政策課題研修ー「行政評価を考える」(報告)

行政評価の公開方法について・一試案(長谷部)
評価表の公表方法は、シートを担当部局別または施策分野別に分類して印刷もしくはインターネット上で公表するのが一般的である。しかし、職員でも評価表を読みこなすことは難しい。
当然、市民への公開前提として、評価表は「分かりやすい指標、表の一覧性やシンプルさ」が必要である。
そして作成した評価表は、札幌市においても閲覧したい人がいつでも、容易に見られるよう区役所、図書館などの施設での閲覧に供するとともに,インターネットでの公開が適当である。
と言っても、事務事業だけで千数百件を超えると想定され、市民がすべてを見るこ
とは困難である。傾向として捉えたこと,変更したこと、改善したことなどのポイン
トを押さえた広報が求められる。
同時に、次のとおり「データブック」にして公開することを提案したい。
【行政評価のデータブックについて】 行政評価データブックとは,評価で捉えた課題と現在値を体系的に整理したスコアブックである。作成方法と利点は、以下のとおり。
- ベンチマークにより政策レベルの数値指標が明確になる。また、計画体系図作成により、目指す成果の指標体系が描かれる。
- この指標を分類して,他都市,民間などの比較を前提に、「データブック」を作成する。
- 「データブック」は、分野の課題を提示するとともに、他都市に比較して優れていること、劣っていることなどが数値で一目瞭然に示される。
- 分野の課題は、ベンチマークが成熟すればその数値にするのがベストであるが、当面は長期計画で示す課題を用いる。
- 評価で現れた具体的な数値を使用しながら問題が明白になり、市民に議論を沸き起こすことで、評価に対する関心が高まっていく。
- 自分の住む街の”水準”については興味深いものであり、VFM(Value
For
Money)を考える具体的な成績表とも言える。
- 蓄積を重ねることで時系列の比較ができ、通常の統計では見えない"生きた数値”が札幌市を語ってくれる。
(データーブックの例)

※水道料金:一般家庭の標準使用量=2ヶ月で48立方bにおける月額料金(円)
※両表は,全国都市番付〜住民サービスここが一番: 日本経済新聞社/日経産業消費研究所【編】より抜粋
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