「味覚を満足させる」「栄養素を供給する」といった2つの機能が認められていました、その後、食物の成分と体調の関係が解ってくるにつれ、「疾病予防や生命防御」といった第3の食品機能が認められ、それらを持つ食品として「機能性食品」が登場してきました。健康ブ−ムや忙しい現代人の手軽な栄養として瞬く間に全国に広まり、厚生省も機能性食品に深い関心を示して、91年には栄養改善法の施行規則を改正して「特定保健用食品」として、分析試験をパスしたものにつき認可するようになりました。しかし一般消費者には「機能性食品」を健康の特効薬がごとく誤解をして日常の食生活をおろそかにしたり、誤った用い方で体調を悪くするといった害も生じています。「機能性食品」はあくまでも補助であって、中心は日常の食生活にあることを忘れない事が大切と思います。
主な「機能性食品」と効能
オリゴ糖−ブドウ糖や果糖などの単糖類が「少数個」結びついたものの総称。
生理機能−整腸作用のあるビフィズス菌を増やす。(ゴボウやバナナにも含まれる)
カルシウム
生理機能−骨や歯を組織する、筋肉や神経の興奮を鎮める。骨粗しょう症の予防に。(小魚、牛乳、ヒジキなど)
CPP−カゼインフォスペプチドの略。乳製品に含まれているカゼインというタンパク質が酵素によって変化したもの。
生理機能−小腸内でカルシウムと弱い結合体を作り、カルシウムの吸収率を高める。(牛乳、ヨ−グルト、チ−ズ、乳製品など)
タウリン−タンパク質を構成するアミノ酸の一種、魚介類や母乳に多い。
生理機能−血液中の「悪玉コレステロ−ル」を減らして、動脈硬化の予防や高血圧の抑制。(たこ、いか、えびなど)
食物繊維−人間の消化酵素で消化できない炭水化物の一種。
生理作用−排便を促し、コレステロ−ルの吸収を阻害、大腸ガンの予防など成人病(生活習慣病)の予防。(さつまいも、こんにゃく、しいたけ、野菜類など)
DHA・EPA−人体に必要な不飽和脂肪酸の一種。DHAはドコサヘキサエン酸、EPAはエイコサペンタエン酸という。
生理作用−血液を固まりにくくし、コレステロ−ルを低下させる働きがあり、動脈硬化や心臓病に良い。(いわし、あじ、さんまなど)
ビフィズス菌−腸内に棲む善玉菌の一つ。
生理作用−腸内の有害細菌を抑制しながら、乳酸、酢酸を生産して腸を刺激し、動きを活発にし てくれる。オリゴ糖と一緒に摂取すると良い。(ビフィズス菌入りのヨ−グルト、発酵乳など)
ベ−タカロチン−人参や菜っ葉の鮮やかな色を作り出す色素の一種。
生理作用−細胞を傷つけDNAを変化させてしまう「活性酸素」を消去する抗酸化作用があり、ガ ンなどの慢性疾患の予防。(にんじん、にら、ほうれんそうなど)
レシチン−大豆や卵黄などに多く含まれるリン脂質。
生理作用−コレステロ−ルが血管に沈着するのを防ぎ、動脈硬化を予防。(大豆、卵黄、コ−ン など)
リノ−ル酸−身体に必要な必須脂肪酸の一つ。植物油や魚油に多い。
生理作用−血液中のコレステロ−ルと結合して排泄しやすくする。動脈硬化や高血圧の予防に。(サフラワ−油、ひまわり油、胡麻油な)・・・・・・・ 最近はリノ−ル酸神話も少々問題が!アレルギ−体質の人には不向き。
他にも鉄やビタミンC、ビタミンEなど種々の機能性食品があります。
五味
元は中国の「陰陽五行説」から来たものと思いますが、日本料理では料理の基本として使われます。五味とは「甘味」「酸味」「塩味(鹹味)」「苦味」「旨味」をさしますが(五行説の五味は旨味は無く辛味になります)これらの味を巧みに組み合わせるように献立を立てることが大切だと言っています、中国薬膳ではそれぞれの味が身体のある臓器を養うとして、臓器ごとに身体に良い味や悪い味が分けられています。様々な味に親しむことは栄養面のみならず、精神の発達にも重要であり、ある特定の味のみを味わうことは偏執的な性格を生み出す危険があるといわれています。
五色
「青」「赤」「黄」「白」「黒」の五つの色をいいます、献立を立てる時はこの五つの色を配することを基本とします。これは見た目ばかりでなく栄養面からも大切な事です。この典型的なものは「幕の内弁当」などのお弁当や定食に見られます(一皿の料理は結構面倒。簡単には目の前の料理に5つの色があるかどうかの確認を!ということになります。「青」は青野菜でビタミンやミネラルが豊富。「赤」は肉や魚、人参やトマトも赤だ、動物性タンパクや脂質、ビタミンもある。「黄」は卵の黄身や味噌、カボチャ、オレンジ、コ−ン、レモンや菜の花も黄色だ、ビタミンCや植物タンパク、糖質もある。「白」は米やじゃがいも、牛乳、白菜、パンや卵の白身、糖質、乳製品なども白だ、エネルギ−源やタンパク質、ビタミンもある。「黒」は胡麻や海藻、きのこ類などミネラルや繊維が豊富だ。五つの色をそろえるとバランス食に−−−−−−幕の内弁当には5つの色があるにぎり寿司には 魚の赤 ご飯の白 海苔の黒 がある、足りないのは 青と黄色だ オレンジやほうれん草を付けよう といった具合で五色を揃えるとバランスがとれる。ら−めんには 中華麺の黄色 チャ−シュ−の赤 ほうれん草の青 がある、足りないのは白と黒だ、乳製品の白と海藻の黒を付けよう。
