平成15年度第1回東京都調理師試験問題
食文化概論
(1)世界各地の料理に関する組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
1韓国 クスクス コチュジャン
2ブラジル トムヤムクン レモングラス
3インド タンドリーチキン ヨーグルト
4メキシコ タコス カレールー
(2)中国料理に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「( )は、素朴な山東料理と宮廷料理が混ざり合って発達した料理であり、油を多く使い、濃いめの味付けで砂糖はあまり使わない調理方法である。」
1上海料理
2北京料理
3広東料理
4四川料理
(3)流通のしくみに関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「食品の品質を保持するために低温を利用し、その生産、流通、消費の過程で、連続性が途切れないようにする流通のしくみを( )という。」
1コールドチェーン
2チェーンストアー
3レトルト食品
4POSシステム
(4)外食の歴史に関する記述で、年代の古い順に正しく並べたものを、次の中から選びなさい。
A東京の銀座にハンバーガーチェーン1号店が開店した。
B東京に初めて牛なべ屋が開業した。
C東京の神田須田町にカレーライスやカツレツなどをメニューとする大衆食堂が開業した。
1A B C
2B C A
3C A B
4C B A
衛生法規
(5)食品衛生法に規定する食品及び添加物に関する表示又は広告についての記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1製造方法、調理方法に関する表示又は広告は、行ってはならない。
2ポップやポスター等の店頭掲示やチラシによる広告は、行ってはならない。
3全く規制はなく、自由に表示又は広告することができる。
4公衆衛生に危害を及ぼすおそれがある虚偽の又は誇大な表示又は広告は、行ってはならない。
(6)食品衛生法に規定する器具及び容器包装に関する記述で、( )に入る語句の組合せとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「営業上使用する器具及び容器包装は、( A )で( B )でなければならない。」
A B
1 安全 経済的
2 安全 衛生的
3 清潔 衛生的
4 清潔 経済的
(7)それぞれの法律と関係する内容についての組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
(法 律) (関係する内容)
1感染症の予防及び感染症の 医薬品の販売に関すること。
患者に対する医療に関する法律
2地域保健法 人口動態統計に関すること。
3労働基準法 飲食店営業の許可に関すること。
4食品衛生法 栄養表示基準に関すること。
(8)調理師免許の申請に関する記述で、( )に入る語句の組合せとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「調理師の免許を受けようとする者は、申請書に厚生労働省令で定める書類を添え、これを( A )の( B )に提出しなけらばならない。」
A B
1就業地 市町村長
2本籍地 保健所長
3受験地 厚生労働大臣
4住所地 都道府県知事
(9)調理師法第8条では、「調理師でなければ、調理師又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。」としている。この規定に違反した者に対する罰則として、正しいものを次の中から選びなさい。
1罰則はない
2営業停止
330万円以下の罰金
31年以下の懲役
公衆衛生学
(10)次の組合せで、正しいものを選びなさい。
1FAD 国連食糧農業機関
2ILO 国際がん研究機関
3WHO 世界保健機関
4JICA 国際連合
(11)人口動態統計に関する記述で、正しいものの組合せを次の中から選びなさい。
A国勢調査の結果から引き出される人口に関する統計である。
B出生届や脂肪届などをもとにした人口に関する統計である。
C総務省によって、5年ごとに公表されている。
D厚生労働省によって、毎年公表されている。
1AとC 2AとD 3BとC 4BとD
(12)わが国の2000(平成12)年の人口統計に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1平均寿命は、男77.64歳、女84.62歳である。
2年間出生数は、2,337,507人である。
365歳以上の人口の割合は、4.9%である。
4乳児死亡率は、出生千対60.1である。
(13)大気汚染物質に関する記述で、( )に入る語句の組合せとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「( A )は、大気中の汚染物質が( B )を受けて発生するオゾンなどの酸化性物質のことである。」
A B
1光化学オキシダント 超音波
