平成17年度 第2回 東京都調理師試験 (17年11月)

<食文化概論>

(1)中南米の料理に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「中南米の料理には、かつてこの地を植民地とした(  )や奴隷として連れてこられたアフリカの人々の影響がみられる。」

1スペイン・ポルトガル

2ドイツ

3ロシア

4中国

(2)南蛮菓子に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「戦国時代末期ごろポルトガルなどから伝来したカステイラや( A )などの南蛮菓子は、( B )や多量の砂糖を使用したり、上火を使って焼くなど新しい手法で作られており、その後の日本の菓子に影響を与えた。」

   A       B

1ういろう     みそ

2まんじゅう    寒天

3おこし      きな粉

4こんぺいとう   卵

(3)日本の食文化史に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1縄文時代に、稲作農業が定着し、狩猟による食料の採取は行われなくなった。

2鎌倉時代に、千利休により茶の湯(わび茶)が大成された。

3江戸時代に、にぎりずしが登場した。

4第二次世界大戦後に、初めてカレーライスが作られた。

(4)日本の野菜に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「今日、日常的に食べられている野菜のうちで、明治以降になて普及したものは(  )である。」

1はくさい

2かぶ

3さつまいも

4なす

<衛生法規>

(5)食品衛生法に規定する用語に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1食品とは、医薬品を含むすべての飲食物をいう。

2食品衛生とは、食品及び添加物を対象とする飲食に関する衛生をいい、器具及び容器包装は含まれない。

3添加物とは、食品の製造過程又は加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法で使用する物をいう。

4営業者とは、営業を営む人のことであり、法人は含まない。

(6)労働基準法に規定する労働者の最低年齢に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「使用者は、一定の条件のもと行政官庁の許可を受けた場合を除き、児童が満(  )歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。」

1 12

2 15

3 18

4 20

(7)食品衛生法に基づき、厚生労働大臣、都道府県知事等は営業者から報告を求め、営業等の場所に臨検(りんけん)し、無償で収去させることができるが、これを行う者とした、正しいものを次の中から選びなさい。

1食品衛生指導員

2食品衛生責任者

3食品衛生管理者

4食品衛生監視員

(8)調理法に基づく、調理師就業届け出制度に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「多人数に対して飲食物を調理し供与する施設等従事する調理師は、厚生労働省令で定める2年ごとの年の12月31日現在における氏名、住所その他厚生労働省令で定める事項を、当該年の翌年( A )までに、その( B )の知事に届け出なければならない。」

    A      B

1 4月15日  住所地

2 4月15日  就業地

3 1月15日  住所地

4 1月15日  就業地

(9)調理師法に基づく、都道府県知事が調理師免許を取り消すことができる事由の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

A 麻薬、あへん、大麻又は覚せい剤の中毒者である。

B 罰金以上の刑に処せられた。

C 経営不振を理由に飲食店を解雇された。

D 海外旅行で感染症にり患した。

1 AB  2 BC  3 CD 4 AD

<公衆衛生学>

(10)世界保健機関(WHO)に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1第一次世界大戦後、経済協力開発機構(OECD)の専門機関の一つとして設立された。

2本部事務局はニューヨークに置かれている。

3すべての人々が可能な最高の健康水準に到達することを目的としている。

4果たす役割は、感染症対策のみである。

(11)人口統計に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1現時点でのわが国の人口ピラミッドは富士山型で、将来の人口は減少する見込みである。

2生産年齢人口とは15歳から64歳までの人口をいう。

3わが国では戦後一貫して、女性より男性の平均寿命が長い。

4わが国の平均寿命は、男女とも短くなる傾向にある。

(12)国民健康・栄養調査(旧 国民栄養調査)に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「1975年〜2003年の29年間を見ると、1人1日当たりの平均エネルギー摂取量は( A )する傾向にあり、近年では2000kcalを( B )いる。」

A   B

1減少  下回って

2減少  上回って

3増加  下回って

4増加  上回って

(13)感染症に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1日本におけるヒト免疫不全ウィルス(HIV)の感染者は減少している。

2日本における結核患者数は近年激減しており、特にそれに占める70歳以上の高齢者の割合が減少している。

3メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は種々の抗生物質が効かないため、病院内での感染防止対策が重要である。