こんな具合に見た目の色で判断して足りない色を加えよう、量の多少の問題はあるが結構いける栄養バランスの取り方といえる。栄養のことを考えるのは難しいがこれならやれそうだ!。
五法
五つの調理法をさします、これは五行説にはありませんが「料理を楽しむ」ためには重要です。日本料理の献立には「生物」(刺身や膾)「焼き物」「煮物」「蒸し物」「揚げ物」といった五つの調理法が料理を楽しませてくれます。揚げ物ばかり、焼き物ばかり、といった献立よりも栄養といった面からも優れています。色々な調理法で楽しい食卓を演出して下さい。動物と人の食の違いは料理するところにあります、料理することで栄養分を失ったり、塩分を摂りすぎたりすることはあります。しかし、料理することで食品の消化は良くなり、細菌を殺すことが出来、食べられる食品数を増やす事が出来、これらにより人類は繁栄しました。料理バンザイ!賢く料理を作って楽しんでください。
40歳以上の日本人の10人に1人は糖尿病に罹患しているといいます。糖尿病の恐ろしさは以外と知られていないようですが、糖尿病に合併して「腎臓障害」「網膜の障害」「自律神経の障害」最後は「心臓に障害」が出て死に至るなど大変に怖いのです。人間は元来「飢え」に対して強くできていますが、飽食に対しては弱い身体をしています、したがって「身体を使わなさすぎる」「物を食べ過ぎる、飲み過ぎる」「甘い物や脂っこい物を摂りすぎる」といった日本人の生活では身体は対処できずに「食べ過ぎによる害」を出しているという結果です(因果応報)。現代人は美味しいものや楽しいこと、便利なことの誘惑に常に囲まれています、それらの誘惑に勝てるように自己管理することが糖尿病予防のポイントです。豊かな社会のツケが回ってきたのです。日本には昔、「ハレ」の日と、「ケ」の日という区別が有り、ご馳走は「ハレ」の日にしか有りませんでした、ところが現代は毎日が「ハレ」の日のようにご馳走だらけです。子供は「餓鬼」というくらいですから常は飢えていないといけませんが、小さい時から毎日鱈腹エネルギ−を摂っている身体は肥満し、まさに糖尿病の予備軍となります。「子供の時のエネルギ−過剰摂取は命を縮めます」「タンパク質の不足も命を縮めます」「腹八分目」とは良く言ったものです。砂糖のいっぱい入ったもの、脂肪分のいっぱい入ったもの、アルコ−ル、どれも誘惑の強い味ですが要注意です。アルコ−ルの後のラ−メンはいけません、砂糖と脂肪が一緒になっているクリ−ムも注意、運動不足はもっと注意。今の若い人達が好む味「脂味」なんか厳重注意と思います。
肥満は生活習慣病といわれる「糖尿病」や「高血圧」「動脈硬化」「心臓病」などの大敵です、最近では成人に限らず若い人達にもこれらの病気が増えているようです、適正な体重を維持しこれらの病気の予防に努めることが大切です。そこで肥満の判定に使われるBMIを紹介します、もし肥満の判定が出たら、食生活や運動(毎日300キロカロリ−を消耗するような運動を)に注意をして適正な体重にする努力を。「そば」や「豆腐」の良さを再認識してください。
BMI 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=
で計算します。この数値が19.8以上〜24・2未満は標準 24.2以上〜26.4未満は過体重 26.4以上は肥満 19.8未満は痩せとされている。(日本肥満学会では肥満の判定を25に引き下げた)肥満は高血圧や高脂血症や糖尿病などの生活習慣病の原因となるが、BMIが22の場合に、様々な病気にかかる危険性が最も低いことが研究で知られている。高血圧や高中性脂肪血症などの生活習慣病危険率がBMI22の人の倍になるBMIは25、糖尿病はBMI27で倍になる。こういったことからBMI25以上で、高血圧や糖尿病などの兆候があるか、内臓に脂肪が付いている人は治療が必要な「肥満症」と診断されるようになった。
BMI 22になる理想体重は 身長(m)×身長(m)×22=理想体重
現在、生活習慣病予備軍ともいうべきBMI25以上の人の割合が、成人の20〜24%になることが指摘されている。肥満は遺伝の影響が25%、生活習慣が75%と言われ、肥満の解消には生活習慣を見直すことが大切だ。
私の場合は 体重74kg 身長177cmですから 74÷1.77÷1.77=約23.6となりほぼ標準です。あなたは大丈夫ですか。
健康づくりのための適当な運動例
(毎日行う場合の1日の運動時間) 30歳代の健康な者を対象
速歩(100m/分) 25分
エアロビクスダンス(軽く) 25分
自転車(18km/時間) 25分
水泳(ゆっくりした速さ) 25分
ジョギング(120m/分) 20分
あなたの必要カロリ−は?
