試作した評価表及び作成にあたっての留意点は以下のとおり整理した。
1 評価表に考慮すべき点
(1)
計画体系を描いて,事業の位置付けを明確化する。
(2)
計画体系と指標の体系を一致させる。
(3)
指標のつくりやすさ。
(4)
見直し中心の評価にはしない。
(5)
職員の負荷を軽減(評価シートの簡便さとシステムのリンク)。
2 事務事業評価表(別紙1)―記載の説明
(1)
計画体系は,担当部局が全市的な視点で事務事業の位置付けを行い,他との関連を意識しながら,求める成果を明確にするために計画体系図を描く。それを基に上位の目標,中位の目標を記入,事業との関連についてコメントする。
(2)
事業の対象,手段,意図・成果が評価するポイントであり,何を(誰を),どうゆう手段で,どういう状態にしたいか,求める事業の効果・成果は何かを記入する。
(3)
事業の必要性は,社会背景など客観的データに基づいた分析を行う。市民のニーズ,満足は,各種アンケート調査,要望,調査など根拠を明示する。将来的には,CS調査を時系列比較できるような定期的調査を行うとともに,事務事業に応じて簡便な方法を取り入れる。
(4)
市民満足は,生活面の満足,施設・サービスに対する満足,事業・施策に対する満足を適宜事業の性質に応じて選択して測る。
(5)
目標達成度は,主要な活動指標,成果指標についてその達成割合を記入する。
(6)
コストは,直接経費,職員費(投入人工×平均職員費と退職手当引当金)で算出,利用者一人あたりなどの単価明記する。単価で表示することで,費用と効果の判断材料とする。比較対象として,他自治体,民間を調査する。
(7)
役割分担は,公共的に担う必要性,経済性,委託可能性,NPO,PFIの活用などの多角的な検討を行う。
(8)
その他特記事項は,評価に配慮すべき特別な事項を記入する。
(9)
改善の方向は,成果の向上,質的な向上,コスト低減など有効性,効率性,経済性の観点から方向を示していく。
(10) 総合評価は,@市民満足A必要性B有効性C効率性D経済性をについて,すべてをクリアしているものをA,いずれかひとつに問題があるものをB,2つに問題があるものをC,3つ以上問題有りとするものをDとする(4段階評価)。
※有効性=効果があること,効率性=投入量と仕事の比較,経済性=コスト
3 施策評価表―記載の説明
(1)
計画体系には,上位の目標との関係を明確に記載する。
(2)
施策の成果は,個々の事業それぞれに,事業費,主な成果指標,達成度,総合評価結果を記載する。
(3)
市民満足は,施策そのものもしくは,中核事業についての市民にニーズ,満足の指標とその度合いを記入する。
(4)
施策成果指標は,施策ごとに必ずアウトカム指標を設定し,その達成度合いを測る。
(5)
総合評価は,@市民満足,A必要性,B有効性,C効率性により3段階(ABC)評価で判定する。
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