4エボラ出血熱は、細菌性の腸管出血症の一種である。

(14)疾病予防の段階に関する組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

1がん検診            一次予防      

2病気の治療           一次予防

3予防接種            二次予防

4手術後のリハビリテーション   三次予防

(15)出生率に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「1人の女性が生涯に産む子供の数の平均を示した値を( A )といい、厚生労働省の

2004年人口動態統計では、( B )を記録した。」

   A        B

1 普通出生率    1.57

2 普通出生率    1.29

3 合計特殊出生率  1.57

4 合計特殊出生率  1.29

(16)廃棄物処理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1食品リサイクル法では、食品関連事業者は食品廃棄物の減量や再生利用に取り組むことが義務づけられている。

2廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、産業廃棄物は都道府県が処理の責任を持つ。

3家電リサイクル法では、家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵・冷凍庫、洗濯機)のリサイクルについて、消費者の費用負担はない。

4容器包装リサイクル法では、容器包装廃棄物の処理責任を、市町村が全面的に担うものとされている。

(17)悪性新生物に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「近年の日本人の死亡者数からみると、男女とも(  )による死亡者数は減少している。」

1肺がん

2胃がん

3肝がん

4大腸がん

(18)母子保健に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1妊娠した者は妊娠の届け出をすることにより、都道府県知事から母子保健手帳が交付される。

2乳児とは満3歳に満たない者をいう。

3日本の乳児死亡率は、世界的にみて極めて高い。

4体重2500g未満の乳児は、低体重児として届け出なければならない。

<栄養学>

(19)栄養素とその主な働きの組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

    (栄養素)      (主な働き)

1 糖質、たんぱく質    体の機能を調整する。

2 糖質、脂質       エネルギー源となる。

3 脂質、無機質      エネルギー源となる。

4 たんぱく質、ビタミン  体の組織をつくる。

(20)生活習慣病に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「生活習慣病は、食習慣・運動週間・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群で、(  )、糖尿病、高脂血症などがある。」

1高血圧

2腰痛

3食物アレルギー

4貧血

(21)食物繊維に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1食物繊維は、人の消化酵素で分解することができる。

2不溶性食物繊維は、水を含むと著しく粘性が増す。

3水溶性繊維は、糖質の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑える。

4近年、日本人の食物繊維摂取量は平均で25gを超えている。

(22)脂質に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1脂質は1g当り4kcalの熱量を発生する。

2中性脂肪は、主に細胞膜やホルモンなどの構成成分になる。

3不飽和脂肪酸は、光や熱の影響を受けにくい。

4飽和脂肪酸は、常温で固体である。

(23)ビタミンとその主な働きの組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

  (ビタミン)    (主な働き)

1 ビタミンA     目や皮膚などの健康保持

2 ビタミンB1    コラーゲンの合成

3 ビタミンC     骨・歯の石灰化促進

4 ビタミンD     抗酸化作用

(24)基礎代謝に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1基礎代謝とは、眠っている状態で生命を維持するのに必要な最小エネルギー量のことである。

2基礎代謝量は、体重及び体表面積に反比例する。

3発熱や体温上昇に比例して、基礎代謝量は高くなる。

4体の筋肉や脂肪量は、基礎代謝に影響しない。

(25)各年代の栄養摂取の特徴に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1妊娠後期は、浮腫(ふしゅ)を起こしやすいのでカリウムを控える。

2多くの幼児は、三度の食事だけで十分な栄養を摂ることは難しいので、不足分を間食で補う。

3成人期は、一生を通じて最も基礎代謝量が高いため、十分な栄養を必要とする。

4高齢期は、基礎代謝量が増えるため、エネルギーの必要量は増加する。

(26)鉄欠乏貧血に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1鉄分、ビタミンA、葉酸の不足が原因で起きる。

2治療のためには、鉄分と良質なたんぱく質の摂取を心がける。

3治療のためには、ビタミンCを控えめにする。

4食事中は、緑茶・紅茶・コーヒーなどを積極的に飲むと良い。

(27)疾病とその食事療法の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

  (疾病)    (食事療法)

1 高脂血症    動物性脂肪の摂取制限

2 心筋梗塞    高エネルギー食

3 腎炎      高たんぱく質食

4 痛風      水分制限

<食品学>

(28)ゲル化剤に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「ゲルを形成できる物質(液体のものをゼリー状に固める作用を持つ物質)をゲル化剤といい、加工食品に利用される多糖類のゲル化剤には、(  )、グルコマンナン、アルギン酸がある。」

