政策課題研修ー「行政評価を考える」(9月2日)ー文献紹介

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b1.gif (249 バイト) メンバーからの報告2(長谷部)

 「ベンチマーキング入門」(グレゴリー・ワトソン著)から

  1. ベンチマークとは?
  • 自社の方式,プロセス,手続き,サービスのパフォーマンスを,一貫して抜きん出ている企業に照らして測定するプロセスである。
  • 比較対象は,業種にかかわらず存在する。
  • ベンチマークは,達成可能なパフォーマンス向上の目標を示すことによって,自社の継続的な改善を促す目標である。
  1. プロセス・ベンチマーキング
  • コア競争力

競争優位性を保つためには,いくつかのコアになる部分について,他を凌駕するパフォーマンスが必要で,これがコア競争力である。

   要素としては,

    • その企業の事業に幅広く適用されていること。
    • 顧客に満足を与える重要な貢献があること。
    • 競争相手が簡単に模倣できないこと。
    • が挙げられる。

  • キー・ビジネス・プロセス

    投入すべきプロセスを識別することが,効果的。

    例えば,プロセスの中でマトリクス分析を行う。

      → プロセス(縦軸はシステム)

     

    @

    A

    B

    C

         

     

       

       

     

     

       

       

(関係の強さ)◎強い  ○中 △弱い

    事業の中で,もっとも影響を及ぼすプロセスを確定できる。

    その分野に多くを投入する。

  • クリティカル・サクセス・ファクター

もっとも重要な要因によって事業が成功する。それを,事業の効果,効率,経済性の尺度として選定する。

選定の効果を確認するため,次ぎのような検討を行う。

  • CFSを何にするか。
  • どうして選定したか?。
  • CFSの妥当性
  • 定量化できるか。また,どのようにするのか。
  • CFSは測定できるか?。
  • 監査可能か?
  • ある期間中の成果を示すか。
  • ある期間中にどれだけの目標に近づいたかを示すか。
  • キー・ビジネス・プロセスにおける変化をCFSの変化はどの程度相関しているのか。
  • CFSの尺度は社内で受け入れられるか。
  • 他社にも広く受け入れられるか。
  • データの獲得は容易か。信頼できるか。尺度は容易に計算できるか。
  • CFSは公開資料として公表されるか。

   ※行政における指標も同じような検証ができるのではないか。

  1. ベンチマーキングの実施

 ベンチマークの設定の後,リサーチを行うが以下の点がポイントである。

  • 目的を明確に
  • リサーチの方法が繰り返し可能
  • 客観的,欠陥も報告
  • 分析は成果の意義に即して
  • 結論はデータで立証

※リサーチ=業態調査,プロセス別会議,企業訪問

  1. ベンチマークの6ステップ
  • 計 画
  • 探 索
  • 観 察
  • 分 析
  • 適 用
  • 改 善  
 理論的には理解できるが,実際の行政の事業の中でどのように適用できるのか?。次回以降,札幌市の施策・事業の例を取り上げて仮想のベンチマーキングを試みることとする。

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