政策課題研修ー「行政評価を考える」 11.12.20
札幌市自治研修センター

意見交換会
この日は,自治研修センターに集合し,3グループの論文骨子を発表し,意見交換を行った。
北大の山口二郎教授や札幌市の事務事業評価の担当である都市政策研修室の木原主査,都市経営課・知野職員,自治研修センターの課長なども出席。メンバーの穴口さんが,パワーポイントを使用して発表を行った。
※発表内容を開いたら、下のスライドをクリックするとスライドが展開します。
※最終発表原稿に差し替えてあります(12.3.1バージョン)。
なお、山口教授から次の点についてアドバイスがあった。
(山口教授)
民間の経営手法を取り入れるのは良いが、民間のサービスと行政サービスは全く同じとは言えない。その違いを認識して,手法を選択・導入を図るべきである。
(グループの考え)
グループとしては,利用者としての市民,株主としての市民など,市民について適宜使い分けをしながら考えていきたい。お金を出して自らの意思でサービスを購入する民間と行政を同列で考えているわけではなく,共通項が少なくないことから、顧客志向をいう姿勢は貫きながら,評価の手法としてその場面その場面に応じて手法を選択することになると考える。
(山口教授)
評価ということは大切であるが,札幌市のサービス水準は高く,いまどのぐらいの位置にあるかを市民に知らせる方策も必要と言えよう。インフォメーションが大事で、市民に評価をどのように知らせるかについて,創意工夫が求められる。
(グループの考え)
良い点ばかりではなく、札幌市の弱点などを明らかにすることの方が市民に論議を呼ぶことが多く、そうした成績表の公表も有効と考える。
(山口教授)
市民参加ということが言われているが、何を市民というのか。常識と責任をもって議論する”真の市民”は日本の場合そう多くはいない。評価と言う中で、市民が学習する場として活用することも意義が大きい。
(グループの考え)
指標設定委員会については,当初から完成系を目指すわけではなく、教授指摘のとおり,ともに学習する場、議論により成熟する場と考える。
(山口教授)
北海道などの政策評価にも関与してきたが,見直し主体であると原局も構えてしまって,評価本来の目的な果たせず、防衛機能が働いてしまうきらいがある。当面、結果を問わない方法で評価の浸透を図るほうが良いのではないか?。市民満足の向上と言うグループの目標を前面に進めたほうが評価の目的達成の近道である。
(グループの考え)
全く同感である。これまでの調査でも,行革=評価という傾向があり、グループとしても見直しのツールにはしたくない。市民満足と政策,施策、事務事業の有効性を高める視点を大切にしたい。
今後のスケジュール
今後,懸案の評価表の設計、事務事業評価と施策評価のリンク手法など実務的な検討を次のようなスケジュールで行うこととした。
- 12月27日 評価の視点の絞込み、評価表設計,論文の分担
- 1月上旬 事務事業評価,施策評価の検討
- 1月中旬 評価手法の確定とケーススタディ
- 1月17日 論文骨子提出
- 1月19日 論文骨子発表会
戻 る |