2光化学オキシダント 紫外線
3ダイオキシン 超音波
4ダイオキシン 紫外線
(14)次の食品が水質汚濁の原因となった場合、最もBOD(生物化学的酸素要求量)の高いものを選びなさい。(同じ容量とした場合)
1揚げ油廃油
2しょうゆ
3ビール
4緑茶
(15)感染症対策に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「体内に病原体を持っているが症状のない者を( )といい、知らない間に他にうつす可能性があり感染症対策上重要である。」
1患者
2保菌者
3擬似症患者
4感受性者
(16)感染症と感染経路に関する組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
(感染症) (感染経路)
1結核 血液感染
2コレラ 経口感染
3麻しん 媒介動物感染
4狂犬病 食物感染
(17)次の記述で、( )に入る語句の組合せとして、正しいものを選びなさい。
「( A )は、精神障害者の医療保護、社会復帰の促進、精神障害の発生の予防、そして国民の精神的な健康の保持増進を目的として、( B )年に制定された。」
A B
1精神衛生法 1987(昭和62)
2精神衛生法 1995(平成7)
3精神保健福祉法 1987(昭和62)
4精神保健福祉法 1995(平成7)
(18)生活習慣病に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1脳血管疾患による死亡は、2000(平成12)年においても第1位であり、増加傾向にある。
2虚血性心疾患の危険因子は、肥満、高血圧、高脂血症、喫煙などである。
3大腸がんは、食物繊維を過剰に摂取すると発生しやすい。
4年齢調整死亡率でみると、胃がんは増加傾向にある。
栄養学
(19)六つの食品群に関する組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
(食品群の特徴) (食品)
1カルシウムを多く含む じゃがいも
2炭水化物を多く含む 植物油
3カロテンを多く含む 牛乳
4たんぱく質を多く含む だいず
(20)2000(平成12)年国民栄養調査結果に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1栄養素等摂取量における脂質エネルギー比は、20〜50歳代で成人の適正比率の上限値25%を超えている。
2朝食の欠食率は、20歳代の男性で最も高く、およそ5割である。
3成人では、20歳代女性の鉄摂取量は最も多く、12mgを超えている。
4カルシウム摂取量は、20歳代の男性では50歳代の男性に比べ充分に摂れている。
(21)次の複合たんぱく質に関する組合せで、正しいものを選びなさい。
1リポたんぱく質 オボムチン
2色素たんぱく質 ミオグロビン
3リンたんぱく質 リポビテリン
4糖たんぱく質 カゼイン
(22)体内の物質の運搬に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1腸から吸収された栄養素は、門脈に集合して肝臓に入る。
2腸へ行った血液は、毛細血管で酸素を放出し、一酸化炭素を受け取る。
3肝臓内を通るときに有毒物質は解毒される。栄養素の一部は腎臓(じんぞう)に蓄えられる。
4肝臓を流れる血管系は血液の性状を一定に保ち、水分を体外に排出する。
(23)基礎代謝に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1基礎代謝は、生命維持に必要な最小の熱量である。
2臓器のエネルギー代謝比率で、最も大きいのは心臓である。
3基礎代謝量は、男性より女性のほうが一般に高い。
4基礎代謝の最も高い年齢は、男女とも20歳代である。
(24)糖尿病の予防に向けた食事の摂り方に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1ごはんやパンなどの主食は避け、副食(おかず)を中心とした食事を摂るのがよい。
2野菜、いも類及び果物は、食物繊維を多くので、無制限に食べてもよい。
3アルコール飲料は、高エネルギーであるが、栄養素を含まないので制限の必要はない。
4標準体重の維持につとめ、主食と主菜及び副菜をそろえて摂るのがよい。
(25)栄養状態の判定に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1貧血は、たんぱく質やビタミンAが不足すると起こりやすい。
2夜盲症や角膜の乾燥は、ビタミンCが欠乏すると起こりやすい。
3肥満は、皮下脂肪を上腕の背面や肩甲骨の下端で測定し、判定することができる。
4血圧は、栄養素が欠乏すると上昇しやすい。
(26)炭水化物に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1炭水化物は、単糖類と多糖類の2種類に分類される。
2ブドウ糖は、単糖類で炭水化物を構成する基本的な糖である。
3ショ糖は、ブドウ糖と麦芽糖が結合したもので、加水分解したものを転化糖という。
