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VEDES(フェデス/ヴェデス)という、ドイツ本社のトイ・ストア・チェーンが3000個限定で制作・販売した、「ポリス」セット。2011年2月にご紹介した、ドクターカー3点セットに次ぐ、スペシャル・セットです。2011年末〜2012年年初の発売と思われます。
ドクターカー・セットの時にもご紹介したように、Vedesは、ニュルンベルクに本社を置き、ドイツ/オーストリア/スイス/イタリア/ルクセンブルク/オランダ/ハンガリーに1000店舗を展開します。(http://www.vedes.de/)
セットの内容は以下の3台。
・メルセデス・ベンツ・ニューシュプリンター・BAG人員輸送車
・ポルシェ・パナメーラ
・VW・シロッコ
ニューシュプリンターについては、カタログ・モデルの「2313」番で既にポリツァイ仕様が作られているので、セット・オリジナル仕様とするために「BAG」マーキングになっています。「BAG」(Bundesamt fu"r Gu"terverkehr /ブンデス・アムト・フューア・ギィーター・フェアケーア)は、連邦国土交通省に所属し、物流(貨物輸送)を所管する政府機関です。「gut」は「良い」という形容詞ですが、名詞「Gut」だと「財産」といった意味があって、複数形をとると(Gu"ter)、「貨物」になります。
ポルシェ・パナメーラは、2011年5月初出金型で、「1446」番の乗用車のポリツァイ仕様。同様にVW・シロッコは2010年7月初出金型で、「1442」番として乗用車が出ています。2台とも、これまでにポリツァイ塗装は作られていないはずです。
別ページで、マジョレットの欧州各国向け緊急車のシリーズをご紹介しているわけですが、ドイツ国内ではマジョレットはあまり売られていないようで、ホビーショップなどが意識的に仕入れているものに限定されているような印象です(ただし地域にもよるかもしれません)。Sikuを素材にしたこのセットも、多分にマジョレットなどの動向を意識した商品と言えるのではないでしょうか。
このセットの「BAG」、この後でご紹介しているオーストリアの「ASFiNAG」など、Siku製品で取り上げられているマーキングが、どんどん専門的な機関のものになって来ているのが面白いところです。 |
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| 2107 メルセデス・ベンツ・ビンツA2003 救急車(ドイツ消防隊・ホイル違い) |
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2010年3月発売の、新金型の「メルセデス・ベンツ・ビンツA2003」救急車のホイル違いで、これまでの銀色のプラ成型色のホイルから、クロームシルバーに塗装されたものになりました。
ごく最近オーストリアから到着したもので、おそらく変更は今年になってからでしょうか。
特に1台ずつに説明が付されて送られてくるわけではないので、以前のものとの違いを発見するのが結構大変。
見たところでは、ボディカラーやマーキングに変更は無いようです。 |
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| 2310 VW-T5/騎馬警官隊・馬運搬トレーラー付き(ドイツ警察・銀/青・ホイル違い) |
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牽引車両がVW-T5になった騎馬警官隊セットのバリエーションで、これもVW-T5のホイル違いです。
これまでは5本スポークのホールの抜けたものを付けていましたが、ホールの無いものに変更になりました。ホイルには塗装はされておらず、銀のプラ成型色のままです。
これもボディカラーやマーキングに変更は無いようで、またトレーラーのホイルは変っていません。
セット商品として意識的にホイルを変えたというよりは、VW-T5の生産が別ホイルになったことで、結果的にセット中のものもホイル変更になった、ということではないでしょうか。 |
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| 1352 03800 VW-T5バス・ASFINAG 人員輸送車 |
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「1352 03800」という品番をもらった、オーストリア向けの製品で、「ASFINAG」の人員輸送車。
「ASFINAG」というのは、「Autobahnen- und Schnellstrassen-Finanzierungs-Aktiengesellschaft」(アウトバーン・ウント・シュネール・シュトラーセン・フィナンツィールングス・アクツィーエン・ゲゼールシャフト)で、「アウトバーンおよび高速道路・資産管理株式会社」とでも訳しましょうか。オーストリアでの高速道路の計画・資金調達・建設・メンテナンスなどを所管する、オーストリア政府が株式を100%保有するパブリック・コーポレーションで、ウィーンに本社を置きます。
「MAUTAUFSICHT」(マウト・アウフズィヒト/料金・料金所の監視・監視員) 「SERVICE UND KONTROLLDIENST DER ASFINAG」 のマーキングがあり、サービス・管理部門の車輌、おそらく料金徴収の監視車輌または料金所所属の車輌でしょうか。
特注品・限定配布品などではなく、通常品として販売されているようです。
面白いのはカード右上に書かれている品番下の商品名で、「Polizei-Streifenwagen」になっており、これは同じ「1352」品番のBMWのパトカーの商品名だったものです。少なくとも「ASFINAG」の車輌は、パトロールカー(シュトライフェン・ヴァーゲン)ではあっても「ポリツァイ・ヴァーゲン」(警察車両)ではないので、同じ品番の以前の印刷原稿の文字の改訂せずに単純流用しているものでしょうか。
ちなみに2011年版カタログでは、「1352」番はまだBMWのポリスカーになっています…。 |
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| 1350A VW・T5 警察人員輸送車(オーストリア警察・ホイル違い) |
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「1350」番、VW-T5のオーストリア警察仕様で、これもホイルが変りました。
以前の、5本スポークのホールの抜けているものから、抜けていないタイプに変っています。
どうやら、VW-T5は、しばらくはこのホイルを付けて出荷されると考えて良さそうです。
最新のブリスターカードは、左下に「METAL+PLASTIC PARTS」、右下に「PVC」(ポリ塩化ビニル)非使用の表示が付くようになりました。欧州での安全基準や表示基準の変更によるものでしょうか。 |
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「キャニオン」「デザート・ライオン」という名前をもらった、ハマー/ハンビーふうのSikuオリジナル車のポリス塗装ですが、これまでの白/黒の「シェリフ」仕様から、メタリック・ブルーと白の「City Police」仕様に変りました。
ドイツ人やドイツの子供たちにとっての「アメリカン・ポリスカー」というのは、こういうものなのだろうか? とちょっと考えてしまいます。フルサイズで車高の低いアメリカ車のハイウェイ・パトロールのイメージは既になく、アメリカの軍隊の印象が入り込んでしまったのでしょうか。
ただし「1404」番でダッジ・チャージャーのポリスも作られていますから、これとペアを形成することになります。
このモデルではホイルは変わっていません。 |
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| 0 V014 VW Typ-T1a 救急車(プラスチック) |
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Siku が1/60・プラスチック製のミニカーの生産を開始したのは1954年、それらがニュルンベルクのトイフェアで紹介されたのは1955年ですが、その最初期の製品群の中に、このVW Typ-T1a の救急車があります。1954〜1959年の生産。50年代で生産を終わってしまっているモデルのひとつです。
「精密スケールモデル」という金型ではありませんが、窓配列を見ると「バス」ではなくて「コンビ」系、リアにウインドがなく、初期T1aのうち、モデル27の患者搬送車なのではないでしょうか。屋根上に換気用ベンチレーター、フロントとリアには赤十字標識のモールドがあり、ヘッドランプも後の「ポリツァイ・バス」などに比べて小さくなっています。屋根が黒、ボディ下半が赤のバリエーションもあるようです。変わった塗色ですが、ミュンヘンなどの正規消防隊の車輌にこうしたカラーのものがあったようです。
ホイルは初期プラスチック専用の「13/1」または「13/2」で、中心に「VW」のモールドのあるもの。
「13/1」には「5.50×16」、「13/2」には「6.25-15」のモールドがあります。 |
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| 0 V052 メルセデス・ベンツ 180 無線警邏車(初期プラスチック・シリーズ) |
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これも「Vシリーズ」の中でも初期のプラスチック・シリーズのモデル。
1956年〜1961年の生産。Sikuの日本への輸入は1966年頃から(玩具輸入自由化のタイミング)と考えられるので、当然日本未輸入と思います。日本国内はもちろん、英・米のネットオークションでもあまり出ないですが、そこはそれ、ドイツには結構出るので、どうしても欲しくなって落札しました。落札価格は11.5ユーロ。(1500円ぐらい)
ポリ製のアンテナは根元を残してなくなってしまっていますが、この際そんなことは言ってはおられません。
このシリーズの箱(パッケージ)はプラスチック製の、屋根まで付いた「ガレージ」型のものに入れて売られたようです。VW-Type1 マイクロバスのものを入手できているので、今度お目にかけます。
アンテナ頂部の形状で2種、ボディのグリーンの濃淡で2種(初期ダークミントグリーン、後期ミントグリーン)で、計3種のバリエーションがあるようです。
画像のモデルはダークミントグリーンの初期タイプ。アンテナ形状は失われているため不明。
フェンダーの白は塗装。グレーのホイルには「6.40×15」の驚愕のモールドがあり、「RV1」として分類されているタイプ。 |
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| 0 V052 メルセデス・ベンツ 190 無線警邏車(初期プラスチック・シリーズ) |
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同じ「V52」品番で、車種がメルセデスの180から190に変更されたもの。
1962年から1965年の生産。
190になってからは「ダークミントグリーン」ボディのものはなく、「ミントグリーン」の1種のみ。180ではシートが付かなかったのに対して、190では白のベンチシートが2列付きました。ハンドルはなし。190のフェンダーが白の塗装だったのに対して、こちらは白プラスチックをグリーンボディに組み合わせたもの。黒のホイルには「6.70×13」とスリーポインテッド・スターのモールドがあり、「RV33」として分類されているタイプ。180のものとはミニカーとしてのタイヤ径が違うのです!!