1 あなたの労働強度を分類します。
軽い労作・・・・・・・通勤 買物など1時間程度の歩行と軽い手作業や家事などによる立位のほかは大部分が座位で事務、勉強、談話等をしている場合
中程度の労作・・・通勤 買物のほか仕事などで2時間程度の歩行と事務、読書、談話による座位のほか機械操作、接客、家事等による立位時間の多い場合
やや重い労作・・・農耕、漁業、建築などで座位、立位、歩行のほか1日のうち1時間程度は重い筋作業に従事している場合
重い労作・・・・・・1日のうち2時間程度は激しいトレ−ニングとか木材の運搬、農繁期の農耕作業などのような重い筋作業に従事している場合
自分がどこに位置するか確認して下さい。
2 あなたの理想体重をBMIから求めます。
身長(m)×身長(m)×22=理想体重
自分の身長(m)から理想体重を計算します。
3 体重1kg当たりの必要カロリ−を参考にして自分の目標カロリ−を計算します。
18才〜29才
軽い労作・・・・・・・・ 女性 25kcal 男性 30kcal
中程度の労作・・・・ 女性 29kcal 男性 35kcal
やや重い労作・・・・ 女性 33kcal 男性 40kcal
重い労作・・・・・・・ 女性 37kcal 男性 45kcal
*30才〜49才は18才〜29才の97% 50才以上は88%くらいに下げて計算して下さい。
「最近の日本人はほとんどが軽い労作に区分されていると思いますので25〜30kcalで計算すれば良いと思います。」
計算例
身長177cm 年齢 25才 男性
理想体重は 1.77(m)×1.77(m)×22=約68.9kgとなり、カロリ−は 68.9×30kcal=2067kcalとなります
ちなみに店屋物やFF、FRのメニュ−は?
カツ丼770kcal 親子丼620kcal 天丼700kcal 牛丼680kcal うな重720kcal のり弁630kcal
とり唐弁680kcal ポ−クカレ−1010kcal ビ−フカレ−800kcal カツカレ−830kcal ピラフ410kcal
オムライス820kcal スパミ−トソ−ス968kcal たらこスパ630kcal ハンバ−グセット930kcal
ビ−フステ−キセット1050kcal ラ−メン440kcal みそラ−メン560kcal 塩バタ−ラ−メン670kcal
チャ−シュ−めん600kcal かた焼きそば660kcal 冷やし中華530kcal 冷めん440kcal 五目そば700kcal
チャ−飯650kcal 中華丼740kcal ニラレバ定食750kcal 餃子定食700kcal 焼き肉ランチ750kcal
もりそば330kcal きつねうどん390kcal 天ぷらそば620kcal 鍋焼きうどん580kcal 月見そば420kcal
たぬきうどん420kcal カレ−うどん600kcal 刺し身定食550kcal 鯖みそ煮定食700kcal ぶり照り定食740kcal
豚カツ定食1310kcal あじフライ定食810kcal 天ぷら定食880kcal
4摂取エネルギ−比のこと
摂取エネルギ−のうち 脂質から得られるエネルギ−の比率を脂肪エネルギ−比、糖質からのものは糖質エネルギ−比、たんぱく質からのものをたんぱく質エネルギ−比と言います。最近の日本人の食生活では脂肪エネルギ−比が高くなりすぎたためこれを下げるような指導がされています。脂肪エネルギ−比は10〜25%、糖質エネルギ−比は50〜60%、たんぱく質エネルギ−比は30〜35%くらいが良いといわれます。
ダイエットには1日の生活時間を調査し、個人の1日の消費エネルギ−を調べたり、普段の食生活を調査してから、適切な食事と運動を行うことが大切となります。特効薬などありませんし、やってはいけない危険なダイエットもありますので注意してください。