4デンプンは、ショ糖が多数結合したもので、いも類などに多く含まれる。
(27)動脈硬化の予防に向けた食事で、( )に入る語句として正しいものを次の中から選びなさい。
「動脈硬化の予防には、日常生活において生活習慣が大切である。食事にあってはエネルギーをとりすぎないようにし、特に( )やコレステロールの摂取過多に気をつける」
1カリウム
2カルシウム
3飽和脂肪酸
4不飽和脂肪酸
食品学
(28)次の記述で、( )に入る語句として、正しいものを選びなさい。
「食品に含まれる( )は、味、テクスチャーなどに関与し、また、腐敗菌に増殖の場を与えるなど大きな影響を持つ。」
1ビタミン
2無機質
3水分
4脂質
(29)魚介類に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1ナンプラーは、魚を原料とした発酵食品である。
2生鮮度の指標として、L値(ATPの分解物の比率)を用いている。
3魚の脂質は、飽和脂肪酸が多く、DHAやEPAを含んでいる。
4魚の旨味は、主としてコハク酸である。
(30)食品の色素に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「食品の色には、食欲を増進させる作用がある。野菜や果物のように含まれる主な色素は、ビタミンA類が含まれる赤から黄色の( )、緑色の葉緑素、黄色のフラボノイド、赤、青、紫を示すアントシアンが知られている。」
1クルクミン
2トコフェロール
3カロテノイド
4ヘモグロビン
(31)「発酵食品」の組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
1かつお節 かまぼこ
2カマンベールチーズ アイスクリーム
3アイスクリーム かまぼこ
4かつお節 カマンベールチーズ
(32)味に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1五味(五原味)とは、酸味、塩味、甘味、辛味、旨味をさす。
2アスパルテームは、2種類の糖から合成される甘味料である。
3最も甘味の強い天然の糖は、ショ糖である。
4旨味や辛味を上手に使うと、食塩の使用量を減らすことができる。
(33)次の組合せで、正しいものを選びなさい。
(野菜類) (科名)
1たまねぎ ネギ科
2トマト ナス科
3ほうれんそう アブラナ科
4さつまいも サトイモ科
(34)微生物に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1原虫類には、アニサキスや回虫などの多細胞動物が含まれる。
2食中毒の原因となるウィルスには、小型球形ウィルスなどが含まれる。ウィルスは、食品中では繁殖しない。
3細菌の増殖は、酸素に影響されることはない。
4カビ類が産生する毒素には、極めて強力な発がん物質であるエンテロトキシンがある。
(35)人畜共通感染症の病原菌の組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
A炭疽(たんそ)菌
Bセレウス菌
C腸炎ビブリオ
Dリステリア菌
1 AとB 2 BとC 3 CとD 4 DとA
(36)サルモネラ食中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1潜伏期間は、1時間程度であることが多い。
2症状は、吐き気と激しいおう吐が特徴であり発熱はしない。
3発生は、1989(平成元)年頃より鶏卵を原因とするサルモネラ・エンテリティディスによるものが急増している。
4サルモネラの殺菌は、耐熱性の芽胞を死滅させるために120℃で4分以上の加熱が必要である。
(37)食中毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1有毒きのこは、乾燥させることにより食中毒の発生を防止できる。
2赤痢で飲食を介して口から感染するものは、食中毒に含まれる。
3毒素型の食中毒は、飲食物と一緒に取り込んだ原因菌が腸管内でさらに増殖することにより発症する。
4動物性の自然毒食中毒は、毎年、その8割以上が生ガキを原因として発生している。
(38)植物性自然毒に関する記述で、( )に入る語句の組合せとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「( A )の発芽した部分には、( B )が多く含まれており、摂食後数時間で発病して、腹痛、めまいなどをおこす。」
A B
1ハシリドコロ ソラニン
2ハシリドコロ シアン配糖体
3ジャガイモ ソラニン
4ジャガイモ シアン配糖体
(39)HACCP(危害分析重要管理点)方式による食品の安全性確保に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1食品の種類や加工工程が違っても、危害因子はすべて同一であるとの考え方に基づいている。
2対象食品の製造工程上で発生のおそれのある危害について重点的に管理することにより、一般的な衛生管理が省略できる方法である。