「Siku」は、当初から極めて高いスケールモデル性を持っていたことがわかります。 |
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| 0 V071・メルセデス180/180D(W120)・ビンツ救急車(プラスチック) |
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ボディ成型色が明らかに他の2台と異なり、これが「クリームホワイト」(クレーメヴァイス)と記されているものと考えています。このモデルもリアゲート/バックミラー/2本の担架は失われています。
きっとリアゲートを開け、担架を出し入れして子供が何度も何度も遊んだのでしょう。その子は、40年もしてからそのミニカーが遠い日本に送られるとは、想像もしなかったに違いありません。
私らの遊んだモデルペットのマスターライン救急車は、リアゲートも開かず、担架も付いていませんでした!
インテリアはオモリを兼ねたダイキャスト。ホイルはグレー・プラスチックの「RV33」。 |
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| 0 V071・メルセデス180/180D(W120)・ビンツ救急車(プラスチック) |
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『ドイツの患者搬送車』のページでご紹介したままで、「Siku」のページではまだアップをしていませんでした。Siku 初期のプラスチック製モデル中の「もう1種」の救急車で、1957年から1966年の生産。
リアゲート開閉、ストレッチャー(担架)が2本入っているので、きっと子供たちに驚愕をもって迎えられ、かつ人気も高かったのではないかと思われます。VW-T1救急車より長命なモデルとなりました。
ただし2本のストレッチャー(1本は患者なし/1本には患者が一体モールド)、開閉するリアゲート、フロントのフェンダーミラーなどの表現が大変に繊細で、現存モデルの多くでこれらのパーツが失われており、完品は稀少です。
プラ成型色に3色(パールホワイト(パール・ヴァイス)/アイボリー(ヘル・エルフェンバイン)/クリームホワイト(クレーメ・ヴァイス))のパリエーションがあります。このモデルは、真っ白ではないのですが、この色調のことを「パールホワイト」と呼んでいるようです。「ヴァイス」は「白」の意味で、「エーダーヴァイス」(エーデルワイズ)の「ヴァイス」です。
ホイルは「RV33」または「RV52」で、共に「スリーポインテッド・スター」と「6.70×13」のモールドがあります。画像のモデルのホイルは「RV33」です。インテリアはオモリを兼ねたダイキャストになっています。 |
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| 0 V071・メルセデス180/180D(W120)・ビンツ救急車(プラスチック) |
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初期プラスチック製のメルセデス180系救急車のうち、「パールホワイト」のホイル違い。
このクラスのモデルでバリエーション集めはもちろん贅沢なのですが、そうではなくて、このモデルはリアゲートが壊れてなくなっており、バックミラーやスポットランプ、2本の担架も失われています。このモデルを先に入手していて、後になってたまたまもっと状態の良いモデルが入手するチャンスに恵まれたに過ぎません。
このモデルもおそらく「パールホワイト」だと考えているものの、同じV71の状態の良いものに比べて、微妙に色調は異なります。ホイルは黒プラスチックの「RV52」を履きます。このモデルもインテリアがダイキャストではなく、プラスチックで、これは生産時期か遅いものに見られる特徴となっています。 |
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| 0 V160 ポルシェ356A・アウトバーン・ポリツァイ(プラスチック) |
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ポルシェを何点かお目にかけます。ポルシェ356A・クーペボディ。後世に作られたものでなく、1961-64年時点で作られたモデルであることが、ある種の感慨を誘います。Siku草創期の1954年から1964年まで生産されたモデルで、V18番のポルシェ356Aの金型を転用したもの。インテリア(シート)は付いていませんが、後々までSikuの「得意技」となる、透明ポリの無線アンテナを既に付けています。このモデルもプラ製貼り付け文字。
手元の資料では、ノルトラインヴェストファーレンのアウトバーン・ポリツァイの使用する356Aカブリオ(1956年)、シュトゥットガルトのアウトバーン・ポリツァイの使用する356Bカブリオ(1962年)の写真がありますが、クーペボディの運用はあったのでしょうか。
ホイルは、「RV18/1」と「RV18/2」を履いたものがあるようですが、画像のモデルは「165-400」のモールドのある、「RV18/2」。 |
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初期のプラスチック・シリーズ、1962-63年の生産なので、Siku製品が日本に輸入されはじめる以前に絶版になっていたモデル。VWのコンビですが、製品名が「ラウトシュプレヒャー・ヴァーゲン」(ラウドスピーカー車)になっています。ドイツの警察にはこの名称(またはラウトシュプレヒャー・ウント・ベフェールクラフトヴァーゲン、「ベフェール」は命令)という車種があり、「広報」というよりも命令・勧告などを告知して回ることを任務とする車輌です。長い間東西冷戦の緊張化にあって、戒厳令発動なども視野に納めていた、ドイツならではの車種かもしれません。
インテリアは入っていません。驚くべきは、側面の「POLIZEI」のレタリングで、プラスチック製の文字が貼り付けてあるのですね。ランナーに付いた状態で接着し、あとでランナーを切り落としているのではないでしょうか。おかげでデカールと違い、40年経っても文字が健在です。60年代ドイツのプラ射出成型技術恐るべし。
このシリーズは、プラスチック製の「ガレージ」に見立てたケースに入れて売られたようです。屋根は柔らかい材質で、「屋根瓦」のモールドがあります。この「ガレージ」タイプのプラケースは、「Typ1」と呼ばれるもので、1961〜1962年しか使われませんでした。ケースの「妻」側に、品番・品名を記した紙ラベルが貼られたようですが、画像のケースでは失われています。
ホイルは、「RV13/1」と「RV13/2」を履いたものがあるようですが、画像のモデルは「550×16」のモールドのある、「RV18/2」。 |
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製品名はプラスチックのV194と同じ「ラウトシュプレヒャー・ヴァーゲン」、車種もVWのコンビですが、こちらはダイキャスト製。ダイキャスト化後(品番で言うとV201以降)、最も品番の若い緊急車輌です。塗色はプラのミントグリーンよりもかなり暗いダークグリーンで、アイボリーの3列のシートが付き、側面の「ポリツァイ」もデカールになりました。(透明フィルム部分がないので、ドライデカールか印刷かもしれません。)
マット・デイモンの「ボーン・スプレマシー」という映画で、彼がベルリンで警察に追われるのですが、特殊狙撃班(SEK、シュペツィアル・アインザッツ・コマンドス)が「ポリツァイ!! ポリツァィ!!」(警察だ!!)と叫んでおりました。
ヘッドライトはカットガラスがはめ込まれていて、ダイキャストシリーズへの意気込みが感じられます。コーギー/ディンキーなどの影響でしょうか。1963〜1970年の生産。画像のモデルのホイルはR1ですが、R2を履いたものもあるようです。
しかし、プラスチックシリーズのV194も、このモデルも、論理的には同じ1/60のはずなのですが、車高やボリューム感などは、とても同じスケールとは思えません。画像下のイラストレーションは、Sikuの1970年版カタログに掲載されているものですが、どちらかというとプロポーションはV194のプラ製モデルの方に似ています。 |
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| 0 V215 ドイツフォードFK3500・災害出場車(プラスチック) |
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Siku 初期のプラスティックのシリーズ(V219番まで)としてはかなり終わりに近い品番を持つモデルで、1963年〜1966年の生産。「カタストロフェン・アインザッツヴァーゲン」という災害用の緊急出場車輌で、赤十字などは付けていないため、救助関係の車輌とは気付きにくいモデルでもあります。
キャブのドアに「丸の中に三角」シンボルのシールが貼られていたようですが、画像のモデルでは脱落しています。ホイルは「RV175」。タイヤのモールドは「7.50-16」ですが、前輪─後輪でホイル形状が異なります。
大戦中(1943年以降)のドイツ軍用車輌に塗られていたという「ダークイエロー」(デュンケルゲルプ)というのは、実はこんな色だったのではないかと信じたくなって来ます…。 |
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| 0 V233 メルセデスベンツ190・ピンツ・オイロープ 患者搬送車(ドイツ) |
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Sikuによるビンツ・アンビュランスのうち、ダイキャスト製初代のもの。これ以前にプラスチック製のモデル(V71)があります。1963年にダイキャスト製ミニカーの製造をはじめて間もない時期のものであるため、パッケージに「ZINKGUSS」(ツィンク・グース=亜鉛キャスティング)の表示と大きな「Z」シンボルの表示があります。つまりプラスチック・シリーズではありませんよ、と言っているわけです。ストレッチャー(担架)は室内に2本がモールドされていますが、着脱はできません。
キャビンのピラー形状などから判断するに、1961-65年式ぐらいのTyp190-190D・ビンツ・オイロープ1000(1100はキャビン屋根が若干高い)あたりの患者搬送車(クランケン・トランスポールトヴァーゲン・KTW)をモデル化しているようです。 |
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| 0 V235-2 フォード・カプリ1700GT・アウトバーン・ポリツァイ |
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「V235番」は、1964〜1970年のポルシェ901から、1971年にフォード・カプリに車種変更。
品名は「アウトバーン・シュトライフェンヴァーゲン」(アウトバーン・パトロールカー)のまま。プラスチックのポルシェ356A、ダイキャストの901では見られなかった、後ろ向きのラウドスピーカーがリアルなデキ。シートは黒ですが、ステアリングとダッシュボードは白。
「POLIZEI」と屋根上「456」のマーキングはデカールによるもの。ホイルは5本スポーク、黒1色の「R3」ですが、「R9」のものもあるようです。裏板品番は、ノーマルのカプリのものである「V310」のまま。 |
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| 0 V235-2 フォード・カプリ1700GT・アウトバーン・ポリツァイ |
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「V235-2」のフォード・カプリは、前回3台をご紹介した時には、品番「1316」に移行した時点で屋根上のコールサインが「ひと桁増えて4563になった」というように書いたのですが、黒1色の「R3」ホイルを付けながら、屋根上に「4563」のデカールを貼ったものを偶然に見つけました。