1グルコース

2ゼラチン

3ペクチン

4ポリフェノール

(29)甘味物質に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「天然甘味物質には、ショ糖、ぶどう糖、果糖、麦芽糖などがあり、化学的に合成された甘味物質には、(  )、サッカリンなどがある。」

1アスパラギン

2アスパルテーム

3アラニン

4フェニルアラニン

(30)小麦粉に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1強力粉と薄力粉は、軟質小麦が原料となっている。

2中力粉と薄力粉のたんぱく質含有量は変わらないが、粒子の大きさの違いによって使用目的が分かれる。

3薄力粉は粘りが少ないので、てんぷらの衣などに使用される。

4中力粉は適度に粘りがあるので、主に製パン用に使用される。

(31)魚類に関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「魚類のうち、特に青魚には多価不飽和脂肪酸の一種である(  )やIPA(EPA)が多く含まれている。」

1PHA

2ATP

3DHA

4EGF

(32)乳及び乳製品の成分規格等に関する省令に定められたアイスクリームに関する記述で、(  )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。

「アイスクリームとは、乳固形分(  )%以上で、うち乳脂肪分8.0%以上のものをいい、これより乳固形分が少ないアイスミルク、ラクトアイスと区別される。」

1 10.0

2 15.0

3 20.0

4 30.0

(33)肉の熟成に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「牛や豚などは、と殺後しばらくすると( A )が起こる。さらに時間が経つと( B )が起こり、( C )が生成され食肉らしい風味を持つようになる。

 

  A     B    C

1死後硬直  自己消化 旨味成分

2死後硬直  自己消化 アンモニア成分

3自己消化  死後硬直 旨味成分

4自己消化  死後硬直 アンモニア成分

<食品衛生学>

(34)殺菌方法に関する記述の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。

A紫外線殺菌灯による殺菌は、照射された物品の表面しか効果を示さないので、器具等の影になった部分や食品の内部までは殺菌できない。

B放射線は透過性があるため、容器や包装内部の食品も殺菌できるので、わが国ではいろいろな食品の殺菌に広く応用されている。

Cろ過殺菌法は、ビールの除菌などに活用されているが、過熱殺菌に比べて風味の変化が大きい。

D強電解酸性水は、次亜塩素酸ナトリウムと同程度の殺菌効果があり、人への毒性がなく、皮膚への刺激も低い。

1 AとB  2 BとC  3 CとD  4 AとD

(35)普通せっけん(陰イオン界面活性剤)と逆性せっけん(陽イオン界面活性剤)に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1普通せっけんは、逆性せっけんより殺菌力が強い。

2逆性せっけんは、汚れなどの有機物があると殺菌力が弱まる。

3普通せっけんと逆性せっけんを混ぜて使用すると殺菌力が強くなる。

4逆性せっけんは、毒性がないので野菜や果物の消毒に使用できる。

(36)食品の変性に関する記述の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。

A腐敗に関与する微生物には、かび、酵母、細菌がある。

B微生物の作用がなければ、食品にはいかなる変性も起きない。

C微生物の作用によって食品中のたんぱく質が分解され、悪臭やガスを発生する現象を腐敗という。

D酵母が炭水化物を分解してアルコールを生成する反応を酸敗と呼ぶ。

1 AとB  2 BとC  3 BとD  4 CとD

(37)経口感染症の病原体の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

A ノロウィルス

B コレラ菌

C エイズウィルス

D 結核菌

1 AとB  2 BとC  3 CとD  4 AとD

(38)アニサキス症に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「アニサキス幼虫の人への感染部位は( A )で、食品を70℃で加熱すると瞬間的に、また( B )℃で24時間以上おくと死滅する。

  A     B

1消化管     5

2筋肉      5

3消化管   −20

4筋肉    −20

(39)ボツリヌス菌による食中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1好気性菌で芽胞を作る。

2食中毒の原因食品は、食肉製品、自家製缶詰、いずしなどがある。

3症状は、腹痛、嘔吐、下痢など、典型的な胃腸症状である。

4感染型の食中毒であり、腸管内で増殖して食中毒を起こす。

(40)フグ中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1食用とされるフグであっても、臓器、季節、個体、海域などにより毒力は異なる。