3最終製品の検査を徹底し、検査データを分析・管理することにより、食品の安全性確保を図るものである。
4工場形態の食品製造・加工施設ばかりでなく、給食や飲食店等調理施設についても広く活用できるものである。
(40)逆性せっけんによる衛生的な手洗い方法の順序で、正しいものを次の中から選びなさい。
A爪(つめ)をブラシで洗浄する。
B流水で十分洗い流す。
C逆性石けん液を滴下し、すりこみ水洗いする。
D石けんでよく洗う。
1D−C−AーB
2B−D−AーC
3D−AーB−C
4C−AーD−B
(41)食品添加物に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1すべての製品について、公的な検査機関の製品検査を受けなければならない。
2食品添加物公定書には、食品衛生法で定められた食品添加物の確認試験や純度試験等が収載されている。
3安全性の評価は、ボランティアを対象とした人への投与試験により行われている。
41日許容摂取量は、1回投与による50%致死量(LD50)を基準として算出される。
(42)着色料に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1着色料は、生鮮野菜、食肉及び鮮魚介類への使用が禁止されている。
2天然着色料は、食品に使用した際の表示を省略することができる。
3合成着色料は、天然着色料と比べて熱や光に対して不安定で退色しやすい。
4タール系色素は、発がん性や催奇形性などの毒性が明らかとなったため、すべての物質の指定が取り消された。
(43)食品の腐敗に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
「獣肉が腐敗した場合は、アミノ酸が分解して( A )が生成する。炭水化物に富む食品が腐敗した場合は、( B )が生成する。」
A B
1アンモニア 有機酸類
2アンモニア ヒスタミン
3アルコール 有機酸類
4アルコール ヒスタミン
(44)食品の低温保存に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1食品の保存温度は、低温であるほど微生物の増殖は抑制されるが、油脂の酸化は促進される。
2冷凍食品の保存温度は、食品衛生法で−15℃以下であることが定められている。
3チルドは、一般に10℃前後で食品を保存する方法である。
4パーシャルフリージングは、一般に−60℃以下以下の超低温で食品を凍結し保存する方法である。
(45)器具類の洗浄・消毒に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1酸性洗剤は、たんぱく質の汚れの除去に適している。
2熱湯を使い殺菌する場合、下洗いしてたんぱく質や脂肪の汚れを落としておく必要がある。
3次亜塩素酸ナトリウムは、ふきんなど調理器具の洗浄と殺菌とを同時に行うことができる。
4紫外線の照射は、ボールに入れたせん切りキャベツなど生野菜の殺菌に適している。
調理理論
(46)揚げ物に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1揚げ物として利用する油の温度は、180〜320℃である。
2から揚げとは、食品に何もつけずに揚げる手法である。
3油の比熱は、水より大きい。
4揚げ物では、食品中の水分が蒸発し、代わりに油が吸収される。
(47)西洋料理に用いられる器具とその用途の組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
(器具) (その用途)
1シノワ スープやソースをこしたり、水切りに使う。
2レードル クッキーやパイ生地を薄く伸ばすときに使う。
3スケッパー 油かすをすくったり、こすとき使う。
4ソースパン ソースやスープをすくうときに使う。
(48)茶碗(ちゃわん)蒸しの調理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1卵とだし汁の割合は、1対3が基本である。
2すが立たないように100℃を保って蒸す。
3塩分濃度は、5%が好ましい。
4卵とだし汁は、だし汁が熱いうちに合わせる。
(49)調味料の目安重量に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。(ただし、大さじは15ml容量とする)
「しょうゆ90gは、大さじ( )分である。」
1 3杯
2 5杯
3 6杯
4 9杯
(50)豆類の調理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
A水に浸漬しただいずは、もとの重量の約2倍になる。
Bあずきをゆでるとき、ゆで水を一度捨てるのはサポニンなどのあく成分を除く効果がある。
Cだいずの種皮は、強じんで浸漬による吸水は遅いので、吸水させずに過熱するとよい。
D黒豆を煮るときは、水煮したのち砂糖を一度に加えるとしわになりにくい。