つまり、ホイルとかデカールとかは、品番が変わったからと言って一斉に差替えられるわけではなくて、部品の在庫が無くなるまで使われ、「品番」は事務上の手続きとしてある時期で便宜的に変更される、ということなのでしょう。出入荷リスト上では新品番、箱の表示は旧品番、などということもあったはずです。
箱に関しては、後にコレクターの手によって他の空き箱に入れ替えられていたりすることがあるので、そのモデルに固有のパッージだと断定することは必ずしもできません。 |
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| 0 V235 ポルシェ901・アウトバーン・ポリツァイ(ダイキャスト) |
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製品名はV160の356A(プラスチック)と同じ「アウトバーン・シュトライフェン・ヴァーゲン」ですが、こちらはダイキャスト製、車種もポルシェ901です。「シュトライフェン」は「巡回する」という動詞で、文字通りの「パトロールカー」。
ボンネット開閉。ただしポルシェはリアエンジン。トミカとはまた全く違った味のある、極めて上質の小スケール・モデル。1964年から70年の生産。この時代のものなのに、裏板刻印は「GERMANY」で、「WEST」の文字がありません。
ホイルは、「R1」と「R2」を履いたものがあるようですが、画像のモデルは初期「R1」。「R2」とは、ホイルキャップ部分のパターンが異なります。ちなみにホイル名称はプラスチックシリーズ用は「V」の付く「RV」、ダイキャスト化以降は「R」として区別されています。 |
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| 0 V250-1318 メルセデス・ベンツ 190D 無線警邏車(ペーターヴァーゲン/ドイツ) |
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これが「ペーター・ヴァーゲン」で、確かに普通の「無線警邏車」。車種はメルセデス・ベンツの190D。ミニカーは1965年から1974年の生産で、途中からスピードホィール(フリッツァー)を付け、品番も#1318となりました。
画像は旧ホィール/旧パッケージの初期生産分で、この頃のスケールは1/60。裏板はちゃんとポリス品番の「V250」のモールドになっています。
品番の頭の「V」は「Verkehr」(フェルケール・交通)を意味し、1955年にプラスチック製のミニカーを発売して以来使われていたものです。1973年に「V」記号はドロップし、1975年から新品番システムに移行しました。
アンテナが折れて失われているか、と一瞬思うのですが、はじめから伸縮式の軟質プラスチックになっているのですね。「子供に遊ばれる」ことを当初から想定している優秀な設計です。
コーギーやディンキーのポリスカーのアンテナは皆折れてなくなっていますが。 |
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| 0 V250-2 メルセデス・ベンツ250 無線警邏車(ドイツ警察) |
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「V250」番で、1965〜1969年までメルセデス190系だったポリスカーは、1970年にメルセデス250系に車種変更。裏板に刻印されている「V309」は、ノーマルのメルセデス190の品番。
画像のモデルのホイルはプラ製、黒1色の「R3」ですが、1973年以降にはホイルのパターンを白で印刷した「R9」を付けたものもあるようです。アンテナが異常に長いですが、「V」シリーズの古き良き香りをとどめた1台。 |
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| 0 V306-1613 メルセデスベンツ220D・ピンツ・オイロープ1200L・患者搬送車 |
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「ビンツ」というのは「ベンツ」のミス・スペルではなくて、ボディ架装の専門メーカー。グループには「ビンツ・アンビュランス」という救急車の艤装を専門とする会社があります。
モデルは1960年代後半から70年代前半の型式で、車台はメルセデスの220/220D/230/240Dなど。「オイロープ1200L」は患者搬送車(クランケン・トランスポールト・ヴァーゲン=KTW)の型式で、この中には感染症患者搬送車(または感染防護型患者搬送車)が含まれます。キャビンの密閉性が異なるのでしょう。単に伝染病患者の搬送ということだけでなく、免疫力の低下などで感染症にかかりやすくなった患者の搬送にも必要となります。感染防護型はルーフ上のベンチレータ形状が異なるようで、SIKUのモデルは通常型と思われます。
Sikuのモデルは1970年にV306としてリリース。1973年以前の金型なので、スケールは1/55ではなく1/60。1974年に品番が「1613」に移行しました。旧品番のものはウインドがクリア、金属ホイルとホワイトリボン付きのゴムタイヤを履き、サスペンションも付いています。室内のメイン・ストレッチャーは取り外し可能。 |
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| 0 V324 フォード・トランジット警察人員輸送車(初期ホイル) |
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以前に「1615」番としてご紹介しているのと同じモデルですが、「V」品番を与えられていた頃の最初期の状態で、1971年から1974年の生産分。ウインドは無色透明。
「V324」時代には「R2」「R3」「R9」のホイルが使われましたが、画像のモデルはスポークが何もなく、1968年から使われた「R2」を付けており、V-324の中でも初期生産分と言えるでしょう。
古き良き時代のSikuのモデル。箱の側面にあるツィンクグース(Zinkguss)は亜鉛ダイキャストのことなのですが、近年は素材的にもアルミダイキャストに置き換えられていったためか、コトバとしてもほとんど見かけなくなりました。(単に「メタール」という表現が多いようです。)
1974年にホイルを変え、ウインドを透明イエローに変えられて、1615番に引越しました。 |
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| 0 V341 BMW 2000Csi (ラウド・スピーカー付き/ドイツ) |
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以前に、フリッツァー(スピード)ホイル化した後の「1321」番としてご紹介したモデルと同じ金型ですが、これは再初期の「V341」番時代のもの。1972年から1974年の生産。
ホイルがフリッツァー以前の「R3」であること、屋根上スピーカーがグリーンにペイントされていること、アンテナとウインドが透明プラであること、などの違いがあります。ホイルは1973年以降は「R9」を付けることになりますが、画像のモデルは最初期の「R3」を履きます。
1975年に「1321」番になり、種々の変更が加えられることになります。
やはりこの時代の金型は、黄緑のウインドなど付けずに、この状態でバランスがとれていると言えるでしょう。
この時代のドイツの警察車輌のグリーンは、その後の白/緑ツートーン用のミントグリーン(ミンツグリュン)よりも濃いのが特徴です。「タンネングリュン」と言い、「モミの木グリーン」「クリスマスツリー・グリーン」といった意味です。 |
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| 0 V342 フォード 17M コンビ・消防指令車 |
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実は80年代から持ち続けているモデル。
1975年には、スピードホイルを付けて「1967」番として生産されましたが、よく見るとフリッツァー化以前の「R9」ホイルを付けており、1973年〜1974年生産の「V342」でした。屋根上のラウドスピーカー、車内荷室に格納されたコーン、別パーツで嵌め込まれたヘッドライトなど、古き良き時代のSikuのツクリを持ったモデルです。
実車はドイツフォードのタウヌスの系列で、「Turnier」(ドイツ読みで良いなら「トゥルニーア」「トゥルニール」)という名前をもらっているようです。 |
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| 0 V344 ランボルギーニ・エスパーダ400GT・消防初動車 |
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何とも派手な蛍光オレンジのこのクルマ、「V317」番の「ランボルギーニ・エスパーダ400GT」をファイアチーフにしたもの。1973-1974年は「V317」番、1975-1977年は「1336」番、1978年はに「1618」番に品番が変更になりました。
ボディ色は「V317」番の初期だけが「シグナルオレンジ」で、以降は「ファイアレッド」になります。このモデルは、R3ホイルを付けていることからも、初期生産分でしょう。
これもホットホィールやマッチボックスの変化を意識した、Sikuの「迷い」の時期のシンボルでしょう。それにしても「ランボルギーニ・エスパーダ」とは…。ボンネット上の「ズィッヒャーハイト・フォイエルシュッツ・レンディーンスト」は、「消防高速初動隊」みたいな感じ。何故かドア横は英語の「ファイアハンター」。ボンネットに「TOTAL」の文字があることから、フランスの大手オイルメーカーである「トータル」社の企業内消防隊(ヴェルク・ウント・ベトリープス・フォイエルヴェーア)なんでしょうか。「石油火災対策にはスピードが必要」という教訓を発しているように見えないでもありません。まさか実在はしないでしょうが。 |
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Siku の1/60プラスチック・シリーズは、乗用車/トラック/バス/建機/トレーラー/トラクター/軍用トラックなどの多様な車輌群のみならず、オートバイ/自転車/人形/道路標識/馬車/テント/店舗/ガソリンスタンド/樹木など、1/60のストリート・シーンを再現するための、ありとあらゆるアクセサリーを製作・販売していました。
他のコレクションは全部放り出して、これを集めたらどんなものかとも思いますが、少なくとも警察官人形は欲しいと思っています。
人形は、単体のものも、何体かが同じベースの上に一体モールドされたものもあり、車輌と同様に全て品番が与えられています。品番には、車輌同様に「交通模型」(フェアケールス・モデーレ)を示す「V」が付きます。
このフィギュアは、赤十字の腕章を付けたDRK(ドイツ赤十字)のドクターで、「聴診器を持った医師」(アールツト・ミット・シュテトスコープ)が製品名です。「Stethoscope」は英・独で同じ綴りですが、元はドイツ語なんでしょう。 |
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| 0292 メルセデス・ベンツL406D・ビンツ事故救助車 |
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1969年に品番「292」で登場。1974年に「1911」に移行。したがってこのモデルもスケール1/60。
メルセデスベンツ・L406D系・1969年式頃をベースに、ビンツ社によるボディ架装と艤装を施した、事故救助車。マーキングはタンポではなくて全てデカール貼り。フロントとリアの「ウンファール・レットゥング」は、「事故・災害救助」の意味。
室内のメインストレッチャーは取り外し可能、リアゲートも全てダイキャスト製。
スピードホイール化以前の黒いプラスチックのホイルを履きます。後輪はダブルタイヤになっています!! 裏板は、品番と製品名のモールドのあるこの救急車専用のもの。