2フグ毒であるテトロドトキシンは、加熱すれば無毒になる。

3トラフグは、筋肉、皮、肝臓、卵巣、精巣のいずれも無毒であり、食用とすることができる。

4調理師免許を有してしれば、全国どこでも飲食店でフグを解体・調理し、客に提供することができる。

(41)牛海綿状脳症(BSE)に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「1986年に( A )で最初に報告さ病気で、プリオンという( B )が異常化する事により発症し、現在ではわが国でも発症が確認されている。」

  A     B

1イギリス  ウィルス

2イギリス  たんぱく質粒子

3アメリカ  ウィルス

4アメリカ  たんぱく質粒子

(42)腸管出血性大腸菌O157による食中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1欧米では本菌を原因とする大規模な食中毒が知られているが、日本では患者が100名を超えるような食中毒は発生していない。

2腸炎ビブリオなどの食中毒は、食品中で大量に増殖することで食中毒を起こすが、本菌の場合は10〜100個という微量の菌量で食中毒を起こす。

3本菌を含むすべての種類の大腸菌は、腸管に対する毒素産生能力を有する。

4本菌は牛の腸管内に生息しているため、原因食品は牛肉と食肉製品に限られる。

(43)化学性食中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1 1995年に発生した乳児用粉ミルクによる大規模な食中毒は、製品に混入したPCBが原因であった。

2 1968年に発生した米ぬか油による大規模な食中毒は、製品に混入したフロンが原因であった。

3 イタイイタイ病は、有機水銀により汚染された米が原因であった。

4 食品の製造や保存の工程で意図しない化学物質の混入を防止するためにま、適切な衛生管理が重要である。

(44)食品添加物に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1食品衛生法では、食品添加物の製造基準、成分規格、使用基準、保存基準が定められている。

2食品添加物の使用基準は、人の一日摂取許容量をもとに決められるので、世界各国であらゆる食品について共通である。

3疾病の治療や医療効果を目的とする物質も食品添加物として指定できる。

4食品添加物は食品の腐敗や変質を防止するのが目的であり、食品の魅力を引き出す目的で使用されることはない。

(45)牛乳の殺菌法に関する記述で、(  )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

「超高温殺菌法(UHT)は、( A )℃で2秒間の加熱処理を行う。この殺菌法は、63〜65℃で30分間保持する低温殺菌法(LTLT)に比べると、牛乳成分の変化が( B )といわれている。」

   A         B

1 72〜75     大きい

2 72〜75     小さい

3 120〜130   大きい

4 120〜130   小さい

<調理理論>

(46)味の種類「五味」の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

1甘味、酸味、塩味、苦味、うま味

2甘味、酸味、塩味、渋味、うま味

4甘味、酸味、辛味、渋味、えぐ味

5甘味、酸味、辛味、苦味、えぐ味

(47)きり方に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1「あられ切り」は、5o角程度の小さな立方体に切ることである。

2「短冊切り」は、マッチ棒状に切ることである。

3「くし形切り」は、輪切りを半分に切ることである。

4「いちょう切り」は、斜めに切ることである。

(48)飲食物と一般的においしいとされる温度の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

   (飲食物)    (おいしいとされる温度)

1コーヒー、紅茶     42〜48℃

2みそ汁、ポタージュ   36〜41℃

3麦茶、ジュース      8〜12℃

4アイスクリーム      3〜 6℃

(49)でんぷんに関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1生の米は、消化が悪い「老化(β)でんぷん」である。

2でんぷんに水と熱を加えると、「糊化(α)でんぷん」になる。

3炊きたてのご飯は、でんぷんが膨らんだ「糖化でんぷん」である。

4冷えたご飯は、粘りがなくかたい「生でんぷん」である。

(50)食品とその主な旨味成分の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。  

(食品)    (主な旨味成分)

1昆布      イノシン酸

2かつお節    グルタミン酸

3干ししいたけ  グアニル酸

4煮干し     アスコルビン酸 

(51)調理用語に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1「ぬた」とは、魚介類や野菜を三杯酢で和えたものである。