1 AとB 2 AとC 3 BとD 4 CとD
(51)魚介類の調理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1いわしやいかを使い、皮目に熱湯をかけて作る調理法が「皮霜作り」である。
2魚肉の酸変性を利用して、さばの身を軟らかくする調理法が「しめさば」である。
3魚肉を水で洗い、身を収縮させ弾力を失わせる調理法が「あらい」である。
4魚を塩でしめると、脱水されるとともに魚臭が除かれる。
(52)冷凍食品の扱いに関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1かぼちゃは、解凍してから煮る。
2生の獣肉は、凍ったまま焼く。
3魚を流水解凍するときは、食品を袋から出し、直接水がかかるようにする。
4シューマイや中華まんじゅうは、凍ったまま蒸す。
(53)大量調理に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1和え物は、味がよくしみ込むようにするため、材料が熱いうちに調味しておく。
2大量調理は、少量の調理に比べ、水分蒸発量が多くなる。
3大量に煮物をすると、鍋の余熱が多いので煮くずれしやすい。
4大量に炒(いた)め物をする時は、材料を数回に分けるより一度に入れて加熱した方が仕上がりがよい。
(54)調理と温度に関する組合せで、正しいものを次の中から選びなさい。
(調理) (温度)
1番茶を入れる 65℃
2グラタンを焼く 360〜380℃
3クッキーを焼く 100〜130℃
4温泉卵をつくる 65〜68℃
(55)食品の下処理に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「ごぼうをゆでるとき、ゆで水に( )を加えると白く仕上がる。」
1炭酸水素ナトリウム(重層)
2酢
3塩
4砂糖
(56)調理機器・器具に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1アルミニウムなべの熱伝導率は、鉄なべより小さい。
2プラスチック製のまな板は、木製のまな板に比べて吸湿性がないため細菌の繁殖が起こりやすい。
3電子レンジは、マイクロ波を利用した加熱器具である。
4一般に冷蔵庫の庫内温度は、−5〜0℃が適温である。
(57)砂糖の性質に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1プディングは、砂糖を入れるとやわらかく固まる。
2ショ糖溶液に微量の塩を加えると、甘味が減少したように感じる。
3砂糖を170〜180℃に加熱し、茶色に変化することをゲル化という。
4卵白泡に砂糖を加えると、きめの粗い泡になる。
(58)うるち米1000gを炊飯するときの基本的な水の分量として、正しいものを次の中から選びなさい。
1 1000g
2 1500g
3 2000g
4 2800g
(59)肉に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「すき焼きをするとき、早くにしらたきを入れると、( )が牛肉に作用して肉をかたくする」
1食物繊維
2ペクチン
3カルシウム
4ビタミンB1
(60)調理と香りに関する記述で、正しいものの組み合わせを次の中から選びなさい。
A煮干しだしは、加熱して煮出すより水だしのほうが臭みが少ない。
Bしょうゆやみそは、加熱することによって香りが生成するので、長く煮立たせるようにする。
C魚の生臭い臭気であるトリメチルアミンは、焼くと芳香に変わる。
Dうなぎのかば焼きの香りは、酵素作用によって生成されたものである。
1 AとB 2 AとC 3 BとD 4 CとD
解答欄
食文化概論 |
1 |
3 |
2 |
2 |
3 |
1 |
4 |
2 |
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衛生法規 |
5 |
4 |
6 |
3 |
7 |
2 |
8 |
4 |
9 |
3 |
公衆衛生学 |
10 |
3 |
11 |
4 |
12 |
1 |
13 |
2 |
14 |
1 |
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15 |
2 |
16 |
2 |
17 |
4 |
18 |
2 |
|
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栄養学 |
19 |
4 |
20 |
1 |
21 |
2 |
22 |
1 |
23 |
1 |
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24 |
4 |
25 |
3 |
26 |
2 |
27 |
3 |
|
|
食品学 |
28 |
3 |
29 |
1 |
30 |
3 |
31 |
4 |
32 |
4 |
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33 |