1977-78/1978-79ではスピードホイール(フリッツァー)を履いて登場。1980年版では赤のストライプ入り。1988年版では既にカタログ落ち。 |
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| 0292 メルセデス・ベンツL406D・ビンツ事故救助車 |
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メルセデスベンツL406D・ビンツ事故救助車で品番「292」番のまま、「フリッツァー」ホイル(スピードホイル)に変更されたモデル。
1977-78年版、1978-79年版で確認できる仕様。1979-80年版からは白塗装・赤ストライプの仕様になりました。
裏板刻印は「RETTUNGSWAGEN」ではなく「MERCEDES-BENZ L406D」になりましたが、ホイルの変更にともなって車軸のホールド方法も変更され、裏板のパーツそのものが変わったためです。
赤十字の他のマーキングもデカールのままで、どうやら変更されているのはホイルと裏板だけのようです。 |
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全くのノーマーキングのVW-T2 マイクロバスですが、フロントが前開きに開くようになっており、これが実は速度超過取締り用の「レーダー搭載車」なのですね。ドイツ版覆面PCということでしょう。
ノルトライン・ヴェストファーレンの警察官とだいぶん以前に交換で入手したもので、それでなかったら私には警察車両と思わずに通り過ぎ続けたことでしょう。
オランダやクロアチア向けの珍しいSiku製ポリスカーの画像を送って来るので、交換できるのかと思いきや、「これらは1台しかないからダメだ」と言われました。なんのことはない、自分のコレクションの自慢なのです。
屋根上にベンチレータか何かが付いていたものが脱落しているようです。
1973〜1974年の生産。ホイルには「R3」と「R9」があり、このモデルは黒一色の「R3」を履いています。 |
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レーダー・バンのホイル違いで、「R9」を履いたもの。
この時期のSikuの品番は、「V342」番までが「V」記号を付けており、「343」番からはずされています。当然東西ドイツ統合前の製品ですが、「West-Germany」ではなく「Germany」と刻印されています。 |
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V308番のアウディ100LSを、ドクターカーとしたもの。1973年〜1974年の生産。
何故か短命なモデルで、市場であまり見かけないようです。
画像のモデルのホイルは、黒1色の初期「R3」、後に白プリントのある「R9」になり、その後品番が「1313」に移行して1975年まで生産されました。
黄色い屋根上灯を付けていて、タクシーと間違えられそうですが、「ARZT NOTFALLEINSATS」(アールツト/ノートファール・アインザッツ=医師緊急出動)の文字があります。リアウインドウには「ARZT」のドクター表示もあります。「Siku コレクター・カタログ」では、この緑を「フェアケールス・グリュン」(交通グリーン)としています。
Siku 初期製品の「V」ナンバーは「342」番まで付いており、「343」番から「V」が付かなくなります。 |
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| 0356 VW・T2救急車(マルタ騎士修道会救助団) |
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以前に「1619」番としてご紹介しているモデルですが、1974年の発売時は「356」番として発売され、「R9」ホイルを履いていました。
1975年に「1619」番に品番移行、1978年まで生産され、ホイルは「R10」「R11」になりました。
「R10」「R11」ホイルには、タイヤ部分に「SIKU」の印刷があります。画像のモデルではタイヤにこのプリントが無く、したがって「R9」ホイル。基本的には初期「356」番ということになります。ただし1975年の品番移行後にも、「R9」ホイル付きは生産されているかもしれません。
マーキングはマルテザーですが、マルタ騎士修道会救助団の特注品ではなく、Siku の通常ラインのモデルです。 |
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| 0804 03800 メルセデスベンツ 412D シュプリンター・バン(オーストリア警察) |
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オーストリア市場向けで、2009年版カタログで初出のメルセデス 412D シュプリンターのポリス・バン。
同じ品番(0804 03800)だった、白に赤ストライプの国家憲兵旧塗装車はカタログ落ちし、このポリスバンに差し替えられました。
何故か、これまでは0804:バス型、0805:バン型だったものが、新作では0804:バン型、0805:バス型に入れ替わっています。ミニバスでなくなったことにより、商品名が「Mannshaftswagen」(マンシャフツヴァーゲン/人員輸送車)ではなく「Transporter」(トランスポルター/搬送車)になりました。 |
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| 0804 03800 メルセデスベンツ ニュー・シュプリンター・バン(オーストリア警察) |
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0804 03800 メルセデスベンツ 412D シュプリンター・バンのオーストリアン・カラーが、新型シュプリンターの金型にに交代しました。
「0805 03800」番の、オーストリア赤十字車が新型シュプリンターに交代したものは既にアップ済みですが、赤十字車は側面窓のあるバス型ボディ、警察車は窓の無いバン型ボディです。
2010年カタログまでは巻末に海外版(ドイツ国外版)のページがあり、オーストリア市場向け製品も独自ページを与えられていましたが、どうしたものか2011年版からはオーストリアやオランダ向けの緊急車がドイツ市場向け製品と同じページに並んで掲載されるようになっています。
ただ、2011年版カタログでも、写真は「0804 03800」のオーストリアン・ポリス・バンも、「0804 03800」の赤十字車も旧型シュプリンターのままで掲載されています。 |
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| 0804 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター 人員輸送車(ドイツ) |
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#0804のグリーンのメルセデス・ベンツ・シュプリンター(Sprinter)のポリス・バンのうち、白ストライプのないもの。ドイツ市場向け。
この品番は、当初「グリーンに白ストライプ」、2002年版カタログで「白にグリーン・ストライプ」になり、2004年版から「グリーンに白ストライプなし」になりました。 |
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| 0804 メルセデス・ベンツ・ニュー・シュプリンター警察人員輸送車(ドイツ警察) |
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「0804」番の警察人員輸送車(マイクロバス・ボディ)を、新型シュプリンターに置き換えたもの。
長く使われた412D系の金型は今後引退していくことになりますが、欧州各国市場向けのモデルの中にまだ旧金型のものがたくさん残っているので、これが新型に置き換えられていくには、時間がかかりそうですし、コレクターにとっては新しい労力を必要とします。
ドイツ市場では、他に「1085」番でドイツ郵便/DHLのバンが作られていますので、今度ご紹介します。 |
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| 0804 メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車 (ドイツ) |
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#0804のメルセデス・ベンツ・シュプリンター(Sprinter)のポリス・バンのうち、グリーン/白ストライプのもの。
ドイツ警察仕様ですが、日本などにも輸出されています。
2004年版カタログに載っているのは、同じグリーンでも白ストライプの無い仕様。
この頃になると、裏板の「Made in W-Germany」「Made in Germany」のモールドが見られなくなります。パッケージにもSiku社の住所のみで、生産国は明記されていないところを見ると、複数の国外工場で生産されているんでしょうか。 |
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| 0804 メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車 (ドイツ) |
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#0804のメルセデス・ベンツのポリス・バンのうち、白/グリーン・ストライプのもの。
ドイツ警察仕様で、2002年版カタログに載っているタイプ。日本国内で購入できました。
屋根上灯には「STOP」の表示。「STOP」はドイツ語ではありませんが、おそらくは道路標識などの国際標準に準拠しているのでしょう。 |
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| 0804 メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車 (ドイツ警察・新色) |
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「0804」番のメルセデス・シュプリンターの「ポリス・バス」は、1996年以来11年目に入る長命モデルで、そろそろ車種転換するかと思いきや、シルバーにブルー・ストライプの新色が出ました。
入手したのは最近ですが、「2006」と書いたミニカタログが同梱されているので、発売は2006年後半でしょうか。
ドイツ市場向けだけでも、グリーン/グリーンに白帯/白にグリーン帯/に次ぐ4色目で、このカラーでまたしばらく頑張るのでしょう。既に日本にも入って来ているようです。このモデルも、2007年版カタログではグリーンのままで掲載されています。 |
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| 0804-1 メルセデスベンツ809・警察人員輸送車(ドイツ警察) |
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「Siku Club」シリーズの1台で、メルセデス809のポリスバス。Sikuは1955年に1/60、その後1973年に1/55の統一スケールを採用して来たわけですが、小スケール市場の競争激化の中で、Sikuのお家芸とも言える特装車のミニカーの他にも、「ブリスターパック入り・スピードホイル・小スケール」のシリーズを充実させて行きました。廉価版ブリスター製品では、カードの大きさを揃えて行く必要があり、その過程で「ブリスターの大きさに納まる特装車」が発生しました。つまり1/55以下のスケールの消防車/パス/建機/ヘリコプターなどです。
