ヒアリング及び指標のケーススタディ題材の検討
本日は,ヒアリングの調査書及び郵送による実施市町村アンケートを検討した。
また,理論的な調査研究から実際の事業に即して,指標がどうあるべきかを検討するため,第4次札幌市長期総合計画素案の第4節に11年度事業を当てはめて分類し,意見交換を行った。
(ヒアリング調査書)
次ぎのとおり決定した。
東京都 調査書1 川崎市 調査書2
野村総合研究所,三菱総合研究所 調査書3
静岡県 調査書4 神戸市 調査書5
(実施市町村アンケート)
実施内容については,大石案,長谷部案をもとに大石リーダが9月21日までに再構成し,22日に確定して発送することとした。
9月22日まで,大石・深瀬(宛名書き),穴口(返信封筒の住所印刷),長谷部(発送ラベル)印刷を割り当てた。
(指標の題材に係る意見交換)
第4次札幌市長期総合計画素案の第4節「経済〜活力を高める」に,11年度事業をメンバーの穴口さんが当てはめて 資 料 を作成した。これは,政策,施策の体系の中で,行政評価をどのように運用、活用すべきかを今後検討していくために,事業の具体例を見ながら、常に体系の中の位置づけを意識しながら作業を進めるという考え方から行ったものである。
この日は,特に深い検討はできなかったが,内容は次のとおり。
- 例えば ,「新しい時代に向けた戦略的な産業の振興」という施策の基本方針の中に位置づけられる「観光客誘致キャンペーン事業」「札幌観光まつり事業費補助」を例にとって,具体的なアウトカムは何か?。
- 観光誘致キャンペーンの場合,東京,大阪でミスサッポロなどによるキャンペーン活動とすると,キャンペーンを見た聞いたお客の数がアウト・プットのひとつでだから,アウトカムは,キャンペーンにより実際に札幌を訪れた人数がこれに当たる。
- しかし,キャンペーンの効果としての来札者の増加数は実際上計測できない。とすると,本来のアウトカムの設定は無理ではないか。来札は,札幌のイメージ,観光資源の魅力,イベントなど多様な要素があり,キャンペーンに係るアンケート,関心度などの面から代用するしかない。アウトカムが理想であるが,すべて成果指標によって評価することは必ずしも容易ではないことが最初の事業を取り上げただけで予測できた。
- これに対して,「札幌観光まつり事業費補助」について,イベント自体の来場者数はアウト・プットできる。観光客による経済効果は毎年産業連関分析を実施しているわけではないが,経済に活力を生んでいることは成果として示すことは可能でないか。
- ただ,来場者数,費用対効果,コスト,札幌市としての関与の必要性や程度が適当か,他の手段はないかなどの多角的な視点で評価は必要とされよう。
- 観光客増加による経済効果が,コンベンションを進めて経済の活性化を図るという施策の柱にかなうのは明白であり,その点は指標として,アウトプットといえでも分かりやすさでは大きな指標といえるのでは?。
- 1例だけとっても,個々具体的な事業の中から,指標のあり方を一般化していく作業に,ちょっと困難さを強く感じた。
本日は,以上のような程度の検討に終わった。次回9月22日は,商店街の活性化にかかる事業で,「商業の振興と商店街の活性化」を施策の方針とする「商店街等にぎわいイベント事業」「地域商業活性化推進事業」の詳しい事業内容,費用や周辺のデータを集めた上で,具体的な指標づくり作業をケーススタディすることとした。
事業の概要及びデータは,深瀬・長谷部が情報収集し,発表することとした。また,「経済の活力を高める」という目標にマッチする数値目標,ベンチマークを各自考えて持ち寄ることとした。
メンバーからの報告
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