2 |
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食品衛生学 |
34 |
2 |
35 |
4 |
36 |
3 |
37 |
2 |
38 |
3 |
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39 |
4 |
40 |
3 |
41 |
2 |
42 |
1 |
43 |
1 |
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44 |
2 |
45 |
2 |
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調理理論 |
46 |
4 |
47 |
1 |
48 |
1 |
49 |
2 |
50 |
1 |
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51 |
4 |
52 |
4 |
53 |
3 |
54 |
4 |
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56 |
3 |
57 |
1 |
58 |
2 |
59 |
3 |
60 |
2 |
平成15年度
*製菓衛生師試験科目は
1衛生法規2公衆衛生学3食品学4食品衛生学5栄養学6製菓理論7製菓実技(和菓子・洋菓子・製パンのうちから1分野を選択)となっていますが、2公衆衛生3食品学4食品衛生学5栄養学の4教科は調理師試験の問題となっていますのでそちらをご覧下さい。1衛生法規は全5問のうち2問が調理師試験と異なっていますので、異なる2問のみ掲載いたします。
1番は調理師試験5番と同
2番は調理師試験6番と同
3番は調理師試験7番と同
A B
1 技術 食品衛生
2 福祉 食品衛生
3 資質 公衆衛生
4 地位 公衆衛生
5 製菓衛生師免許証に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1免許証の書換え交付を申請するときは、申請書に免許証を添え、免許を与えた都道府県知事に提出しなければならない。
2免許証は、6年ごとに更新をしなければならない。
3免許証を破り、よごし、又は失ったときは、免許を与えた厚生労働大臣に免許証の再交付を申請することができる。
4免許申請は、製菓衛生師試験合格後、1年以内に申請しなければならない。
6番〜14番は公衆衛生学(調理師試験10番〜18番に相当)
15番〜20番は食品学(調理師試験28番〜33番に相当)
21番〜32番は食品衛生学(調理師試験34番〜45番に相当)
33番〜39番は栄養学(調理師試験19番〜27番に相当)
製菓理論
40粉とその原材料の組み合わせで、正しいものの組み合わせを次の中から選びなさい。
(粉) (原材料)
A 片栗粉 ひえ
B 上用粉 小麦
C 麦こがし 大麦
D きな粉 大豆
1 AとB 2 AとC 3 BとD 4CとD
41小麦粉に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1小麦粉のデンプンは、アミロペクチンが100%である。
2小麦粉は、小麦の胚芽(はいが)を製粉したものである。
3小麦粉に皮部が混入すると、灰分含量は高くなる。
4カステラの製造には、たんぱく質含量12〜13%の小麦粉が適している。
(粉の種類) (原料) (用途)
1 上新粉 もち米 おこし
2 白玉粉 もち米 ぎゅうひ
3 みじん粉 うるち米 せんべい
4 上南粉 うるち米 焼き皮桜もち
43鶏卵に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1鮮度のよい卵は、割卵すると卵黄がくずれ平板上に幅広く流れる。
2卵黄の強い乳化力は、中に含まれる糖質の作用による。
3卵にブドウ糖を加えて加熱すると、メイラード反応をおこし着色する。
4卵白に少量の卵黄が混入すると、起泡性は増加する。
1牛乳の主な糖質は、ブドウ糖である。
2アイスクリームは、クリームを主原料に、糖類などを加えて凍結したものである。
3ヨーグルト、牛乳を凝乳酵素により凝固させたものである。
4スキムミルクは、牛乳からたんぱく質をのぞいた乳である。
45凝固材料とその原料の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。
(凝固材料) (原料)
1 カラギーナン ツノマタ
2 アルギン酸塩 りんご
3 寒天 動物の皮
4 ゼラチン てんぐさ
46 乳化剤に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「親油性の強い乳化剤は( A )の乳化状態を示し、親水性の強い乳化剤は( B )の乳化状態をつくりやすい。ショ糖脂肪酸エステルは( C )の乳化剤である。」
A B C
1 油中水滴型 水中油滴型 親油性
2 油中水滴型 水中油敵型 親水性