特に1990年〜1993年はいわば試行錯誤期で、特にこのラインを「Siku Club」シリーズとして分離していました。1990年版カタログでは12点が掲載されています。(1993年版カタログでは「Siku Club」というカテゴリーは消滅しており、1/55未満スケールであっても「Siku Super」カテゴリーに吸収されて現在に至っています。つまりSIKUが「マッチボックス化」「トミカ化」したわけです。)「0804」番はポリスバスで、1990〜1995年の生産。「2016」番などの1/55の大型ポリスバスの「簡易・廉価版」ということになります。
隣接品番の0805番は同じメルセデス809の救急車で、裏板には「0804」「0805」の2つの品番が並記されています。1996年には、0804番はメルセデス・シュプリンターのポリスバスになり、2006年カタログでもいまだ現役です。 |
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| 0804A メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車(オーストリア国家警察) |
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#0804のメルセデス・ベンツのポリス・バンのうち、白/赤ストライプのもの。
オーストリアの「ジャンダルメリー」(GENDARMERIE)仕様で、オーストリア市場向けのもの。
ジャンダルメリーはオーストリアではフランスのような「憲兵隊」ではなく、通常の警察(ポリツァイ)が都市部を所管するのに対して、地方を所管するのだそうです。「地方駐在国家警察官」といった感じ。しかしオーストリア政府は、経費削減の観点からも、将来的には「ジャンダルメリー」を廃止し、現在の都市警察機構の中に吸収させる方向であるとのこと。
「GENDARMERIE」は本来ドイツ読みすれば「ゲンダルメリー」ですが、フランス憲兵の「ジャンダルムリー」を外来語的に受け入れているらしく、「ジャンダルメリー」と言っているようです。 |
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| 0804CH(0807) メルセデス・ベンツ 412D シュプリンター・マイクロバス(スイス警察人員輸送車・ドイツ語圏用) |
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救急車と同じメルセデスの412Dシュプリンターですが、側面窓の開いているマイクロバス・タイプのボディで、「0804」のスイス版、ドイツ語表記。カードの表示は旧品番の「807」。
独語・仏語の違いは、フロントが「POLIZEI」、さらに側面の赤いストライプの中に入っている小さな文字が、独語版は「KANTONSPOLIZEI」(カントンスポリツァイ)になります(この画像サイズでは小さくて読めない…)。「カントン」は「地方」「行政区」「徴兵区」の意味で、英語の「カウンティ」に相当しますが、スイスの行政区としてはでは「州」を意味しているようです。スイス各州のうち、ドイツ語圏はチューリッヒ州/ベルン州。
日本では「P」の表記は「パーキング」になってしまいますが、どうやらスイスでは「ポリス」の意味になるようです。 |
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| 0804CHF(0821) メルセデス・ベンツ 412D シュプリンター・マイクロバス(スイス警察人員輸送車・フランス語圏用) |
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「0804CH」のフランス語版で、フロントが「POLICE」側面ストライプの中の文字が仏語の「POLICE CANTONALE」(ポリス・カントナル)になります。この「文字タンポ違い」は言ってみればマイナー・バリエーションで、よもや独・仏語版を揃えられるとは思っていませんでした。
カードの表示は旧品番の「821」。
「スイス・スペシャル」では、カード上の表記も独語・仏語で変えられています。ユーロ版や英・仏向けなどが独語のままなのとは対照的。つまりそれぐらい、仏語圏州(ジュネーブ州など)では独語は通じないということなのでしょうか。
仏語では「canton」(カントン)は「州」のほか「小郡」「郡」の意味。頭を大文字で書いて「Canton」にすると、中国の「広東」のことになってしまいます。 |
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| 0804I メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車(イタリア国家警察) |
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イタリアの警察制度というのは複雑で、国家憲兵/国家警察/財務警察/刑務警察/森林警備隊/地方警察/自治体警察/沿岸警備隊などがあるとのこと。
メルセデスベンツ・シュプリンターのマイクロバス・タイプですが、こちらは、スカイブルーの「国家警察」の所属車。国家警察 (Polizia di Stato) は、内務省所属の文民組織で人員は約10万人。もとは軍事組織でしたが、1981年に現在の文民組織となりました。イタリア語の「Polizia di Stato」は意味的には「State Police」ですが、そのまま訳すと「州警察」になってしまうので、ここは「National Police of Italy」と訳すべきでしょう。
カラビニエリ仕様と同じ「0804」の金型ですが、塗色がブルー1色になると、随分と感じが変わります。 |
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| 0804I メルセデスベンツ 412D シュプリンター 人員輸送車(イタリア国家憲兵) |
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イタリア版Sikuの発売の経緯は、定かではありません。
だいぶん以前に、イタリアのコレクターがダイヤペットのフィアット850スパイダーを探していた時には、「もしイタリアにSikuのローカル版があったら確保して欲しい」というメールを出したのですが、その時点では「そんなものはないよ」という素っ気無い返事でした。ところが国家警察2点/カラビニエリ2点/消防・救急各1点の少なくとも6点が、イタリア語マーキングで出ているという情報が伝わって来たのです。緊急車ばかりですから、当然私としては欲しいわけですが、どうやらイタリア国内でしか販売されていないようでした。
これは国家憲兵(カラビニエリ/Arma dei Carabinieri)所属で、国防省に所属する11万人の部隊。イタリア第4の軍で、警察業務の他に憲兵業務も行うということです。
モデルは、「0804」番のメルセデスベンツ 412D シュプリンターの人員輸送車(後席がありバンでないもの)ですが、通常は品番の表記されるカードの左上の三角の中には「13」の番号があり、不思議なことにイタリア版の6点ともにこの番号は「13」になっています。生産期間は限定されているかもしれません。 |
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| 0805 03800 メルセデス・ベンツ 412D シュプリンター人員輸送車(オーストリア赤十字) |
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ちょっと目には、これまでに作られていたドイツ市場向けの救急車と大差の無い仕上げですが、これもオーストリア市場向け、2009年版カタログで初出のモデル。
ミニバス型ボディなので、救急車ではなくオーストリア赤十字の人員輸送車になります。
ポリス・モデルが入れ替えられたのと同様に、アイボリーのバン型ボディの救急車(0805 03800)がカタログ落ちしました。
イタリア市場向けでもそうですが、まだまだこの金型を活用するつもりのようです。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救命救急車(ドイツ) |
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メルセデス・シュプリンター救急車のうち、ドイツ市場向け(カタログ標準・#0805)のもの。
ユーロ向け/オランダ市場向けと塗色デザインは共通で、「RETTUNGSDIENST」(レットゥングス・ディーンスト=Rescue Service)と、テレフォンコール・ナンバーの「112」が入ります。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター救急車(ドイツ市場向け新色) |
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0805番は、ドイツ赤十字カラーから、白ボディにスター・オブ・ライフ」シンボルのものに色替えしましたが、さらに蛍光オレンジのものに色替えになりました。既に日本に入って来ているようです。バイタル波形以外のストライプはなくなり、「Rettungsdienst」(レットゥングス・ディーンスト/救急隊)の文字が追加されました。蛍光オレンジの塗装が大変に美しいです。ヘルパなどのHOサイズ・モデルが出しきれなかった色調なのではないでしょうか。
ただし2007年版カタログでも、掲載写真は白塗装のもののままです。Sikuのブリスターカードは、新しいものから左上の三角ペナントのデザインが変わって来ているようですね。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター救急車(ドイツ市場向け新色) |
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0805番の色替え・新色ですが、既に日本に輸入されています。
2000年以降、「RETTUNGSDIENST 112」と赤十字だったマーキングが、最近になって変更になりました。ただし2006年版・リテール向けカタログでもこのマーキングの写真にはなっておらず、「RETTUNGSDIENST 112」のままです。
エマージェンシー・コールが「112」番なので、基本的にはドイツ市場向けということになります。
「赤十字」がはずされて、「スター・オブ・ライフ」シンボルに変わって行くのは、実車のマーキング変更を受けてのことなのでしょうが、時代の流れを感じさせます。
ボディ側面には、流行のバイタル波形と、珍しく「0805」の品番がプリントされます。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター救急車(ニュージーランド・セント・ジョン救助団特注品) |
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ニュージーランドのセント・ジョン救助団の特注品で、こちらは「0805」番のメルセデス412D。同時に作られた「2108」番に比べてだいぶん小柄ですが、塗装は「2108」番に劣らず綺麗に仕上がっています。
「2108」番の新シュプリンターの救命救急車(1/50)とセットで入手しましたが、パーケッジは別々で、ギフトセット形式になっているわけではありません。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ・ニュー・シュプリンター救急車(ドイツ消防隊) |
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「0805」番のメルセデス・シュプリンターが新型にモデルチェンジ。実車は1977年から作られていた旧タイプに代わって1995年にモデルチェンジした車輌で、2001年以降はアメリカで「ダッジ・スプリンター」として売られました。
新シュプリンターは、Sikuのモデルでは既に1/50や1/87サイズのモデルが作られていましたが、ブリスター・サイズのモデルとしてはようやくモデル・チェンジが実現した、というわけです。本国での発売は2009年中だったようです。大変申し訳ないのですが国内ミニカー店に全然行っていないので、Sikuの新製品がどこまで日本に入って来ているのか、いないのか未確認です。
