今日は何の日?
今日は何の日?
みなさん、こんばんは。久しぶりの発行となります。今回はどうしてもみなさんにお伝えしたいことがあって、いつもとは異なった色彩のコラムを発行したいと思いました。
さて、タイトルでも掲げた問いですが、今日6月23日は何の日かご存知の方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか。おそらく多くの方は「?」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。ご存知でしたら、太平洋戦争のこと、沖縄のことにかなり敏感な方なのではないかと私は思います。私は、今まで24年間生きてきてこの日の存在を全く知らなかった自分の無知を、そして自分を含めた本土の人間の沖縄に対する思いやりの欠如を心から恥じています。
答えは「慰霊の日」です。今日、沖縄の友達からメールで教えられて初めて知りました。沖縄県内では公休日になっているらしく、正午には戦没者に黙祷を捧げるそうです。本土で8月15日の「終戦」記念日の正午に黙祷を捧げるのと同じ要領でやるみたいですが、上陸戦となり10−15万人の死者(現在の沖縄県の人口が120万人ほどで、ちなみに激戦区の糸満市では人口の2分の1!が戦没したそうです)を生んだ本土以上の壮絶な戦いのために亡くなった方にも、同様にこの日に祈りを捧げるべきではないでしょうか。
もう一つみなさんに問題を出したいと思います。この「慰霊の日」は何を以て定められたのでしょうか?選択肢を差し上げます。
a)いわゆる「沖縄戦」が公式に終結した日
b)日本軍の降伏文書への調印した日
c)米軍が沖縄作戦の終結を宣言した日
d)牛島司令官が自決し、日本軍の沖縄における組織的戦闘が終了した日
どれだと思いますか?a)だと思われた方が多いのではないでしょうか。ところが答えはd)です。これは何を意味しているのでしょうか。明敏な方はすでに悟られたかもしれませんが、日本軍の組織的抵抗が終わってもなお「沖縄戦」は続き(選択肢cの降伏文書調印の9月7日まで続きました)、多くの犠牲者を生み出してきたということを意味しているのです。もちろん、戦争には何の関係もない民間人が犠牲者です。私はこのことを初めて知り胸の痛みがしばらくの間止まりませんでした。どうしてこんな悲惨なことを今までの間知らなかったのだろうということを。
ちなみに、このアンケートはある沖縄県内の高校生たちに対して行ったもので、肉親の間に死者があるはずの彼らですらも、49.3%がa)と答えていて、戦争体験の継承の難しさを今日の朝日新聞は報じていました(スミマセン^^;、この辺の情報源は全て朝日新聞です、朝日新聞さん貴重なことを教えて下さってありがとうございます)。
原爆記念日や「終戦」記念日は小さい頃から教わり、その惨状は日本人なら誰しもが知るところでしょうが、「沖縄戦」のことは知識として知っていても、この「慰霊の日」を知らないということは、沖縄本当で戦没した方への、そして本土上陸までの時間稼ぎとして「捨て石」として利用された(大本営「機密戦争日誌」より)沖縄への痛みが欠けていること以外のなにものでもないのではないでしょうか。これは、少し言い過ぎでしょうか。少なくとも私は、上の事実を知って言葉が出ませんでした。とにかく、今までそのことを知らなかった分、今日は敬虔に祈りを捧げたいと思います、Kiroroの新曲を聴きながら(笑)。何しろ、折しもガイドライン法案が、何の議論もなく成立した時期に、いろいろ考えさせられた一日でした。「慰霊の日」が国民的常識になる日が来ることを祈って。
P.S.
ちなみに2日後の6月25日は私の誕生日です(笑)。25歳になります。よろしくお願いします。何をお願いするんだろう(笑)・・・・・。
'99/6/23記
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