3 水中油滴型 油中水滴型 親水性
4 水中油滴型 油中水滴型 新油性
47 食塩に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「パン生地に1〜2%の食塩を加えると、酵素の作用を( A )、グルテンを引き締め、ガス保持力を( B )させる。」
A B
1 進め 増大
2 進め 減少
3 抑え 減少
4 抑え 増大
48 甘味料に関する記述で、正しいものの組み合わせを次の中から選びなさい。
A 砂糖は、デンプンを消化してつくられる。
B メープルシロップは、かえでの樹液を煮詰め精製したものである。
C はちみつは、上白糖に比べミネラルの含量が少ない。
D 粉砂糖は、グラニュー糖などを微粉末にしたものである。
1 AとB 2 AとC 3 BとD 4 CとD
49 ジャムに関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。、
「ジャム中では、果実中の( A )が、共存する( B )や糖とともにゼリー化している。」
A B
1 ゼラチン 有機酸
2 ゼラチン アミノ酸
3 ペクチン アミノ酸
4 ペクチン 有機酸
50 チョコレートに関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「チョコレートの茶色は、主に( )によるものである。」
1テオブロミン
2カカオタンニン
3カフェイン
4ブルーム
51 酒類に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1ウィスキーは、穀物や麦芽を原料とする醸造酒である。
2ラム酒は、果実を原料とする蒸留酒である。
3ワインは、ぶどうなどから作られる醸造酒である。
4清酒は、米を主原料とする混成酒である。
52香辛料(スパイス類)に関する記述で、正しいものの組み合わせを次の中から選びなさい。
A クローブは、ちょうじの花のつぼみを乾燥したものである。
B シナモンは、シナモンの木の樹皮である。
C バニラは、バニラの根を用いる。
D サフランは、乾燥した葉を用いる。
1 AとB 2 AとC 3 BとD 4 CとD
53食品添加物とその主要用途の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。
(食品添加物) (主要用途)
1 Lアスコルビン酸 着色料
2 塩化アンモニウム 糊(こ)料
3 レシチン 乳化剤
4 ステビオシド 保存料
54製パン改良剤に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1酸化剤は、グルテン間にジスルフォイド(S―S)結合を作りグルテンを強化する。
2酵素剤は、水の硬度を調節するために加える。
3アンモニウム塩は、イーストの発酵を抑制するために加える。
4イーストフードの使用量は、小麦粉の5〜10%程度である。
<製菓実技>
*国家試験では、和菓子・洋菓子・製パンから1分野の選択となります。
「和菓子」分野
55餡(あん)練りに関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
1配糖率とは、練り上がった餡(あん)の重量に対する使用した砂糖の重量の割合をいう。
2練り上がり際に食塩や卵黄、牛乳、水あめを加える場合は、火を強めて行う。
3並餡(なみあん)とは、配糖率が60〜70%の練り上がり餡(あん)をいう。
4餡(あん)が煮詰まってきたら、火を強めてヘラ数を多くするのがよい。
56菓子の製造に用いる膨張剤に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「イーストパウダーは、炭酸ナトリウムに対して、20〜30%の( A )を配合して作られており、ガス発生が100℃まで持続することから( B )によく用いられる。」
A B
1塩化アンモニウム 長崎カステラ
2塩化アンモニウム 蒸しまんじゅう
3炭酸カルシウム 蒸しまんじゅう
4炭酸カルシウム 長崎カステラ
57利休まんじゅうの皮の配合で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
上白糖 60g 水あめ 20g
( )90g 重曹 3g
水 約60ml 薄力粉 200g
1はちみつ
2みりん
3黒砂糖
4麦芽糖
58どら焼きの皮の材料配合で、( )に入る材料は焼き色をよくする目的で使われている。次の中からその材料として正しいものを選びなさい。
卵 120g ( )30ml
上白糖 120g 薄力粉 120g
重曹 1g 水 少々
水 40ml
1油
2しょうゆ
3酢
4みりん
59次の菓子で、材料として小麦粉を用いるものを選びなさい。
1うぐいすもち
2桃山
3くず桜
4こなし
60次の記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
「( A )は、材料を冷水でもみまとめて混ぜ合わせ、用途に応じて着色し、薄く延ばして焼き型で抜いたり、菊の葉などに仕上げる干菓子である。主な材料は、粉糖、( B )、冷水である。」