このサイズのモデルとしては珍しく「フランクフルト/マイン・タウヌス」の地域表示の印刷があります。ドイツには「フランクフルト」が2つあり、ひとつは有名なマイン河畔の都市(Frankfurt am Main)、もうひとつはベルリンの東のオーダー河畔(Frankfurt an der Oder)です。 |
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| 0805-1 メルセデス・ベンツ809救急車(ドイツ) |
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これも「シク・クラブ・シリーズ」の一員で、どう見ても1/60-1/55スケールよりも小さめ。1990年版のカタログに、「シク・クラブ・シリーズ」のスタートの告知があり、0801〜0808までの8点のモデルが掲載されています。すなわちこのシリーズのスタート時からラインアップされた1台。以後1995/96年版カタログまで掲載。
赤十字と赤ストライプ以外には文字がなく、これなら救命救急のシンボルとして赤十字を使わないユダヤ/イスラム教国以外なら、どこへでも輸出できるでしょう。 |
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| 0805/0805EU メルセデス・ベンツ・シュプリンター救急車(EU・海外向け汎用) |
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「0805」番のメルセデス・ベンツ・シュプリンター救急車のうち、赤十字以外の文字マーキングの無いもの。0805番は、1990〜1995年までメルセデス・ベンツ809系の金型で生産された後、1996年にこのメルセデス412D系の金型に変更。このマーキングは1996年から1999年の生産分。
ただしドイツ市場向けが「RETTUNGSDIENST 112」の文字タンポのあるものに2000年に変更されて以降も、このカラーはEU・海外向け汎用仕様のモデルとして生産され続けました。文字無しなら、とりあえずイスラム教国とイスラエル以外は輸出できるというわけです。
ミニカー自体は以前にベルギー赤十字特注品としてご紹介したものと同じモデルですが、その時はブリスターのカードが赤の特別なものでした。 |
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| 0805A メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救命救急車(オーストリア) |
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メルセデス・ベンツ・シュプリンター(Sprinter)系の、オーストリアのレットゥングス・ディーンスト(救命救急車)。「レットゥングス・ディーンスト」は「レスキュー・サービス」が一番近い訳語かと思います。わざわざ「救命」とことわっているということは、「ハイメディック」の機能を持っているものと思われます。これに対して「クランケン・ヴァーゲン」(患者搬送車)という言い方もあります。つまりその場合には救命処置には限度がある、ということでしょう。
ドイツ市場向けの0805番も「レットゥングス・ディーンスト」ですが、ドイツでは車体横に書いてあるエマージェンシー・コール・ナンバーが「#112」、オーストリアでは「#144」になるそうです。
これもEU連合内で統一されるべき課題かも…。隣の国に行くたびに電話番号が変わったら、動揺します。ちなみにスイスも「#144」番。
2004年版カタログ上ではオーストリア市場向けは品番の後に「A」コードが付いています。
ポリスバンでは、点滅灯の間のバーには「STOP」と書いてありましたが、このモデルでは何もなし。 |
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| 0805CHF(0838) メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救命救急車(スイス・フランス語圏用) |
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「スイス・スペシャル」の救急車のうち、側面がフランス語表記のもの。品番はドイツ語表記のもの「0805CH」に対して「CHF」になります。2004年2005年カタログでは、ドイツ語版に(0814)、フランス語版に(0838)のカッコ書き品番が付されていますが、入手したモデルはこのカッコ書きの旧品番が印刷されたもの。おそらく当初ドイツ国内版と違う品番(0838)を与えたものの、識別上の便宜から、国内向け品番「0805」のスイス版、という意味の「0805CHF」に整理されたものと考えられます。
ちなみに「CH」というのは「スイス連邦」のことで、ラテン語の「Confederatio Helvetia」を略したもの。
フランス語でも「AMBULANCE」は「アンビュランス」で、綴り・発音とも英語と同じ。「衛生隊」「野戦病院」などの意味があります。ひょっとして語源は仏語の方かもしれません。 |
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| 0805CH(0814) メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救命救急車(スイス・ドイツ語圏用) |
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前回掲載分ですが、スイス向け製品が揃ったのでこの位置に再録します。
メルセデス・シュプリンター救急車のうち、スイス市場向け(カタログ標準・#0805CH)のもの。
スイスでは連邦憲法上の4つの公用語があり、ドイツ語圏/フランス語圏/イタリア語圏/ロマンシュ語圏があるため、Sikuの救急車/ポリスカーなどのモデルも側面の表示がドイツ語のものとフランス語のものの両方が用意されています。広さとしてはドイツ語圏が最も広く、チューリヒ/首都ベルン/バーゼルなど。次がフランス語圏でジュネーヴなど。
0805番でフランス語表示のものの品番は「0805CHF」で、カタログ上でも区別されています。
イマージェンシー・コール(ノートルーフ)はオーストリアと同じ「144」番。 |
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| 0805I メルセデスベンツ 412D シュプリンター 救急車(イタリア) |
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イタリア市場向けの救急車で、側面と前面がイタリア語の「AMBULANZA」になります。警察車輌と同じベンツ・シュプリンターですが、車体後部の窓が塞がれたバン・タイプの金型(0805)を使っています。
イタリアには 州(レジオーネ Regione)・県(プロヴィンチア Provincia)・市町村(コムーネ Comune)の三層の自治体がありますが、このうち保健衛生や救急医療は「州」が権限をもって実施しており、救急車の呼び出し番号は「118」番、あるいは国家警察用の「113」番経由でも呼べるとのこと。
1996年にイタリア政府のガイドラインが改正されて以降、118番の電話を受ける救急本部の設置費用と運営は全て州にまかされており、救急患者の搬送費も州政府が負担し、患者の費用負担はありません。
ただしこのほかに民間の救急車派遣会社がいくつかあり、有料であるかわりに搬送先医療機関を選べるメリットがあるということです。 |
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| 0805I メルセデスベンツ 412D シュプリンター 消防器材輸送車(イタリア消防) |
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同じくイタリア市場向け・メルセデス・シュプリンター・バンの消防仕様。
側面の「VIGILI DEL FUOCO」(ヴィジリ・デル・フォッコ)は「ファイアマン」(火の警戒のために巡回する)の意味で、イタリア消防の名前になっています。
1970年12月に、市民防衛組織と消防活動を一体化して内務省が統括することとなり、現在に至っています。
イタリアには世界の文化財の40%があると言われ、また日本同様の地震国でもあることから、消防・防災上の大きな役割を担っています。緊急時電話番号は「115」番。 |
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| 0805NL メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救急車(オランダ・2006ニューカラー) |
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オランダ市場向け「0805NL」は、2005年カタログまでは白ボディに赤帯・赤十字に「Het Nederlandese Rode Kruis」(オランダ赤十字)のマーキングでしたが、2006年カタログからはライムイエローのカラーに変更になりました。
シンボルも「赤十字」ではなくて「スター・オブ・ライフ」に変更になるなど、時代と実車の変化を反映したものでしょう。
タンポ印刷も細かくなり、旧色よりずっと密度感があります。 |
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| 0805NL メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救急車(オランダ) |
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メルセデス・シュプリンター救急車のうち、オランダ市場向け(ユーロシク・#0805NL1)のもの。
オランダ語は発音できませんが、「Het Nederlandese Rode Kruis」は「The Netherlandish Red Cross」(オランダ赤十字)です。
オランダ赤十字の特注ではなく、Sikuのカタログモデル。カタログ上ではオランダ向け製品にポリスカーはありません。 |
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| 0805NL メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・救急車(ベルギー・フランドル赤十字特注品) |
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オランダ版がSikuのカタログモデルであるのに対して、こちらはベルギーのフランドル赤十字社の特注品。ミニカーそのものは見たところ特定言語での文字マーキングの無いユーロ市場版(0805EU)と同一ですが、ブリスターのカードが通常のものとは異なり、オランダ語で「Rode Kruis Vlaanderen」の印刷があります。
「Vlaanderen」は日本で言う「フランドル」で、現在はベルギーの北半分の地域。オランダ語圏です。ブリュッセルはフランドルの首都でもありますが、ブリュッセルではオランダ語・フランス語を併用するそうです。オランダ版と一緒に偶然入手できた1台。 |
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| 0805 メルセデス・ベンツ・ニュー・シュプリンター人員輸送車(オーストリア赤十字) |
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オーストリア市場向けの「0805」番が旧型から新型シュプリンターに車種変更。
塗装が全く同じなので見逃してしまいがちですが、オーストリアのコレクターがしっかり確保して送って来てくれました。バス型ボディなので、患者搬送車や救助車ではなく、人員輸送車ということになります。
2010年版カタログでも、まだこの品番は旧型のままになっています。各国向け(オイロ・ジーク)製品が新シュプリンターに置き換わっていくとすると、1997年頃から使われた旧型412Dの金型はいよいよ引退ということになるでしょうか。