2「手開き」とは、身がやわらかく小骨の多い魚を包丁を使わず手でさばく方法である。

3「霜(しも)降り」とは、材料の表面を氷水で冷やして白くすることである。

4「骨切り」とは、骨の多い魚を筒状に切ることである。

(52)調理によるたんぱく質の変化に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1卵白は、泡立てると気泡の表面がたんぱく質で覆われ、安定性が悪くなる。

2小麦粉のたんぱく質は、水分を加えてこねるとグルテニンを形成し粘りがでる。

3卵のたんぱく質は、熱により凝固するが、砂糖を加えるとさらに凝固が促進される。

4すじ肉などコラーゲンを含むかたい肉は、長時間煮込むとやわらかくなる。

(53)献立作成に関する記述の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。

A対象者の年齢、性別、身体活動レベルなどを考慮して献立を作成する。

B栄養価だけでなく、季節感や食材の組み合わせを考慮すると良い。

Cたんぱく質、塩分、ビタミンはできるだけ多く摂取する。

D主食・副菜の2つを中心とした献立とする。

1 AとB  2 BとC  3 CとD  4 AとD

(54)大量調理の特徴に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1和え物は、味がしみ込むのに時間がかかるので、早めに調味液と和える。

2煮物は、余熱や材料の重さなどで煮くずれしやすい。

3炒め物は、熱伝導が良いので、一度に大量の材料を加えて良い。

4大量炊飯は、少量炊飯に比べて水の蒸発量は高い。

(55)油脂の性質に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1油の比熱は水の約2倍なので、水よりも短時間の加熱で高温となる。

2油の水中油滴型エマルジョンには、バター、マーガリンなどがある。

3油脂は水に溶けないので、天板やプリン型などに塗ると食品が接着するのを防ぐ。

4油の酸化は、飽和脂肪酸のほうが不飽和脂肪酸より起こりやすい。

(56)卵の調理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1温泉卵は、卵白の凝固温度が卵黄より低い性質を利用して作られる。

2固ゆで卵の卵黄が黒ずむのは、卵黄の鉄分と卵白の硫黄が反応するためである。

3茶碗蒸しや卵豆腐は100℃で蒸すと良い。

4卵の鮮度が落ちると濃厚卵白が多くなり泡立てやすい。

(57)調理におけるビタミン類の変化に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1レバーを水にさらすと、ビタミンAは水に溶けて損失する。

2豚肉を炒めると、ビタミンB1は油に溶けて安定する。

3きゅうりを切ると、ビタミンC抗酸化酵素が活性化し、ビタミンCの破壊を防ぐ。

4ごま油などに含まれるビタミンEは、油の酸化防止剤として作用する。

(58)味の相互作用に関する記述の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。

A汁粉に食塩を入れると甘味が強まるのは。「抑制効果」による。

B昆布とかつお節の両方でだしをとるとうま味が強くなるのは、「相乗効果」による。

Cコーヒーに砂糖を入れると苦味が弱まるのは、「抑制効果」による。

D漬け物が、漬けた直後より古漬けになったほうが塩味が弱まるのは、「対比効果」による。

1 AとB  2 BとC  3 CとD  4 AとD

(59)野菜とその下処理の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。

 (野菜)    (下処理法)

1たけのこ    酢を加えた湯でゆでる。

2ごぼう     木灰を加えた湯でゆでる。

3ふき      塩を振り、板ずりして湯でゆでる。

4わらび     ぬかを加えた湯でゆでる。

(60)世界各地の料理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。

1「コチュジャン」は、タイの唐辛子みそである。

2「トムヤムクン」は、インドのスープである。

3「クスクス」は、メキシコの薄焼きパンである。

4「ナシゴレン」は、インドネシアの焼き飯である。

 

解答欄

(1)1(2)4(3)3(4)1(5)3(6)2(7)4(8)4(9)1

(10)3(11)2(12)1(13)3(14)4(15)4(16)1(17)2(18)4(19)2(20)1(21)3(22)4(23)1(24)1(25)2(26)2(27)1(28)3(29)2(30)3(31)3(32)2(33)1

(34)4(35)2(36)2(37)1(38)3(39)2(40)1(41)2

(42)2(43)4(44)1(45)3(46)1(47)1(48)3(49)2

(50)3(51)2(52)4(53)1(54)2(55)3(56)2(57)4

(58)2(59)3(60)4