A B
1雲平 寒梅粉
2雲平 道明寺粉
3村雨 道明寺粉
4村雨 寒梅粉
「洋菓子」分野
55チョコレート(プラリネ)のガナッシュ・ラムの仕込工程に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
クリーム 240ml スイートチョコレート 450g
バター 45g ラム酒 90ml
1全ての材料をなべに入れ、火にかけて、一つにまとめる。
2クリームを火にかけ、沸騰したら火を止め、細かく刻んだチョコレートを入れる。ダマが残らぬよう混ぜ、バター、ラム酒の順に入れる。
3溶かしたバターにラム酒を混ぜ、そこにクリームを混ぜる。溶かしておいたチョコレートを加え、さらによく混ぜる。
4クリームの中に細かく刻んだチョコレートを入れ、一晩ねかせる。翌日、火にかけ沸騰したら、バター、ラム酒を入れ煮詰める。
56スポンジ(トルテ生地)の基本配合で、使用材料として正しいものを次の中から選びなさい。
1浮粉(小麦デンプン)
2コーンスターチ
3薄力粉
4強力粉
イ
57クッキー(サブレ)の基本配合で、( )に入る分量として、正しいものを次の中から選びなさい。
バター 170g 小麦粉 250g
粉糖 80g 食塩 ( )g
58バータ・シューの仕込工程@〜Bで、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。
@水、バター、食塩を手なべに入れ、火にかけ、沸騰したら火からおろし、一度に( A )を入れる。
A( A )を混ぜ合わせたら、再度火にかけ、生地がひとかたまりになる位まで、よく熱を通す。
B充分に熱が通ったら火からおろし、卵を( B )加える。
A B
1小麦粉 一度に
2コーンスターチ 一度に
3コーンスターチ 少しずつ
4小麦粉 少しずつ
59ゼリー(ペクチンゼリー)の仕込工程に関する記述で、正しいものを次の中から選びなさい。
グラニュー糖 500g ペクチン 15g
水飴 500g クエン酸 2.5g
水 500g クエン酸ソーダ 1g
1グラニュー糖とペクチンは、あらかじめよく混ぜておく。
2ペクチンは、最後に入れる。
3ペクチンとクエン酸は、あらかじめよく混ぜておく。
4グラニュー糖とペクチン、クエン酸、クエン酸ソーダは、あらかじめよく混ぜておく。
60バターケーキを焼成するときのオーブンの温度として、正しいものを次の中から選びなさい。
1 90〜100℃位
2 160〜170℃位
3 190〜200℃位
4 240〜250℃位
「製パン」分野
55製パン工程の丸めの目的に関する記述で、正しいものの組み合わせを次の中から選びなさい。
A 成形でガス抜きされた生地を再びガスを含ませ膨張させる。
B 生地の表面をなめらかにし、グルテン構造を整える。
C 生地を休ませて回復させる。
D 分割による生地断面の粘着性をなくす。
1 AとC 2 AとD 3 BとC 4 BとD
56菓子パン(直捏(じかごね)法)の材料配合で、( )に入る分量として、正しいものを次の中から選びなさい。
強力粉 1600g 食塩 16g
薄力粉 400g 全卵 200g
イースト 60g バター 100g
砂糖 500g 水 ( )
1 560g
2 760g
3 960g
4 1160g
57製パンのホイロの温度と湿度の組み合わせで、正しいものを次の中から選びなさい。
(パンの種類) (温度) (湿度)
1食パン 25℃ 40%
2クロワッサン 40℃ 85%
3イーストドーナッツ 40℃ 60%
4デニッシュペストリー 25℃ 60%
58デニッシュペストリーの成形工程に関する記述で、( )に入る語句として、正しいものを次の中から選びなさい。
「27層の折込みパイを作るとき、必要なロールイン工程は、3つ折で( )である。」
1 2回
2 3回
3 4回
4 9回
59製パンの製造工程に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを次の中から選びなさい。
「低温長時間発酵のパンは、高温短時間発酵のパンに比べ、製品の保存性は( A )、老化は( B )。」
A B
1 高く 早い
2 高く 遅い
3 低く 遅い
4 低く 早い
60食パン(直捏(じかごね)法)の基本配合で、砂糖の配合割合として正しいものを次の中から選びなさい。
1 5%
2 10%
3 15%
4 20%
解答欄
衛生法規
4番 3 5番 1
製菓理論
40番 4 41番 3 42番 2 43番 3 44番 2 45番 1
46番 2 47番 4 48番 3 49番 4 50番 2 51番 3
52番 1 53番 3 54番 1
製菓実技(和菓子分野)
55番 3 56番 2 57番 3 58番 4 59番 4 60番 1
製菓実技(洋菓子分野)
55番 2 56番 3 57番 1 58番 4 59番 1 60番 2
製菓実技(製パン分野)
55番 3 56番 3 57番 4 58番 2 59番 2 60番 1