こういう地味なところで車種をモデルチェンジし、旧型を絶版にしていくところに、ダイキャスト・ミニカー・メーカーとしての「伝統」を感じます。 |
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| 0807 警察ヘリコプター (ユーロコプター BO105) |
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ユーロコプター(MBB)BO105の警察ヘリは、これまでに白にグリーン帯/銀にブルー帯の、ドイツ警察仕様2種をご紹介していますが、これは「POLIS」のマーキングのあるスウェーデン警察仕様。
由緒正しい1/43ミニカー・コレクターの方から見れば、ノン・スケールのこんなトイ・ヘリコプターは「邪道」でしょうけれど、スウェーデン市場向けモデルは特別の品番も与えられず、カタログにも掲載されませんから、発見・入手した時の嬉しさは格別なのです。カード裏に「4.00ドイツマルク」の値札。 |
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| 0807 警察ヘリコプター (ユーロコプター BO105) |
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| ごく最近オーストリアから送られて来たもので、2005年版カタログでも0807番は白/ミントグリーン塗装になっているので、最近の色替えなのでしょう。ドイツ国内で警察装備の銀/青カラー(または銀/緑)への変更が進んでいることをうかがわせます。BO105は既に旧式機なので、このモデルもいずれEC135あたりの金型に変更されるかもしれません。 |
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| 0807 警察ヘリコプター (ユーロコプター BO105) |
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Siku はかなりの数のヘリコプターのダイキャストモデルを作っており、警察/DRK(ドイツ赤十字)/ADAC(ドイツ自動車連盟)/NOTARZT(医師搬送ヘリ)/消防に加え、オーストリア/スイス/イギリス(警察と救急)/フランス(国家憲兵と救急)/ユーロ汎用などの国外向けバリエーションがあり、機種も単なる色替えでなくて、ユーロコプターのBK117/EC135など複数が用意されます。
ドイツをはじめ、ヨーロッパでは「ドクターヘリ」が普及しているということがあり、1/55統一スケールでヘリと緊急車輌を「連携させて遊ぶ」ことは、子供の教育上も意味があるのではないかと思われます。きっと1/55サイズの「大物ヘリ」は、誕生日やクリスマスに買ってもらう「大物」なのかもしれません…。子供が欲しがったら、教育上」ダメと言いにくいですよね。
大きなヘリまでをコレクション対象にするかどうかは課題を残しますが、これは「Siku-Club」シリーズの小さなノンスケール・ヘリで、いつのまにか種類が集まって来ました。機種はユーロコプター(旧MBB)BO105。Siku製モデルの1990年〜1996年の生産分は白とモスグリーン、1997年以降分は白とミントグリーンで、画像のモデルは1997年以降分。1990年ということは、仏アエロスパシアル(Aerospatiale)と、独MBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム/Messerschmitt-Boelkow-Blohm)が合併して「ユーロコプター社」が設立される以前の金型ということになります。しかしこのヘリ、メッサーシュミットとブローム・ウント・フォス(いずれも戦前ドイツの航空機メーカー)の血を引くのですね…。 |
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| 0820 VW・T4・バン/ズィーパー・ベルケ75周年記念モデル |
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緊急車ではありませんが、Sikuに敬意を表する意味でご紹介します。VW・T4のバン、「ズィーパー・ベルケ」75周年記念モデル。「Siku」はブランド名で、社名は現在でも「ズィーパー・ベルケ」なのです。
詳細は良くわからないのですが、1921年創業から数えれば、75周年は1996年だったことになります。0820番は1991年から2000年の生産で、2001年に1371に品番移行。
裏板の品番は「0820・0824・0825」になっていて、0824はスクールバス、0825はマイクロバスです。ボディ側面には社名/住所/電話番号入り。社名の後に付くGmbHは「ゲゼールシャフト・ミット・ベシュレンクター・ハフトゥング」で、「有限責任会社」。日本の商業法人とは体系が違うので、「有限」でも大きい会社が多いのです。小さなプラ標識入り。 |
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| 0820 VW・T4・バン/ズィーパー・ベルケ75周年記念モデル |
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1996年のSiku・75周年記念モデル。
ずいぶん以前に同じモデルで側面の文字が英語「75 YEARS」になっているものをご紹介しているのですが、このモデルは独語「75 YAHRE」(ヤーレ)になり、ブリスターカードも「Siku Club」の品番入りのものとなっています。想像するに、こちらは市販版ではないでしょうか。 |
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| 0831 消防ヘリコプター (ユーロコプター BO105) |
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オーストリアからの荷物の中に、「なにげに」ルース状態で入っていた消防ヘリコプター。素性を特定するのに、しばらく悩んでしまいました。
金型は「0807」番と同じユーロコプター BO105ですが、「0807」番は商品名として警察ヘリコプター(Polizei-Hubschrauber)を名乗っているので、消防の色替えは無いようです。「0856」番は救急(ドクター)ヘリで、赤塗色のこともありましたが、こちらはテールローターがフェネストロン形式になっているユーロコプターEC135で機種が違います。
正解は、「1610」番として、スカニアCT14 ローローダー・トレーラーの上に載せて売られたヘリでした。もとは「0831」番の「ADAC」ヘリとして売られたことがあり(1993〜1995)年、ローローダーとのセットになった時も当初はADAC塗装でした(1995〜2000年)。ヘリがノンスケールなので、スケール統一のない「Siku Club」の扱いで、消防ヘリ仕様になったのが2001年、2007年でカタログ落ちしています。 |
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0833番VW-T4の人員輸送車の屋根上に、「モビーレ・ポリツァイ・ヴァッヒェ」(移動交番)のサインを載せたもの。同じ黄緑のカラーリングですが、初期モデルに較べると屋根上灯が2つに分かれたドーム・ライトに、ウィンドがクリアブルーになりました。つまり、ウィンドパーツと屋根上灯を一体化させて、工程を省略しているのです。
裏板には車名刻印は何もなく、「0820」(ノーマルのバン)、「0824」(スクールバス)、「0825」(カラヴェル/エアポートシャトル)の表示のある共用裏板となっています。
「Siku Club」シリーズは、発売当時からSikuコレクターにとっても「トイ・ライク」な商品とみなされていました。現在の市場価格は決して高いものではありませんけれど、注意を払われて来なかった分だけ、いざ探そうとすると案外見つけにくいのです。多くは子供が遊んで捨てられてしまったのかもしれません。こんなものをブリスターに入れたままとっておいたのは、コレクターだけ、ということになりますので。 |
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通常のドイツ警察カラーであるミントグリーンよりもずっと明るいイエローグリーン(ゲルプグリュン)の、VW-T4の人員輸送車。
1993年版カタログで「1993年新製品」として登場。1994-95年版カタログには引き続き掲載されていますが、1995-96年版カタログでは既に姿を消しています。すなわち白/グリーンの塗装になって「1350」番に品番変更され、2004年まで生産され続けました。(「1350」番は2005年にVW-T5になります。)
1993、1994-95年版カタログの写真では、屋根上に「Mobile Polizeiwache」(移動交番)のサインを載せていませんが、その後、プラスチック製のルーフラック状のサインを載せるようになります。ブリスターカードに「neu」(ノイ=new)の表示があることから、これが「0833」番の発売時の状態であることが確認できます。 |
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| 「0833」からの流れで、VW-T4の消防人員輸送車をご紹介しましょう。救急車のバン型ボディと違って、6席のバス型ボディとなっており、「指令車」ではなく「フォイエルヴェーア・ブース」(消防人員輸送車)となっています。1993年から1997年の生産。やはり、この時期はホイルが良くないですね。 |
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| こちらはスゥエーデン版。品番がドイツ/フィンランドの#1350ではなく#0834で、商品名も「Feuerwehrbus」(フォイエルヴェーア・ブース・消防バス)になっています。同じ白/青でも、フィンランドのポリスカーーより青が明るく鮮やか。ホイルは9本スポークですが、クロームではなくて白。このモデルもヘッドライトは黄色。 |
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警察人員輸送車にもなっているVW・T4の救急車。
1993年の登場で、現在は絶版。赤十字マーキングのもの、赤十字+赤ストライプのものなど、これもいくつかのバリエーションがあるようです。救急車ですが、開閉アクションはなし。
警察仕様と違って車体後部の窓がちゃんと塞がれているのが流石ですが、これはノーマルのVW・T4で、マイクロバスとパン(カステンヴァーゲン)の両方の金型が用意されているからです。
いずれのバリエーションでも「AMBULANCE」表記が英語になっているのが注目されます。この当時はドイツ市場向けと「ユーロ・シク」が分離されていなかったからでしょう。
どうということのないモデルですが、「パリエーションは買っておかないと、なくなってしまいますよ。」という見本のようなミニカー。ちなみに警察仕様のVW・T4の登場も1993年ですが、当初はライトグリーン1色の塗装だったようです。 |
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| 「Siku Club」シリーズ中のVW-T4の救急車(バン・ボディ)。既にブルーの「スター・オブ・ライフ」シンボルと赤ストライプを付けたものをご紹介していますが、このモデルは赤十字を付け、赤線の無いもので、発売時の1993年から、1995年の生産分。「スター・オブ・ライフ」を付けるのは1996〜1998年生産分となります。ヘッドランプに黄色の印刷が入ります。屋根上灯の表示は「FEUERWEHR」(フォイエルヴェーア・消防)になっています。この裏板も「0820」「0824」「0825」で、消防・救急・警察の品番が出て来ないのは不思議。 |
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| 0853A O"AMTC ヘリコプター (ユーロコプター EC135) |
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オーストリア自動車連盟(O"AMTC/Der O"sterreichische Automobil, Motorrad und Touring Club/デア・エースターライヒッシェ・モーターラート・ウント・トゥーリング・クルプ/ドイツのADACに相当)のヘリコプター。オーストリアO"AMTCとドイツADACは、救急ヘリ/ドクターヘリを運用しているので、このヘリも単なる道路巡回目的のものではなく、救急-ドクターヘリでしょう。
Sikuのカタログでオーストリア市場向け「0853A」として掲載されているモデルですが、O"AMTCサイト上のウェブショップで販売されたギフトセット中のモデルということで、箱なしで送られて来ました。このウェブショップは特注商品を頻繁に入れ替えているようで、あとで見た時には既に該当する商品は見当たりませんでした。オーストリアO"AMTCの救助ヘリについては、1/55スケールのもの手に入れてもいいかもしれませんね。オー・ウムラウト(Oの上に点2つ)は日本のhtml上で表示できないので、仕方なく「O"」と書きます。この場合「OE」では何となく変なので…。日本のJAFでも救急-ドクターヘリの研究を開始しているようです。 |
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| 0856 救急(ドクター)ヘリコプター (ユーロコプター EC135) |
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| 深い赤色塗装のドクターヘリで、警察ヘリの色替えと思うと大きな間違い、機種がユーロコプターのEC135に変更されており、2001年の発売。「フェネストロン」と呼ばれる埋め込み型のテイルローターやスキッド(降着装置)などの形状がかなり異なっています。側面の白十字の中には「アスクレピウスの杖」が描かれています。 |
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| 0856 救急(ドクター)ヘリコプター (ユーロコプター EC135) |
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ルース状態でオーストリアから送られて来たもので詳細不明でしたが、「0856」番の色替えで、2007年版カタログではこのままの状態で「0856」番として掲載されました。
マーキングが英語(または仏語)「AMBULANCE」になっていますが、特定の市場向けのものではなく、通常品として(ドイツ国内でも)販売されているのと思われます。 |
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| 0882 メルセデス・ベンツ・412D 消防指揮車 |
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2008年版カタログで3月発売として予告された、消防指揮車。0805で既に救急車が出ていますが、同じような蛍光オレンジ塗装になっていて、まるで双子のようです。
金型は「0804」番として永く使われて来た、メルセデス412Dの人員輸送車タイプ。ボディ側面に書かれ、製品名にもなっている「アインザッツ・ライトゥング」は「緊急出場指揮車」というぐらいの意味。
既にマーキングのパターンの違うものも出ているようです。 |
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| 0882 メルセデス・ベンツ・412D 消防人員輸送車(ドイツ市場向け色替え) |
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2008年3月リリースだったメルセデス・412Dシュプリンターの消防バスのマーキングが早くも変わりました。
発売されて間もないことと、蛍光オレンジのボディカラーそのものは変わっていないことから、既に購入済みモデルかどうか混乱を来たしそうなバリエーションです。
何度か書きましたが、「FEUERWEHR」は「フォイエルヴェーア」と読み、「火と戦う」ということです。英語の「ファイア・ファイティング」もそうですが、欧米では「消す」のではなく、「戦う」という言い方をします。 |
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| 0882 メルセデス・ベンツ・412D 消防人員輸送車(ドイツ市場向け色替え) |
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2008年3月初出だったメルセデス・412Dシュプリンターの消防バス(人員輸送車)の色替えで、3代目のマーキング。
3代ともに蛍光レッドに白の斜線のマーキングで、書体やストライプのデザインが微妙に変化しており、比べて見ない限り変化に気が付かないような変更です。「112」の緊急コール番号の表示がなくなり、初代のものに近いデザインになりました。
側面に書いてある「FEUERWEHR」(フォイアーヴェーア)は「消防」(火を食い止める)、「EINSATZLEITUNG」(アインザッツ・ライトゥング)は、「最初に出動して指揮をする」といった意味になります。 |
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| 0882 メルセデス・ベンツ・ニュー・シュプリンター消防指揮車 |
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「0802」番の消防指揮車(アインザッツ・ライトゥング/初動指令車)も、同じ新シュプリンターのマイクロバス・ボディに差し替えられました。これも2009年中の発売のようです。最近のSikuのブリスター入り新製品には、ご覧のようなミニカタログが同封されるようになりました。
実はこの新シュプリンター、商品名としては「ベンツ」の表記がなく、ミニカーのフロントにも「スリー・ポインテッド・スター」がありません。送ってくれたオーストリアのベルントは、ダイムラーとのライセンシーとの関係ではないか、という意見でした。1/50救急車ではダイムラー許諾のホログラムが貼られていますから、ブリスター版では、その分のライセンス料を節約する意図ではないか、というのです。
蛍光オレンジと黄色を使った綺麗なコントラストですが、一見救急車とたいへん良く似ています。
ストライプのデザイン違いが、きっとまたたくさん作られることでしょう。 |
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| 1026 メルセデス・ベンツ・ウニモグ・ドイツ赤十字 |
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全長わずか65mmの小さなウニモグで、こうなるともうスケールが1/60でも1/55でもないことは明白でしょう。ロコの1/87モデルと比べて見ると、キャブがわずかにひと回り大きい程度です。ヴァイゼ氏の著書では、こうしたモデルを「シク・クラブ・シリーズ」として巻末に分離していて、マッチボックスの1-75シリーズなどを意識した、全長統一サイズの年少者向けシリーズと規定しています。上記の0820のVW-T4デリバリーバンなども同シリーズです。
しかし現在ではカタログの製品ラインは1/55統一スケールに回帰しているので、Sikuの一時の危機感を反映した、短命なシリーズと言えるでしょう。このウニモグにはシートも入っていません。
1994〜1995年は赤/グレイ・ボディ、1996〜1997年がこのアイボリーに赤十字マーキングで、いずれも大変に短期間の生産に終わっています。1995/96年版カタログに、この塗色で掲載されています。赤十字付きですが、救急車(患者搬送者)ではなく、ドイツ赤十字(DRK、ドイチェス・ローテス・クロイツ)の資機材輸送用の車輌です。 |
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| 1053 アウディA4・アヴァン・ドクターカー(Siku ミュージアム限定品) |
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1053番はカタログ上ではブルーのノーマル仕様のみで緊急車はありませんが、これをドイツ・シュタットローンにある「Siku ミュージアム」(トーマス・ヘーイング氏の個人コレクョン)の限定品として「ドクターカー仕様」としたもの。
「フランドル赤十字」もそうですが、各国市場向け製品以外にもこういうカタログに載っていない特注品が存在するとなると、それなりに厄介です。
「NOTARZT」(ノート・アールツト)は「緊急派遣医師」(イマージェンシー・ドクター)といった感じ。日本ではわかりにくいですが、ドイツでは「どこの地域にいても15分以内にドクターが到着すること」が法律に定められ、ドクターヘリや車両による移動システムが出来上がっています。つまり「アウトバーンを疾駆するドクター」という光景が見られるわけです。と言うよりも、このシステムが無いと「救命救急医療先進国」とは言えないらしいです。 |
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2006年3月発売のウニモグ消防車。Sikuの消防車を丁寧に追っていくつもりはないのですが、ブリスター入りであることと、スケールに1/87を採用していることから、仲間に加えることにします。ボディ/フェンダーともダイキャストで、なかなかのデキでしょう。
「1636」番として、ボートトレーラーを引いたセットも出ていますが、こちらのボートは「1638」番などのセットと共用していて「1/87」スケール表示は疑問です。
消防車の形式特定は(新しい資料を持っていないので)やめておきますが、ボディ架装メーカーの「ローゼンバウアー」の印刷があります。 |
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| 1085-03800 メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・ポスト・バン(オーストリア郵便) |
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緊急車ではありませんが、オーストリア郵便のEMS(エクスプレス便/シュネーレ・ポスト)配送車。
オーストリア市場向け・ブリスター入り製品としては「それなりに稀少」で、入手することにしました。「観光客がお土産に買って行ってしまうので品薄」と言われたモデルです。
「0805」番の救急車と同じ、側面窓の無い金型ですが、郵便車ですから、屋根上灯がありません。綺麗な黄色の塗装が魅力的なモデル・
ドイツ市場向けは、同じ「1085」番で、「POST EXPRESS」のマーキングで出ています。 |
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| 1085CH (1088) メルセデス・ベンツ412D・シュプリンター・ポスト・バン(スイス郵便・独語) |
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同じシュプリンターの郵便車ですが、こちらはスイス郵便・ドイツ語圏用。
2007年版カタログを最後に、スイス向けとしても絶版になりました。2008年版では、スイス向け郵便車は1/50の大きなモデルに差し替えられています。1085CHF(1095)で、フランス語圏用もあります。
屋根近くの白帯の中に書かれた「ツーファーレースィッヒ」は「信頼できる・確実な」というスローガンです。
側面の「ディー・ポスト・ブリングト・パケテ」は「スイス郵便がお荷物をお届けします!」というセールストークで、特に「エキスプレス」便の表記ではありません。「bringt」は「bringen」(もたらす・配達する)という動詞の3人称単数現在形で、英語の「bring」と同じです。 |
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